シャムロックの正体は誰なのか
結論から言うと、四皇「赤髪のシャンクス」の双子の兄です。世界貴族フィガーランド家の血族で、神の騎士団の団長を務めています。
顔がそっくりなのは、似ているのではなく双子だからです。
この記事でわかること
- 正体と、シャンクスとの関係
- 見た目で見分ける3つの点
- 母マグノリアと、生き別れた経緯
- 武器ケルベロスの能力
- エルバフでの動きと、残した指示
- アニメで声が池田秀一だった理由
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | フィガーランド・シャムロック聖 |
| 関係 | シャンクスの双子の兄。ガーリング聖の息子 |
| 所属 | 神の騎士団 団長 |
| 年齢 | 39歳 |
| 誕生日 | 3月9日(双子の弟シャンクスと同じ) |
| 出身地 | 西の海 ゴッドバレー |
| 武器 | 長剣「ケルベロス」 |
| 初登場 | 単行本90巻 第907話「虚の玉座」 |
| 声優 | 津田健次郎 |
シャンクスとの見分け方
顔は瓜二つで、年齢も誕生日も同じです。違いは3つあります。
- 左腕があります(両腕が揃っています)
- 顔に傷がありません
- 髪型が三つ編みハーフアップの長髪です
性格は正反対です。一人称は「私」で、装飾の施された服装もあって高貴な印象を受けます。下界のことを「ウス汚れた」と呼ぶなど、冷血漢だと分かる台詞が目立ちます。
ただし、弟への情がないわけではありません。
- ロキに関係を聞かれたとき、はっきり「生き別れの弟」と答えています
- 15年前にシャンクスが聖地へ戻った際、左目の傷を気遣いました
- 手配書を見れば一発で分かるほど瓜二つなのに、刺客を送った様子がありません
世界貴族の兄弟が海賊だと知られれば面目は丸潰れです。それでも放置している。そこに一定の情があると読めます。
僕はこう読む
この2人の差は、性格ではなく「どちらが連れて行かれたか」だけだと思っています。同じ日に、同じ母から、同じ顔で生まれました。片方は天竜人に奪われ、片方はドラゴンの手で下界に残った。それだけで、四皇と神の騎士団の団長に分かれています。シャムロックがルフィの所業を聞いて「それはシャンクスじゃねェ」と言った場面がありますが、あの一言には、弟のことは自分がいちばん知っているという自負が出ています。39年会っていない相手について、そう言い切れてしまう。この人物のいちばん人間らしいところだと思います。
母マグノリアと、生き別れた経緯
ここが正体の核心です。
39年前、西の海のゴッドバレーで、弟シャンクスとともに生まれました。母はゴッドバレーの先住民マグノリアです。何らかの理由でゴッドバレーに停泊したガーリング聖との間に、双子を成しました。
そしてガーリング聖は、「先住民一掃大会」を開くためにゴッドバレーへ戻ってきます。
ドラゴンは2人を逃がそうと動きました。ところが事態に勘づいた天竜人に追跡され、当時の神の騎士団の一員マッフィー宮のレーザー攻撃を受けて倒れます。
そのときシャムロックだけがマッフィー宮に奪われ、弟シャンクスと生き別れました。
15年前の時点では、すでに深海契約を結んで騎士団の一員になっています。同じころ聖地に帰還して神の従刃になっていたシャンクスとも顔を合わせており、シャムロックから見たシャンクスは「変わり者」だということです。
武器ケルベロスの能力
弟と容姿以外で唯一似ているのが、剣を使う戦い方です。
ただし、この剣は普通の長剣ではありません。
- 剣そのものがケルベロスに変身します
- おそらく悪魔の実の能力が宿った武器です
- 変身したケルベロスは動物系の覚醒時に見られる羽衣状の蒸気を纏っており、能力は覚醒段階に至っている可能性が高いと見られます
技として描かれているのが「緊急発進(スクランブル)」です。ケルベロスの口から刃を出し、ミサイルのように上空へ発射してから、相手に向けて急降下させます。
実力がどこまでかは、まだ判明していません。ただし父ガーリングを含めた神の騎士団と五老星が四皇クラスには歯が立たないとされていることから、シャンクスら実力者より下である可能性があります。
エルバフでの動き
エルバフの戦士を世界政府の指揮下に置くという任務のため、軍子宮とともに五芒星(アビス)を使って降臨しました。
- 当初はロキを力ずくで騎士団に迎える計画でした
- ところが脅しが一切通用せず、ケルベロスで重傷を負わせます
- 方針を変え、エルバフの戦士の子供たちを人質に取ることにして援軍を要請
- 呼び出したキリンガム聖とソマーズ聖から自身への帰還命令を知らされます
そして残る団員3名に、こう告げてエルバフを離れました。
お前たちの能力なら…「ゲーム」にしろ…!!
