【キングダム】尾到(びとう)の壮絶な最期!信の運命を変えた影の功労者とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】尾到(びとう)の壮絶な最期!信の運命を変えた影の功労者とは?

キングダム 尾到 信を守る
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この記事を読むとわかること
  • 尾到は信と同郷の兄弟です
  • 信の活躍で戦局が変化
  • 尾到の婚約者が待つ村がある

信は敵味方含めて、色々な人達の思いを託されて昇りつめてきました。

その中の一人、同郷の尾到

彼もまた、信が大好きで信を守る為に命を落としたのです。

飛信隊が百人隊となって初めての戦いで信を守り抜いた尾到。

飛信隊、影の功労者の一人である尾到の生涯を紐解きましょう。

 

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【キングダム】尾到のプロフィール

尾到は信と同じ城戸村出身で、兄の尾平との二人兄弟です。

兄の尾平はお調子者というイメージですが、弟の尾到はその逆で冷静に物事を見れるイメージです。

漂の死から三ヶ月の間、信は政を狙う朱凶やムタと戦い、山の民と共に王弟の反乱を鎮めるため咸陽行き、左慈やランカイを倒し、心身ともに成長していました。

そんな事情を知らないはずの尾到でしたが、信の雰囲気の変化に感づいていましたね。

鈍感な兄の尾平は全く気付いていませんでしたがね。

 

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【キングダム】信とは以前から顔見知りだった?

信とは城戸村で同郷でした。

下僕ながら「天下の大将軍になる」と常々口にしていた信を当初は馬鹿にしていました

なので、信とは喧嘩が絶えませんでした。

自分よりずっと小さい信に毎回負けていたようですね。

同じように下僕の身で「天下の大将軍」を口にしていた漂の事は好きだったようで、よっぽど信は生意気だった事が伺えますね。

 

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【キングダム】同じ伍長の元で戦争デビュー?

初陣は信と同じ魏との戦、蛇甘平原の戦いでした。

五人一組で戦う「伍」で信と同じ組になった尾平と尾到。

この時の伍長は澤さんで伍長でありながら、その頼りなさのせいで誰も組んでくれなく、売れ残り担当でした。

残りの一人はこの時初めて出会った羌瘣でした。

頼りない伍長に売れ残り四人で組んだ「伍」

後の飛信隊の隊長と副将、古参メンバーの運命の出会いでした。

 

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【キングダム】魏との戦いでの活躍は?

澤さん率いる伍に入った信や尾到達ですが、無茶な戦い方で毎回多くの兵士が死ぬ、縛虎申隊に配属されます。

しかも最前列に配置され、初陣の尾到や尾平は青ざめ、震えてしまいます。

兄の尾平は思わず吐いてしまう程でした。

しかし、伍長である澤さんの伍は今まで誰一人死んでいない事を知らされます。

弱者には弱者の戦い方があると言う澤さんの言葉に少し安心します。

そしてついに戦いが始まります。

信は一人、相手の陣に突っ込み味方の道を切り開きます。

信が切り開いた道を目指す秦軍兵。

一気に乱戦になり、澤さんの伍はバラバラになってしまいます

尾平と澤さんは魏兵に刺されそうになっている尾到を見つけ三人で一人を倒します

敵一人だろうと「伍」の結束で倒す。

これこそ弱者の戦い方なのです。

この間に信はどんどん前線の奥深くまで入り込んでいました。

信のおかげで流れは完全に秦軍へ傾きましたが、よくよく考えてみれば、信は「伍」を勝手に離れ、羌瘣も行方不明、澤さんの伍はたった三人になってしまってますね(笑)。

「伍」とは五人運命共同体だったはずですが・・・(笑)

