【キングダム】偽宦官から反乱首謀者に!?嫪毐(ろうあい)の衝撃的な過去と太后との禁断の愛を徹底解説!! | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】偽宦官から反乱首謀者に!?嫪毐(ろうあい)の衝撃的な過去と太后との禁断の愛を徹底解説!!

キングダム ろうあい 逆転の愛
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この記事を読むとわかること
  • 太后が山陽長官を任命した
  • 毒国の建国は呂不韋の策略
  • 太后と?毒の禁断の愛の結末

本記事では『キングダム』における嫪毐という人物を徹底紹介していきます!

紀元前238年、秦国史上最大のクーデター・国の反乱が勃発。

その首謀者が嫪です。

しかし嫪毐はおよそ反乱を起こすとは思えぬ人柄でした。

それでは嫪毐とはどんな人物でなぜ反乱を起こしたのか、その性格や太后との関係性、首謀者となった経緯、反乱の結末、実在したのかまで嫪毐について分かりやすくまとめていきます!

 

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【キングダム】嬴政加冠編のあらすじ 

紀元前239年、いよいよ魏攻略戦に乗り出そうとしていた咸陽。

ところが突如太后が「山陽と著雍を後宮勢力で貰い受ける」とし、強引に嫪毐を山陽長官に据えてしまいます。

太后は山陽・著雍から極北の都市・太原へ人を送り、嫪毐と共に太原に入ると勝手に「国」の建国を宣言してしまいました

国は咸陽の制止も聞かぬまま、気づけば独立国家の体を成すほど大きくなっていきました。

そして翌紀元前238年、嬴政加冠の儀の執行日。

雍で式が執り行われている間に、国軍が咸陽へ侵攻します。

実はこの国の侵攻は、呂不韋が仕組んだ王座簒奪の最後の一手

しかし嬴政もこの事態に備えており、飛信隊ら信頼のおける者たちを咸陽に派遣していました。

これは国軍を討てれば嬴政の勝利、討てずに咸陽が陥落すれば呂不韋の勝利ということ。

つまり嬴政と呂不韋の政争の決着が咸陽の戦いに託されたのでした。

 

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【キングダム】嬴政加冠編は何巻?

嬴政加冠編は37~40巻で読むことが出来ます

嬴政加冠編は嬴政・呂不韋・太后の思惑と意志がぶつかり、長きに渡り複雑に絡まった関係性が一気に解かれる重要エピソードなので必見です。

 

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【キングダム】嫪毒のプロフィール

嫪毐(ろうあい)は国(あいこく)の君主

男子禁制の後宮に偽宦官として潜り込んでいた男で、紀元前239年に太后の意向で山陽長官になり、その後太后と共に太原で「国」を建国しました

初登場は24巻255話で以来描写はされていませんでしたが、嬴政加冠編の37巻403話から再登場し活躍していきます。

 

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【キングダム】嫪毒の特徴

嫪毐は優しげな顔をした大男

ただし宦官として後宮に潜り込むために眉とヒゲを剃っています。

 

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【キングダム】嫪毒の性格とは?

嫪毐は大人しく素朴な性格

幼少期にいじめられていたり、成人しても勇気がなくて戦場に行けなかったりというエピソードがあるほどです。

それゆえに自らを「何の取り柄もない」と卑下する部分があり、発言も控えめで、傲慢でもありません

一時は君主という立場に酔いかけた時もありましたが、太后の警告もあり、廷臣たちに「王」と祭り上げられ始めた時には逆に「恐ろしいことだ」と冷静になっていました。

嫪毐は自分が人の上に立つ人間ではないことを理解しているのです。

それではなぜ国君主になったのかというと、そこには呂不韋が与えた大きな転機がありました

 

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【キングダム】嫪毒の過去とは?

嫪毐は下級文官の家の生まれであり、父の人脈のおかげで何とか下級文官になれたという、本人の言う通り何の取り柄もない人物でした。

しかしただひとつ「男根で車輪を回す」というとんでもない特技を持っていました

文官としても何の才覚も無かった嫪毐は、夜な夜なそれで上級・中級文官たちを喜ばせるという日々を送っていたのですが、その巨根ゆえに嫪毐に思わぬ役目が巡ってきます。

それは太后の夜のお相手をすること

呂不韋が嫪毐の噂を聞きつけ、太后にあてがったのです。

この時呂不韋は後宮勢力を味方につけるため太后と密通していたのですが、太后の執拗な欲求に嫌気と危機感を抱き、遠ざけるために身代わりを用意したわけです

嫪毐は呂不韋の手引きによって偽宦官として後宮入りし、日々太后の快楽の相手をするようになりました。

 

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【キングダム】太后と嫪毒の関係性とは?

