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飛信隊のメンバーは誰なのか
結論から言うと、飛信隊は信が率いる秦の軍で、812話の再編で信の本隊4万と羌瘣軍2万を合わせた6万になりました。副長は渕と楚水、軍師は河了貂です。
始まりは、王騎が百姓ばかりを集めて作った百人の特殊部隊でした。その隊が、下僕だった信と一緒に大きくなってきた。この記事では、いまのメンバーを役職ごとに並べ、死亡した仲間、隊が大きくなった流れ、実写のキャストまで見ていきます。
この記事でわかること
- 飛信隊とは何か、名付けたのは誰か
- 812話の再編で決まった主なメンバーと役職
- 死亡した飛信隊の仲間(尾到・松左・去亥・岳雷・那貴)
- 百人から6万まで、隊が大きくなった流れ
- いま飛信隊に起きていること(888話まで)
- 昇格がいつも誰かの死のあとに来る理由(カイの読み)
飛信隊とは
飛信隊は、蛇甘平原の武功で百人将になった信に、王騎が任せた百人の特殊部隊から始まりました。名付けたのも王騎です。どの将軍にも属さず、自分の判断で動ける遊撃隊という特別な立場で、隊員の多くは戦の素人の百姓でした。
信が掲げた「天下の大将軍」という夢に、百姓たちが「飛信隊」という旗の下で乗った形です。隊の名前に、信の「信」の字が入っています。
信の昇格に合わせて隊は大きくなり、黒羊丘の戦いのころには8千、鄴攻めを経て信が59巻642話で将軍になった時点では1万5000になります。そして韓を攻める前の812話で、6万の軍に組み直されました。
812話の再編で決まった主なメンバー
812話で発表された新しい編成は、次のとおりです。信の本隊4万と、羌瘣が率いる2万の二本立てになりました。
| 役職 | メンバー |
|---|---|
| 隊を率いる | 信(将軍・本隊4万)、羌瘣(2万を率いる) |
| 軍師 | 河了貂 |
| 五千将(副長) | 渕、楚水 |
| 三千将 | 崇原 |
| 二千将 | 沛浪、田有、我呂、満童 |
| 千人将 | 田永、竜川 |
| 五百将 | 竜有 |
| 三百将 | 尾平、澤圭、中鉄 |
| 百将 | 干斗、昂 |
表にない顔には、入隊試験を受けに来た弓の名手、蒼仁・蒼淡の兄弟もいます。初陣の伍から残っているのは信・羌瘣・澤圭・尾平の4人で、百人隊のころを知る古参が、いまも隊の芯になっています。黒羊丘で隊を追い出された尾平が、桓騎兵に向かって叫んだ「わかってても関係ねぇくらい信のことが好きなんだ!」という言葉は、古参たちの気持ちをそのまま代弁しています。
僕はこう読む
6万の軍になっても、三百将の欄に尾平と澤圭の名前が載っているのがいいと思っています。
ふつうの軍なら、数万の規模の編成表に三百人の隊長の名前は出てきません。
作品は、あえて一番下の役職まで名前で読ませている。
名もない百姓から始まった隊だから、名前が並ぶこと自体が物語になっていると読んでいます。
死亡した飛信隊の仲間
飛信隊は、大きくなるたびに仲間を失ってきました。名前のある主な戦死者を並べます。
| 名前 | 巻・話 | 最期 |
|---|---|---|
| 尾到 | 14巻148話 | 馬陽で龐煖の夜襲を受け、気を失った信を背負って逃げ、力尽きた |
| 松左 | 55巻595話 | 朱海平原で新兵を助けに戻り、戦死 |
| 去亥 | 57巻619話 | 朱海平原で李牧の本陣に迫る途中、龐煖に斬られた |
| 岳雷 | 66巻719話 | 飛信隊を逃がすために突撃し、上和龍に討たれた |
| 那貴 | 69巻752話 | 宜安で李牧に囲まれた桓騎のもとへ自分から向かい、ともに討たれた |
このほか、馬陽の夜襲では尾到と同じ伍や什の仲間が何人も命を落としています。いちばん初めの戦死者たちは、飛信隊の名前がついて最初の戦で死んだ百姓でした。
僕はこう読む
松左は新兵を助けに戻り、岳雷は隊を逃がすために残りました。
飛信隊の戦死者は、ほとんどが誰かを生かすために死んでいます。
強い者が弱い者を置いていかない。
飛信隊が強い理由と、飛信隊から死者が出る理由は、同じところにあると思っています。
信はいつ将軍になったのか、昇格はいつも誰かの死のあと
飛信隊の大きさは、信の階級と一緒に動いてきました。信は蛇甘平原の武功で伍長を飛ばして百人将、馬陽のあとに三百人将、22巻で千人将、33巻で三千人将、38巻で五千人将、そして59巻642話で将軍に上がっています。信が将軍になったのは、鄴の攻略と龐煖を討った武功によるものです。
