- ロゾは犬戎族の王で残忍な性格
- 舜水樹がロゾを味方に引き入れた
- 壁がロゾを討ち取る意外な展開
キングダムの中で、一大決戦と言われているのが秦国軍による趙王都の攻略戦です。
趙の王都邯鄲を攻め落とすため、秦は王翦将軍を筆頭に、桓騎将軍と楊端和の3隊連合軍で攻め入りました。
趙の国門でもある列尾を撃ち落としたものの、李牧によって張り巡らされた罠によって列尾は補給の中継地点にはならず、趙攻略は王都邯鄲の喉元にある鄴を落とす戦いへと変わりました。
この鄴攻めの中でもう一つ攻略しなければならない城が、橑陽です。
橑陽攻略を任されたのは、山民族を束ねる楊端和軍でした。
楊端和は圧倒的な強さを誇る山民族とともに一気呵成に仕掛けましたが、相対する趙軍の将である舜水樹が頼ったのは橑陽に住む犬戎族でした。
この犬戎族の王ロゾは、山民族に負けず劣らずの剛力で、且つ山民族以上に残忍な仲間を携えていました。
今回は、犬戎族一派とその王ロゾについて紹介していきます。
目次
【キングダム】ロゾのプロフィール
ロゾは、趙の橑陽城を支配している犬戎族の末裔で、かなり背が高い大男です。
残忍性が強く、犬戎族を恐怖によって支配しています。
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悼襄王のことはあまり好んではいませんが、李牧のことはある程度評価しています。
橑陽では、楊端和が率いた山民族と公孫龍将軍が率いる趙軍との戦いで始まりましたが、当初は睨み合いのみで戦闘はありませんでした。
そこに壁が加わり、一気に攻撃に出た楊端和でしたが、ここで趙軍は橑陽城の方に引いていきます。
ここで登場したのがロゾ率いる犬戎族で、その王でもあるロゾは公孫龍将軍を殺そうと身構えました。
ただ、それを阻止したのが李牧の片腕でもある舜水樹です。
舜水樹は、ロゾに李牧からのお願いという旨を伝え、褒美に羊の肉を振舞うことを条件に、犬戎族を味方に引き入れます。
これによって犬戎族対山民族という構図が橑陽城で出来上がりました。
【キングダム】ロゾの特徴とは?
ロゾは、気の荒い犬戎族を束ねるだけあってかなり背が高い大きな男です。
大きな犬の毛皮を羽織り、野蛮な風貌をしています。
大剣を扱い、一振りで大きな威力を誇る攻撃を仕掛けます。
【キングダム】ロゾの性格とは?
ロゾの性格はかなり残忍で、自らの軍の兵士であっても家族を人質に取り、少しでも失敗したり、怖気づいたりした兵士は家族もろとも処刑することで、犬戎族を掌握しています。
また、味方がいてもお構いなしに攻撃を仕掛け、味方もろとも斬り伏せることもしばしばあります。
ただ、李牧のことは信頼しており、李牧が年に一度振舞う羊の肉が好物で、今回の秦との戦いもその羊の肉のためという形で参戦しました。
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【キングダム】ロゾの強さとは?
残忍な気性と大柄で野蛮な風貌からもロゾの強さは伝わりますが、大剣を振るう攻撃力は非常に高いものがあります。
戦略はあまりなく、機動力優れた騎馬を操り、圧倒的な攻撃力で敵をなぎ倒す攻撃が特徴です。
【キングダム】犬戎族とは?
キングダムの中に登場する犬戎族とは、「西戎」のうちに含まれる部族の一つのことを指しています。
匈奴で産まれたとされる舜水樹が犬戎族と同じ言葉で話をしていたため、匈奴付近一帯の部族かもしれません。
その犬戎族を束ねているのがロゾになります。
また、犬戎族の部隊は頭に動物の頭部の毛皮のようなものを防具として付けています。
【キングダム】犬戎族は実在した?
犬戎族は、中国の西の方に住んでいた遊牧民族で、紀元前770年に周の十二代王の幽王に恨みを持つ諸侯が犬戎族と組んで幽王を討ったという記録が残っています。
この周のあとに秦ができ、度々西戎を討伐し秦に吸収されたと史実では記されていますが、匈奴に吸収された犬戎族もいたようです。
キングダムでは犬戎族の末裔として紹介されていますので、リアルタイムでの実在ではないですが、キングダムの世界より前に犬戎族は実在していたと思われます。
【キングダム】橑陽での戦い
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さらに、巻末の原先生コメントでは映画製作を巡る話がつづられています!!
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橑陽での戦いは、ロゾを中心にその血族でもあるゴバ、トアク、ブネンの3兄弟を中心に、楊端和軍に攻撃を仕掛けてきますが、戦力差的に厳しい状況でした。
さらに、壁の失態により隠してあった食糧を舜水樹によって焼き払われてしまいます。
食糧が無く、万事休すの状態でしたが、そこで楊端和は、ロゾを討ち取る以前に目標をゴバ、トアク、ブネンの3兄弟に集中し、3日でそれぞれを討ち取る策に出ます。
ブネンこそ苦戦し、メラ族のカタリを失ってしまいましたが、それでも楊端和がゴバを、フィゴ族のダントがトアクを、そしてブネンを最後はメラ族のキタリが討ち取ることに成功します。
【キングダム】ロゾVS壁
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ゴバ、トアク、ブネンの3兄弟を討ち取った楊端和軍でしたが、その代償は大きく、全員満身創痍の状態でしたが、まだ余力のあったフィゴ族のダントがロゾを討ち取るべく一騎討ちに出ます。
ロゾに負けず劣らずの巨漢のダントでしたが、ロゾの力は強く、若干押され気味な状況でした。
ここをチャンスと見て登場したのが、序盤に失態を侵した壁でした。
汚名返上を図るべくダントが引き付けている隙を見てロゾに攻撃を仕掛けます。
【キングダム】ロゾは死亡した?
壁によるロゾの隙をついた攻撃でしたが、攻撃は交わされ逆に強烈な一撃を食らってしまいます。
壁役 #梶裕貴
▼出演にあたってのコメントhttps://t.co/uTG4Ay7b9h#人間力#まだまだ発展途上#舞台キングダム pic.twitter.com/H4oNKHwG5Z
— 舞台『キングダム』 (@kingdom_stage) September 5, 2022
悶絶苦しむ壁でしたが、その後も囮として引き付けてくれるダントの協力もあり、なんとか壁がロゾの顔を真っ二つに切り落とすことに成功します。
これによってロゾは絶命し、橑陽での戦いは楊端和軍の完全勝利となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、犬戎族一派とその王ロゾについて紹介してきました。
犬戎族との戦いは、その残忍性と野蛮な行為から何度も絶体絶命なピンチがありましたが、壁の活躍もあり何とか勝利で治めることができました。
この戦いの中で、今まで楊端和を中心にバジオウやタジフ程度しか登場していなかった山民族のキャラクターが新たに多く登場しました。
特にメラ族のカタリとキタリ、フィゴ族のダントは強烈なインパクトを残した印象です。
また、ロゾから逃げる際に楊端和とバジオウの過去も伺え、山民族のことがさらに良く分かったストーリーでした。
今後も要所要所での活躍が期待される楊端和軍の今後にも注目していきましょう。
- ロゾは犬戎族の王で強力
- 李牧がロゾを味方に引き入れた
- ロゾは残忍で恐怖で支配
- 楊端和がロゾを討ち取る戦略
- 壁がロゾを倒した決定的瞬間
- 犬戎族の実在と歴史的背景
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