つまり嫪毐は太后を悦ばせるために連れて来られた男娼です。

その役目として太后を大変満足させたようですが、一方の嫪毐は肉欲に狂う太后に怯えていました。

しかしある夜、太后が涙を流しているのを見て彼女の心の傷に気づきます。

嫪毐は少しでも苦しみを和らげる癒しになろうと心掛けるようになり、太后もそんな嫪毐の優しさに触れていき、いつしか2人の間に愛情が芽生えていきました

そして2人の間に2人の子供ができます。

太后が大罪であると理解しながらも嫪毐との子を産んだのは、茨の人生を歩んできた太后の中に「心を休める」という願望が生まれたからです。

そのために太后とは、“安住の地”として国をつくりました

 

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【キングダム】嫪毒の目的とは?

国の王となった嫪の目的は、太后の安息の地である国を守ること

太后が再び涙しないように、国を揺るがない場所にすることです。

しかしその決意も虚しく、大臣・虎歴から「嫪毐と太后の不義と2人の子供の存在が咸陽にバレ、咸陽が国を討つために軍を興そうとしている」との報告が。

そして国が生きる道は、挙兵し咸陽を急襲するか、嫪毐・太后・2人の子供の首を咸陽へ送り許しを乞うかであると、反乱か死かの選択を迫られてしまいます。

実はこれは呂不韋の画策なのですが、こうして国は太后と嫪毐の目的に反し、嫪毐を首謀者として反乱軍の挙兵へと進んでいくのでした。

 

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【キングダム】嬴政加冠編の結末

国軍は加冠の儀の日に咸陽へ侵攻します。

しかし反乱を予期していた嬴政により飛信隊らが討伐に派遣されており、さらには呂不韋陣営から離反した昌平君の活躍で国軍は撤退。

その後国軍は桓騎軍に粉砕され、嫪は生け捕りにされます

他の趙高ら国関係者も蜀の地に流刑となり、国は滅亡したのでした。

 

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【キングダム】嫪毒の裁きとは?

生け捕りにされた嫪毐は咸陽に連行され、取り調べの上、秦で最も重い罰である車裂きの刑が課されます

嫪毐は呂不韋の手引きで偽宦官として後宮入りした事実も含め、これまでの経緯を洗いざらい自白し、その罰を受け入れました。

ただし嫪ひとつだけ、「太后は反乱に一切関わっていない」と嘘を吐いたのでした。

 

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【キングダム】嬴政加冠編で嫪毒は死亡した?

嫪毐は太后に、自分の力不足で失敗してしまったと涙ながらに謝罪し、太后に会えたことで人生に大きな意味を持った、本当に幸せだったと感謝を伝えました。

そうして太后と最後の言葉を交わし、嫪毐は刑に処され死亡したのでした。

ちなみに車裂きの刑とは、罪人の四肢を馬車に繋ぎ、各方向に馬を発進させて体を引き裂くというかなり重めの酷刑です。

嫪毐はそれだけ重罪として処されたわけですね。

 

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【キングダム】嫪毒は実在した?

嫪毐は実在した人物

生い立ちなど細かい設定はオリジナルのようですが、巨根のとんでもエピソードも含め、反乱の結末までほぼ史実通りです。

ただし史実だと、太后の後ろ盾を手にしたことで野心を持ちだしたという印象がありますね。

そこを『キングダム』では素朴で誠実な人物として描かれており、同じ“反乱の首謀者”とされていても全く背景が違って見えます

最期まで太后への愛を貫き続ける心優しき嫪毐が描かれたことによって、史実では悪女と名高い太后の印象も変わりましたよね。

 

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まとめ

嫪毐は呂不韋の手引きで太后の男娼となり、そのうちに太后と愛し合い、子を為し、その愛を育む安住の地として国をつくりました。

下級文官から偽宦官、一国の王、そして最期は反乱の首謀者として処されるなど作中でも屈指の激動の人生を歩んだ人物ですね。

下級文官から王へと立場が変わると人柄まで変わってしまいそうですが、嫪は太后への愛を貫き、最も重い罰を課せられたにもかかわらず処されるその時まで太后を想い続けていました。

国や嫪の乱は史実にも残されている出来事ですが、そこに素朴で一途な人物像が加えられた『キングダム』の嫪毐はとても魅力的な人物なので、嬴政加冠編では是非嫪毐に注目してみてください!

この記事のまとめ
  • 嫪毒は偽宦官から王になった
  • 太后との禁断の愛が生まれた
  • 毒国は太后の安息の地だった
  • 反乱の首謀者として処刑された
  • 嫪毒の人生は激動の連続だった
  • 史実と異なり愛情深い描写がある
あいり
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