並べてみると、昇格の節目にはいつも誰かの死があります。初陣のあとには仲間の死が、三百人将の前には王騎の死が、三千人将のころには麃公の死が置かれている。キングダムは、信が階級を上がる場面をほとんど祝いの場面として描きません。
僕はこう読む
信の出世は、獲得ではなく相続として描かれていると思っています。
「天下の大将軍」はもともと漂と交わした夢で、出発点から死んだ人に預かったものでした。
王騎の矛、麃公の盾、漂の夢。
階級が上がるたびに、背負う死者の数も増えていく。
だから昇格の場面は祝えない。預かりものが増えた場面だからだと読んでいます。
隊が大きくなるほど、信の判断ひとつで死ぬ人も増えます。五千人将の信は、百人将の信より50倍強いのではなく、50倍の命を預かっている。隊の拡大とともに河了貂の軍師としての重みが増し、信も「隊を勝たせる」から「隊を死なせない」へと問われていきます。蒙恬とも王賁とも出世を競っているのに、誰も相手を蹴落とそうとしないのも、この作品の階級がどこまでの命に責任を持つかの範囲として描かれているからだと思います。
いま飛信隊に起きていること
いま描かれている趙の攻略で、飛信隊は大きな危機の中にいます。邯鄲の前で李牧の包囲に遭い、883話で副長の渕さんと多くの歩兵が捕まりました。887話では軍師の河了貂まで捕虜になり、888話の時点で牢に入れられています。
信と羌瘣は886話で蒙恬の楽華軍と合流し、散った兵も少しずつ戻ってきています。百人隊のころから隊を支えてきた二人が、敵の手の中にいるという状況です。
実写の飛信隊
実写映画では、信を山﨑賢人さん、河了貂を橋本環奈さん、羌瘣を清野菜名さんが演じています。初陣の伍の仲間は、尾平を岡山天音さん、尾到を三浦貴大さん、澤圭を濱津隆之さんが演じました。2026年7月17日公開の5作目『キングダム 魂の決戦』で、映画は合従軍編に入りました。
まとめ
飛信隊は、812話の再編で信の本隊4万と羌瘣軍2万の6万になりました。副長は渕と楚水、軍師は河了貂です。
押さえておきたい点を並べます。
- 王騎が名付けた百人の特殊部隊から始まった
- 812話で6万の軍に。五千将は渕と楚水、三千将は崇原
- 尾平・澤圭・中鉄は三百将。初陣の伍の4人がいまも隊にいる
- 尾到・松左・去亥・岳雷・那貴が戦死した
- 信は59巻642話で将軍になった
- 888話の時点で、渕さんと河了貂が趙の捕虜になっている
僕はこう読む
飛信隊は、6万になってもまだ「隊」と呼ばれています。
軍と呼ばれてもおかしくない数なのに、名前は百人のころのままです。
大きくなっても、顔の見える集まりでいようとしている。
渕さんと河了貂を取り戻せるかどうかは、その約束が6万の規模でも守れるかの試験になっていると思っています。
いちばん気になるのは、捕まった渕さんと河了貂を、飛信隊が取り戻せるかどうかです。
——あなたは、飛信隊は渕さんと河了貂を無事に取り戻せると思いますか。それとも、この戦いで大きな犠牲を払うことになると思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
飛信隊は人数も役職も大きく変わってきたので、いまの姿が分かりにくくなっています。要点を置いておきます。
Q. 飛信隊は何人いますか。
A. 812話の再編で、信の本隊4万と羌瘣軍2万を合わせた6万になりました。
Q. 飛信隊の副長は誰ですか。
A. 五千将の渕と楚水です。軍師は河了貂が務めています。
Q. 飛信隊で死亡したメンバーは誰ですか。
A. 主な戦死者は、尾到(14巻148話)、松左(55巻595話)、去亥(57巻619話)、岳雷(66巻719話)、那貴(69巻752話)です。
Q. 飛信隊の名付け親は誰ですか。
A. 王騎です。馬陽の戦いの前に、信に百人の特殊部隊を任せて名前を付けました。
Q. 信はいつ将軍になりましたか。
A. 59巻642話の論功行賞です。鄴の攻略と龐煖を討った武功で将軍になり、「李」の姓を授かりました。
Q. 河了貂は死亡しましたか。
A. 死亡していません。887話で趙の捕虜になり、888話の時点で牢に入れられています。
飛信隊の顔ぶれは884話で大きく欠けました。将軍になった日と、並んだ二人も。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月25日


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