ガーリング聖によれば、聖地に帰還したあとは何らかの事件の処理に当たっているとのことです。
僕はこう読む
「ゲームにしろ」という指示が、この一派の本質を言い当てています。子供を人質に取る作戦を、遊びとして設計しろと言っている。相手を人間として数えていないから、そういう言い方になります。一方で部下には寛容で、呼び捨てにされても気にしません。身内には緩く、外には残虐。これは父ガーリングと同じ形で、しかも天竜人という階級そのものの形でもあります。シャムロックが特別に冷酷なのではなく、育った場所がそうさせた。だからこそ、下界に残ったシャンクスとの対比が効いてきます。
アニメで声が池田秀一だった理由
アニメ第887話に、シャンクスらしき人物が五老星と面会する場面があります。
当時はシャンクスが話していると思われていたため、声は池田秀一さんが担当し、スタッフロールの表記も「シャンクス」でした。
ところが114巻のSBSで、五老星と面会していたのがシャムロックだと確定します。
ではなぜ池田さんが演じていたのか。理由は拍子抜けするものでした。
なお、シャムロックの存在自体は、掲示板を中心にかなり前から議論されていました。当初は作画ミスからの拡大解釈だという指摘もありましたが(作者自身も「僕がよくやるのは、傷の描き忘れ」と認めています)、世界会議編でそれが目立つようになり、「シャンクスと瓜二つの人物がいるのでは」という説が現実のものになりました。
まとめ
- シャムロック聖の正体は赤髪のシャンクスの双子の兄です
- フィガーランド家の血族で、神の騎士団の団長。ガーリング聖の息子です
- 見分け方は左腕がある/顔に傷がない/三つ編みハーフアップの長髪
- 39年前、西の海のゴッドバレーで生まれました。母は先住民のマグノリア
- 母はガーリング聖の剣で致命傷を負い、息絶える直前にドラゴンへ双子を託しました
- ドラゴンが追撃を受けた際、シャムロックだけがマッフィー宮に奪われて生き別れになります
- 武器の長剣ケルベロスは変身能力を持ち、覚醒段階に至っている可能性があります
- エルバフではロキに重傷を負わせ、「ゲームにしろ」と言い残して離脱しました
- アニメ887話で池田秀一さんが演じたのは、作者が「シャンクスじゃない」と伝え忘れたためです
——あなたは、ドラゴンがあの日シャムロックのほうを掴んでいたら、四皇になっていたのは兄のほうだったと思いますか。それとも生まれのほうが効いて何も変わらなかったと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
Q. シャムロックの正体は誰ですか?
A. 赤髪のシャンクスの双子の兄です。世界貴族フィガーランド家の血族で、神の騎士団の団長を務めています。
Q. シャンクスとの見分け方は?
A. 左腕がある、顔に傷がない、髪型が三つ編みハーフアップの長髪、という3点です。
Q. なぜ生き別れたのですか?
A. ゴッドバレーで母マグノリアが致命傷を負い、双子をドラゴンに託しました。ドラゴンが天竜人に追跡されマッフィー宮の攻撃で倒れた際、シャムロックだけが奪われたためです。
Q. 武器のケルベロスとは?
A. ケルベロスに変身する能力を持つ長剣です。悪魔の実の能力が宿った武器と見られ、変身時に覚醒特有の蒸気を纏っています。
Q. シャンクスとどちらが強いのですか?
A. 明言されていません。ただし神の騎士団と五老星は四皇クラスに歯が立たないとされているため、シャンクスより下である可能性があります。
Q. アニメで声が池田秀一だったのはなぜですか?
A. 作者がアニメスタッフに「シャンクスじゃない」と伝え忘れたためです。114巻のSBSで、五老星と面会していたのがシャムロックだと確定しました。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、ひとつずつ考えています。作中で確認できたことと自分の読みは、分けて書くようにしています。
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