【キングダム】合従軍のメンバーが豪華すぎる!?楚の驚きの戦術と主要キャラクター解説 | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】合従軍のメンバーが豪華すぎる!?楚の驚きの戦術と主要キャラクター解説

キングダム えい政 怪力の巨人
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この記事を読むとわかること
  • 合従軍に参加した七国とは
  • 嬴政の鼓舞で士気が向上
  • 騰が楚の第一陣を討ち取る

今でもキングダムで人気の高い合従軍編

主要な武将が最後を迎える場面もあり、今後活躍するであろう新しい武将の登場もあり、とても豪華に彩られています。

合従軍に参戦した、主要な武将を紹介します。

 

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【キングダム】合従軍編に関わった国は?

合従軍編に出てきた国は攻め込まれた側の秦まで含めれば、全部で七国です。

いわゆる、戦国七雄と呼ばれた国が全て関わったのです。

趙の李牧と楚の春申君が中心となり、趙、楚、魏、斉、燕、韓が手を組み秦に攻め込みましたが、昌平君の策により蔡沢が斉王と交渉し、斉の合従軍離脱を成功させます。

ですので、実際に秦に攻め込んだのは斉を除いた五国になります。

斉にとってはこの離脱が後に、合従軍敗北後の激怒した春申君の腹いせに、合従軍の攻撃対象にされる事になるのです。

この時、斉王 王健とその配下達は合従軍と戦う意思を示していました。

しかし、離脱してくれたお礼と言わんばかりに、斉を攻撃する合従軍の背を蒙武軍が攻撃し、斉を助けるのです。

合従軍相手に降伏せず戦おうとしたのは、さすがは元は東の超大国だった斉ですね。

中華で最初に起きた、燕の楽毅率いる合従軍に攻められたのは斉でした

斉はなにかと合従軍に縁がある国ですね。

 

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【キングダム】秦国 嬴政(えいせい)

秦国第31代国王である嬴政。

合従軍に攻められた時には、秦国の至るところで合従軍に侵略されます。

王宮内は昌平君と昌文君以外は、絶望的な状況に誰もが打ちひしがれていました。

そんな時、政の鼓舞により、未だ敵対する呂不韋陣営が大半を占めていた王宮内の士気が、一気にあがったのです。

李牧の南道ルート侵攻により、蕞での防衛戦を余儀なくされた際、政自ら蕞に赴き蕞の民を鼓舞し士気を爆発させます

そのお陰で蕞は7日間も李牧軍を跳ね返し続け、山の民の援軍到着という奇跡を起こすのです。

嬴政という人物のとてつもないカリスマ性を、あらためて認識させた戦いでした。

 

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【キングダム】秦軍 信

言わずと知れたキングダムの主人公です。

下僕の身から天下の大将軍という大望を持ち続け秦の為に真っ直ぐに戦い続ける飛信隊の隊長です。

合従軍編では初日で慶舎の策に直感で気付き、趙の危険人物である万極を討ち取ります

李牧の南道ルート侵攻を麃公と共に追い、麃公に盾を託され蕞に向かいます。

蕞では最激戦区の南壁をボロボロになるまで防衛し続けます

そして、山の民の援軍到着後、元六将の摎や王騎、麃公らを討ち取った龐煖と一騎打ちになり深手を負わせるのです。

完全に龐煖にロックオンされてしまいますが、沢山の人に託された思いを双肩宿す信ならば、きっと打ち勝ってくれるでしょう!

