ティアの素顔は何なのか
結論から言うと、仮面の下は普通の人間と同じ顔で、エルフだった頃の顔のまま変わっていません。作中で仮面を外す場面は無く、原作に素顔のイラストも描かれていません。
ここで気になるのが、外す場面が無い理由です。ティアが顔を隠しているのは、自分の都合ではありませんでした。
この記事でわかること
- 仮面の下がどうなっているか
- それでも外さない理由
- 侍女が道化になるまで(カイの読み)
仮面を外さない理由
仮面をつけているのは、ティアだけではありません。中庸道化連を率いるカザリーム(カガリ)も仮面をつけています。カザリームは悪意によって顔を醜いものに変えられているからです。
ティアが仮面をつけているのは、その連帯の証です。隠すべき顔を持っているのはカザリームのほうで、ティアは同じ姿でいることを選んでいます。
だから素顔が描かれません。外して見せた瞬間に、この連帯が崩れてしまいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 素顔 | 普通の人間と同じ。エルフだった頃の顔のまま |
| 外した場面 | 無し。原作にイラストとしての描写も無い |
| 仮面の理由 | 顔を変えられたカザリームへの連帯の証 |
| 異名 | 涙目の道化(ティアドロップ)。涙型の仮面が由来 |
| 生前 | カガリが姫だった頃に仕えた侍女。種族はエルフ |
| 現在の種族 | 妖死族を経て妖天族 |
| 存在値 | 240万。中庸道化連で2番目 |
| 声優 | 本渡楓 |
侍女が道化になるまで
ティアはもともとエルフで、カガリがまだ姫だった頃に仕えていた侍女です。妖死族のなかで、カガリとの付き合いがいちばん長い人物にあたります。
その後、カガリの手で妖死族として作り変えられました。ここで重要なのは、作り方が意図的だったことです。頭の良さを落とし、そのぶんパワーに特化させた戦闘特化型として作られています。
挑発に乗りやすいのも、合理的な判断が苦手なのも、失敗の結果ではありません。そう作られた通りに動いているだけです。
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この設計が、ティアという人物のいちばん重い部分だと思っています。
主人の顔が醜く変えられたから、自分も顔を隠す。
頭を落とされてまで、その主人に仕え続けている。
選べる部分を全部渡したうえで、選んで隣にいる。
無邪気に見える言動ほど、その積み重ねの上に乗っています。
命令されると強くなるスキル
ティアのユニークスキルは「楽天家」です。命令を受けたときにかぎり、身体能力が数倍に跳ね上がります。自分で決めて動く分には強くなりません。
存在値は240万で、中庸道化連では2番目にあたります。策を練ったり軍を指揮したりはできませんが、単純な力だけならカリオンやフレイといった旧魔王に並びます。究極贈与として楽天奏者オルフェウスも持っています。
天魔大戦ではユウキによって強化され、魔王レオンの配下を相手に押し切る場面もありました。
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命令されたときだけ強くなるスキルは、能力の説明であると同時に立場の説明になっています。
頭を落とされ、顔を隠し、命令で力が出る。
自分で決める要素が一つも残っていません。
それでも仲間内で慕われているのは、残っていないのではなく渡したからでしょう。中庸道化連の結束が異様に固いのは、こういう人物が集まっているからだと思っています。
中庸道化連の中での立ち位置
中庸道化連は、元魔王の呪術王カザリームを筆頭に、クレイマン、ラプラス、フットマン、ティアの5名から成る組織です。目的は「人々が楽しく暮らせる場所を作ること」でした。
序盤でティアに指示を出しているのはクレイマンです。ただしこれは、クレイマンが覚醒魔王になるためにティアたちを利用していた期間の話でした。本来は道化連の仲間内で指示が回ります。
カリュブディス復活の工作では、フットマンとともに実行役を務めました。ミリムに敵対心を燃やすフォビオを言葉巧みに焚きつけ、核にしています。
最後はラプラスがリムルたちに共闘を持ちかけ、戦いのあとに配下へ加わりました。カザリームとフットマンは倒れており、生き残ってリムル側についたのはティアとラプラスの二人です。
まとめ
ティアの素顔は、エルフだった頃のままの普通の顔です。隠しているのは自分のためではありません。
押さえておきたい点を並べておきます。
- 仮面の下は普通の人間と同じ顔で、エルフの頃から変わっていない
- 作中で外す場面は無く、原作に素顔のイラストも無い
- 仮面は、顔を醜く変えられたカザリームへの連帯の証
- 生前はカガリが姫だった頃に仕えた侍女で、付き合いがいちばん長い
- 妖死族としては、頭の良さを落としてパワーに特化させて作られた
僕はこう読む
素顔を知ってから読み返すと、ティアの陽気さの見え方が変わります。
隠す必要のない顔を、主人と同じ形で隠し続けている。
嘆き悲しむ姿が好きだと言う人物が、自分の献身だけは一度も語りません。
仮面と幼さは、そこに触れさせないための二重の蓋なのだと思っています。
ティアを残忍な道化と見るか、主人に全部を渡した侍女と見るかで、あの喋り方がずいぶん違って聞こえます。
——あなたはティアを、楽しんで人を煽る道化だと思いますか。それとも、カザリームに付き従い続けた侍女だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ティアの素顔がエルフのままだという点と、カザリームの顔が変えられているという点は、対になっています。
Q. ティアは仮面を外す場面がありますか。
A. ありません。戦闘中はもちろん、話すときも外しておらず、原作に素顔のイラストも描かれていません。ただし仮面の下は普通の人間と同じ顔で、エルフだった頃から変わっていないとされています。
Q. なぜティアは顔を隠しているのですか。
A. カザリーム(カガリ)が悪意によって顔を醜いものに変えられ、仮面をつけているためです。ティアはその連帯の証として、同じように仮面をつけています。
Q. ティアはなぜ子どもっぽいのですか。
A. 妖死族として作られるとき、頭の良さを落としてパワーに特化させた戦闘特化型にされたためです。性格が幼いのは偶然ではなく、そう作られた結果です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月17日


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