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貝満(べいまん)とは何者なのか
結論から言うと、貝満は合従軍編で楚の総大将・汗明を支えた軍師兼将軍です。端正な顔立ちから女性と見られることが多いものの、作中で性別ははっきり語られていません。
貝満が出てくるのは、函谷関の戦いと同じ時期に、楚軍が蒙武・騰の連合軍とぶつかった戦場です。汗明の本陣には、老軍師の仁凹、軍師兼将軍の剛摩諸、そして貝満の3人がいました。このうち貝満は、29巻で蒙武の斜陣がけを止めに走り、それが結果として汗明の討死につながります。
この記事でわかること
- 貝満の立場と、汗明軍の3人の軍師の違い
- 貝満は女性なのか
- 29巻の斜陣がけで貝満が何をしたか
- 汗明が蒙武に討たれるまでの流れ
汗明軍の3人の軍師を一覧で見る
「キングダム 貝満」で調べる人が迷いやすいのは、汗明のそばに似た立場の軍師が3人いるからです。並べます。
| 人物 | 立場 | 斜陣がけのとき |
|---|---|---|
| 貝満(べいまん) | 軍師兼将軍。自ら兵を率いて前に出る | 楚軍の左の端へ向かい、勢いを止める |
| 剛摩諸(ごうましょ) | 軍師兼将軍 | 右の端へ向かい、勢いを止める |
| 仁凹(じんおう) | 本陣で指揮を執る老軍師 | 汗明のそばに残る |
仁凹は本陣から動かない軍師で、剛摩諸と貝満は兵を率いて戦う将でもあります。軍師でありながら自ら前線に出られることが、貝満の特徴です。蒙武を愚か者と言い放つ気の強さもあり、汗明からの信頼も厚い人物でした。
貝満は女性なのか
貝満は、整った顔立ちと細身の姿で描かれています。そのため「貝満は女性では」と思う読者が多いのですが、作中で性別がはっきり語られる場面はありません。
参考になるのが、公式のゲーム『キングダム 乱 -天下統一への道-』です。このゲームでは、貝満は男性の武将として登録されています。作中の描かれ方と合わせると、女性と断定できる材料は無い、というのがいちばん正確な答えです。
僕はこう読む
汗明は、全身で強さを見せつける大男として描かれています。
その横に置かれたのが、線の細い貝満でした。
大将の豪快さを引き立てるために、側近をあえて華奢に描いたのだと思っています。
性別があいまいなまま読者の目を引くのも、汗明軍の顔ぶれを一度で覚えさせる工夫に見えます。
29巻の斜陣がけで貝満がしたこと
合従軍編で、楚軍は第一軍に臨武君、第二軍に媧燐を置き、汗明はその後ろの本陣に構えていました。臨武君は騰に討たれ、媧燐の軍も騰軍や蒙恬、王賁らに止められます。そして汗明の本陣に、ほぼ無傷の蒙武軍が向かってきました。
蒙武は、それまで正面からの力押ししかしない将として描かれてきました。その蒙武が使ったのが、横に広がった敵を端から順に崩していく斜陣がけです。これは昌平君が蒙武に授けた策でした。楚軍だけでなく、秦の側でも驚きが走っています。
端から崩されていくのを止めるため、貝満は左の端へ、剛摩諸は右の端へ兵を率いて向かいます。2人とも将としての力は確かで、斜陣がけの勢いはそれぞれの場所で止まりました。
| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 蒙武軍が斜陣がけで楚軍の端から攻める(昌平君の策) |
| 2 | 貝満が左の端、剛摩諸が右の端へ向かい、勢いを止める |
| 3 | 両端に兵が寄ったことで、汗明のいる中央への道が開く |
| 4 | 蒙武が中央を突き進み、汗明との一騎打ちになる |
| 5 | 蒙武が汗明を討ち取る(29巻) |
斜陣がけそのものは、止められていました。ところが蒙武の狙いは、端を崩すことではなく、両端へ人を動かして中央を空けることにありました。貝満と剛摩諸が持ち場に釘付けになったため、汗明の護衛に戻れなくなります。
僕はこう読む
貝満は、自分の持ち場ではきちんと仕事をしています。
斜陣がけを止めたのは、軍師としても将としても正しい判断でした。
それでも負けたのは、正しく動いたこと自体が読まれていたからです。
力押ししかしないと思われていた蒙武に策を持たせたことで、昌平君の存在が楚の側からも見える場面になっていると思っています。
汗明が討たれるまで
中央で向かい合った蒙武と汗明は、互いの武をぶつけ合う一騎打ちになります。汗明は楚で最強とうたわれる大将軍で、蒙武は一時、気を失いかけるほど押されました。
そこへ媧燐が、蒙武を討つための刺客として弟の媧偃を送り込みます。気づいた蒙恬が止めに入りますが、その勢いで一騎打ちの場に踏み込んでしまい、汗明に斬られました。その隙を蒙武が見逃さず、汗明を討ち取ります。
総大将が討たれた知らせは各戦場に広がり、合従軍の秦攻めが崩れていく大きなきっかけになりました。貝満や剛摩諸、仁凹が討ち取られる場面は描かれていません。
まとめ
貝満は、合従軍編で楚の総大将・汗明を支えた軍師兼将軍です。作中で性別ははっきり語られておらず、公式のゲームでは男性として扱われています。
押さえておきたい点を並べておきます。
- 汗明の本陣には、仁凹・剛摩諸・貝満の3人の軍師がいた
- 貝満は自ら兵を率いて前に出る、軍師兼将軍
- 斜陣がけは昌平君が蒙武に授けた策
- 貝満は左の端、剛摩諸は右の端を止め、そのせいで中央が空いた
- 媧燐の刺客と蒙恬の割り込みのあと、蒙武が汗明を討ち取った(29巻)
僕はこう読む
汗明の死の場面で、側近の3人がそろって主のそばにいなかったことに目が行きます。
強すぎる大将は、側近に守られる必要が無いと思われていた。
その油断を、蒙武ではなく昌平君が突いた戦いだと読んでいます。
貝満は登場の短い人物ですが、斜陣がけの場面でいちばん大事な役を負っています。貝満が持ち場を守ったことで、蒙武の道が開いたからです。
——あなたは、貝満と剛摩諸が両端へ向かわず汗明のそばに残っていたら、蒙武は勝てなかったと思いますか。それとも、それでも蒙武の武が上回ったと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
貝満は、汗明・剛摩諸・仁凹と一緒に出てくるので、誰が何をしたかが混ざりやすい人物です。
Q. 貝満は女性ですか。
A. 作中で性別ははっきり語られていません。公式のゲーム『キングダム 乱』では男性の武将として登録されています。
Q. 貝満は何巻に出てきますか。
A. 合従軍編で、斜陣がけと汗明の討死は29巻に入っています。
Q. 斜陣がけは誰の策ですか。
A. 昌平君が蒙武に授けた策です。
Q. 貝満は死亡しましたか。
A. 討ち取られる場面は描かれていません。
合従軍は誰が生き残ったかで見え方が変わります。項翼も、蒙武のその後も、楚軍の敗因もここに。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月1日


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