 

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【キングダム】秦軍 麃公(ひょうこう)

秦が誇る本能型の極致と言われる、戦闘の申し子 麃公。

合従軍編にて、同じ本能型の武将である趙の慶舎と相対し、見事に策にハマってしまいますが、同じく本能型の信の判断と行動の素早さにより救われます。

その後、李牧の南道ルート攻めを見破り、李牧の必殺の策「流動」をも初見で見破り李牧の目の前に迫りますが、現れた龐煖との一騎打ちに敗れ死亡します。

信に盾を託した麃公は、矛を託した王騎と同じように信に秦の未来を託しこの世を去りました。

信の初陣が麃公の指揮する戦場だったり、合従軍相手に共に戦ったりと、何かと信との関わりがとても深く、王騎同様に信に多大な影響を与えてくれた武将です。

 

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【キングダム】秦軍 騰(とう)

王騎の副官で王騎死後は、将軍となり王騎軍を率いて大将軍にまで上り詰めます。

非常にとぼけた性格ですが、槍や矛が主流の時代に剣で圧倒的な強さを誇っています。

長年王騎を支え続け、影に隠れた存在になっていましたが、王騎同様知略も武力も持ち合わせている秦が誇る大将軍です。

合従軍編では序盤の戦いで、圧倒的戦力差の中で楚の第一陣の臨武君を討ち取るという番狂わせを起こします

この時の功績が後に、楚の巨人と呼ばれる汗明を蒙武が討ち取る布石となるのです。

楚の第二将の媧燐を相手にすると多少苦戦しますが、味方を信じ王賁と蒙恬に指揮を任せるという、大胆な判断力も持ち合わせています。

秦王嬴政は六大将軍を復活させようとしていますが、その一席を担うのでは?と噂される程の実力と経験を持ち合わせている武将です。

 

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【キングダム】秦軍 王賁(おうほん)

王賁は秦国の名家である王家の跡取りです。

父は王翦で、親戚には王騎も名を連ねます。

幼少期よりたゆまぬ努力により、秦国随一の槍の名手でもあります。

知力も持ち合わせており、父である王翦というより王騎に近いかもしれません。

合従軍編では騰の部隊に配属され、楚の第一陣を相手に奮闘します。

楚の未来の将軍級で曲者の項翼を相手にし、討ち取る事は出来ませんでしたが、互角以上に押し込みます

そのスキに蒙恬は相手の陣深くに入り込む事が出来ました

騰とも互角の戦いをした楚の項翼に、付け入る事を許さなかった王賁の槍術は見事でしたね。

騰が媧燐に攻め込まれた時、蒙恬と共に五千人の指揮を任され、媧燐の軍から本陣を守り抜きます

合従軍戦においては大きな手柄こそありませんでしたが、王賁の影の働きがあってこその楚軍戦勝利と言える部分も多いのです。

 

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【キングダム】秦軍 蒙恬(もうてん)

秦国において王家と同じく名家の一つである、蒙家の跡取りである蒙恬。

祖父は蒙驁で父は蒙武という、まさしく秦を支えてきている一族なのです。

蒙驁と蒙武は体も大きくパワータイプで、特に蒙武は秦国内で随一の武力を誇っています。

その分、知力には乏しいですが、蒙恬は全くの正反対のタイプで、流れるような受け流しが得意な剣の名手です。

そして、祖父と父と大きく違うのが、天才的な知力も持ち合わせている万能武将だという事です。

出世の欲が全く無く、ゆくゆくは文官になりたいと思っているほどです。

合従軍戦では王賁と同じく楚軍を相手に奮闘し、楚の中華十弓の一人白麗の弓の驚異にいち早く気付き、白麗を執拗に追い、打ち取れはしなかったものの深手を負わせ、弓を打てなくするのです。

王賁と同じく五千人の指揮を任され、媧燐軍から騰本陣を守り抜きます

父の蒙武と楚の巨人汗明の一騎打ちの邪魔を防ぎ、その時に深手を負ってしまい戦線離脱しますが、影の功労者とも言うべき働きをしたのは間違いないです。

 

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【キングダム】秦軍 蒙武(もうぶ)

