本ページはプロモーションが含まれています
王翦(おうせん)は死亡したのか
結論から言うと、王翦は死亡していません。番吾の戦いで李牧に敗れ、亜光と田里弥を失いましたが、いまも趙を攻める秦軍の総大将です。
王翦は王一族の当主で、王賁の父、秦の新六大将軍の第三将です。仮面のような兜で素顔を隠し、「自ら王になる」という野心を抱えたまま秦の将として戦っています。実写映画『キングダム 魂の決戦』で演じるのは谷田歩さん。この記事では、生死といまの立場、実写とアニメのキャスト、主な戦い、素顔、そして史実の王翦がどう終わったかまで順に追います。
この記事でわかること
- 王翦は死亡したのか、いま何をしているのか
- 実写のキャスト谷田歩さんと、同時に発表された顔ぶれ
- 王翦とは何者か。王賁との親子関係とプロフィール
- 山陽・函谷関・鄴・番吾で何をしたか
- 素顔は描かれたのか
- 史実の王翦は趙と楚を滅ぼし、静かに記録から消えた
王翦とは何者か。一覧で見る
「王翦 死亡」「王翦 キャスト」と調べる人が知りたいことを、先に1枚にまとめます。答えは「生死」と「実写」の行です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み | おうせん |
| 立場 | 王一族の当主。新六大将軍の第三将 |
| 家族 | 長男・王賁(玉鳳隊)。王騎は同じ王一族 |
| 初登場 | 17巻183話(山陽の戦い、蒙驁の副将) |
| 特徴 | 仮面のような兜で素顔を見せない |
| 生死 | 生存。番吾で敗れたあとも趙攻略の総大将 |
| アニメの声優 | 堀内賢雄さん |
| 実写のキャスト | 谷田歩さん(『キングダム 魂の決戦』2026年7月17日公開) |
アニメ公式の紹介では、築城の戦術に長け、「戦で負けたことがない」と豪語する将とされています。昌平君の師でもあった旧六大将軍の胡傷は、王翦を「軍略の才だけで六将の席に割り込んでこれる逸材」と評しました。それほどの才がありながら、長く凡庸とされた蒙驁の副将に置かれていたのは、自らが王になるという危うい思想を持っていたためで、昭王の時代から表舞台の主役にはされなかったと作中で語られています。
僕はこう読む
表を並べると、王翦は「負けたことがない」のに「主役にされなかった」将です。
才が足りなかったのではなく、才がありすぎて置き場所に困られた。
秦がずっと王翦を使いながら警戒してきたことが、副将という肩書きに出ていると思っています。
王翦はいま何をしているのか
番吾で敗れたあとも、王翦は78巻からの趙完全攻略編で総大将を務めています。2026年9月の888話の時点でも、王翦は司馬尚の軍と向き合いながら、姚賈を使って趙の中に「李牧王万歳」と叫ばせる工作を仕掛けていました。剣ではなく噂で李牧を追い詰めにいく、王翦らしいやり方です。
番吾の戦いで初めて大きく敗れた
「負けない戦しかしない」はずの王翦が大きく敗れたのが、番吾の戦いです。71巻770話から始まり、73巻799話で決着しました。李牧と司馬尚を相手に、第一将・亜光と第三将・田里弥が殿として踏みとどまって討たれ、王翦は2人に逃がされる形で敗走しています。生き延びたのは、部下が命で道を作ったからでした。
僕はこう読む
王翦の「負け」は、戦に敗れることではなく、自分の運命が他人の手に渡ることだと思っています。
だから勝敗が読めない戦をしない。読めない戦は、運命をサイコロに預けることだからです。
番吾の敗走は、その王翦が初めて運命を部下に預けた場面だったと読んでいます。
実写のキャストは谷田歩さん
実写で王翦を演じるのは谷田歩さんです。2026年7月17日公開のシリーズ第5作『キングダム 魂の決戦』で、合従軍編を描く作品です。王翦は函谷関に集まる秦の将軍の1人として登場します。役の紹介では、王賁の父で名家・王一族の現当主、「負ける戦は決してしない」冷徹な将で、危険な野心を秘めた人物とされています。
