【ヒロアカ】429話ネタバレ最新!残り2話!お茶子の手を握るデク!ヒーロー社会の新しい姿とは!? | 漫画コミック考察ブログ

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【ヒロアカ】429話ネタバレ最新!残り2話!お茶子の手を握るデク!ヒーロー社会の新しい姿とは!?

ヒロアカ429話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • デクがお茶子の手を握る
  • お茶子がトガを悔やむ
  • ヒーロー社会の新提案が驚き

焦凍と爆豪に憧れる新1年生の猛プッシュ。

飯田の説得でその場は収まりますが、デクに勇気をもらい感謝する1年生もいました。

デクの心がズキンと痛みます。

「人殺し」呼ばわりされたスピナーが脳裏に浮かんだからです。

一方、お茶子も明るく振舞いつつ、心の中に抱えているものがありました。

トガヒミコの死についてです。

二人の結末はTV中継では放映されませんでした。

誰も知ることはありません。

街の復旧作業に従事しながら、お茶子は人々が前向きであることを実感します。

だからこそ最後まで黙っていようと思いますが、自ずと涙がボロボロ溢れます。

心配するデクがその場に駆け付けるのでした。

 

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『僕のヒーローアカデミア』429話のネタバレ

 

それでは『僕のヒーローアカデミア』429話のネタバレの要点をまとめてみました。

10周年のクライマックス表紙は、デク・爆豪・焦凍の3人と全盛期のオールマイト!

爆豪と焦凍の表情が爽やか過ぎます。

巻頭カラーの扉絵も黒と差し色の緑がいい塩梅です。

笑顔の相澤、実体化の葉隠と見るべきポイントは多いですが、青山と心操が同席していることから数年後の記念写真?

デクとお茶子の間に上鳴が入ることでの距離感が何ともいえません。

とうとう最終回まで残り2話のヒロアカ。

お茶子はトガの件でトラウマを残していました。

皆の笑顔を見るのが大好きな娘だけに、悩みを我慢する姿が痛ましい…。

皆の為に戦ってきたヒーローの心は、どのように救済されるのでしょうか。

今回はそんな問題に対する一つの答えが提示されます。

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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とある少年の独白

 

少年は自分の家系に属さない個性を持つ突然変異でした。

そこからです。

家族の態度が急に変わりました。

少年は地下室に閉じ込められ、泣き叫ばないよう口を縫われてしまったのです。

数年後に「この国は終わる」と家族は言い残し、二度と姿を見せませんでした。

しばらくして街の崩壊に伴い、少年は壊れた地下室から何とか脱出します。

久しぶりの日の光は、少年には痛くもあり怖いものでした。

しかし復興に進む街の人々の表情を見ると笑っています。

怖くて悲しいだけの少年には理由が分かりません。

 

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お茶子の慟哭

 

お茶子は丘の上で泣き続けます。

人の喜ぶ顔が好きだからヒーローを目指してきました。

トガが指摘するように正しい事をしていれば良かったはずです。

余計な事を考えたため、今のお茶子はトガの命の上に生かされています。

自分の選んだ行動に涙が止まりません。

デクはOFA(ワン・フォー・オール)の残り火を使い、お茶子のいる丘にやって来ました。

泣き顔を慌てて隠すお茶子。

デクは街を眺めながら大事な話をした場所にいると思ったのです。

お茶子はバツが悪そうですが、デクは知っています。

入試の時もそうでした。

合否のポイントの時もそうでした。

体育祭の時もです。

お茶子は、ずっと、いつも、自分よりも他人を優先していたことを。

デクはお茶子に救われ続けていました。

正に自分にとってヒーローです。

だからこそ、お茶子にいつまでも寄りかかるワケにはいきません。

デクはお茶子の手を優しく握ります。

これだけでも心が和らぎます。

手をどけたお茶子の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃでした。

ここから堰を切ったように抱えていた心の闇を告白します。

トガは自分のせいで死んだと後悔していたのです。

戦いの中でお茶子は腹部を刺されました。

トガの個性は人に血を分け与える個性でした。

輸血以外の方法を見つけられたかもしれません。

トガと子どもの時に出会えていたならば、違う結末もあったかもしれません。

デクの手を握りしめながら泣き叫ぶお茶子。

ヒーローが辛い時は誰がヒーローを守るのでしょうか?

