【キングダム】嬴政加冠編で昌平君の強さが炸裂!呂不韋との決別で秦国の未来が一変!? | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】嬴政加冠編で昌平君の強さが炸裂!呂不韋との決別で秦国の未来が一変!?

キングダム 昌平君 呂不韋との決別
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この記事を読むとわかること
  • 昌平君が呂不韋から離反した
  • 昌平君が咸陽を守った
  • 昌平君の武将としての実力が炸裂した

嬴政加冠編はこれまで複雑に絡み合っていた嬴政・呂不韋・太后3人の意志が入り乱れ、一気に明暗が分かれるという重要なエピソードです。

しかしその傍らでもう一人、この嬴政加冠編で大きな決断を下し運命を変えた人物がいました。

それは呂氏四柱のひとり・昌平君。

実は昌平君の決断で嬴政加冠編の結末は大きく変化していったのです。

それでは一体何が起きたのか、嬴政加冠編での昌平君の驚きの決断や行動、その結末について詳しくまとめていきます!

 

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【キングダム】嬴政加冠編のあらすじ

山陽に続き著雍を奪取した秦は、両都市を足場としていよいよ魏攻略に着手しようとしていました。

しかし突如太后が強引に嫪毐を山陽長官に据え、山陽・著雍以北の民や兵たちを極北の都市・太原へと送ってしまいます。

そして自らも嫪と共に太原に入り、なんとそこで「国」の建国を宣言。

国は咸陽の警告を無視しながら、後宮勢力の財力や太后の王族身分、側近の宦官・趙高の頭脳や他国の賛同をもって、瞬く間に独立国家の体を成していきました

しかしこの国の動乱には呂不韋の陰謀が交わり、国は咸陽への挙兵に至ります。

嬴政加冠の儀の当日、咸陽に侵攻する国軍。

国軍が咸陽を落とせば呂不韋が秦王になるように仕組まれていました

しかし大王派もこれを予期して咸陽に飛信隊や蕞の兵らを呼び寄せていました。

果たして討伐軍は国軍を討ち咸陽を守れるのか、そこに嬴政と呂不韋の玉座を巡る戦いの決着が委ねられます。

その結末を決定づけたのは、昌平君の衝撃の決断でした。

 

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【キングダム】嬴政加冠編は何巻?

嬴政加冠編は37~40巻で描かれています

このエピソードは『キングダム』における大きな節目となっているので要注目です。

 

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【キングダム】昌平君と呂不韋の関係性とは?

昌平君は呂氏四柱のひとりです。

呂不韋が丞相になり最初に人材登用をしたのが昌平君。

以来昌平君は呂不韋の右腕となり、呂不韋陣営拡大に貢献する傍らで秦軍総司令としても活躍、また呂不韋が相国になるのに伴い右丞相にもなりました

つまり昌平君は燻っていた才能を呂不韋に見出されたという立場

とはいえ強い恩義を感じながらも昌平君は、呂不韋の意見より軍略を優先するという軍総司令としてはいたって冷静な一面があります。

 

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【キングダム】呂不韋との決別

昌平君は合従軍編の時に蕞に腹心の介億を援軍として送るなど、少しずつ呂不韋からの心離れが見えていました。

そして嬴政加冠の儀の日、昌平君は衝撃の行動を起こします。

それは呂不韋陣営からの離反

この時咸陽では呂不韋が仕組んだ国軍の反乱によって、国軍が勝てば呂不韋が、討伐軍が勝てば嬴政が秦王になるという、国の命運を左右する戦いが起きていました。

昌平君は雍で行われている加冠の儀に列席していましたが、国軍はすでに咸陽に侵攻しており、呂不韋陣営としてはただ座して待っていれば朗報が届くはずでした。

しかし昌平君は、国軍を鎮めるべく昌文君ら大王陣営と共に席を立ったのです。

当然呂不韋や李斯から責められますが、昌平君は余計な問答は不要だとしてただ一言「世話になった」とだけ伝えたのでした。

長年呂不韋に付き従っていた昌平君の離反は、加冠の儀の最後に起きた一大事でした。

 

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【キングダム】昌平君はなぜ大王側に付いた?

昌平君が呂不韋を裏切り嬴政側に付いたのは、昌平君自身が中華統一を夢に描く男の一人であり、嬴政がその夢を預けるに足る器だと感じたからです。

呂氏四柱のひとり・蔡沢が「合従軍辺りから昌平君の心離れは聞いていた」と言っているので、恐らく嬴政が自ら蕞へ出陣した姿にそれを感じ、心を動かされたのでしょう

秦国最大の力を持つ呂不韋派、秦王になるかもしれない呂不韋からの離反…それによって昌平君は全てを失う可能性もありました。

しかしそれも覚悟で嬴政の下に動いたのです。

昌平君の中華統一への強い思いを感じますね。

 

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【キングダム】昌平君が大王側に付かなければどうなっていた?

