【ヒロアカ】430話(最終回)!ネタバレ最新!大団円!!夢を叶えたデクが進む新たな物語!! | 漫画コミック考察ブログ

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【ヒロアカ】430話(最終回)!ネタバレ最新!大団円!!夢を叶えたデクが進む新たな物語!!

ヒロアカ430話最終回最新ネタバレ&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • デクが教師になった未来
  • 障子が平和賞を受賞
  • ダイがデクに感動した瞬間

お茶子はトガヒミコを殺したと後悔していました。

しかし本音は語りません。

自分のことよりも他人の笑顔を見ることが好きだからです。

デクにとってお茶子はヒーローでした。

お茶子はデクに優しく手を握られると、泣きながら心に抱える闇を全て吐露します。

デクはこれからも余計なお世話で手を差し伸べるでしょう。

より多くを救うためには、最高のヒーローが社会にはたくさん必要です。

とある少年は突然変異の個性を持つため、地下室に隔離された過去があります。

自らの不条理に個性がざわつきますが、その暴走を止めたのが普通のお婆ちゃんでした。

「私が来た」と少年を安心させて事なきを得ます。

ヒーローが暇な社会。

デクが戦いを通じて提示した、その先にある筈の姿です。

 

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『僕のヒーローアカデミア』430話のネタバレ

 

それでは『僕のヒーローアカデミア』430話のネタバレの要点をまとめてみました。

人気マンガの最終回はジャンプ伝統のセンターカラー。

ありがとうデク!

ありがとう幾多のヒーローたち!

10年にわたり紡いできた物語が、今ここに堂々の完結をします。

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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緑谷先生

 

死柄木は壊しました。

明日以降は残された人次第です。

月日が流れました。

ここは雄英の職員室です。

傷跡が残る右手で日誌を書く人物は、生徒から実技の集合場所を聞かれます。

その質問に丁寧に答える人こそ、先生になったデクでした。

人は生まれながらに平等ではありません。

一人一人形が違う故に他者に思いを馳せ、交点を探します。

デクが齢17歳で知った社会の現実です。

最終決戦のあの日。

デクに聞こえた励ましと祈りの声は、今でも自らを奮い立たせてくれています。

誰かに思いを馳せる事がヒーローの第一歩ならば、誰もが最高のヒーローでした。

不相応な夢を叶えて貰ったと思うデク。

考える前に動いたことで始まった物語は、OFA(ワン・フォー・オール)の残り火と共に幕を閉じました。

しかしながら、物語のページはまだ続いています。

 

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多様性の時代

物語は8年後の世界でした。

とある中学では受験生が進路希望を提出することになっていました。

ヒーロー科、雄英を大声で希望する生徒がいます。

今アツいのはサポートアイテムだと力説する生徒は、発目が所属する「ライトリーラボ」のメンバー入りを夢見ます。

医者を志す生徒はドクターこと吉田竜を目標にします。

“サイバー・ウォー”のGeL.incを目指したプログラミングもバリキャリです。

ダイと呼ばれる生徒もヒーロー志望ですが、ヴィラン発生率は減少傾向にあります。

真に強い者がこれからのヒーローだと、個性の弱いダイは嘲笑されてしまいます。

子供の頃は、皆が口を揃えてなりたいヒーローを喋っていました。

 

オールマイト、エンデヴァー、ベストジーニスト。

デク、大・爆・殺・神ダイナマイト!!、ショート。

自分だけが変わっていないのはダイも自覚しています。

だからこそ、オールマイト像へと足を運ぶのでした。

 

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励ます物語

 

かつてのA組の生徒はプロヒーローとなり、目覚ましい活躍を見せています。

テンタコルこと障子は、イマムラ平和賞を受賞しました。

未だ僻地に残る形質的差別由来の事件に尽力し、平和的に解決してきた功績と影響が称えられたのです。

チームアップニュースで取り上げられたのは、お茶子たちの活動でした。

全国の小学校を巡回する、お茶子、梅雨、ヤオモモ、飯田たち4人。

お茶子は個性のカウンセリング拡張計画を打ち出しました。

現在では最も必要不可欠な活動と言われています。

その一方、ランキングのチャートがまた落ちるヒーローもいました。

爆豪です。

 