谷田歩さんは、秦側の新しいキャストとして次の顔ぶれと一緒に発表されました。
| 役 | キャスト |
|---|---|
| 王翦 | 谷田歩さん |
| 蒙恬 | 志尊淳さん |
| 王賁 | 神尾楓珠さん |
| 桓騎 | 坂口憲二さん |
| 蒙驁 | 坂東彌十郎さん |
| 張唐 | 橋本さとしさん |
| 蔡沢 | 笹野高史さん |
親子の王翦と王賁、王賁と並ぶ蒙恬が同じ日に発表されたことになります。アニメで王翦の声を担当しているのは堀内賢雄さんです。
王翦の主な戦い
王翦の戦い方は一貫しています。開戦前に情報を集め、地形を選び、兵站を固め、勝ちの形が見えるまで動かない。主な戦いを並べます。
| 戦い | 王翦がしたこと |
|---|---|
| 山陽(17〜24巻) | 蒙驁の副将。山に城を築き、廉頗と渡り合った |
| 函谷関(合従軍) | 函谷関の脇の山を守る「盾」。燕のオルド軍を相手にした |
| 鄴(46〜59巻) | 総大将。李牧との朱海平原を制し、鄴を落とした |
| 番吾(71〜73巻) | 李牧と司馬尚に敗れ、亜光と田里弥を失って敗走 |
| 趙完全攻略(78巻〜) | 総大将として再び李牧と戦っている |
函谷関の戦いでの王翦
合従軍が攻めてきた函谷関で、王翦に任されたのは「盾」の役目でした。函谷関は城門も城壁も堅く、正面からはまず落ちません。危ないのは、両脇の険しい山を越えて関の内側に入られることでした。その山を押さえるのが王翦で、相手は山の地形を読む戦いを得意とする燕の総大将オルドです。この戦いで王翦は、持ち場を離れたように見える動きを見せ、裏切ったのではないかと疑われました。味方にさえ本心が読めないところが、もう出ています。
鄴攻めで李牧を誘った
鄴攻めで王翦は総大将を務め、朱海平原で李牧と組み合いました。戦いのさなか、王翦は李牧に、自分と組めば2人でまったく新しい最強の国を作れると持ちかけています。李牧はこれを断り、王翦を「愚か」だと退けました。
僕はこう読む
敵の総大将を、戦のまっ最中に口説く。
秦の将としては考えられない行動ですが、王翦の中では筋が通っていると思っています。
王翦が欲しいのは秦の勝利ではなく、自分の運命を誰にも握らせない場所です。
勧誘は裏切りの予告ではなく、王翦がずっと同じことを考えている証拠だと読んでいます。
王翦の素顔は描かれているのか
素顔は、いまも描かれていません。仮面のような兜を外した場面はなく、顔を見せないこと自体が王翦という人の設定になっています。長男の王賁への態度もどこかよそよそしく、親子の関係は冷えたまま描かれています。
「絶対に負けない戦しかしない」とはどういうことか
王翦は、勝てるかどうか分からない戦をしません。これは臆病とは違います。「勝つ」ことより「負けない」ことを上に置いているだけです。勝ちは相手があってのものですが、負けないことは自分の管理だけでかなりの部分を作れる。王翦はそちら側だけを積み上げる将で、あの仮面も、表情という情報を相手に渡さないための「負けない戦」に見えます。
「王になりたい」は野心なのか
王翦が自ら王になる野心を持っていることは、作中で何度も語られます。臣下としては極めて危険な思想で、裏切るのではという緊張が物語に何度も走ってきました。それでも王翦は、いまも秦の将として戦い続けています。
王とは、誰の命令にも運命を左右されない唯一の立場です。「王になりたい」は「誰にも自分の生死を握らせたくない」の言い換えで、負けない主義と同じ場所から出ていると僕は読んでいます。いま嬴政の下にいるのは、それが現時点でいちばん負けない選択だからでしょう。
王翦と李牧はよく似ています。どちらも徹底して読み、無駄な戦いを避け、感情で動かない。違うのは守っているものです。李牧の慎重さは趙という国のため、王翦の慎重さは自分と自軍のため。李牧が勧誘を断ったのも、この一点の違いからだと思います。