なんにせよ大活躍の信

しかし、血相を変えて尾到たちの元へ戻ってきます。

魏軍が装甲戦車隊を出してきたのです。

装甲戦車隊の前に無残にやられていく秦兵達。

ここで行方不明だった羌瘣が戻り、策を使います。

死体を積み上げ、戦車の突撃を防ぐというものでした。

これが上手くいき戦車を防ぐ事に成功し、尚且、信が戦車の車輪に槍を刺し戦車を破壊する事にも成功するのです。

そして、信たちの活躍により生き残っていた秦兵達が次々に集まりだします。

しかし、善戦を続ける信達の前に魏の大軍が現れます。

そして、秦軍総大将の麃公は信達の戦場が、大炎が起こる場所と読み、全騎馬隊を集結させます。

騎馬隊の出現により命拾いした信達でしたが、縛虎申の命により、丘に布陣している魏軍副将の宮元を討ちに行く事になります。

たった百人足らずでの奇襲でしたが、なんとか丘の真下まで辿り着きます。

その数は四十六人にまで減っていました。

そこで縛虎申から、丘を取れれば十倍の恩賞を約束すると言われ、尾平や尾到に村の英雄になれると野心が芽生えます。

そして縛虎申を先頭に丘を登り始めます。

途中、一人また一人を数が減っていく中、澤さんの伍のメンバーは誰も死なずに頂上まで辿り着きます

そして、縛虎申が宮元を討ち取り、丘に秦の旗を立てたのです!

その後、魏軍総大将 呉慶と秦軍総大将 麃公との一騎打ちになり、見事に麃公が呉慶を討ち取りこの戦いは秦軍の勝利で終わるのです。

ほぼ活躍したのは信でしたが、宮元を討ち取った時、千人いた縛虎申千人隊は数十人にまで減っていました。

何万といる敵兵の中を切り抜け、丘の守備も突破し生き残った尾到や尾平達。

それだけでも大活躍と言ってもいいのではないでしょうか

 

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【キングダム】尾到の帰りを待つ婚約者がいる?

尾到には故郷の城戸村に友理という恋人がいます。

友理が初めて登場したのは、秦が韓に侵攻している隙を狙って趙が秦へ攻め込んできた時です。

秦は韓攻めに相当数の兵士を送り込んでいる為、近隣の村から十万人規模の軍団を立ち上げるよう政が号令を出します。

韓攻めは免除された城戸村にも徴兵令が出され、尾平、尾到も参戦します

その際、尾到にハグし、キスをして送り出したのが友理です。

年齢は不明ですが、結構姉さん女房的な感じで美人さんですね。

ちなみに兄の尾平には東美という恋人がいて。東美ちゃんは大人しいくかわいい系ですね。

尾到は兄の尾平に義理立てし、先に結婚するのを控えているらしいです。

尾到の義理堅い性格が伺えますね。

兄の尾平はそんな事全く気付いてないんでしょうが(笑)

 

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【キングダム】伍長として趙との戦いへ

趙から攻め込まれた秦は、王騎を総大将として十万の軍勢を立ち上げます

初陣の蛇甘平原の戦いで信は一気に百人将になりましたが、尾到も伍長に出世しており、信の百人隊の第十三伍長として参戦する事になります。

ちなみに澤さんは第十一伍長で、兄の尾平は第十二伍長として百人隊に属する事になりました。

個人的には元々伍長だった澤さんにはもう一つ上の位になってほしかったですね!

 

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【キングダム】龐煖に敗れた信を背負い逃走!

王騎将軍より「飛信隊」という名をもらった信の百人隊は敵の将軍馮忌を討ち歓喜に湧きます!

そして戦いが始まって四日目、王騎は序盤にも関わらず全軍で総攻撃を仕掛けます。

すぐさま退却をする趙軍。

その日の野営で干央、録嗚未隊の宿営地にいきなり龐煖がたった一人で現れます

その圧倒的な攻撃力で守備隊を次々に倒していく龐煖。

その矛は飛信隊にも向いてしまいます。

為す術なく倒されていく飛信隊員達。

そこに信と羌瘣が駆けつけ、二人がかりで戦いますが龐煖の一撃に信は気を失い、最深の巫舞を駆使した羌瘣をもってしても倒す事が出来ず、羌瘣はほとんど動けなくなってしまいます。

その後目を覚ました信の作戦により手傷を負わせる事は出来ましたが、倒すことはできず、逆に龐煖の強烈な一撃によりまたもや信は気を失ってしまいます。

信にとどめを刺そうと矛を振り下ろす龐煖。

しかし、尾到、尾平と澤さんが盾を拾い信への攻撃を防ぎます

龐煖が矛を振り下ろす度に三人は傷つきながらも信の盾になります

信を死なせない為に必死に守ります。

そして全員が龐煖と信の間に入り、信を必死に守り、

趙将万極の奇襲もあり、飛信隊は尾到が信を田有が羌瘣を担いで一斉に退却します。

全ては信を死なせない為に・・。

 

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【キングダム】信を天下の大将軍へ導いた言葉とは?