言わずと知れた、王騎亡き後の秦国随一の武力の持ち主です。

自分の武力に相当な自身があり、王騎が生きている時はいかなる策を用いられようと力ずくで突破していく猪突猛進型の武将でした。

王騎と共闘した馬陽防衛戦にて、自分の落ち度により李牧の策にはまってしまい、その戦で王騎は死亡してしまいます。

それを自分のせいと思い、王騎亡き後は心を入れ替え、無謀な戦い方は避け人の助言や策を聞き入れるようになり、更に強くなったのです。

合従軍戦では、過去に六将ですら勝てなかった楚の巨人汗明と一騎打ちになり、敗北寸前まで追い込まれますが、最後の力を振り絞り汗明に打ち勝ちます

そして瀕死の重傷だったにも関わらず、楚軍に攻撃を続け大打撃を与えるのです。

この時の楚軍敗北が、函谷関を抜く事ができなくなる決定打となりました。

合従軍が敗北後に、合従軍を離脱した斉を裏切り者として攻撃した際に、後方から合従軍を攻撃し、斉を助けたのも蒙武でした。

息子の蒙恬のような知力は欠片もありませんが、底なしの体力を持ちとにかく強い!

ただひたすらに強い!

それが蒙武です!

 

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【キングダム】秦軍 桓騎(かんき)

元は野盗集団の頭だった桓騎。

性格は残虐非道で女だろうが子供だろうが容赦なく惨殺します。

そんな桓騎がなぜ秦の将になれたのか?

戦が上手すぎるのです。

誰に教わったわけでもなく、完全に独学ながら百戦錬磨で負け知らずなのです。

合従軍戦では蒙驁や張唐と共に函谷関の守備を任されます

ここで桓騎は大胆不敵な策にでます。

魏の甲冑を着て魏の井闌車で下に降り、堂々と敵兵の中を進んで行ったのです。

桓騎に追従して張唐も合従軍の間を進んで行きます。

その数400騎

狙うはなんと韓軍総大将成恢の首だったのです!

何万もの敵兵の中をたった400騎で駆け抜けていくのです。

バレたら秒殺は間違い無い状況と分かっていながら、この策を思いつきやってのける桓騎は常人では考えられない思考の持ち主ですね。

当然韓軍に近づくにつれてバレてしまいますが、400騎で突撃します。

それでも成恢に逃げられそうになりますが、瀕死の張唐がふんばり見事韓軍総大将を討つ事に成功するのです!

討ったのは張唐ですが、この策を思いつき実行した桓騎はやはり只者ではないですね。

歴史上、鄴攻め後の宜安の戦いにて桓騎は李牧に大敗し、秦王からの処罰を恐れて逃亡し、その後は歴史から名前が消えています。

常勝桓騎がどのように敗れてしまうのか、またその後は史実通り逃亡するのか、はたまた死亡してしまうのか。

今後の展開が気になる武将ですね。

 

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【キングダム】秦軍 張唐(ちょうとう)

昭襄王の頃から秦に仕える秦が誇る猛将の一人。

キングダムでは蒙武らと同じパワータイプの武将として描かれていますが、史実では秦と燕の同盟の為、燕に宰相として派遣される予定があった程、政治にも精通していた武将と思われます。

合従軍戦においては、函谷関守備を託されますが、戦いの最中に韓の成恢の開発した、毒兵器によって瀕死の状態になります

元野盗の桓騎の考え方や戦い方が好きになれず度々衝突しますが、最後は戦場で死にたいと、桓騎と共に魏の甲冑を着て魏の井闌車で敵兵の中に降り立ちます。

狙うは韓軍総大将成恢の首!

既に矛を持つ手にも力が入らず、馬に乗っているのもやっとな状況の中、敵を背に逃げる成恢を追い、一つの軍の総大将を討ってしまうのです。

毒に侵されながら死力を尽くした張唐は、成恢を討った直後に死亡してしまいます

死の間際に嫌っていた桓騎に伝えます。

秦国一の武将になれ」と。

最後まで秦の事を思いながら亡くなった張唐。

馬から崩れ落ちそうになる張唐を支えた桓騎に、珍しく人間味が垣間見えた瞬間でした。

 

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【キングダム】秦軍 蒙驁(もうごう)

