アニメ放送の一期ではシズにイフリートが宿り、そしてイフリートは最後にリムルに捕食されます。
狂暴で一切容赦のない攻撃を繰り出すイフリート。
上位精霊であり、憑依した相手の人生を酷く狂わせます。
ここでは、イフリートに関係したキャラクターの人生と、その後のイフリートの物語について解説をします。
目次
【転生したらスライムだった件(転スラ)】イフリートのプロフィール!
イフリートはシズに宿る炎の上位精霊です。
万物を焼き尽くす炎の支配者で、炎系の精霊としては王級に次ぐ存在です。
この物語では、魔王レオンにより異世界に召喚されたシズこと井沢静江と同化するとことから出てきます。
イフリートは魔王レオンの忠実なしもべであり、時にシズの意志に反し、シズの身体を乗っ取りその力を発揮し、凄惨な結果を引き起こすことがあります。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】イフリートは魔王レオンによって無理やりシズに同化させられた!
東京大空襲下で激しく炎上する東京に母親と一緒に必死で逃げる8歳の女の子がいます。
この女の子が異世界でシズと名付けられる井沢静江です。
突然大きくなる炎。
母親の姿は既になく、炎に巻かれ、ひどい火傷をおった状態で異世界に召喚されます。
異世界に召喚されたとき、目の前には魔王レオンがいます。
そして召喚が期待外れであったことを告げられます。
何もわからないまま、シズは魔王レオンに命ごいをします。
その時、魔王レオンはシズに炎属性との適正の可能性を感じ上位精霊イフリートをシズに憑依させることを試します。
結果、イフリートをシズへ憑依させることに成功しました。
炎の精霊を宿した召喚者の誕生したのです。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】シズが成長することによってイフリートをコントロールすることができる!!
シズに憑依したイフリートですが、その力はとても大きなものがあり、コントロールが時に効かなくなることもありました。
ピリノという同じくらいの年頃の友達がいました。
ピリノが見つけた、1匹の風狐と仲良くなり、にお互いの名前から一文字ずつとって、「ピズ」と名付けました。
ピリノが魔王城にピズを持ち帰った時、ピズは魔王レオンを見てたちまち興奮状態におちいります。
この時、シズの中のイフリートが、ピズの行動を主君レオンに対する不敬行為と判断。
シズの意識を超え、イフリートが顕在化し、ピリノとピズを焼き殺してしまいます。
イフリートがやったこととはいえ、友達を焼き殺してしまったシズはショックを受け、絶望してしまう。
そういった壮絶な過去もあったのでした。
友達を失ったシズでしたが、数年後に転機が訪れます。
仮面をつけた女性の勇者がレオンの城に攻めてきたのです。
レオンは勇者と闘い、敗れてしまいます。
そしてシズをしんがり役として城に残し逃走します。
シズは、女勇者のとてもない強さに気づきながらも、イフリートの力を使い戦います。
しかし、最後には魔素も付き戦闘不能となったのでした。
そのあと、勇者から話しかけられます。
この場所にいる理由を聞かれたシズは、自身の過去を全て話しました。
勇者はその話を信じ、彼女を保護して、自分が持っていた “抗魔の仮面”を与えます。
この仮面は魔法抵抗を高める効果を持っており、イフリートの意識を抑えることができるようになりました。
そしてしだいに、自我と感情を取り戻していきます。
シズはその後冒険者となり、勇者とともに旅をし、多くの活躍から「爆炎の支配者」と呼ばれるようになります。
また多くの人助けをする中で英雄とも呼ばれるようになります。
そう勇者と一緒に旅をすることで完全にイフリートをコントロールできるようになっていました。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】リムルにイフリートが捕食される!
英雄と呼ばれるようになったシズですが、見た目こそ若いものの精神力は確実に年老いてきていました。
そう80年以上も生きているのです。
精神力の衰えから、イフリートのコントロールが少しずつ弱まっていることを感じたシズは冒険者を引退します。
そして死期が近いことを悟っていた彼女は、憎きレオンを探す旅に出るのでした。
そこで、リムルと運命的な出会いを果たします。
テンペスト王国での滞在でリムルともこころを通わせることになります。
テンペストにとどまることを提案するリムルに対し、シズはやはり旅たつことを伝えます。
しかし、テンペスト王国を出る前にイフリートの暴走が起き、リムルはイフリートと闘うことになります。
当初、イフリートの強力な攻撃に警戒をするリムルでしたが、熱変動耐性により実はダメージがほとんどないことに気づきます。
そのあとは、簡単にイフリートの捕食に成功するのでした。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】ヴェルドラの願いでイフリートは復活する!!
テレビアニメ版では閑話ヴェルドラ日記でリムルに捕食されたその後のイフリートが出てきます。
捕食され隔離されたはずのイフリートでしたが、ヴェルドラの思念にてヴェルドラのそばに呼び出されます。
その目的とは、ヴェルドラの暇つぶしにつき合わせることでした。
二人で将棋を指す姿はシュールです。
そして、今までイフリートの会話は一切なかったのですが、ヴェルドラとの会話をみることができます。
今後の展開でイフリートが出てくることを想像させる一幕でした。
さて、物語が続くと、いよいよ、ヴェルドラを閉じ込めていた勇者のスキル「無限牢獄」に対し、長年続いていた大賢者の解析が終了し、ヴェルドラが復活します。
イフリートはこの時すでにヴェルドラと仲良くなっていました。
そしてなんと、イフリートは仲良しのヴェルドラのお願いで復活を遂げることになるのです。
ヴェルドラが最後まで責任を持つことを条件にイフリートは復活するのです。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】イフリートが風の力を得てレオンと共闘する!!!
ヴェルドラの希望で復活することができたイフリートですが、暴風大妖渦(カリュブディス)の魔核の抜け殻を核にし、竜気魔鋼の特殊金属製の骨を依代にして受肉というとんでもない復活のしかたをします。
そして最終的に『カリス』の名を貰うことで、魔王級の『炎の精魔霊王(フレイムロード)』へと進化し、炎だけではなく風の系統も使えるようになってしましました。
これはヴェルドラの影響によるものです。
本当にとてつもない強さを手に入れるキャラクターになっています。
そして物語後半では、なんとレオンの援護でカリスが戦闘に参加する場面がでてきます。
前半ではただシズの仇として描かれる魔王レオンにもいろいろな思いがあるのです。
レオンとイフリート(カリス)の主従がコンビで戦うシーンはまだまだ先になりますのでこの辺にしておきます。
まとめ
さて、物語序盤はとてつもない強さと無個性で悪役のようなキャラクターだったイフリート。
忘れたころに現れた中盤(閑話ヴェルドラ日記)で初めて会話している姿を見ることができ、しかもお茶目です。
そして物語終盤にはとてつもなく強いキャラで復活が見込まれています。
これからも転スラ、目が離せないです。

⇒転生した主人公の第1の友達のヴェルドラ!!危険度とは裏腹に・・
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⇒面倒みの良い英雄!シズの操る炎は類まれな強さを誇る!!・・
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