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【ブラッククローバー】ザクスリューグナー(ざくすりゅーぐなー)の正体は何なのか?偽者はゾラでした!

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ザクス・リューグナーの正体は何なのか

結論から言うと、本物のザクスは紫苑の鯱の副団長です。王撰騎士団選抜試験に出てきた「ザクス」は偽者で、正体は黒の暴牛のゾラ・イデアーレでした。

ややこしいのは、同じ名前が二重に登場するところです。「麗氷の聖者」と崇められた本物は裏で国民を虐げていて、試験に出た方はその本物を倒してローブを奪った男でした。本物が何をしたのか、なぜ偽者が通ってしまったのか、紫苑の鯱という騎士団の問題までを順に見ていきます。

この記事でわかること

  • 本物のザクス・リューグナーの正体と、麗氷の聖者の裏の顔
  • 誰に、どう倒されたのか
  • 試験に出た偽ザクスの正体と、見抜かれなかった理由
  • 氷魔法アイススライサーと、紫苑の鯱が抱えていた問題
項目 本物のザクス 試験に出たザクス
正体 紫苑の鯱の副団長 黒の暴牛のゾラ・イデアーレ
通り名・立場 麗氷の聖者(貴族出身) 下民出身。ヤミに入団させられた団員
魔法 氷魔法(アイススライサー) 灰魔法の罠
どうなったか ゾラに倒され、ローブを奪われる 試験を勝ち抜き、王撰騎士団に選ばれる
出てくる場所 ゾラの過去の回想 原作12巻〜/アニメ74話「誓いの花」〜

僕はこう読む

表にすると、ザクスという名前のほうが中身より長生きしているのがわかります。
本物は回想の中で倒されて終わり、読者が何話も見ていたのは名前を借りた男のほうでした。「ザクス」と聞いて思い浮かぶ顔は、たいていゾラのほうだと思います。
検索する人が戸惑うのも、この作品がわざと名前と中身を切り離して見せたからでしょう。

本物は紫苑の鯱の副団長で、麗氷の聖者と呼ばれていました

ザクス・リューグナーは、魔法騎士団「紫苑の鯱」の副団長です。貴族出身で、麗氷の聖者という立派な通り名を持っていました。公式の魔法騎士名鑑も、実力と人徳で団の復興に尽くしていると思いきや、実際は国民を虐げる腐敗した魔道士だったと紹介しています。

見落とせないのは、国境の警備についていたため、素顔を知る人があまりいなかったという点です。この一点が、のちの展開すべてにつながっていきます。

魔法は氷属性。地面や壁から無数の氷の刃を放つアイススライサーを使います。貴族出身なので魔力そのものは高いはずですが、作中で見せた魔法はこの1種類だけです。

裏では、誘拐を繰り返していました

表向きは人徳のある聖者。実際は、若い女性を自分の欲望のために誘拐していました。子どもの誘拐まで行っています。

本性がはっきり出たのが、老婆との場面です。連れ去られた孫娘を返してほしいと懇願されたザクスは、こう言い放ちました。

「老い先短い命……私の魔法で美しく散るか?」

返すどころか、その老婆を殺そうとしています。逆らった相手を「公務執行妨害」と称して暴行するのも常でした。聖者と呼ばれる立場を、そのまま脅しの道具に使っていたわけです。

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「美しく散るか」という言い方に、ザクスの中身がそのまま出ていると思っています。
人を殺す場面でさえ、自分の魔法がどう見えるかを気にしている。麗氷の聖者という通り名を、いちばん信じていたのは本人だったのかもしれません。
だからこそ、聖者の証であるローブを剥がされることが、瀕死にされる以上の罰として描かれたように見えます。名前と見た目だけで立っていた人から、その両方を取り上げる終わり方だったと読んでいます。

