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【ワンピース】センゴクの正義は何なのか?君臨する正義です。徹底的からだらけきったまで7人ぶん!

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センゴクの正義は何なのか

結論から言うと、センゴクが掲げるのは「君臨する正義」です。悪党から世界中の人々を守るという信念が、この言葉に込められています。

海軍将校は、それぞれ違う正義を背中に掲げています。原作で名前が出ているのは、センゴクを含めて7人ぶんです。

この記事でわかること

  • 7人の正義を一覧で
  • それぞれの正義が行動にどう出たか
  • センゴクとサカズキの衝突
  • クザンが海軍を辞めた理由
  • 正義が明かされていない将校

海軍将校の正義を一覧で

人物 掲げる正義
センゴク(元帥→大目付) 君臨する正義
サカズキ(赤犬・元帥) 徹底的な正義
ボルサリーノ(黄猿・大将) どっちつかずの正義
イッショウ(藤虎・大将) 仁義ある正義
クザン(青雉・元大将) だらけきった正義
つる(中将) 清らかな正義
コーミル(中将) ゆとりある正義

背中の正義コートに書かれている言葉が、それぞれ違います。

同じ海軍のなかで、何を守るかの基準がばらばらだということです。この違いが、頂上戦争とその後の展開をそのまま動かしていきます。

僕はこう読む

海軍が全員ばらばらの正義を背負っているのが、この作品の芯だと思っています。
組織としては、統一されていないほうが弱いはずです。
それでも尾田先生は、一人ずつ別の言葉を書かせました。
正義という言葉が1つに決まらない、という主張そのものです。
だから読者はサカズキを悪役として切り捨てられません。
徹底的な正義も、間違いなく正義の一形態だからです。
海賊漫画なのに、海軍の内側がいちばん複雑だと読んでいます。

センゴクの君臨する正義

センゴクは、ヒトヒトの実モデル大仏の能力者です。

動物系(ゾオン)幻獣種にあたります。掲げる「君臨する正義」は、悪党から世界中の人々を守るという意味でした。

海軍のトップである元帥を務めていました。

そのため、圧力をかけてくる政府上層部の五老星には嫌悪を示しています。守る相手は政府ではなく、あくまで人々のほうだという立場です。

マリンフォード頂上戦争では、処刑台から全軍の指揮を執りました。

パシフィスタによる挟撃、スクアードへの離間の計、包囲壁による殲滅作戦を実行します。元帥としての采配という点では、全編でも屈指の場面でした。

新世界編に入ると、センゴクは元帥を退任します。

そしてコングの要請で大目付として軍に残りました。いまは若い海兵の育成にあたっています。

サカズキの徹底的な正義

サカズキ(赤犬)は、マグマグの実の能力者です。

掲げるのは「徹底的な正義」でした。悪はすべて根絶やしにすべきだ、という考え方になります。

そのため海軍のなかでも、とりわけ冷酷で過激です。

正義のためなら、部下を犠牲にすることもいといません。頂上戦争では、ルフィをかばったエースの腹を貫いて死に至らしめました。

さらに部下のコビーが、この争いは馬鹿げていると反抗します。

それに対してサカズキは、コビーを殺そうとしました。味方であっても、正義の外に出たと判断すれば手にかける人物です。

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ボルサリーノのどっちつかずの正義

ボルサリーノ(黄猿)は、ピカピカの実の能力者です。

掲げるのは「どっちつかずの正義」でした。どちらとも定まらず曖昧、つまり中途半端という意味になります。

自分なりの正義を基準にしている、ということです。

クザンやイッショウのように情に流されることもありません。かといってサカズキのように、過激な行動へ振り切ることもないという位置です。

それでも、悪だと判断すれば容赦しません。

かつての上官であり恩師のゼファーが相手でも、牙をむいて交戦しました。曖昧という言葉の割に、判断は毎回はっきりしています。

僕はこう読む

黄猿の「どっちつかず」が、いちばん怖い正義だと思っています。
基準が公開されていないので、次に何をするか読めません。
恩師にも牙をむくのに、ルフィを何度も取り逃がしています。
手を抜いたのか、本気だったのかも本人しか分かりません。
赤犬なら結果で判断できますが、黄猿は判断材料が出てこないのです。
曖昧という自己申告が、そのまま防御になっています。
海軍でいちばん扱いにくい人物だと読んでいます。

