【キングダム】羌瘣が出会った混バアとは?黒羊丘で起きた衝撃の事件とは!? | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】羌瘣が出会った混バアとは?黒羊丘で起きた衝撃の事件とは!?

キングダム 混の過去
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この記事を読むとわかること
  • 混は黒羊の集落の長である
  • 羌瘣は混に看護され回復した
  • 混の村が桓騎軍に焼かれた

黒羊丘の戦いは飛信隊の絆が描かれた一方で、桓騎による「大人の戦い方」と戦争の無慈悲さを感じさせられた重みのあるストーリーとなっています。

その象徴となったのが、羌瘣と混(こん)という老婆の出会いでした。

それでは羌瘣と混の出会いとはどのようなものだったのか、本記事では黒羊丘の戦いに登場した混についてまとめていきます!

 

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【キングダム】混のプロフィール

混(こん)は趙の国民。

初登場は第459話でした。

黒羊にある集落の長の老婆で、村民から「混バァ」と呼ばれています。

黒羊丘の戦いにて羌瘣と出会い仲を深めました

 

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【キングダム】混の出身とは?

混がいたのは黒羊の樹海に存在する集落

先行偵察していた羌瘣隊が発見した村で、黒羊丘の戦いにおける飛信隊の進軍先から僅かの距離に存在していました

しかし戦の情報は伝わっていないらしく、村人たちは平時と変わらずのんびり過ごしていました。

 

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【キングダム】混の性格とは?

混は一見怖そうですが、情に厚く親切な性格

厳しい態度を取りつつも羌瘣に「悪い娘じゃない」という印象を抱くなど、長く生きているだけあってか見識のありそうな人物です。

また「離眼の悲劇」を羌瘣に語るなど、地域の歴史に精通しています。

ただし村が趙軍の領土となるずっと前から存在しているため、「趙だから秦が敵」のような「何人(なにじん)だから何人が敵」といった意識は低いようです。

 

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【キングダム】黒羊丘の戦い

混が登場したのは黒羊丘の戦いが繰り広げられた黒羊丘の戦いのことでした。

黒羊丘の戦いとは紀元前237年に、飛信隊が桓騎軍と合同で臨んだ趙攻めの戦い

桓騎軍・飛信隊の秦軍計5万8千vs慶舎軍・紀彗軍の趙軍計7万による黒羊丘攻防戦です。

黒羊丘は見渡す限りの密林であり、落とすべき城がない代わりに5つの丘が存在しており、この5つの丘すべてを占拠することが秦軍勝利の条件でした。

しかし広大な樹海であることや無名の強軍・紀彗軍の存在によって、飛信隊は予想以上の苦戦を強いられるのでした。

 

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【キングダム】混と羌瘣の出会いとは?

混と羌瘣の出会いは第460話で描かれました。

出会いのきっかけは、斥候に出た羌瘣の小隊が、黒羊の樹海の中に集落を見つけたこと

穏やかに過ごす村民たちをこのまま見過ごせないと感じた羌瘣は、彼らが戦に巻き込まれないために、部下たちの制止を振り切り、集落に退避するよう村へ忠告しに行きます。

そこで声を掛けたのが混でした

しかし混は、羌瘣が秦軍だと察すると「忠告するくらいなら最初から他人の土地に入ってくるんじゃない。侵略者が」と非難。

それでも忠告を続ける羌瘣に「失せな」と告げ、退避を拒んだのでした。

 

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【キングダム】混と羌瘣の関係性とは?

しかしその後、羌瘣は混に救われることになります。

趙将・劉冬との戦いで傷を負った羌瘣を、羌瘣の馬が混の集落に運び、それを混が保護したのです。

混は敵国人ながらも羌瘣を手厚く看護。

混は相変わらず羌瘣の促す退避を拒んだものの、雑談として「離眼の悲劇」について羌瘣に語りました。

紀彗軍の強さと士気の高さを説いた混は、羌瘣に「秦軍に戻らずここにいた方がいい。勝ち目はないよ」と助言。

しかし羌瘣は「なおさら戻らなければ」と想いを強め、回復次第飛信隊に復帰したのでした。

黒羊丘の戦い初日から離脱してしまった羌瘣ですが、混のおかげで早々に戦線復帰できたわけですね。

羌瘣が動けるようになるまでの僅かな交流でしたが、国を越えた人と人の繋がりがそこにはありました。

立場は違えど互いに案じる2人は、別れる頃には「混バァ」「羌瘣」と呼ぶ間柄になっていました。

 

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【キングダム】混は死亡した?