ゾラに倒され、ローブまで奪われました

老婆に手をかけようとしたザクスの前に現れたのが、ゾラでした。

結果は一方的です。ザクスは瀕死の状態まで叩きのめされ、さらに「騎士団のローブはもったいない」とローブまで奪われました。

ゾラがここまでやったのには理由があります。父のザラは、下民出身で初めて魔法騎士になった人物でした。努力の末に夢を叶え、紫苑の鯱で仲間と戦う喜びを噛みしめていました。

そのザラは、下民出身であることが気に食わない貴族出身の団員に、後ろから撃たれて命を落としました。明らかに故意でしたが、任務中の誤射として処理されています。

さらにその団員は、父の墓前で悲しむゾラに向かってこう言い捨てました。「下民のくせに魔法騎士面で戦場をウロチョロするから仲間に後ろから撃たれるんだよ」

貴族の立場を使って弱い者をいたぶり、それを当然だと思っているザクス。ゾラがそこに父を殺した貴族の姿を重ねたのは、無理のないことでした。

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ザクスが怖いのは、悪事の内容よりも「聖者」と呼ばれ続けていたことのほうだと思っています。
孫を奪われた老婆は、直接ザクス本人に返してくれと訴えています。被害者は誰が犯人か知っている。それでも通り名は「麗氷の聖者」のままでした。
つまり告発が届かない仕組みのほうが問題でした。貴族が相手では訴えが通らず、公務執行妨害と言われれば黙るしかない。
ゾラがローブを奪ったのは、その仕組みへの回答だと思います。肩書きが人を守っているなら、肩書きのほうを取り上げる。殴って終わりにせず、ローブを持っていったところに、ゾラの考え方が出ていると読んでいます。

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試験に現れたザクスは、黒の暴牛のゾラでした

王撰騎士団選抜試験は原作12巻から始まり、アニメでは73話からです。「ザクス・リューグナー」を名乗る男は、アニメ74話「誓いの花」でアスタとミモザのチームに入ります。試合前から魔法帝に無礼な口をきき、相手チームを怒らせたうえ、試合が始まると休んでしまう。序盤は2人だけで戦う羽目になりました。

ところが戦場のあちこちには罠が仕掛けてあり、土壇場で次々に発動します。本物のザクスは氷魔法の使い手です。罠を張ったのは、ザクスのローブをまとったゾラでした。

なぜ気づかれなかったのか。理由は最初に書いたとおりです。本物のザクスは国境警備で顔を知られていませんでした。見抜いていたのは魔法帝ユリウスだけだったとされています。

さらに意外なのは、ゾラがもともと黒の暴牛の団員だったことです。悪徳な魔法騎士を痛めつけていたところをヤミに面白がられ、ローブを渡されて強制的に入団させられていました。本人は魔法騎士を憎んでいたので、黒の暴牛のローブを着ることも本部に行くことも拒んでいます。黒の暴牛の団員だと知られていなかったことも、紫苑の鯱の副団長を名乗れた理由の1つでした。

試験の中で、ゾラはアスタの戦い方と言葉に亡き父の姿を重ね、途中から本気で共に戦うようになります。最後は王撰騎士団のメンバーにも選ばれ、父が憧れた「真の魔法騎士」を目指すようになりました。試験の場でザクスを名乗っていたときの声は、ゾラ役の緑川光さんです。

紫苑の鯱は、退団率がいちばん高い騎士団です

ザクス一人の問題ではありません。紫苑の鯱そのものが荒れていました。

  • 団長が部下を虐げ、その部下がさらに下の団員に暴力をふるう
  • 退団率が魔法騎士団のなかでトップ
  • 貴族至上主義が浸透し、立場を使った悪事が絶えない
  • 国宝級の魔道具の横領・横流し、危険魔法薬の密輸まで横行

ザラが撃たれたのも、ザクスが聖者を名乗り続けられたのも、この土壌があったからです。個人の悪ではなく、団の作りの問題でした。紫苑の鯱の団長ゲルドルが、のちに国を売った裏切り者として捕まるのも、同じ根から出た話です。