昌平君の離反がなければ、呂不韋が秦王となっていたでしょう

呂不韋は国軍が王族を根絶やしにしつつ咸陽を火の海にし、雍にいる嬴政まで殺害し、秦国が絶望に染まったところで蒙武を引き連れて国軍を討つことで、秦国民の支えとなり玉座を得る算段でした。

つまり咸陽陥落、嬴政の死、秦王族の根絶、その上で呂不韋の示した富による統治となり、秦という国がまるで別物になっていたかもしれないのです。

しかし昌平君は加冠の儀の前からすでに大王派に付くつもりで行動しており、国の反乱を察知した時点で大王派の飛信隊に暗号文にて密告していました。

まずこれがなければ咸陽はあっという間に落とされていたはずです。

さらに昌平君は自ら咸陽に向かい、一武将として大王派勝利に大きく貢献したのでした。

 

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【キングダム】嬴政加冠編で見せた昌平君の強さとは?

これまで軍総司令として才能を発揮してきた昌平君ですが、嬴政加冠編では1人の武将としても高い実力を持っていることが明らかになりました。

昌平君は咸陽に着くと軍の先頭を切って敵陣に突入し、矛で激しく敵を蹴散らしていきました。

その姿には昌文君も壁も「あんなに猛々しい武将であったとは」と驚愕。

なんと介億が言うに昌平君は、幼少期はあの蒙武よりも強かったそうです。

さらに昌平君は戦場においても持ち前の軍才を発揮し、僅かな兵力ながらも「包雷」を実行して国軍を包囲

そして、ここぞという場面で兵たちの士気を最高潮にもっていく指揮力の高さも見せました。

咸陽に置いておくのがもったいない男です。

その強さは介億曰く「誇張して言うなら武力は蒙武級、誇張しなしに頭脳派李牧級」とのことで、昌平君は中華でも屈指の武将と言えそうです

 

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【キングダム】昌平君VSワテギ

昌平君が仕掛けた「包雷」からの唯一の脱出方法は、敵中央の主攻に向かって行き、すり抜けること。

つまり国軍を率いるワテギが討伐軍・主攻の昌平君を抜けるかが戦いのカギとなりました

必然と一騎討ちになるワテギと昌平君。

すると昌平君はまず一撃目でワテギの右手を斬り落とし、次の瞬間に首を刎ねました。

戎籊王ワテギを僅か二撃で討ってしまったのです。

死の間際、知も武も優れる昌平君に対し思わず「化物め」と笑ったワテギ。

昌平君には一騎討ちの強さもあったのでした。

 

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【キングダム】嬴政加冠編の結末

ワテギが討たれたことにより、烏合の衆であった国軍はたちまち全軍敗走の形となりました。

国軍はその後桓騎軍に狩られ、首謀者・嫪は車裂きの刑に、他の国関係者は流刑に処され、国は滅亡しました

そして嫪毐の取り調べにより反乱の罪は呂不韋にまで追及され、呂不韋は失墜

これにてついに嬴政が揺るぎない秦王となったのでした。

 

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【キングダム】昌平君が算出する15年の数字とは?

大王派を勝利へと導いた昌平君は、これから嬴政のもと秦の中華統一へと動き出していくことになります。

そこで昌平君はまず「15年」という数字を示しました。

この15年とは、昌平君が練りに練って算出した中華統一戦争の期限

国民総動員で挑まなければならないこの戦争において、高い士気と集中力と折れぬ心を持続できる限界が15年だというのです。

つまり中華統一するには、まだ一国も落としていない今の状況からたったの15年で六国全てを滅ぼさなければならないということ

この無理難題をどう攻略していくか、昌平君は実現に至る具体的な戦略を描いていくのでした。

 

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まとめ

昌平君は呂氏四柱のひとりでしたが、嬴政加冠の日に恩義ある呂不韋と袂を分かち、大王派の大きな力となりました。

昌平君の心を変えたのは自身が描く中華統一への夢と、同じ夢を持つ嬴政への信頼。

普段あまり感情を表に出さない昌平君だからこそ、この大きな決断にいかほどの想いが込められているか感じられましたよね。

昌平君の決断がなければ、嬴政加冠編の結末も秦国の未来も全く違ったものになっていました

昌平君は嬴政加冠編のキーパーソンと言えるので、是非その意思と動きには注目してください。

また嬴政加冠編では、初めて明らかになった昌平君の個の武将としての活躍も見逃せません!

この記事のまとめ
  • 昌平君が呂不韋と決別した
  • 嬴政加冠編は37~40巻で描かれる
  • 昌平君の強さが戦局を変えた
  • 毒国の反乱で秦国の命運が左右された
  • 昌平君が描く中華統一の戦略とは
  • ワテギとの一騎討ちで勝利を収めた
あいり
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