黒羊丘の戦い5日目朝、黒羊の樹海のあちこちに煙が立っていました。

煙の1つが混の村の方向だと気づいた羌瘣は胸騒ぎを覚え、急いで村に向かいます。

すると村はすべて焼かれていました

村にはすでに人の気配はなく、代わりに飛信隊はとんでもないものを目にします。

それは村人の死体を積む桓騎軍の姿

なんと桓騎軍が女子供を含む村民を虐殺したうえで村を焼いていたのです。

そして羌瘣は積まれた死体の山の中に、変わり果てた混の姿を見つけてしまいました

冷静さを失った羌瘣は桓騎兵を斬り、信もまた激昂し、桓騎本陣に乗り込むというあわや飛信隊vs桓騎軍の戦争に発展しかねない事態に発展したのでした。

 

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【キングダム】黒羊の紫水晶のお守りとは?

飛信隊と桓騎の仲間割れを仲裁したのは、桓騎軍に入れ替え配属になっていた尾平でした。

すると信との言い合いの最中に、尾平から黒羊特産の紫水晶を使った腕飾りが落下します。

それは焼かれた村で尾平が桓騎兵に唆され持ち帰っていたもの

つまり殺害されていた村人の遺品であり、飛信隊としてあるまじき事でした。

そして羌瘣にはその腕飾りに見覚えがありました。

黒洋の紫水晶で作られた腕飾りは、混が身につけていたお守りなのです。

混は羌瘣が集落を去る際に「羌瘣にも作っておいてやる」と言い、「終わったらここに取りに来な」と再会の約束までしていました。

しかしその約束は叶うことなく、紫水晶のお守りは略奪品として秦軍の手に…。

それも飛信隊であるはずの尾平が持っていたことで、羌瘣は怒りと悲しみに震え尾兵を殴り倒したのでした。

とはいえ桓騎の虐殺により、黒羊丘の戦いは秦軍が戦死者数を半分以下に抑え大勝利に

飛信隊は納得いかずとも、桓騎の言う「大人の戦い」を受け止めるしかありませんでした。

その上で羌瘣は紫水晶のお守りを腕に付け、信に「お前のやり方で天下の大将軍になればいい」と伝えたのでした。

 

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まとめ

混は黒羊丘の集落に住む老婆で、秦だから趙だからといった区別なく羌瘣を手当てした人物。

羌瘣と再会の約束をしましたが、しかし桓騎軍による虐殺に遭い死亡してしまいました。

この出会いは国を越えた人と人の繋がりを感じられた一方で、戦争は何も知らない一般人をも巻き込んでしまうという無慈悲な現実を知らしめられた形です

しかもそれにより戦死者数を最小限に抑え勝利するという「大人の戦い方」を知ることとなりました。

飛信隊がいくら諫めようとも戦としては大成功であり、飛信隊がいくら理想を掲げていても相手にとっては総じて「侵略者」であることがなんとも難儀ですよね。

しかしそれが、かつて呂不韋が「狂気の願望」であるとし、今回桓騎が「極悪人」だとした「中華統一」への道のりの厳しい現実でもあるのです。

それでも飛信隊はこういった悲劇を無くすべく、信は信のやり方で、飛信隊は飛信隊らしくあろうと決意し団結したのでした。

この記事のまとめ
  • 混は黒羊丘の老婆である
  • 羌瘣と混は戦で出会った
  • 混は羌瘣を手厚く看護した
  • 村は桓騎軍に焼かれた
  • 混の約束は果たされなかった
  • 戦争は無慈悲な現実を示す
あいり
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