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この一件でいちばん皮肉なのは、偽者のほうが騎士らしかったことだと思っています。
本物のザクスは、聖者と呼ばれながら誘拐と暴行を重ねていました。ローブを着ていても中身がない。
いっぽう、そのローブを奪って着たゾラは、試験のなかで仲間のために罠を張り、アスタを認め、王撰騎士団に選ばれます。ローブが人を騎士にするのではない、という話を、ローブの奪い合いで描いたと読んでいます。

アニメ2期との関係

2026年10月3日から始まるアニメ2期は、スペード王国攻略編です。1期は全170話で原作270話までを描いているので、ザクスとゾラの話は、すでに1期の選抜試験編で放送ずみです。2期から入る人は、1期の73話からを見れば、偽ザクスの一件をひと続きで追えます。

まとめ|ザクス・リューグナーの正体

本物のザクス・リューグナーは紫苑の鯱の副団長で、試験に出たザクスは黒の暴牛のゾラでした。

  • 本物は麗氷の聖者と呼ばれながら、誘拐をくり返していた
  • 老婆を殺そうとしたところをゾラに倒され、ローブを奪われた
  • 魔法は氷のアイススライサー
  • 偽者が通ったのは、本物が国境警備で素顔を知られていなかったから
  • ゾラはもともと黒の暴牛の団員で、王撰騎士団にも選ばれた

僕はこう読む

ゾラが名乗る相手に、わざわざ紫苑の鯱の副団長を選んだのは偶然ではないと思っています。
父を撃った団員がいたのも、紫苑の鯱でした。父を殺した騎士団の看板を着て、その騎士団より騎士らしく戦う。
罠魔法の使い手らしい、いちばん静かな仕返しだったと読んでいます。

ゾラの成りすましを本物への痛烈な当てこすりと読むか、肩書きは中身を保証しないという話と読むかで、この一件の意味が変わってきます。

——あなたは偽者のほうが騎士らしかったことを、本物への痛烈な当てこすりだと思いますか。それとも、肩書きは中身を保証しないという話だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

ザクスは本物と偽者が入れ替わり、どちらの話か混同されやすいところです。よく聞かれることをまとめます。

Q. ザクス・リューグナーとは誰ですか。
A. 魔法騎士団「紫苑の鯱」の副団長です。麗氷の聖者と呼ばれる貴族出身の魔道士ですが、裏では誘拐や暴行を繰り返していました。

Q. 試験に出てきたザクスの正体は誰ですか。
A. ゾラ・イデアーレです。ザクスから奪ったローブを着て、紫苑の鯱の副団長として試験に紛れ込みました。灰魔法の罠を使うので、氷魔法しか持たない本物とは戦い方がまるで違います。

Q. 本物のザクスは誰に倒されたのですか。
A. ゾラです。連れ去られた孫を返してほしいと懇願する老婆に手をかけようとしたところを倒され、瀕死になったうえ騎士団のローブまで奪われました。

Q. 王撰騎士団に選ばれたのはザクスですか。
A. 名簿に入ったのはゾラ・イデアーレとしてです。本物のザクスは試験に一度も出ておらず、選ばれた9人の中にもいません。

Q. 偽ザクスの声優は誰ですか。
A. ゾラ役の緑川光さんです。アニメ1期の選抜試験編で、ザクスを名乗る場面から演じています。

この記事の続きに

試験に出たのは偽者でした。奪ったゾラ、ロイヤルナイツ、騎士団の順位も置きました。

ローブを奪った男ゾラ・イデアーレは死亡したのか?死んだのは父のザラ、本人は生きています!ローブを奪ったゾラと、父ザラのその後です。
選ばれた9人ロイヤルナイツに選ばれたのは誰なのか?9人の顔ぶれを1人ずつ紹介!偽者が紛れたロイヤルナイツ9人です。
鯱の立ち位置魔法騎士団ランキングはどうなったのか?黒の暴牛が最下位から2位です!紫苑の鯱はランキングのどこにいるのでしょうか。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日

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