信を担いだ尾到一行は万極に見つかり、信を尾兄弟に託し、その他の隊員全員が囮になり三人を逃します。

しかし、尾平も深手を負っており、血痕を辿られ、追っ手が近づいている事を知ると、尾平は信を尾到に託し、囮となって尾到と逆方向へ逃げます

信を託された尾到、可能な限り逃げ続けますが、尾到も敵の矢を受けており、その矢は骨を貫通しており、尾到もまた満身創痍でした。

そして信が目覚めた時、尾到と共に横たわっており、既に尾到も信を担いで逃げる事が出来なくなるほど弱っていたのだと思います。

隊員が命がけで信を守った事、部下が自然と将を命を掛けて守ろうとする事、それこそ将としての資質なのではないでしょうか

みんな真っ直ぐな信の事が好きで一緒にいたくて、一緒に夢を見たかったのです。

だから命を投げ出してでも信を助け、飛信隊を守りたかったのです。

今夜、けっこうな仲間が死んだかもしんねぇが下向く必要はねぇ

これからもそうやってお前は大勢の仲間の思いを乗せて天下の大将軍にかけ上がるんだ

そう信に告げた尾到は少し眠ると言い、そのまま二度と起きることはありませんでした

尾到は眠る前に「友理・・・」とつぶやいてます。

そして城戸村で尾到を待つ友理は尾到の存在を感じ夜中に目覚めます。

ごめんな・・・

そう言われたような気がしたようです。

 

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【キングダム】尾到の思いは兄の尾平が受け継ぐ

一夜明け徐々に無事だった飛信隊隊員達は第二十五伍長の石の石笛を聞きつけ、集合し始めます。

囮となった尾平も自分では歩けないほど疲弊していながらも無事に辿り着きます

そして尾到を担いだ信を見た時、全員が安堵の表情を浮かべます。

信は尾兵の前に立つと「すまねぇ」そう言って尾到を降ろします。

既に息絶えている尾到を見た尾平は

こいつはやり遂げた。立派に役目をやり遂げたんだ

そう言うと「笑って・・・褒めてやるんだ」と言って号泣します。

きっとこの時、信を守ってくれた事を、みんな尾到に感謝したと思います。

そして、あらためて信を、飛信隊を守らないといけないと思ったのでしょうね。

特に尾平は尾到と同じくらい信や飛信隊の事が大好きなはずで、尾到の分まで信を守ろうと誓ったはずです。

 

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まとめ

最初は喧嘩ばかりしていた信と尾到。

初陣で信と同じ伍になり、信に必死に付いていき、信なら本当に天下の大将軍になれると思った数少ない人物でしたね。

日に日に信を見る目が変わってきて、最終的に自分の命と引換えに信を守りました

最後に友理の前に現れたのは、待っててくれたのに帰れなくて申し訳ないという思いがあったのでしょうね。

序盤の尾到の死は信が最初に託された大きな想いだったような気がします。

この時尾到が命を掛けて信を守ってくれたので今の飛信隊があるのは間違いないです。

尾到の思いを受け継いだであろう兄の尾平は本当にお調子者で、武力もなく正直弱いです(笑)。

ですが、尾到の為にもいつまでも信のそばにいてもらいたいと思ってしまいますね。

この記事のまとめ
  • 尾到は信の運命を変えた影の功労者です
  • 尾到は兄・尾平と対照的な冷静さです
  • 初陣で信と共に戦い活躍しました
  • 尾到は信を命がけで守りました
  • 最期に友理を思い出し眠りにつきました
  • 尾平は兄の思いを受け継ぎます
あいり
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