修や千佳、迅と並ぶ四人の主人公のうちの一人で、近界民(ネイバー)である遊真。
彼がある目的のためこちらの世界に渡ったことで物語は始まります。
今回はそんな彼の紹介です。
目次
【ワールドトリガー】修に正体を明かした近界民 空閑遊真
自分を犠牲に遊真を救った父親を蘇らせるために、レプリカと共に玄界(こちら側の世界)に来た遊真。
ネイバーである身分を隠して学校に転入し、修と出会います。
交流する中でクラスメイトの不良に絡まれますが、そこにトリオン兵が現れます。
クラスメイトが襲われ遊真はそのまま逃げようとしますが、修はそれに立ち向かいます。
「なぜ助けるのか」と問う遊真に対し、修は「ぼくがそうすべきと思っているから」と答え戦いますが、修は弱く到底かなわない様子です。
遊真はそんな修を見て自分のトリガーでトリオン兵を倒し、修にネイバーであることを明かします。
遊真は後に「面倒見の鬼」である修の想いに触れることで、「自分が損をしても他人の世話を焼く」ところが父と似ていると感じたと語ります。
【ワールドトリガー】命を救ってくれた父の黒トリガー
遊真は幼少時代から父・空閑有吾と彼が作ったトリオン兵であるレプリカと共に近界を渡り歩き、戦争に参加してきました。(当時は黒髪)
父から戦闘スキルを学び自身も傭兵として戦いに身を投じてきましたが、4年前ほど前に父の忠告を無視して前線に向かい、瀕死の重傷を負ってしまいます。
そんな中、父は自身の命と引き換えに黒トリガーを作り、遊真の肉体を封印することで彼を助けました。
遊真の肉体の成長は止まったため、異常に小柄なのはそのためです。
【ワールドトリガー】空閑遊真のプロフィール
名前は空閑遊真(くがゆうま)、現在15歳で修たちと同じ中学校に通っています。
誕生日や血液型、星座は不明です。
身長は141センチと15歳にしてはかなり小柄で、赤目に白髪が特徴です。
好きなものは日本の食べ物で、特に小南のチキンカレーが好きです。
【ワールドトリガー】遊真の性格は?
父親の教えや傭兵としての経験から、非常に合理的な性格でリアリストです。
幼少期から戦争が絶えない近界で過ごしたことで、初期は玄界(こちら側の世界)の常識に馴染めなかったり「自分で招いたトラブルは自分で何とかしろ」というドライな一面もありましたが、修や千佳と出会い「悪人が少ない」玄界に馴染むようになりました。
敵には容赦がなく初対面の相手には割と好戦的ですが、決して協調性がないわけではなく恩のある相手や目上の相手には礼節を尽くすタイプです。
修や千佳など、一度信頼して仲間になった相手に対してはとても心を砕きます。
また、ボーダーの年上の隊員からその物怖じしない性格やライバルとして可愛がられたりと、交友関係を築く力は非常に高いと思われます。
【ワールドトリガー】遊真のサイドエフェクトは?
遊真のサイドエフェクトは「嘘を見抜く」というもので、父・空閑有吾から黒トリガーと共に受け継いだものです。
ウィザ戦やROUND8の二宮戦など戦闘時はもちろん、交渉や尋問など様々な場面で有効です。
【ワールドトリガー】遊真は世間知らずで成績も悪い?
