- ニノはアイに嫉妬していた
- 高嶺は明るく場を和ませた
- ニノはアイの死を悔いている
アイが在籍していたアイドルグループ「B小町」のメンバー、ニノのキャッチフレーズは「いつもニコニコ、笑顔のニノ」でした。
当時、ニノのファンだってもちろんいました。
でも…ファンが振るうちわに書かれていたのは、ほとんどがアイの名前…。
その時、ニノは何を思っていたのでしょうか?
それでは第132話の考察を始めていきます。
目次
『推しの子』132話!のネタバレ
それでは『推しの子』132話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ニノの闇
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赤坂アカ先生書き下ろし小説
『45510』
全編特別公開‼️
\この小説を原作に、
TVアニメ【#推しの子】OP主題歌#YOASOBI「アイドル」が誕生✍📜完璧で究極のアイドル
「B小町」アイ💖の
知られざる一面が描かれる…!ぜひお楽しみください⏬#YOASOBIアイドルhttps://t.co/0DmDVRBDbf
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かつて、アイが活動していたB小町は、ライブの後ファンのためにチェキや握手などのサービスをしていました。
もちろん1番人気はアイです。
メンバーの1人、高嶺は人気者だけど抜けているアイの面倒をみてくれました。
高嶺は飾らない姉御キャラのようですね!
でも、その様子を苦しげに見つめている人物がいました。
…ニノです。
顔が良くて、人気もあって、アイは何でも持っています。
「私のものまで持っていかないでよ…」
ニノが”私のもの”と言っているのは何のことなのでしょうか?
ファンのことなのか、または考えたくありませんが、もしかしたらニノは高嶺に執着していた可能性もあります…。
…当時のB小町メンバーの少し歪な関係性が垣間見えた気がします。
生前のアイはB小町のメンバーとは遊びに行っていないとアクアが言っていましたが、行きたくてもいけない関係性だったのかもしれませんね…。
明るい高嶺
時は現代、撮影現場に高嶺とニノが遊びにきてくれました。
あれから10年以上がたち、高嶺はおそらく30代でしょう。
子供を抱え、明るく笑顔を見せてくれました。
対するニノは控えめです。
高嶺に話しかけられても「うん」と同調するだけです。
MEMちょは先代に憧れの眼差しを向けました。
「もう何でもないおばちゃん達がおしかけちゃってごめんねぇ〜」
この時も高嶺は豪快に返事を返してくれました。
高嶺は場をすっかり明るくしてくれました。
微妙な関係
でも、ルビーはその賑やかな輪の中に入ろうとしません。
アクアが心配して声をかけますが、ルビーは複雑な様子です。
ルビーにとって、B小町は推しのグループではありますが、箱としてはそこまでのファンではありませんでした。
あくまで、ルビーの推しはアイなのです。
さらに正直に言ってしまえば初期メンバーは苦手ですらありました。
「せんせーだって分かってたんでしょ?ママとB小町の関係…」
ルビーはアクアではなくせんせーと呼び、あの当時のことを思い返すように言いました。
「だから、こんな脚本にしたんでしょ?」
ルビーの言葉は引っかかりますね…。
アイとB小町の関係が良好ではなかったことくらいはわかりますが…。
まだB小町メンバーが絡むシーンは多くなく、この先の展開は現時点ではわからないのです。
誰もライバルにはなれない
撮影現場から離れたところに、ニノが1人で座っていました。
ニノ役の有馬はニノにそっと近寄り、色々なことを聞き出そうとしました。
なるべく多くの情報を集め、演技に活かすためです。
ニノと絡む機会が多い高嶺役を演じているのはあかねですから、負けたくないのです。
「ライバルってこと?」
ニノからそう聞かれると、有馬は認めたくなさそうに認めましたw
ニノはそんな有馬を見て「いいね」と羨やましがりました。
かつてのB小町にはライバルなんて存在していなかったのです。
そう…誰もアイのライバルにはなれません。
アイのおかげでB小町は人気が出たし、ニノだって露出が増えました。
自分は自分なりに頑張ってきました。
それでも拭えない感情がありました。
「苦しかったなぁ…」
ニノは遠い目をして言いました。
嫉妬の塊
有馬にはニノの気持ちがわかりました。
どんなに努力しても、報われるとは限らないのが芸能界ですから…。
「アイのこと嫌いでしたか?」
有馬はストレートに聞きました。
ニノはアイが努力していることをちゃんと知っていました。
それに、共にハードな仕事をこなしてきた仲間ですからね…。
「妬みや嫉妬なんて無い」
ニノはそう呟きました。
が、すぐにその言葉を否定します。
「そんなわけ無いよね」
目には苦し気な涙が光ります。
ニノははっきり言ってアイが嫌いでした。
この世から消えてほしいと願うほどに…。
アイ本人にそれを伝えたこともありました。
「そしたら本当に死んじゃうんだもんね…」
ニノは涙を流しながら呟きました。
アイの命が消えてしまっても、ニノの心からアイが消えることはありませんでした。
それどころか、アイの慈愛に満ちた顔が蘇ってきます。
アイは自分を罵るニノさえもを愛そうとしていたはずです。
偽物
ルビーは涙するニノの前に立って後悔しているのかと問いかけました。
ニノは伏目がちに「そうね」と答えます。
ルビーは考えました。
今の自分はアイ。
ニノに伝えるべき言葉はなんでしょうか?