史実の王翦は趙と楚を滅ぼした将軍
王翦は史書に残る実在の将軍で、キングダムに出てくる将の中でも記録がとくに多い1人です。『史記』に残る主な事績を並べます。
| 年 | 史実の王翦 |
|---|---|
| 紀元前236年 | 桓齮・楊端和とともに趙の鄴を攻め落とす |
| 紀元前229〜228年 | 趙に攻め込み、李牧が讒言で除かれたあと趙を滅ぼす |
| 紀元前226年 | 子の王賁とともに燕の都・薊を落とす |
| 紀元前224〜223年 | 李信の敗北のあと、60万の大軍で楚を攻めて滅ぼす |
子は王賁、孫は王離です。仮面や王になる野心、王賁への冷たさは、史実には記録の無い作品の設定です。史実で楚を滅ぼすのは王翦の60万なので、信のモデルの李信が楚で敗れたあと、その尻ぬぐいをするのが王翦ということになります。
まとめ
王翦は死亡しておらず、趙攻略の総大将を務めています。押さえておきたい点を並べます。
- 王一族の当主で王賁の父、新六大将軍の第三将。初登場は17巻183話
- 番吾(71巻770話〜73巻799話)で亜光と田里弥を失い、初めて大きく敗れた
- それでも生存。78巻からの趙完全攻略編で総大将
- 実写は谷田歩さん(『キングダム 魂の決戦』)、アニメの声優は堀内賢雄さん
- 素顔は描かれていない
- 史実では趙と楚を滅ぼした将軍。子は王賁、孫は王離
僕はこう読む
史実の王翦は、統一のあと記録から静かに消えていきます。
王にもならず、殺されもしない。最後まで「負けない」まま退場するのが、史実の王翦です。
キングダムの王翦がその仮面を外すとしたら、それは王賁の前ではないかと思っています。
残る問いは、王翦がいつか秦を裏切るのか、それとも最後まで秦の将でいるのかです。
——あなたは、王翦は最後まで秦の将として戦うと思いますか。それとも、どこかで自ら王になる道を選ぶと思いますか。番吾の敗走を見たうえでの読みを、よければコメントで聞かせてください。
よくある質問
王翦は発言と行動が結びつきにくく、真意がつかみにくい将です。よく聞かれることに短く答えます。
Q. 王翦は死亡しましたか
A. 死亡していません。番吾で敗れたあとも、78巻からの趙完全攻略編で総大将を務めています。
Q. 実写で王翦を演じるのは誰ですか
A. 谷田歩さんです。2026年7月17日公開の『キングダム 魂の決戦』に出演しています。
Q. アニメの王翦の声優は誰ですか
A. 堀内賢雄さんです。アニメでも、山陽の戦いで蒙驁の副将として登場します。
Q. 王翦と王賁はどういう関係ですか
A. 親子です。王翦は王一族の当主で、玉鳳隊を率いる王賁の父です。関係は冷えたものとして描かれています。
Q. 王翦の素顔は描かれていますか
A. 描かれていません。仮面のような兜を外した場面はありません。
Q. 史実の王翦は何をした人ですか
A. 秦の将軍として趙と楚を滅ぼした人物です。楚攻めでは60万の大軍を率い、子の王賁とともに燕の都も落としています。
李牧を討った相手、武官7段階の頂点、呂不韋の望みも置きました。
李牧の最後李牧の最後はどうなるのか?討つのは秦ではなく趙。史実では紀元前229年に処刑!李牧を討ったのは秦ではなく趙でした
武官の7段階階級一覧はどうなっているのか?伍長から五千人将を経て大将軍、文官は相国が頂点です!武官は7段階で大将軍が頂点です
買えなかった物呂不韋は何がしたかったのか?すべてを買えた男が最後まで買えなかったもの呂不韋が買えなかったものは何だったのでしょうか。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。 → 運営者情報
最終更新:2026年10月11日


コメントを残す