スマホには脅迫まがいの怖い表情。

相澤は爆豪を矯正すべく励みましたが、このままでは焦凍との差が広がりそうです。

連日連夜の事件に駆け付ける焦凍は、拙いながらもファンサも分け隔てなく行います。

最近ではエンデヴァーの息子と揶揄されることも減少したようです。

ランキングもシンリンカムイやMt.レディを抜き、一気にミリオと並ぶ勢いです。

また、物間や骨抜の活躍もスゴイようです。

学生時代にあった相澤と不和の会話を思い出すデク。

無個性には戻りましたが、経験を活かして誰かを励ませる行い。

デクはそれもカッコイイかもと思っていました。

それでも相澤はデクに対して、生徒にもう少し厳しく接するよう苦言をします。

大事なことです。

この時代に雄英に入学する生徒たちは、将来ヒーローが確約されたも同然です。

増長しないように教師が指導する必要があるからです。

社会に出てからは、A組の仲間が集まる機会はなかなかありません。

ショーウインドウには、化粧品関連の広告に採用された常闇と葉隠のポスター。

TV特集の切島は男性からの圧倒的支持を受けています。

同期の活躍はデクにとって嬉しいことです。

学生の頃を思い出すと、オールマイト像をよく訪れてしまいます。

そこに目の前を走っていた子どもが転びかけます。

デクの身体は以前と同じように咄嗟に動き、間一髪でナイスキャッチ。

すると、反対方向にも同じような行動を取る学生がいました。

進路相談で悩んでいたダイ少年です。

 

デクが実在すると知ったダイは大興奮します。

同級生よりも弱い個性のため、時代の急激な変化もあり自信がなさそうなダイ。

だからオールマイト像の前に来て確認をします。

自分があなた「たち」のようなヒーローになれるかです。

かつてのデクもオールマイトに聞いたことがありました。

ダイの個性は、髪の皿みたいなものを投擲するものです。

峰田の応用で全然アリだと思うデクは、汎用性があるとブツブツブツ。

ダイが手を差し伸べた行動を見て大丈夫だと思うデク。

君はヒーローになれると笑顔で励ますのでした。

夢を叶えた後の役割は、夢を与えていく番になります。

寂しくないかといえばウソになります。

それでも誰かを励ませるのならば、僕たちは最高のヒーローになった。

そんな物語だとデクは締めくくるのでした。

 

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カーテンコール

 

かくして物語は無事完結…しませんでした。

オールマイトです。

デクにサプライズプレゼントすべく、空港からすぐに来たようです。

8年前にオールマイトとAFO(オール・フォー・ワン)は戦いました。

その時のデータはものすごい可能性を広げるモノでした。

個性の深化と共に技術も深化していきます。

デクはマルチにOFAの個性を使いこなしました。

更なるデータを取りたいと、デクに装甲用のアタッシュケースを差し出します。

海外の友と発目の協力、爆豪が中心にかつてのA組が共同出資をしたモノです。

デクの身体が勝手に動いてしまうことは、オールマイトにはお見通しでした。

自身が勝ち取った力を肝に銘じるよう伝えるオールマイト。

少々驚きつつも笑顔を見せるデク。

皆といつまでもー。

デクに来いと誘う爆豪。

確かに前よりは暇になった感じるホークスは、ヒーローに出動要請をします。

星戦道路で交通マヒが発生したからです。

現場にはA組の仲間たちが一斉に出動します。

一瞬、死柄木の幻影を見ましたが、もちろんデクも一緒です。

僕のヒーローアカデミア。

いつまでも手を差し伸べ続ける物語です。

 

―完―

 

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『僕のヒーローアカデミア』430話の考察まとめ

 

10年間のラストを飾る相応しい内容でした。

「ジャンプ」作者陣の巻末コメントもお疲れ様の大絶賛。

出だしは○○年後のワープストーリーから。

主人公が先生になるパターンは、最近では『響け!ユーフォニアム』と同じですね。

指導の甘さを相澤に指摘されますが、デクにはハマり役の職業かもしれません。

もっとも、ヒーローオタクぶりはそのままでしたが。

序盤で職員室に顔を出した生徒は洸汰くん!?