蒙驁は蒙武の父で蒙恬の祖父にあたります。

出身は斉でしたが、斉では武将として芽が出ず、出世を夢見て息子の蒙武と共に各国を転々とします。

そして最後に辿り着いた秦でようやく芽がでた苦労人です。

王騎や白起などの秦が誇る六将が名を連ねた同じ時代を過ごしましたが、蒙驁はいたって普通の武将で、六将のような実力や華やかさはありませんでした。

それでも、定石通りに普通に戦い少しずつ武勲を重ね、将軍にまで上り詰めました。

合従軍戦では函谷関の中央を守備します

この戦いにおいては目立った行動はなく、武勲もありませんでしたが、合従軍が起こるきっかけとなった、魏の山陽を攻略した際の総大将が蒙驁でした

山陽戦では、元三大天の廉頗と一騎打ちになり、左腕を失いますが、当時蒙驁の副将であった桓騎と王翦の活躍により、山陽攻略に成功するのです。

キングダムでは蒙驁はいたって凡庸な将として描かれていますが、史実では韓から13城を取ったり、魏から20城を取ったりと、六将並みに活躍した武将です。

凡庸なのはキングダムでの話だけで、実際は秦に欠かせない有能な将だったのでしょうね。

 

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【キングダム】秦軍 王翦(おうせん)

王賁の父親で、秦の名家である王家の現当主ですが、未だに謎多き武将です。

はっきりとしているのは、とてつもない策略家であるという事です。

昌平君や李牧と並び称される程か、それ以上?かもしれませんね。

元六将の胡椒曰く、王翦はその知力のみで六将に割って入れると言わしめた程の人物です。

王翦のモットーは「勝てない戦はしない」です。

100%の確率で勝てない限り絶対に戦はしないのです。

合従軍戦では右翼を守り、相対する燕のオルド軍を翻弄します

山民族が多いオルド軍の主力8千を山間での戦いで撃破するのです。

その後、姿をくらましオルド軍の動きを封じます

敵軍の動きが把握出来ないという事は、山間の戦いでは致命傷になるのです。

では王翦はどこにいるのか?

媧燐の別働隊によって函谷関内に敵軍5千が侵入し、内側から城門が破られそうになった窮地に、突如王翦軍は函谷関内に現れ、函谷関の城門を守るのです。

王翦はオルドが自分の軍を絶対に見つけきらない、そしてその場から動けないと絶対の自信があったのです。

そして王翦の思い描いた通りに事は運びました

策略もさる事ながら、王翦が優れていたのは人の心理を読む事かもしれませんね。

 

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【キングダム】秦軍 楊端和(ようたんわ)

「山界の死王」の異名を持ちながら、その異名に似つかわしくない程の絶世の美女である楊端和。

しかしながら、屈強な山の男達が束になろうと敵わない程の武力を持っているのです。

その圧倒的な武力とカリスマ性、統率力で次々と山民族を倒し仲間にしていくのです。

キングダムの序盤、政が成蟜の反乱から王都咸陽を取り戻すために、政に力を貸す事になります。

その時の共闘した事実は徹底した情報封鎖により、外部に漏れる事はありませんでした。

この情報封鎖が合従軍戦で大きな役割を果たします

合従軍が函谷関を抜く事が困難になった時、李牧は誰も想像しなかった南道ルートから咸陽を目指します。

南道ルートの最後の砦、蕞での攻防戦で蕞陥落の寸前で楊端和率いる山の民が援軍として到着するのです。

咸陽には李牧軍を撃退出来るだけの戦力は残っておらず、蕞陥落は咸陽陥落を意味します。秦は滅亡寸前で、山の民に救われたのです。

この時山の民は、北の大勢力であるバンコ族との戦いの真っ只中であったにもかかわらず、自分達の戦いを放棄してまで駆け付けてくれました

楊端和にとって秦との盟約は、自分達の勢力拡大よりも大事だったのでしょうね。

楊端和の義理堅さ、人の良さがはっきりと見えた場面でしたね。

 

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【キングダム】趙軍 李牧(りぼく)