デクも死柄木に同じような感情を引きずっています。

AFO(オール・フォー・ワン)が指摘しましたが、デクが目指すのは茨の道です。

これからも余計なお世話で手を差し伸べようとします。

ようやくA組の生徒たちも一斉に駆け付けます。

梅雨はお茶子が悩みを打ち明けるのを待っていました。

デクは爆豪に問われると、体内に残り火があることを確認します。

峰田たちは驚き、相澤も安堵したような表情です。

OFAは完遂しました。

義勇の力を紡ぎ上げられた力の結晶を、今度は皆で紡ぐことを望むデク。

街には自分の胸像が立ち、物間は自慢気です。

A組では青山の送別会が開かれました。

耳郎の伴奏で壊理が元気にシャウト。

送別会は大いに盛り上がったようです。

 

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新たな社会の提案

 

焼き鳥を食べながら、オールマイトと話をするホークス。

今回の戦いはヒーロー以外の活躍が大き過ぎました。

ゆえに、ヒーローと併せて“英雄”もピックアップするつもりです。

オールマイトは人気制度を失くす方向に進むと思っていました。

ホークスは功罪の「罪」だけではなく、「功」の部分もアップデートしたいのです。

どのような“最高”でも限度があります。

より多くを救おうとするならば、その役割は職業ヒーローではありません。

最高のヒーローがたくさんいるような社会だと2人は思います。

 

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私が来た

 

地下室から出た少年はフラフラしながら、己の不条理を感じています。

右手が個性で変形しかけます。

その時です。

「ボク!」と言いながら、お婆ちゃんが少年の左手を握ってきました。

お婆ちゃんは震えています。

以前に声をかけた別の少年は助けられたのか、今でも気になるからです。

デクが死柄木との戦いを通じて、きっと皆に届いたモノがありました。

応援でも何でもかまいません。

「何かをせずにはいられない」という気持ちです。

おばあちゃんが来たから大丈夫と、少年に語りかけるお婆ちゃん。

その言葉を聞いた少年は涙を浮かべます。

一部始終を見ていたデクとお茶子は微笑みます。

ヒーローが暇な社会。

デクがもたらした、その先にある筈の姿です。

 

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『僕のヒーローアカデミア』429話の考察まとめ

 

今回は脚本の勝利でしょう。

残り5話で急に登場した新キャラを救ったのが、デクたちではなく想定外のお婆ちゃん。

『私が来た』のタイトルでオールマイト復活!?かと思いきや、良い意味での裏切りでしたね~。

「私」が男女に使える一人称だからこそ、誰もがヒーローになれることを表現する適切な単語かもしれません。

このお婆ちゃんが以前に声をかけた少年こそ、家族を崩壊させた転孤だったりします。

実は427話でTVが死柄木の特集を組んだ時にも、街頭インタビューに応じていました。

御年70歳です。

ストーリーを振り返ると前半はお茶子の救済でした。

本音を隠そうとするお茶子の心を溶かしたのは、やさしく手を添える行為でした。

デクが闇落ちした際、飯田に手を掴まれて安心した経験が生きています。

色々とぶちまけて落ち着いたお茶子と、丘の上でデクと2人きりのシチュエーション。

これは…告白タイムを期待したのですが、うん、まあ、A組は全員来るよね。

少し残念な気もします。

ラストの“ヒーローが暇な社会”は、もちろんホークスのポリシーから。

公安トップ就任しても、ヒーローが暇を持て余す世の中にしたい気持ちは不変でした。

言葉だけの印象では、単なるサボりかと誤解されるかもしれません。

しかし、かの吉田茂は言いました。

自衛隊が国民から歓迎される事態とは、国民が困窮し国家が混乱している時だけだと。

つまるところ、ヒーローが暇であることは、平和の裏返しでもあります。

お婆ちゃんの行動は小さな一歩ですが、デクの行動が市井の人々に届いた結果です。

次回は遂に最終回!

デクたちが10年にわたり紡いできた物語が完結しますー。

この記事のまとめ
  • デクが涙の女の子を救う
  • お茶子のトガへの後悔
  • ヒーローと英雄の新しい役割
  • 平和はヒーローが暇な証
  • 最終回に向けた感情の高まり
  • 10年の物語が完結間近
あいり
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