本ページはプロモーションが含まれています
ヒソカとイルミは、仲良しなのでしょうか
結論から言うと、昔からの顔なじみではありません。ハンター試験が終わった時点で、イルミ自身が「短い付き合い」と言っているからです。
ただし試験より前に接点があったこともはっきりしています。この記事では、その上限と下限を作中の台詞ではさんでいきます。
この記事でわかること
- 付き合いの長さを示す2つの台詞
- 2人が初めて接した場面
- キルアをめぐるにらみ合い
- ヒソカがイルミと結んだ婚前契約の中身
- イルミがヒソカの変装だという説
- その説の欠陥
イルミ本人が「短い付き合い」と言っています
2人の関係の長さを測れる場面が、はっきりあります。
ハンター試験終了後、キルアを連れ戻そうとするゴンがゾルディック家を目指していたときのことです。イルミはゴンに触れ、自身もゴンに興味を抱きました。まだ念を使えないゴンに腕を折られているのですから、当然かもしれません。
「ヒソカが見守りたいって気持ちがよくわかるよ」
それだけに、イルミにとってゴンは危険人物でもありました。できれば今の未完成なうちに始末しておきたい——そこまで思わせる相手です。
その気持ちをヒソカは見抜いていました。
「ゴンはボクの獲物だ 手出ししたらタダじゃおかないよ」
鋭い視線と言葉で牽制するヒソカに、イルミが返した言葉がこれです。
「わかってるよ 短い付き合いだがヒソカの好みは把握した」
ハンター試験の時点で「短い付き合い」——その「短い」がどの程度かは分かりませんが、昔からの顔なじみとは言えなさそうです。
僕はこう読む
「短い付き合いだが好みは把握した」——後半のほうが重いと思っています。
この2人は、付き合いの長さで理解し合っているのではありません。イルミは短期間でヒソカの嗜好を読み切り、ヒソカもイルミの殺意を先回りして止めています。
同じ種類の異常さを持っている者どうしは、時間をかけなくても分かる。ヒソカが「ボクも大概だけど君も相当」と言うのも、そういうことだと思います。
だから「仲良し」という言葉が微妙に合いません。親しいのではなく、読めるだけ——この距離感がこの2人の全部だと読んでいます。
それでも、試験より前に接点はありました
もうひとつ、逆側から測れる台詞があります。
2人が初めて登場したのはハンター試験です。ヒソカは今と変わらない不敵な奇術師として、イルミは「ギタラクル」という仮名の全くの別人として現れました。顔中に針を刺した、かなり不気味なキャラクターです。
接点が初めて描かれたのは4次試験、ゼビル島の「狩るものと狩られるもの」でした。イルミはギタラクルとして、ヒソカを狙うハンターにとどめを刺します。
そのあと、ヒソカの前で針を抜いてイルミの姿に戻りました。そのときのヒソカの感想がこれです。
「うーん 何度見ても面白い」
「何度見ても」——つまりヒソカは以前にも、イルミが元の姿に戻るところを見ていることになります。
ハンター試験より前に接点があり、それでも「短い付き合い」。2人の関係は、この2つの台詞のあいだにあります。
なお、この4次試験での過ごし方も対照的でした。条件をクリアしていたイルミは、モグラのごとく土を掘って試験終了まで寝て過ごし、ヒソカは狩りを楽しむことを選んでいます。戦いにおけるスタンスは真逆です。
似ているのは、執着の仕方です
2人は単行本1巻から登場している古株という点でも共通しています。そして性質も似ています。
- ともに大切に思うモノに執着する
- 反対にそれ以外はゴミ同然に扱う
- 過去の描写がなく、どこで知り合ったのかも謎
ヒソカにとって大切なのは「気に入った玩具(成長途上で見込みのある人間)」です。そしてその玩具との対決機会が脅かされれば、相手がイルミであろうと容赦なく殺しかねない怖さを持っています。