「緑谷兄ちゃん」と言いかけてセルフビンタはさておき。

注目はその隣にいた生徒です。

口の傷跡から推察すると例の突然変異した少年でしょうか?

続く回想シーンは情報量の洪水状態です。

デクも自宅に帰宅をしていました。

オカンよかったね。

とうとう父親については語られずじまい。

と思っていたら、玄関をよく見ると傘はなぜか3本だったり。

う~ん。

オールマイトがグラントリノとリカバリーガールのリハビリ。

というか急に年を取り過ぎでは。

新しい義手義足に嬉しそうなミルコ(左腕のミサイルに注目)。

Mt.レディとシンリンカムイのシーンでは、“JUMP SAIKO”の看板です。

堀越先生の遊び心あるメッセージ?

注目を集める障子は、もしかしたらA組では出世頭かもしれません。

 

スピナーがデクに託した“頑張れ”へのアンサーです。

後ろには口田の姿もありました。

相澤とマイクは白雲の墓参りですね。

『敵連合』の本はスピナーが獄中執筆かな。

デクとお茶子が雪の中を登下校する描写もありましたが、“遊園地でクレープ半分こ”が見られず残念。

まだ恋人にはなっていない証拠でしょう。

卒業式では答辞を飯田が担当して、伝統のはっちゃけシーンは爆豪と物間がドカーン!

葉隠がまた透明に戻っていました。

切島の報道では「オリジン」という単語が違和感なく使われています。

最終決戦後の社会は様相を呈していました。

 

総じて若い世代がヒーロー科以外を希望するのは良い傾向だと思います。

そのヒーローも単に敵を倒して終了、という単純なものだけではなくなりました。

障子やお茶子のような平和的、細やかなケアが必要とされる時代です。

この辺りは、東日本大震災や熊本地震のように大規模災害を経験した、リアルな今の日本が反映されていると考えるは大げさでしょうか?

ダイの行動にかつての自分を重ねるデク。

少年の夢を後押しする大人のデクも悪くないです。

と思っていたら、忘れていけないのがオールマイトでした。

「完」を握りつぶすほどのハイテンション。

 

デクの復活はまさかのフルアーマーでした。

オールマイトいう海外の友人がメリッサならば、回想シーンで芦戸たちが笑顔で歓迎した女子生徒はメリッサで確定かもしれません。

また、ラストで爆豪がデクに手招きしたのは右手でした。

回想シーンでは左で字を書くシーンがありましたが、完治を思わせる描写でしょう。

ラストシーンの見開きは、大人になったA組全員出動のシーンでした。

センターカラーに描かれた、学生時代のA組とほぼ同じ並びに描かれています。

これらは些細とはいえ、本当に隙の無い演出です。

フルアーマーのサプライズは、デクが頑張った目に見える成果でした。

しかしながら、デクの成果は直接的でないものの、もう一つ形になったものがありました。

それがヴィラン発生率の減少です。

誰かに手を差し伸べるヒーローの“余計なお世話”が一般の人々にも浸透して、犯罪の未然防止に繋がっているとは考えられないでしょうか。

デクのヒーロー復活で物語は幕を閉じました。

“ヒロアカロス”は寂しいことですが、アニメや劇場版のメディア展開、多くのコラボ企画など、今後も目に触れる機会は多々あることでしょう。

『こち亀』のように、特別読切などで復活することを希望してやみません。

この記事のまとめ
  • デクが先生になった物語
  • ヒーローたちが活躍する未来
  • ダイがヒーローを目指す姿
  • お茶子たちの活動が重要
  • ヴィラン発生率が減少した
  • 夢を与える役割を担うデク
あいり
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