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最新ネタバレ『ヒロアカ』417-418話!考察!死柄木の深層心理に辿り着いたデク!崩壊に至る根源が明らかに!!

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この記事を読むとわかること

  • デクと死柄木の間に広がる運命的な絆と葛藤
  • デクの成長と内面の葛藤、そして死柄木との決着への道
  • デクが全てのOFAの因子を死柄木に譲渡し、深層心理にアプローチする

LIVE中継されるオーバーレイ・デクと死柄木の戦い。

デクに加勢したいエリちゃんですが、“巻き戻し”のエネルギーは溜まっていません。

信じるしか他に方法がないのです。

デクが泣き虫だと知っている洸汰くんも同じ気持ちです。

何かしなくてはと思わずにはいられませんでした。

不時着した雄英高校、群訝山荘跡地では負傷したヒーローたちが搬送されていきます。

特にお茶子は重篤の危機にあります。

かつてデクが雄英に帰還する際、全員が皆のことを思えればと反対する市民を説得したのがお茶子でした。

別の場所では元ヒーローのナガンが回想します。

デクが勧善懲悪に徹しきれず茨の道に夢を見ていることを。

だからこそデクを応援したくなるのでした。

執拗に攻撃を続けるデクの右ストレートが死柄木にヒット。

デクの眼前には、全ての崩壊の始まりともいえる志村家が登場するのでした。

 

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『僕のヒーローアカデミア』417話のネタバレ

 

それでは僕のヒーローアカデミア第417話『志村』の要点をまとめてみました。

文字通り体に鞭を打ちながら戦うデク。

その懸命な姿は見る者に熱い何かを訴えます。

最初はデクに反対していた人々も応援するなど風向きの変化を感じさせます。

前回のラストシーンで辿り着いた志村邸。

今、すべての原点が白日になります。

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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多くの譲渡と一人の拒絶

 

死柄木から生えた無数の指がデクを覆います。

その中心部から輝く光。

ガードしていた多くの指が引きちぎられます。

その衝撃波は発目の中継アイテムが吹き飛ばされそうになるほどです。

モニターで観戦する人々は何がどうなっているか全く理解できません。

しかしながら、見ろや君は気が付きました。

増殖する死柄木の指を描き分けてデクが中に入っていきました。

光の正体はデクが柄木のボディに放った一撃だったのです。

初代の与一。

三代目のブルース。

五代目の万縄。

八代目のオールマイト。

歴代OFAの因子が次々と死柄木に譲渡されていきますが、一人だけ拒否された継承者がいました。

七代目の志村です。

奈々は自分だけ弾かれた理由が分かりません。

孫である死柄木には憎まれていることは承知しています。

と同時に、泣きながら行かないでと懇願する幼い息子までも思い出されます。

己の弱さに原因があると奈々は感じるのでした。

 

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志村家への訪問

 

一方、学生服の姿で志村家の前に立つデク。

インターホンを押そうとすると、目の前にデクらしき黒影が形作られてきました。

死柄木サイドから見たデクの姿です、

黒デクは問いかけます。

過去を知り暴いて何が変わるのかと。

デクにも答えが分かりません。

かといって、何も知らずに終わることは嫌なのです。

死を促されてもデクが志村家を訪問する決意は変わりません。

「おじゃまします」とデクが前に踏み出した、その瞬間です。

デクの右側からトラックが急に走って来ました。

咄嗟の判断でトラックをかわすデク。

しかし背中のカバンは僅かに接触し、ヂリッと物理的な干渉がありました。

これこそが死柄木の深層意識に入った証拠です。

デクもOFA(ワン・フォー・オール)の継承者として精神が形取られているため干渉が起きたのです。

奈々はデクに説明しながらも、また死柄木に弾かれたことを謝罪します。

それでも奈々に対して側に居るだけで嬉しいと返すデク。

志村の家とは、いわば死柄木の核でもあり“原点”ともいえます。

最も繊細で柔らかい箇所といえるでしょう。

志村転弧である時の死柄木ならば恐らくは脆いはずです。

原点を打つべきだとデクは考えます。

ダッシュするデクの頭上から現れた人物がいました。

死ねとばかりに両刀でステインが強襲します。

すると今度はリ・デストロに変化。

さらには治崎まで姿を変えてデクに問いかけます。

何を背負い、何を作るつもりか、計画なんてありません。

デクはどけと言いながら家の玄関に一直線に向かいます。

 