ヒソカ自身もそこは自覚しているようで、イルミに「ボクも大概だけど君も相当」と言っています。
キルアをめぐって、にらみ合いになりました
キメラアント編、“ゴンさん”化の後遺症を治すためにキルアが奔走していたときのことです。
最後の希望としてアルカのいる実家・ゾルディック家へ向かったキルアを待っていたのが家族内試練(インナーミッション)でした。ここでもイルミとヒソカは一緒に行動しています。
そこでヒソカが放った一言がこれです。
「ボクがキルアを殺るのはアリかい?」
それまでクールだったイルミが、即座に反応します。
「お前を殺すよ? ここで 今」
あたりに禍々しいオーラが立ち込めるほどの殺気が漏れ、その殺気でイルミの居場所がキルアにバレることになりました。
あの挑発は、ヒソカの作戦だったのです。イルミがキルアに勝ってしまうとゴンが助かりません。ヒソカにとってはゴンもキルアも玩具のひとつで、できれば助かってほしいと思っているのです。
ヒソカの玩具への執着と、イルミのキルアへの執着。どちらも筋金入りでした。
婚前契約の中身は、自分を殺しに来いという依頼です
ここが2人の関係の到達点です。
ヒソカ対クロロはクロロの勝利で終わりました。敗北したヒソカは、旅団を相手にするときは「相手と場所を選ばないことにした」とマチに宣言。その言葉どおり、手始めにコルトピとシャルナークを殺害しています。
当然、旅団メンバーはクロロを始め激怒し、総力を上げてヒソカを殺すことになります。
これを予想していたヒソカが、イルミと交わしていたのが“婚前契約”でした。中身はこうです。
ヒソカが依頼したターゲットは、ヒソカ自身。つまりイルミに旅団へ入り、自分を殺しに来るよう依頼していたのです。
イルミの言葉がこれです。
「彼とはもちつもたれつだったけど 最後はどちらかがどちらかを殺すと思っていた」
暗黒大陸編で、2人は殺し合うことになりそうです——といってもヒソカが一方的に仕掛けているのですが。ヒソカは自分を狙ってくるイルミを含めた旅団メンバーを返り討ちにし、クロロ戦のリベンジを楽しもうとしているのでしょう。
イルミがヒソカの変装だという説もあります
ヒソカは変化系の能力者で、伸縮自在の愛(バンジーガム)と薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)の2つを持っています。
伸縮自在の愛で形を取り、薄っぺらな嘘で質感を再現すれば、基本的には何にでも変装できます。ここから「旅団に入ったイルミはヒソカの変装ではないか」という説が出ました。
説の根拠
- 旅団に入ったイルミの自己紹介で、一人称が「ボク」でした。普段のイルミは「オレ」で、「ボク」はヒソカの一人称
- 同じ自己紹介の場面で、イルミの手が「ヒ」の形に見える
説の欠陥
- ヒソカの2つの能力でも身長を低くすることと声を変えることはできない。だから旅団は身長190センチ以上の男を探している
- 百戦錬磨の旅団メンバーが誰も気づかないとは考えにくい
- 一人称は作者の凡ミスの可能性も否定できず、手の形もそう見えるだけかもしれない
まとめ|2人の関係をどう読むか
ヒソカとイルミは昔からの顔なじみではありません。
決め手だけ並べます。
付き合いの長さ
- ハンター試験終了時、イルミが「短い付き合いだがヒソカの好みは把握した」と発言
- 一方で4次試験では、ヒソカが針を抜くイルミを見て「何度見ても面白い」。試験より前にも接点があった
- 出会いの場面そのものは描かれていない
関係
- 友人でもあり、雇用関係でもある。もちつもたれつだが利害が合わなければ敵対する
- ヒソカは「ゴンはボクの獲物だ」とイルミを牽制した
- ゾルディック家では「ボクがキルアを殺るのはアリかい?」と挑発し、イルミの殺気で居場所をキルアに知らせた
婚前契約と現在