イッショウの仁義ある正義

イッショウ(藤虎)は、ズシズシの実の能力者です。

掲げるのは「仁義ある正義」でした。市民の安全を第一に考え、人のためになるなら海賊相手でも筋を通します。

自分の目的のためなら、意思を曲げず命も惜しみません。

納得できないことには、海軍元帥が相手でも物を申しました。王下七武海制度を危険と感じ、大将の肩書を使って世界会議編で完全撤廃を実現させています。

制度そのものを動かした、数少ない海兵です。

クザンのだらけきった正義

クザン(青雉)は、ヒエヒエの実の能力者です。

掲げるのは「だらけきった正義」でした。マイペースでいい加減、調子のいい人物という印象そのままの言葉です。

ところが、その内側には強い信念があります。

「絶対的正義」に縛られず、正義とは立場や状況によって変わるものだと考えていました。世界政府や海軍がすべてだとは思っていないので、部下からの信頼は厚い人物です。

頂上戦争のあと、センゴクはクザンを次期元帥に推薦しました。

ところが政府上層部が推したのは、サカズキです。これに強く反発したクザンは、元帥の座をかけてパンクハザードで10日間の死闘を繰り広げました。

結果は敗北でした。

そしてサカズキの部下になることを拒否し、海軍を退職します。だらけきったという言葉のわりに、いちばん筋を通した辞め方でした。

僕はこう読む

クザンの正義が「だらけきった」なのは、自己批判だと思っています。
正義は立場で変わる、と分かってしまった人の言葉です。
分かったうえで海軍にいるのだから、だらけていると自分で言うしかありません。
それでも元帥の座をかけて10日間戦いました。
負けたあとに部下になるのを拒否して、組織を出ています。
だらけている人間が、いちばん重い辞め方をしました。
背中の言葉と行動が正反対なのは、この人だけだと読んでいます。

