【推しの子】164話!ネタバレ最新!その後の物語?!全てを知るのはあかね?! | 漫画コミック考察ブログ

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【推しの子】164話!ネタバレ最新!その後の物語?!全てを知るのはあかね?!

推しの子164話ネタバレ最新&感想&考察
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カミキと共に海に沈んでいったアクア。

その頃、無事にライブを終えたルビーたちは、片付けに追われていました。

夢のようだった明るいライブ会場は、バラバラに崩され、跡形もなく消えていきます。

今日がアイドルとしての最後の日だった有馬は、アクアを探していました。

話したいことがたくさんあるのです。

果たしてアクアの運命は?!

それでは第164話の考察を始めていきます。

 

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『推しの子』164話!のネタバレ

それでは『推しの子』164話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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生きたいと叫んでいる

アクアの居場所を探して走り回る有馬。

MEMちょに聞いても当然わかりません。

ルビーはファンと思われる親子にファンサービス中。

それぞれがそれぞれの時間を過ごしている頃…アクアは冷たい水の中で苦しんでいました。

前回、アクアは不思議子供と共にこれまでの光景を見てきました。

まるで走馬灯のように…。

抱きしめられていたはずの体が消えて、その瞬間、アクアは覚醒したのでしょう。

そして全てを思い出したはずです。

今、アクアの頭にあるのは「苦しい」「痛い」「寒い」「暗い」…断片的な感情でした。

息がしたい、心が、体が…生きたいと叫んでいました。

ルビーを守るため、これが最善の方法であり、これしかないと思っていました。

確かにカミキを葬ることはできたかもしれません。

でも、自分の本当の望みを最後の最後で思い出したのです。

 

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最後に見たもの

追い詰められたアクアは、生き物としての本能に従い、上に手を伸ばしました。

息がしたい…。

死を覚悟していたはずなのに、もがき苦しんで生きようとしていました。

人は、極限状態に追い込まれると脳内麻酔が出て、不思議と恐怖や痛みを感じなくなり、幸せを感じると言われています。

アクアもまさにこの状態にまで追い込まれていったのかもしれません…。

アクアの脳裏には歌が聞こえてきました。

本当なら1番近くで聞いているはずだった、新生B小町の歌が…。

そんな気がしました。

それが、アクアが自分の意思で感じた最期。

最後に思い出したのは自分が愛した人々でした。

アクアは、一番星の下で笑うB小町メンバーの笑顔を思い浮かべると、同じように笑顔になりました。

きっと、安心したのでしょう。

月と星が美しく輝く夜、アクアは静かに1人で旅に出ました。

 

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その後の物語

その後、映画「15年の嘘」は大ヒットに。

たくさんの人が流れている都心のあちこちに広告が貼られています。

高嶺役として登場したあかねは他の俳優たちと共に舞台挨拶をこなし、普通に日常を送っているふりをしていました。

でも、この場にアクアはいません。

アクアはこの映画が大ヒットしたことも、何も知ることができません。

あの夜の後、アクアの遺体は現場から20キロ先で漁師が見つけてくれました。

冬の海の冷たさのおかげで、損傷はほとんどなく綺麗な状態だったそうです。

一方、世間は大騒ぎになりました。

アイの隠し子として話題を掻っ攫っていたアクアが、今度は実の父親であるカミキに殺されたと言うのですから…。

全てはアクアが期待した通りのシナリオになったというわけです。

でも、残された人たちの気持ちは…。

そして、気になるのはカミキの最期です。

アクアと一緒に海に落ちたカミキの生死は未だはっきりとは語られていないのです。

 

