【キングダム】811話!ネタバレ最新!刃に対する信の答え! | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】811話!ネタバレ最新!刃に対する信の答え!

キングダム811話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 信が温形の恨みを受け止めた
  • 信が語る嬴政の理想世界
  • 温形が刃を置いた瞬間の涙

六大将軍・騰の意見に従い、南陽理想郷化への道を模索し始めた南陽滞在の秦民一同。

役人の剛京らに頑張ってもらうことはもちろん、軍も一体となって何かを為さねばと騰は考えていました。

特に飛信隊がカギを握っていると感じており、信にも「お前たちなりの南陽民との関わり方を考えろ」と伝えたのでした。

そして信は考え始めます。

が、その矢先に自分たちが南陽民からどうしても恐れられてしまうという事実を知りました。

そこで信は南陽民との食事会を開催。

するとやはり侵略する・される側という壁は果てしなく高いという現実を実感することになりました。

それでも飛信隊に対する南陽民の警戒も少しずつほぐれていっているようでした。

しかしそこで突如長老の温形が信に襲い掛かり…!?

第811話『刃の意味』は温形から向けられた刃に対する、騰の言葉に対する信の答えが描かれます!

 

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「キングダム」811話!のネタバレ

それでは「キングダム」811話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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信を襲ったのは20年前の恨み

突如温形から向けられた刃を、信は難なく止めたので血が流れる事態とはなりませんでした。

しかし、この状況には南陽民も、そしてこれまで波風立てないよう努めていた飛信隊もさすがに口を出さずにはいられませんでした。

「何やってやがる!」と怒鳴る田永。

その迫力に南陽民は怯えますが、隊長に刃を向けられたのだから当然のことです。

しかし信は全員口出ししないよう飛信隊を制しました。

自分の命だけでなく周りの者まで巻き込むだろうこの状況で信を襲うのは相当の覚悟があってのことのはず。

だから信はまず温形に自分を襲った理由を聞きました。

すると温形は息を荒げながら、秦兵が娘と孫娘を何度も犯し無残に命を奪ったのだと恨みを打ち明けたのでした。

ただしそれは20年も前のことでした。

 

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人それぞれの痛み

温形の中には20年間、1日も欠かさずずっと彼女たちのその姿があり続けていたのです。

当然飛信隊がやったことではありませんが、しかし信はその20年の恨みが籠った刃を咎めず、受け止めました。

何も間違っていないと。

痛みが消える時間は人それぞれ。

20年前であろうと昨日のことのように感じている痛みを我慢しろというのは乱暴だと信は言ったのでした。

そうして温形の痛みを受け止める信でしたが、飛信隊側からはやはり「甘すぎる」と反発がありました。

もし狙われたのが信じゃなくて尾平だったらやられていたかもしれない。

戦場じゃない場所で尾平が殺されたとなったら東美に何と言うのかと、我呂は信を責めました。

 

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嬴政の見る世界を代弁する信

「そうならないように気を付けるしかない」というのが信の答えでした。

それではそのうち取り返しのつかないことになりかねないと責め立てる我呂の言葉に対し、力で制圧したらそれは“支配”である、と信。

国を取った取られたの末にあるのは、取った側による支配であることは誰もが理解しているところです。

だから先日着任後に騰と口論になった剛京の考えは正しいですし、飛信隊に対する南陽民の怯えも当然なわけです。

なので皆信の言葉が理解できずにいましたが、そこで信は嬴政の目指す中華統一の姿を語り始めました。

嬴政(秦王)は全土支配がしたいわけじゃなく、温形のような悲劇が起きない世界を作りたいのだと。

「秦人」「韓人」で括るのではなく「秦出身」「韓出身」で語れる世界。

そうして混ざり合って、いつか痛みも悲しみも共有して生きていく世界を目指しているのだと。

 