幼少時より近界で過ごしたため、三門市に来るまで学校に通ったことがなかったようです。
そのためガイドブックの成績グラフでは、5歳の陽太郎と並び、最下位に位置していました。
しかしボーダー推薦で修と共にボーダー提携校へ進学することが決まっています。
【ワールドトリガー】修や千佳と共にボーダーへ
遊真が近界から来た目的は父を蘇らせる手掛かりを探すためでした。
しかしボーダーでもそれは無理だとわかってしまったことで「生きる目的」を無くしてしまいます。
しかし修に「遠征選抜を目指す千佳と自分に力を貸してほしい」と頼まれたことで、「二人に協力し、守ること」を新たな目的とし、ボーダーへ入隊しました。
【ワールドトリガー】黒トリガーではなくスコーピオンなどを使用
黒トリガーを所持していると遊真は自動的にS級隊員となってしまいます。
修達と共にA級入りを目指すため、普段は黒トリガーではなく通常のトリガーを使用しています。
城戸司令からも無断での黒トリガーの使用は禁じられていましたが、大規模侵攻編でラービットに太刀打ちできないと分かり、緊急時として黒トリガーを使用しました。
通常トリガーの構成は、高い機動力を生かしてスコーピオンをメインとして使用するスピードタイプのアタッカーです。
途中から緑川直伝のグラスホッパーを使用し攻撃速度を上げるとともに、緑川の「ピンボール」など、よりトリッキーな動きが可能となりました。
また技だけでなく、グラスホッパーを相手に踏ませる、瓦礫を飛ばして隙を作るなど、柔軟な発想により様々な場面で使用しています。
【ワールドトリガー】周囲を驚かせる驚愕の戦闘力
父から教わった戦闘スキルや父の死から3年で培った戦争経験により、15歳でありながらトップレベルの戦闘力を持ちます。
ボーダーの戦闘訓練では0.4秒という驚異的な数値でトリオン兵を撃破しました。
戦闘時のモノローグは一切なく、米屋からは「淡々と相手を殺すための動き」、影浦からは「攻撃の感情が読めない」と評されています。
入隊時点でマスタークラス(8000ポイント)程度の実力はあると評価されており、実際9000ポイント以上保有する緑川に圧勝していました。
ランク戦でもエースアタッカーとして活躍するだけでなく、ベイルアウトの回数も2回と少なく生存点にも大きく貢献しています。
【ワールドトリガー】黒トリガーの「印」とは?
遊真の父親の形見で、普段は黒い指輪の形状をしています。
遊真やレプリカが名前を付けなかったため、固有名称はありません。
戦闘時は普段使用しているトリオン体とは別の戦闘用のトリオン体に変更されます。
この戦闘用トリオン体が破壊されると日常用のトリオン体となります。
遊真の黒トリガーには攻撃用の武装はありませんが、「印」と呼ばれる他トリガーの機能を学習して使用できる機能があります。
印は同じものを重ねる(多重印)、複数の印を合わせて使用する(複合印)ことができます。
今現在出ている印一覧です。
- 弾(バウンド)物体を弾く、跳ね飛ばすことができます。
- 強(ブースト)トリオン体の動きを強化することができます。複合印の強化も可能。
- 盾(シールド)攻撃を防ぐバリアです。
- 鎖(チェイン)トリオンの鎖。多重印として使用することで鎖同士を繋げます。
- 錨(アンカー)三輪の鉛弾をコピーしたもの。機能としては同じですが、こちらは単独で使える上に三輪のアステロイドよりも重い錨でした。
- 射(ボルト)三輪の攻撃(アステロイド)からコピーしたもので、機能はほぼ同じです。
- 門(ゲート)大規模侵攻編で、解析したラービットのコピーを召喚するのに使用していました。
- 響(エコー)反響を利用して距離や位置を調べるのに使用します。
【ワールドトリガー】封印された肉体は死に向かっている?
父親・有吾により一命をとりとめた遊真ですが、その肉体は今もトリオン体に封印されており、今もゆっくりと死に向かっています。
レプリカが玄界に来た目的は遊真の死にゆく肉体をボーダーの技術で治せないかというものでしたが、現在作中でその様な描写が無い以上ボーダーでも無理であると思われます。
遊真に残された時間は具体的にどのくらいかわからないことから、修は今期の遠征入りに賭けていました。
アフトクラトルで今も生きていると思われるレプリカに遊真を一刻も早く会わせたいからです。
まとめ
遂に遠征部隊入り圏内に入った遊真達。
千佳だけでなく、今は遊真もレプリカを取り戻すという目的があります。
上層部は本当に遊真達に遠征入りを許可するのでしょうか。
対ネイバーが本格化すると思われる今後、遊真達の活躍が一層期待できそうです。

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