趙が誇る三大天の一人にして、趙の生命線でもある李牧。

秦の怪鳥王騎と燕の劇辛を討ち、中華全土にその名を知らしめます。

そして秦の中華統一の野望を阻止しようと、他国の王を説得し中華史上2度目の合従軍を起こすのです。

秦を滅ぼす為に楚の春申君と共に起こした合従軍は、圧倒的戦力差であったにもかかわらず、函谷関を抜く事が困難な状況に追い込まれました。

李牧は誰にも知らせてなかった、奥の手であった南道ルート攻略を開始します

しかし、蕞攻防戦にて国王政の鼓舞により、戦う戦士へと覚醒した蕞の住民の頑張りと、飛信隊や生き残った麃公兵の踏ん張りによって、蕞を落とす事が出来ません。

そして、山の民の援軍によって完全に撃退されてしまい、その瞬間合奏軍の敗北が決定的となってしまいました。

この敗北が元で李牧、春申君共に処罰されてしまいますが、李牧が危険人物であるのには変わりはなく、今後も秦にとって大きな壁となるのは間違いないでしょう。

 

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【キングダム】趙軍 慶舎(けいしゃ)

李牧の一番弟子とも言える、本能型の策略家です。

元は下僕の身でしたが、その才能を李牧に見いだされ、趙の将軍となります。

慶舎の戦略は、蜘蛛の巣のように自分の張り巡らした罠に、相手が飛び込んで来たところを狩りとるというものです。

相手が飛び込んで来るのをいつ迄でも待つ事から「沈黙の狩人」と呼ばれている程です。

合従軍では秦の麃公軍を相手にし、本能型の麃公の思考を読み見事策にはめ、麃公の後軍を趙の危険人物である万極に急襲させます。

序盤で麃公軍は壊滅かと思われましたが、後軍から急襲される危険さをいち早く察知した信が飛信隊を引き連れ、麃公軍が全速で前進している中を逆走したのです!

信の判断により麃公軍を壊滅させる事に失敗し、更には万極を討たれてしまうという結果になってしまいました

信の判断が光った場面でしたが、感の鋭い麃公を思い描いた通り策にはめた慶舎もまた相当な策略家である事を知らしめた戦いでした。

下僕の身から救ってくれた李牧に対して、恩を返す為に戦い続けてきた慶舎でしたが、その後の黒羊丘の戦いで、因縁の相手である飛信隊の信に討ち取られてしまい、その生涯を閉じる事になるのです。

 

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【キングダム】趙軍 龐煖(ほうけん)

趙が誇る三大天の一人で、趙国随一の武力を誇る龐煖。

秦の元六将の摎や王騎、麃公や燕の劇辛など、列国に知れ渡った武将を次々に討ち取ってきました。

戦争などには一切の興味がなく、ただ純粋に強者を倒す為だけに生きていると言っても過言ではないでしょう。

その龐煖が合従軍戦に現れます。

目的は王騎の強さの理由を知る為でした。

強さを得る為に全ての欲を捨て、仲間を作らず修行してきた自分が何故王騎に一度は敗れ、二度目の対戦でも押し込まれたのか?

その答えは戦場にあると龐煖は李牧に導かれてきたのです。

蕞に向かう途中の道中で麃公と、蕞では信と一騎打ちとなり、麃公は討ち取りますが片腕となった麃公に押し込まれ、右腕を折られてしまい、信には深手を負わされ退却を余儀なくされます。

技も力もスピードも劣る相手に喫した敗北

龐煖は心中穏やかでないのは確かですね。

二度対戦し、未だ討ち取れていない信との勝負の行方が楽しみです!