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刃を置いた温形

そのために今、俺たちは難しいことをしなくてはならないと信は言いました。

“俺たち”とは飛信隊だけのことではなく秦兵全員、そして秦側だけでなく南陽民のような痛みを持つ側も含まれます。

秦兵は戦場の外で相手を思いやらなければならない。

痛みを持つ側はその怒りや恨みを抱えたまま前に進まなければならない。

特に痛みを持つ側に課せられたそれは、秦側よりも遥かに難しいことでしょう。

だから、温形の刃を無理やり取り上げることはしないと言う信。

温形が前に進めるまで、温形が自分で刃を置けるようになるまで、何度でも刺しに来ていいと伝えたのでした。

そして信は20年前から進めずにいる温形に、娘と孫はもうそこにはいないと告げました。

現実的な厳しい言葉かと思いましたが違いました。

2人はもうそこにはおらず、温形の側で前へ進めるよう応援しているという意味でした。

その言葉に温形は刃を手放し、その場に伏せて声を上げて泣いたのでした。

 

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ひとまず理想郷の第一歩

我呂の機転でそのままお開きとなった食事会。

秦の将軍である信を刺殺しようという大事件が起こったわけですが、後日そのことが広まることはありませんでした。

もちろんその場にいた南陽民は制裁に怯えていましたが、それがなかったこともあり、以来飛信隊と彼らの距離が少しだけ近づいたようでした。

ただ信は、我呂の言う通り自分の考えは甘いのだろうと1人考え込んでおり、そこに現れた羌瘣にその旨を打ち明けました。

我呂に同意する羌瘣。

しかし武器の所持検査をするなど警戒を見せていたら、信の言葉はあそこまで住民たちに響かなかったかもしれないとも言いました。

羌瘣の言葉で少しだけでも住民に響いたのだと実感した信。

しかし、その際に語った“嬴政の世界”も結局は武力統一で行っていくしかないわけですから、全土でこのようなことが起こると考えられます。

先が思いやられますね。

だからこそ騰が掲げた南陽理想郷計画なのです。

羌瘣は食事会の件はあれでよかったと思うと信に伝えたのでした。

 

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飛信隊に新たな面々も加入

ということで飛信隊はかねてよりの目的となっていた練兵を開始します。

2mは遥かに超えていそうな高身長の山の民、邪毛族(じゃもうぞく)。

馬を自在に操り、馬語で会話することもできる俔馬族(けんばぞく)。

西の無国籍地帯から出てきた、戦闘力が高いが粗暴な凡冥(ぼんめい)の一団。

などなど戸籍づくりのおかげで新たな個性的な面々が飛信隊に加わっていました。

南陽理想郷化にばかり目を向けてはいられません。

次は王都・新鄭、その先も国を滅ぼすという熾烈な戦いを死なずに勝っていくために飛信隊を鍛え上げなければならないので、新兵の指名に応えて信自ら「ルアア!!」と矛を振るっていきます。

そして河了貂により、6万の大軍となった飛信隊の新たな軍編成が発表されます。

 

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キングダム」ネタバレ811話のまとめ

いやかっこよかったですね今回の信は!

すごく器が大きくなったというか。

漂や嬴政をはじめこれまでの様々な出会いや経験を経て信が感じ考え続けていたことがひとつしっかりと言葉になった感じですね。

そして食事会を通じて、少しだけだけど形になり始めたのが胸に響きます。

羌瘣が言っているようにこれが全土で起こるのは必至ではありますが、この南陽から良い形での統一が印象づいていけばいいですね。

しかしまずは武力統一ですので、本格的な韓攻略のためにいよいよ新鄭を目指します。

次回はざっくりと軍編成が発表されるかな。

後の趙攻略のために人員は確保しながら…でも国の存亡が懸かっているので激闘必至…という難しい戦いをどう攻略していくのか注目していましょう!

この記事のまとめ
  • 信は温形の恨みを受け止めた
  • 信は痛みの理解を強調した
  • 嬴政の理想を信が語った
  • 温形は刃を手放して泣いた
  • 飛信隊の距離が少し縮まった
  • 新たな仲間が飛信隊に加入した
あいり
読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒キングダム812話!飛信隊は新組織体系で新鄭決戦へ!・・

⇒キングダム810話!南陽民から見た信と理想郷の難しさ・・

⇒キングダム809話!騰が見ているのは理想郷!?六将と・・

 

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