つるの清らかな正義

おつるさんは、ウォシュウォシュの実の能力者です。

掲げるのは「清らかな正義」でした。この正義を選んだ理由は、作中で明かされていません。

ただし能力との関係は、はっきり見えます。

あらゆるものを洗濯物のように洗って干すことができる力です。洗われた相手は無力化され、悪の心まで洗われて悪事を働く気力が下がります。

悪人を清らかな心の持ち主にする、という意味で読めます。

知識豊富で、実直かつ冷静な性格です。センゴクからドフラミンゴ討伐の担当を任され、ロシナンテの情報をもとにドンキホーテファミリーを追い回しました。

そのためドフラミンゴからは、苦手な相手とされています。

コーミルのゆとりある正義

コーミルは、扉絵連載「エースの黒ひげ大捜査線」で登場した中将です。

掲げるのは「ゆとりある正義」でした。扉絵と原作のごく一部にしか出ていないため、性格の詳細や理由は不明です。

分かっているのは、覇気を体得していることです。

苦いコーヒーが苦手で、2本の刀剣を使う戦闘スタイルでした。ゆとりとは物事に余裕があること、窮屈でないことを意味します。

窮屈でない世界を作ろうとしている人物、と読めます。

アニメオリジナルの2人

原作以外にも、正義が明かされている海兵がいます。

人物 掲げる正義と中身
コーメイ(中将) 知略による正義。生け捕りして法律で裁く
プロディ(中将) メリハリのある正義。市民を脅かす海賊を許さない

コーメイは「アドベンチャー オブ ネブランディア」に登場しました。

非力な一般人でも頭脳を武器にすれば海賊を倒せる、と示すことが信条です。幼少期に海賊で故郷を蹂躙された過去を持ちますが、サカズキのように皆殺しにはしません。

プロディは、海軍超新星編に出てきたG-F支部の中将です。

夢や冒険を口実に市民の安全を脅かす海賊を、絶対に許さないという使命感を持っています。いっぽうで退職金カットや降格を嫌うという、生活感のある一面もありました。

正義が明かされていない将校

作中に登場していながら、正義が明かされていない海兵もいます。

その代表がモンキー・D・ガープです。海賊王ロジャーと何度も激闘を繰り広げ、ロックス海賊団を壊滅させて「海軍の英雄」と呼ばれました。

ルフィの祖父でもあります。

掲げる正義は不明ですが、孫と同じく陽気で気まぐれ、自由奔放な性格です。敵対者であっても分け隔てなく接するので、部下から非常に慕われています。

もう1人が、大将アラマキ(緑牛)です。

世界会議編で初登場しました。掲げる正義は不明ですが、サカズキの「徹底的な正義」に賛同している様子が描かれています。

サカズキに褒められたいという動機で、単独でワノ国へ向かいました。

そしてルフィの首を狙いますが、シャンクスの覇王色の覇気に気圧されて撤退しています。アラマキにとっては、サカズキそのものが正義なのかもしれません。

まとめ

センゴクが掲げるのは「君臨する正義」です。悪党から世界中の人々を守る、という信念が込められています。

サカズキは徹底的な正義、ボルサリーノはどっちつかずの正義でした。

イッショウは仁義ある正義、クザンはだらけきった正義になります。つるは清らかな正義、コーミルはゆとりある正義で、原作では7人ぶんが明かされています。

アニメオリジナルでは、コーメイの知略による正義とプロディのメリハリのある正義がありました。ガープとアラマキについては、いまも正義が明かされていません。

海軍将校は、肩書のために正義コートを着ているわけではありません。

この一覧の評価は、どこを見るかで変わります。組織として統一されていない弱さを取るか、一人ずつ違う言葉を背負わせた作品の姿勢を取るかで、印象が変わってきます。

僕はこう読む

この一覧でいちばん引っかかるのは、ガープに正義が無いことです。
海軍の英雄と呼ばれ、いちばん長く軍にいた人物でした。
その男だけが、背中に掲げる言葉を持っていません。
孫が海賊になり、育てた息子は革命軍の総司令官です。
守るものを1つの言葉に決められなかったのだと思います。
決められないまま中将であり続けたのが、ガープの答えでしょう。
正義を書かないことも選択の1つだと読んでいます。

だから海軍の正義は、統一されていない弱さと姿勢のどちらで読むかで割れます。組織として統一されていない弱さを取るか、一人ずつ違う言葉を背負わせた作品の姿勢を取るかです。

——あなたは、海軍の正義がばらばらなのは組織としての弱さだと思いますか。それとも、一人ずつ違う言葉を背負わせた作品の姿勢のほうだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。

よくある質問

ワンピースの海軍の正義について、よく出てくる疑問をまとめました。

Q. センゴクの正義は何ですか。
A. 「君臨する正義」です。悪党から世界中の人々を守るという意味になります。

Q. サカズキとクザンの正義はどう違いますか。
A. サカズキは徹底的な正義、クザンはだらけきった正義です。悪を根絶やしにするか、立場で変わると考えるかの差になります。

Q. 原作で正義が分かっているのは何人ですか。
A. 7人です。センゴク・サカズキ・ボルサリーノ・イッショウ・クザン・つる・コーミルになります。

Q. ガープの正義は何ですか。
A. 明かされていません。海軍の英雄と呼ばれながら、掲げる言葉が出てきていない人物です。

Q. クザンはなぜ海軍を辞めたのですか。
A. 元帥の座をかけてサカズキと戦って敗れ、その部下になることを拒否したからです。

Q. アニメオリジナルの正義もありますか。
A. あります。コーメイの知略による正義と、プロディのメリハリのある正義です。

この記事の続きに

7人ぶんの正義を並べました。元帥を辞めた理由も、中将止まりのガープも、ボルサリーノも。

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最終更新:2026年9月18日

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