 

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【キングダム】楚軍 汗明(かんめい)

「楚の巨人」と呼ばれる、合従軍において楚軍の総大将を努めた武将です。

その巨体から振り下ろされる一撃は蒙武ですら吹き飛ばされるくらい強烈です。

その昔、楚に侵攻してきた秦の六将がいました。

その名は王齕。

作中でもほとんど出てこないキャラクターで、六将一の怪力の持ち主だそうですが、その怪力王齕と対峙し、完膚なきまでに王齕を叩きのめした過去があるのです。

六将が破られたと知れわたると士気に関わると、秦では箝口令が敷かれていたのです。

そんな汗明に春申君は絶対の信頼をよせていました。

合従軍で蒙武との一騎打ちになり、蒙武を討ち取る寸前まで追い込みますが、最後の力を振り絞った蒙武に頭を砕かれてしまうのです。

誰もが想像もしなかった「楚の巨人」の敗北。

この後、合従軍は函谷関を抜くのが極めて困難な状況になりますが、汗明敗北がその決定打になったのでした。

 

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【キングダム】楚軍 臨武君(りんぶくん)

合従軍にて楚の第一陣を努めた将軍です。

髪型はとてつもなく変ですが、奥さんは楚の千人将の白麗のお姉さんで、とてつもなく美人です。

自分の武力に自信を持っており、自陣を前方に敷いて強者が自分の場所まで辿りやすくするのです。

何故そんな危険な戦い方をするのか?

巨大な国土を誇り、その分他国よりも人口が多い楚で将軍にまで上り詰めるには、相当な実力があり、尚且武勲を積み重ねばならず、自陣を前方におく戦い方で臨武君は幾度も強者を打ち倒してきて武勲を重ね、強さを示してきたのです。

合従軍でも同じように陣を前にして強者を待ち受けます。

そこに真っ先に辿り着いたのは、元王騎軍第一軍長の録嗚未でした。

録嗚未もかなりの実力者でしたが、白麗の弓の援護もあり、臨武君の武が上回り録嗚未を押し込みます。

しかし、そこに登場したのが王騎軍副官だった騰でした。

中華全土にその名を知らしめた、王騎を支え続けた騰の実力は、楚で将軍に上り詰めた臨武君を上回り、騰の剣が臨武君を貫きます

自分には不釣り合いなほど美人な奥さんの為に、楚で大将軍にまで上り詰めたかった臨武君は、騰の剣によってその生涯を終える事になったのです。

 

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【キングダム】楚軍 禍燐(かりん)

楚軍第二将として合従軍に参戦していた戦いの天才媧燐。

汗明と同じく巨体で髪型の変な、性格に大分難のある女武将です。

その性格難から、春申君は出来れば連れてきたくはなかったようですが、天才なのは紛れもない事実で、戦いにおいて心強い存在なのは確かだったのです。

合従軍では臨武君亡き後を引き継ぎ、騰軍と対峙します。

煙幕や戦象を利用して騰本陣を追い詰め、そうかと思いきや楚第一将の汗明対蒙武の一騎打ちの邪魔をしたりと自由奔放に動き回りますが、実は媧燐の攻撃本命は函谷関だったのです。

自由に動き回り、敵の視線を自分に集めその間に精鋭5千人が函谷関の裏に回っていたのです。

この事に秦軍が気付いたのは、媧燐精鋭軍5千に函谷関の裏から内部に入られてからでした。

城門を塞ぐ巨大石を次々に撤去され、函谷関が落ちる・・・城門守る蒙驁が諦めかけたその時、王翦が駆け付け媧燐精鋭軍を一網打尽にしてしまうのです。

かくして禍燐の策は失敗に終りますが、この戦いで一気に媧燐の名は中華に知れ渡るのです。

その後、楚の宰相にまで上り詰めた媧燐ですが、史実では存在していないキングダムのオリジナルキャラクターになります。

原先生が今後、媧燐をどう描いていくのか楽しみです!

