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アルフレド・ゴンザレスとは何者なのでしょうか
結論から言うと、メキシコの世界ランク2位のボクサーです。世界前哨戦で幕之内一歩を失神KOし、のちに千堂武士とも戦ってKOで敗れました。
国では「ミキストリ(死神)」と呼ばれ、次の世界王者と目されていました。郷土の英雄リカルド・マルチネスを尊敬し、その戦い方を手本にしてきた選手です。一歩にとっては3つしかない黒星のうちの1つで、引退へ向かう流れはこの試合から始まりました。この記事では、一歩戦と千堂戦の2試合を中心に見ていきます。
この記事でわかること
- ゴンザレスのランク・異名・戦い方
- 一歩戦と千堂戦の結果と収録巻
- 一歩がどうやって失神KOまで追い込まれたか
- 千堂がゴンザレスを倒した最後の一撃
- 一歩には勝ち、千堂には負けた理由(カイの読み)
ゴンザレスの2試合を表で見ます
ゴンザレスが日本のボクサーと戦ったのは、一歩と千堂の2人です。どちらも、相手が世界王座に挑む前の「前哨戦」でした。
| 試合 | 結果 | 収録巻 |
|---|---|---|
| ゴンザレスVS幕之内一歩 | ゴンザレスのKO勝ち。一歩は伊達戦以来の失神KO負け | 104〜109巻 |
| ゴンザレスVS千堂武士 | 千堂のKO勝ち。千堂はリカルドへの挑戦権を手にした | 128〜129巻 |
世界ランクでは、ゴンザレスが2位、千堂が3位として向き合いました。
僕はこう読む
ゴンザレスは、一歩と千堂を見分けるための物差しとして置かれていると思っています。
同じフェザー級、同じ打ち合いの選手、同じ前哨戦。条件をそろえて、片方は負け、片方は勝った。
宿命のライバル2人の差を、作者は第三者の一人で測ってみせたのだと見ています。
一歩戦は、試合運びを操られての失神KOでした
一歩とゴンザレスの試合は、一歩が世界へ挑むための事実上の前哨戦でした。ゴンザレスは、一歩の守りの軸がダッキングだと見抜きます。そのうえで自分が打つパンチの種類を選び、一歩の動きを思いどおりに誘導しました。
一歩がポイントを取れないまま、試合はゴンザレスの一方的な展開になります。一歩は切り札のデンプシーロールで勝負に出ます。ところが、作戦もなく突っ込んでくるだけの一歩に、ゴンザレスは怒りをあらわにしました。
ここでゴンザレスは、技術を捨てて殴りかかる「モード・ミキストリ」に切り替えます。一歩は伊達英二戦以来となる失神KOで敗れ、これがプロで2つ目の黒星になりました。試合が決着するのは109巻です。
この試合のあと、一歩は格下とのスパーリングでもダウンするようになります。パンチドランカーの疑いがささやかれ、復帰戦のアントニオ・ゲバラ戦で敗れて引退へ進みました。
僕はこう読む
ゴンザレスが怒ったのは、一歩が弱かったからではなく、一歩が考えずに突っ込んできたからだと思っています。
リカルドを手本に技術を磨いてきた男にとって、作戦のない突進は自分のボクシングへの侮辱に見えた。
だから技術を捨てて喧嘩に切り替え、一歩と同じやり方で上から叩き潰した。
一歩の得意な土俵で一歩を倒したことが、この敗戦を引退まで響かせたのだと見ています。
千堂戦は、痛めた右拳の一撃で決着しました
千堂武士は、リカルド・マルチネスとの世界戦に向けた前哨戦の相手にゴンザレスを指名しました。ゴンザレスはこれを受け、試合はすぐに喧嘩の殴り合いになります。
はじめは技術の差で、ゴンザレスがほとんど打たれずに千堂を殴り続けました。それでも千堂の気迫のこもったパンチに、だんだん体の反応が鈍っていきます。ゴンザレスは額で千堂の右拳を受け、拳を骨折させました。
最後に千堂は、痛めているはずの右拳で渾身の一撃を放ちます。ゴンザレスはこの一撃に倒れ、千堂のKO勝ちで終わりました。勝った千堂は世界ランク1位に上がり、リカルドへの挑戦権を手にしています。
まとめ
アルフレド・ゴンザレスは、メキシコの世界ランク2位で、一歩を失神KOし、千堂にKOで敗れたボクサーです。
2試合の決め手を並べます。
- 異名はミキストリ(死神)。リカルドを尊敬し、手本にしてきた
- 一歩戦はダッキングを見抜いて試合運びを操り、失神KOで勝った(104〜109巻)
- 一歩の2つ目の黒星で、ここから引退へ向かう流れが始まった
- 千堂戦は額で千堂の右拳を折ったが、その右拳でKOされた(128〜129巻)
- 千堂はこの勝利でリカルドへの挑戦権を得た
僕はこう読む
一歩には技術で勝ち、千堂には喧嘩で負けた。
ゴンザレスの本性が喧嘩屋だったからこそ、千堂の土俵で負けたのだと思います。
千堂は相手の本性を引きずり出してから殴り勝ち、一歩は本性を出させたうえで殴り負けました。
同じ死神を相手に、2人のライバルの違いがいちばんはっきり出た2試合です。
ゴンザレスを、一歩を引退へ追い込んだ壁と見るか、千堂を世界へ押し上げた踏み台と見るかで、この選手の役目はずいぶん違って見えます。
——あなたは、アルフレド・ゴンザレスを一歩を引退へ追い込んだ壁だと思いますか。それとも千堂を世界へ押し上げた踏み台だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
一歩戦と千堂戦のほかに、ゴンザレスについてよく聞かれることに答えます。
Q. 一歩とゴンザレスの試合は何巻ですか。
A. 104巻から109巻です。決着は109巻で、一歩の失神KO負けでした。
Q. 千堂とゴンザレスの試合は何巻ですか。
A. 128巻から129巻です。千堂がKOで勝ちました。
Q. ゴンザレスの異名は何ですか。
A. ミキストリです。死神を意味する言葉で、技術を捨てて殴りかかる戦い方は「モード・ミキストリ」と呼ばれます。
続きは、一歩の引退を決めたゲバラ戦、千堂武士の素顔、リカルドの戦績へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月9日


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