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すべてを知る者

ニュースでアクアの死を知った有馬は、言葉が出ません。

壱護とミヤコはアイを失った時のように、再び深い悲しみに襲われました。

世間では、映画「15年の嘘」で父親の罪を暴いた息子が、父親に逆恨みされて殺された…そんな風に考察されていました。

アクアの死については、同情的な声が多く寄せられています。

「でも、違うんだよね?」

あかねは花を手向けに海に来ていました。

あの日、アクアはあかねにこう言いました。

「俺は決着をつけてくる」

「あかねはその間、ルビーを守ってくれ」

あかねにはアクアが何をしようとしていたのか、今ならわかります。

ルビーの未来を守るため、カミキを殺すしかなかったのです。

そして、人殺しの兄にならないように、ルビーの人生の重荷にならないように…自分も殺したのです。

 

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あかねの覚悟

あかねは信じていました。

きっとアクアは帰ってくる、と。

なぜなら、アクアは生きたいという顔をしていたから。

死にたくない人の顔をしていたから。

きっと後悔しているのでしょう…。

まさか、命を手放す選択肢をとるなんて、あの時は思っていなかったはずです。

もし、知っていたならあかねは全力で止めたでしょう。

「どうして私に手伝わせてくれなかったの?」

肝心なところを知らされず、あかねは今、深い後悔に苛まれていました。

アクアが頼ってくれたなら、完全犯罪の計画を一緒に考えたのに…。

殺人犯になる覚悟だってあったのに…。

「君となら、どこへでも堕ちていけたのに」

あかねはアクアが見つかった海を前にして、崩れ落ちました。

 

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優しさの塊

あかねは共に戦い、犯罪すら厭わないと思っていましたが、そんなことをアクアが許すわけありません。

アクアは自分の人生より、自分が愛した人たちの人生の方を選ぶでしょう。

ルビーの人生のために、カミキを殺し、自分を殺すような優しい性格の持ち主なのですから…。

あかねの人生を狂わせるような頼みをするわけがありません。

だからこそ、遺された人々はより悲しみ、苦しむのかもしれません…。

あかねは結果的にすべてを知ることになりましたが、ルビーは?

最後までアクアが心配し続けてきたルビーの気持ちはどうなるのでしょうか?

最終話まで残り2話。

次回はルビーの気持ちについて。

どうか、アクアの優しい気持ちに応えて、幸せな人生を歩んでほしいと願うばかりですね…。

 

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『推しの子』ネタバレ164話のまとめ

今回は、アクアの最期とあかねの後悔のお話でした。

不思議子供と会話した後、アクアは現実世界に戻ってきました。

そこは海の中で冷たくて暗くて苦しい場所です。

アクアは生きようと必死で手を伸ばします。

その時、ふっとB小町の歌が聞こえた気がしました。

今ごろ、夢だったドームライブを終えて、一息ついている頃でしょう。

アクアはその瞬間、優しい顔に戻り、静かに人生を閉じました。

アクアの死をみんなが知るのはそれから少し後のこと。

漁師が現場から20キロ離れた海でアクアの遺体を発見してくれたのです。

冬の海の寒さのおかげか、遺体の損傷は少なく、きっとお別れはできたのでしょうが…。

世間では、アクアはカミキに殺されたとされています。

アクアがルビーの人生の重荷にならないようにと考えたシナリオ通り。

でも、それでも…遺された人たちは苦しみ悲しむでしょう。

特に、あかねはアクアに「決着をつけてくる」「ルビーを頼む」とお願いされていました。

アクアが生きたいと思っていることを知っていたあかねは、アクアの選択を信じることができません。

こんなことになるなら、一緒に完全犯罪の計画を立てたほうがマシでした。

でも、アクアがそんな選択肢を選ぶわけがありませんよね…。

あかねの人生だってアクアにとっては大切なのです。

アクアの死という、悲しい結末になってしまいましたが、もう最終回まで残り2話。

ゴローはアクアに転生しましたから、アクアも再び転生してルビーたちの前に現れる…なんて都合のいい話はないでしょうが…。

ルビーや有馬が笑顔で生きていける未来こそ、アクアが望んだ世界。

そんな未来を願うしかありません。

次週もますます目が離せませんね♪

 

あいり
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