- クロロに敗れたヒソカはコルトピとシャルナークを殺害し、旅団に狙われる立場に
- ヒソカはイルミに「自分を殺しに来い」と依頼していた。これが婚前契約の中身
- イルミいわく「最後はどちらかがどちらかを殺すと思っていた」
- 旅団のイルミがヒソカの変装だという説もあるが、身長と声は変えられないという欠陥がある
僕はこう読む
婚前契約という言い方を選んだところに、この2人の関係が全部出ていると思っています。
中身は暗殺依頼です。それを結婚の前に交わす約束と呼んだ。ヒソカらしいふざけ方ですが、意味としては正しいのが怖いところです。
婚前契約とは、別れるときにどうするかを、仲がいいうちに決めておく取り決めです。ヒソカはまさにそれをやりました。関係が壊れる前に、壊れ方を決めておいた。
イルミも「最後はどちらかがどちらかを殺すと思っていた」と受けています。2人とも、終わり方だけは最初から合意していた——仲良しかどうかで言えば、たぶんこれが答えです。
そのうえで、まだ残る問いがあります。2人がどこで出会ったのかは、いまも描かれていません。ヒソカが「何度見ても」と言う以上、ハンター試験より前に何度か会っている。そのときヒソカは何をしていて、イルミは誰の依頼で動いていたのか。ここは空白のままです。
——あなたは2人の出会いが、依頼を通じたものだったと思いますか。それとも偶然だったと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
ヒソカとイルミは出会いの場面が描かれていないため、付き合いの長さが分かりにくい2人です。台詞を根拠に拾っておきます。
Q. ヒソカとイルミは仲良しなのですか
A. 昔からの顔なじみではありません。ハンター試験終了時点でイルミが「短い付き合いだがヒソカの好みは把握した」と言っています。友人でもあり雇用関係でもある、独特な距離感です。
Q. 2人の出会いはいつですか
A. 描かれていません。ただし4次試験でイルミが針を抜いた際、ヒソカが「うーん 何度見ても面白い」と言っているため、ハンター試験より前にも接点があったことが分かります。
Q. 2人が初めて接点を持ったのはどこですか
A. ハンター試験4次試験、ゼビル島の「狩るものと狩られるもの」です。イルミはギタラクルという仮名で、ヒソカを狙うハンターにとどめを刺しました。
Q. 婚前契約とは何ですか
A. ヒソカがイルミに交わさせた依頼で、ターゲットはヒソカ自身です。旅団に入って自分を殺しに来るよう頼んでいました。イルミも「最後はどちらかがどちらかを殺すと思っていた」と語っています。
Q. なぜヒソカは旅団に狙われているのですか
A. クロロに敗れたあと「相手と場所を選ばないことにした」と宣言し、コルトピとシャルナークを殺害したためです。旅団は総力を上げてヒソカを殺そうとしています。
Q. イルミがヒソカの変装だという説は本当ですか
A. 根拠は一人称が「ボク」になっていた点と、手が「ヒ」の形に見えた点です。ただしヒソカの能力では身長と声を変えられず、旅団も身長190センチ以上の男を探しているため、欠陥のある説です。
短い付き合いだと本人が言います。キルアの実家やヒソカの念、マチとの仲も置きました。
ゾルディック家キルアの実家ゾルディック家の秘密!?心臓抜きの技と念能力が凄すぎる!にらみ合いの元キルアの実家の掟です。
ヒソカの念ヒソカの念能力の秘密!死後も強まる念の汎用性と驚愕の真実とは?殺しに来いと言ったヒソカの死後の念です。
マチとの仲マチがかわいすぎる!ヒソカとの驚きの関係と二線者の秘密に迫る!同じ蜘蛛のマチとの関係はどうなのでしょうか。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月9日


コメントを残す