「大丈夫!もう気にしてないよ」
アイになりきってルビーは笑顔を浮かべました。
その瞬間、ニノの顔から表情が消えました。
次の瞬間には不敵に笑い出し、ルビーにダメ出ししました。
「本物のアイはそんなこと言わない」
本物のアイなら、ニノの望み通りの答えをくれるはずです。
ニノが望んだ答えは「そんなこと言ったっけ」でした。
ニノの中のアイは、ニノの言葉にいちいち傷ついたりなんてしません。
いちいち覚えてすらいないのです。
「あの子は最強で無敵のアイドル様なんだから」
そう言いながら、ニノは席を立って去っていきました。
最後にルビーに” 偽物”という言葉をかけるのを忘れません。
ニノの闇は相当深そうですね…。
ニノが去った後、有馬は恐怖に陥っていました。
明らかにニノは情緒不安定でした。
「これから私、あの人を演じなくちゃいけないの?!」
有馬は超難易度の高い役を演じなければならなくなりましたw
カミキヒカルの内通者?!
🌟あらすじ・先行カット🌟
TVアニメ【#推しの子】
第二話「三つ目の選択肢」アイの死から十数年。遺された双子の妹・ルビーはアイドルを目指すが、兄・アクアの根回しによってチャンスを掴めずにいた。だが母に憧れるルビーの気持ちは止まらず…。
▼WEB予告▼https://t.co/5yEWMvV8dF pic.twitter.com/Rid41fZZ40
— 『【推しの子】』TVアニメ公式 (@anime_oshinoko) April 18, 2023
撮影現場を後にしたニノは、ルビーがアイとは全く違う違う存在であることを誰かに電話で報告していました。
ニノにとってアイは唯一無二の存在で、金輪際現れることはありません。
そもそもアイを超える存在がいるなんて、例え娘だとしても絶対に許せません。
「でしょ?カミキヒカルさん」
ここにきて、電話の相手がカミキヒカルであることが判明…。
ニノはカミキヒカルと繋がっている…!
それでは2人の関係はいつからなのでしょうか?
アイが殺された時は?!
アイを巡る憎愛劇…その真相はこの先の映画「15年の嘘」で明かされていくのでしょう。
『推しの子』ネタバレ132-133話のまとめ
今回のお話は、B小町初期メンバーのお話でした。
撮影現場に初期メンバーの高嶺、ニノが遊びにきてくれました。
豪快な姉御肌の高嶺に、どこか不思議な空気を持つニノ。
ニノはB小町で活動していた当時のことを思い出してしまいます。
アイの人気は当時から絶大でした。
ニノがどんなに頑張ったって、アイには敵いません。
ニノは次第にアイを憎むようになっていきます。
アイに死んでほしいと伝えてしまったこともあります。
追い詰められていたのでしょう。
でも、アイはびくともしませんでした。
むしろ、ニノに言われた言葉なんて覚えてすらいない。
それがニノが思い出すアイです。
でも本当は違うはずです。
傷つかない人なんていないのです。
アイは演じるのが上手でしたから…本当の感情はわかりません。
でも、一つ言えることはニノがカミキヒカルと繋がりがあることです。
ニノは電話でアイについて報告していました。
もしも2人の関係構築がアイが殺される時より早ければ、2人が共犯の可能性すらありますよね…。
早くアイの無念を晴らしてほしいですね…!
次週もますます目が離せませんね♪
- ニノはアイに強い嫉妬を抱いていた
- 高嶺は明るく場を盛り上げる
- ルビーはB小町に複雑な感情を持つ
- ニノはカミキヒカルと電話で連絡
- ニノの心の闇が深く描かれる
- アイの存在がニノに重くのしかかる
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