 

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【キングダム】魏軍 呉鳳明(ごほうめい)

合従軍戦で名前を中華に特に知らしめたのは、楚の媧燐と魏の呉鳳明です。

どちらも策略家で、呉鳳明は魏火龍の一人だった呉慶の息子にあたります。

呉慶は秦の麃公に蛇甘平原の戦いで討たれ死亡しています。

今回の合従軍も、魏の山陽を秦が奪った事で秦が中華統一に乗り出すのを李牧が見抜いたからでした。

魏にも呉鳳明にも合従軍戦には並々ならぬ覚悟と思いがあったのです。

呉鳳明は相当な知力の持ち主ですが、合従軍編では特に兵器を造る事に特化していました

井闌車では絶対に届かないように設計されている函谷関に、呉鳳明は独自の巨大井闌車を造り、函谷関に橋を架ける事に成功します。

もう一つ、巨大床弩も造っており、実に4メートルはある巨大な綱の付いた矢を函谷関の壁に突き刺し、兵士が登れるようにしたのです。

兵器設計を得意としているのでしょうが、合従軍後に著雍の戦いでは騰軍と飛信隊、玉鳳隊と戦い、負けはしますが特異な布陣により秦軍を大いに苦しめました

今後、秦の中華統一に立ちはだかる一人なのは間違いないでしょう。

ちなみに媧燐同様に史実では存在していないので、キングダムオリジナルのキャラクターになります。

 

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【キングダム】韓軍 成恢(せいかい)

韓軍の総大将として合従軍に参戦した成恢は毒兵器に精通した武将です。

元々は超がつくほどの美男子でしたが、毒兵器に興味をもち研究していくうちに自らの身体も毒に侵されてしまい、血管は浮かび上がり見た目も醜悪な姿に変貌してしまったのです。

毒使いの宿命のようですが、合従軍において大きな役割を果たします。

函谷関を守っていた秦が誇る猛将の一人、張唐が成恢の毒兵器の煙を吸い込んでしまい、毒に侵されてしまうのです。

秦にとってはかなりの痛手になりました。

しかし、自分の命がもう持たないと悟った張唐と、同じく函谷関を守っていた桓騎の大胆不敵な策により本陣まで迫られてしまいます。

しかしそこでも張唐に毒矢を放ち、今度こそ息の根を止めたと思い意気揚々と本陣を後方に下げようとしますが、最後に秦国将軍としての意地を見せた張唐に背中から一刀両断され死亡してしまうのです。

僅かな登場数でしたが、史実でも存在していたようです。

しかし、キングダムの時代からは大分前に記述がある事から、この時代の人物ではなかったようです。

 

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【キングダム】燕軍 オルド

中華の人物ながらカタカナ表記で、山読みの達人である燕の武将オルド。

合従軍にて燕軍総大将として参戦しました。

その相手は謎多き秦将王翦でした。

王翦が守る山間の地形を読み取り、王翦軍の陣の心臓部をピンポイントで攻撃し、王翦軍を退却させます

函谷関の裏を取りかけますが、退却したはずの王翦軍の急襲にあい、主力8千人を討ち取られてしまいます。

退却させたはずが実は王翦の策にはまっていたのです。

まんまとしてやられたオルドは、その後山間でまたしても王翦軍の姿を見失い、元々王翦が陣取っていた砦に入ったきり身動きが取れなくなってしまったのです。

合従軍戦で目立った活躍が何もなかったオルドですが、史実では存在していなくキングダムのオリジナルキャラクターになります。

楽毅も劇辛もいない燕において、唯一名前が上がっている武将ですが、媧燐や呉鳳明が有名になる中、蚊帳の外感が強いだけに今後の活躍が気になりますね。

 

まとめ

合従軍対秦の戦いは、七国全てが関わった中華史上最も大きな戦いだったのかもしれません。

合従軍編を機に殆どの国で何らかの動きや変化がありました。

それほど大きな出来事だった事が伺えます。

血沸き肉踊るキングダムの世界。

今後も熱い戦いを期待しましょう!

この記事のまとめ
  • 合従軍は七国が参加した戦いです
  • 李牧が合従軍を起こした理由
  • 秦の政が士気を高めた瞬間
  • 信が慶舎の策を見破った場面
  • 楊端和が援軍に駆けつけた時
  • 汗明が蒙武に敗北した決定的瞬間
あいり
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