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子から孫へと伝えられたもの

 

玄関のドアを開けると1枚の写真がデクの目に入ってきました。

奈々と息子の弧太朗の2人が一緒に笑顔の写真です。

秘密だとして弟の奈々が祖母であることを教える姉の華。

父親に内緒で姉弟ヒーローになりたいようでした。

しかし場面が変わると内容は一転します。

弧太朗が転弧らしき黒影の子どもを叩いていたのです。

目を見開くデク。

奈々はショックで口元を抑えてしまいます。

デクは弧太朗の体罰を止めたいものの、あと一歩のところで見えない壁に阻まれます。

“拒絶”です。

弧太朗は奈々を「おばあちゃん」ではないと否定します。

子どもを捨てた鬼畜だと言い放ちます。

弧太朗にとってヒーローとは、他人を助けるために家族を傷つける存在だったのです。

奈々は涙を流しながら合点がいきました。

持ちたくて持っていたのではありません。

ずっと捨てることが出来なかったのです。

奈々は弧太朗を傷つけたことが、死柄木にまで広がったと結論付けます。

AFO(オール・フォー・ワン)に勝ち弧太朗を迎えに行けていたらと、泣きながら苦悩する奈々。

息子には謝罪するだけしかありませんでした。

 

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崩壊の序曲

 

弧太朗が手を振りあげました。

再び子どもを叩くつもりです。

何とか暴力を止めたいデクの掌が光ります。

奈々の因子も譲渡されました。

死柄木の内面にダメージが与えられます。

拒絶の壁が崩壊して、自分の弱さを謝罪しながら弧太朗を制止する奈々。

弧太朗の残像は消えていきます。

奈々はおばあちゃんとして転弧にも謝ります。

黒い影が消えた転弧は既に嫌気がさしていました。

嘆きながら愛犬のモンを抱きしめる転弧。

ピキッ。

転弧の手から崩壊の始まりである異質な音が響きます。

 

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『僕のヒーローアカデミア』417-418話の考察まとめ

 

色々と考えさせられるエピソードでした。

皆のため、正義の為にと戦ってきた奈々。

その結果、ヴィランのラスボスを育てていたのです。

息子である弧太朗の歪んだ心が、孫の転弧に悪の苗床を植え付けていました。

何ともいえない皮肉な結果です。

エンデヴァーの家族といい、この作品は家族の内情が重すぎますよ。

志村家のお家事情といえばそれまでですが、事はそう簡単にはいきません。

例えば災害が発生した場合、現場で活躍するのは警察、消防、自衛官。

インフラの復旧・復興には地元の建設業者なども関わります。

彼らは人々を救うヒーローであり、同時に被災者の可能性もあります。

自分の家族より他人の安心・安全を優先するヒーローをどうして非難できるでしょうか?

母親に置いて行かれたと泣きじゃくる弧太朗の子供心も分からなくはありません。

作中では懺悔ともいえる奈々の謝罪により弧太朗の残像は消えました。

これで弧太朗が納得したかはさておき、あくまでも死柄木のイメージなので。

対照的に黒影が消えて転弧の顔が明らかになりました。

その手から発する“崩壊”の始まりでもあります。

モンちゃん…。

最終的にデクは全てのOFAの因子を死柄木に譲渡することが出来ました。

久しぶりにオーバーレイが解除されたデクを見た気がします。

もっとも、無個性になったデクがこの先は死柄木に勝てるのは100億%ムリゲー。

何としてもここで諸々の問題を解決しなければいけません。

ここで注目すべきは深層心理でのデクの制服です。

最初は雄英高校でしたが、最後は中学校時代のものに変化しています。

死柄木が幼少から成長する一方、デクが若年化していると解釈すべきでしょうか。

とすれば、お互いの時間が進むなり退行すると、どこかで2人の時間軸が一致する瞬間が必ずやってきます。

デクが死柄木を救うタイミングとは、まさにその瞬間かもしれません。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『ヒロアカ』419話!AFO復活!死柄木消滅?両手欠損のデク・・

⇒『ヒロアカ』418話!死柄木は敵のヒーロー!真のラスボスは・・

⇒『ヒロアカ』416話! 誰もがデクを応援!死柄木の心をこじ開け・・

⇒『ヒロアカ』415話!オーバーレイスキル発動のデク!6代目の・・

 

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