- ウイルクが持っていた金貨の秘密
- アシリパがアイヌの未来を決意
- 鶴見中尉が金の禍の元を指摘
北海道では川で砂金が良く採れる時期があり、一日に約112gも採れる日が毎日続く、いわゆるゴールドラッシュがありました。
アイヌによれば、その砂金は村の代表者が船を使い海を通って一箇所に集められ、敵に抵抗する為の軍資金として密かに貯めていたとされています。
その金塊の隠し場所を変更している時に、仲間7人を殺し、金塊を奪った者が現れます。
それが現在、のっぺら坊と呼ばれるアシリパの父、ウイルクです。
そして、そのウイルクが隠した金塊を巡る争奪戦が始まります。
その過程の中でウイルクの娘アシリパも父の真相を知る為に杉元と共に行動していました。
ですが新たに「アイヌの未来」も守ろうという意志も芽生えています。
今回はその中で残っているアイヌの遺品である金貨を見ていこうと思います。
目次
【ゴールデンカムイ】金貨は誰が何のために作ったのか??
【このキャラクター、要注目につきッ!!】
本日23時から放送の
TVアニメ『#ゴールデンカムイ』
第四期 第11話(第四十七話)では
下記の登場人物にご注目あれ!!海賊房太郎/上エ地圭二
▼キャラクターアイコン配布中https://t.co/FIy1eUPs6p
ぜひご使用ください! pic.twitter.com/tg0Lg6hTHU— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) June 12, 2023
支笏湖で砂金を捜索している時に出てきた金貨は、ウイルクが金塊争奪した際に持っていたとされるものです。
海賊房太郎からアシリパの手に渡った際に、金貨の模様は「交差」、「交互に」というアイヌの言葉である事が分かりした。
この事からアシリパは「一つになって守ろう」というアイヌを始めとした少数民族団結の決意だと確信します。
また、これを捜索した松田平太も自分たちの国を作る夢を掲げた記念に作った金貨だと思っています。
また、鶴見中尉もアイヌの遺品の金貨を持っており、アイヌ独立国を思い描き、通貨として作ってアイヌの結束を呼び掛けるものだと推測しています。
【ゴールデンカムイ】金貨はアイヌが集めた砂金からできている!?
241話、242話の考察🤔
ボウタロウが支笏湖で拾った金貨の文様が気になったので色々調べた。
樺太アイヌの衣装の文様に似てるのでは?と、単行本のカバー下の絵を見比べたけど…🤔参考
アイヌシリキ(札幌市HPより)https://t.co/6AdN3yLLyU pic.twitter.com/aD5NdJYOxK— 🍤Q🍤 (@SQYWQjaCEDkQ49Y) May 28, 2020
この「交差」「交互に」というアイヌの言葉に似ている金貨はよく見るとまだら模様になっています。
これは産地によって砂金の質は異なる事からいろんな土地から集められた砂金を混ぜて作った金貨は、金の含有率が異なるため完全に交じり合うことなく一枚の金貨となった様です。
この金貨に鶴見中尉は一つになる事のなかったアイヌを象徴していると発言しています。
【ゴールデンカムイ】金貨を白石に見せた理由は??海賊房太郎の真意とは??
やっぱりそれはアイヌの作った金貨だったのか#ゴールデンカムイ #金カム pic.twitter.com/DBNRcrx983
— 圓谷章太@ギルガメス軍総司令部直属 #装甲騎兵ボトムズ40周年 広域喧伝実動即応旅団ZO-5大佐 (@DHH3b3kkQqSId9X) June 26, 2023
海賊房太郎は一旦、杉元を裏切った後で鶴見中尉率いる「第七師団」の菊田の銃弾により致命傷を負います。
この時、菊田は白石に狙いをつけていました。
ですが、海賊は白石を庇い撃たれたのです。
死の間際、海賊は白石に自分の子供達に自分の事を語り継ぐように頼みます。
そして、自身が持っていた刺青を白石に託し、アイヌが最初に金塊を隠した場所を伝えた後で絶命しました。
こうして、海賊は白石に自身の情報を託し、白石もこの情報を受け継ぎ、杉元達に知らせる役割を担います。
【ゴールデンカムイ】「金貨」ここでついにタイトル回収!!興奮の第271話!!
TVアニメ『ゴールデンカムイ』
最終章 製作決定ッ!!最終章製作決定ビジュアルも解禁!
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— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) June 26, 2023
まだら模様の金貨をアシリパに見せた鶴見中尉は異なる砂金から作った金貨であり、金の含有率が異なりまだらになっていると言います。
そして、アイヌの宝物には真鍮や鉄でつくられたものはあるが、黄金を使ったものはひとつもないと断言しました。
これにより、鶴見中尉はアイヌにとってはもともと黄金など何の価値もなく、川を汚し、富を巡って殺し合う金は禍の元でしかないのではと推測します。
この事からアイヌの考えではあらゆるものにカムイがいる、人の暮らしに役立つカムイもいれば、そうじゃないカムイもいると言います。
そして、その黄金にカムイがいるとすればそれは災厄をもたらす悪い神ではないのかと鶴見中尉は言います。
そして、それがゴールデンカムイなのです。
これによりタイトル「ゴールデンカムイ」が回収されます。
まとめ
アシリパの父ウイルクが7人の仲間を殺した事から「金塊争奪戦」となった「ゴールデンカムイ」。
この「ゴールデンカムイ」のタイトルの伏線が回収されました。
鶴見中尉はアイヌにとっては黄金などどうでもよく、むしろ川が汚れ仲間で殺し合う禍の元でしかないと言います。
そして、アイヌの考えではあらゆるものにカムイがいる、人の暮らしに役立つカムイもいれば、そうじゃないカムイもいる中で黄金にカムイがいるとすればそれは災厄をもたらす悪い神だと推測します。
そうこの鶴見中尉の発言で分かるように「ゴールデンカムイ」が回収されます。
この事はウイルクが持っていた金貨から分かった事です。
そして、この金貨は「交差」「交互に」と言うアイヌの言葉に似ていました。
この金貨を見たアシリパは父ウイルクが仲間を殺してない事を確信します。
更にアシリパはアイヌの未来を守りたいと強く思うようになり、アイヌのために金塊を見つけようと考えるようになります。
「ゴールデンカムイ」の物語でも重要なエピソードとなった金貨とタイトル回収。
杉元やアシリパ、それぞれの考えが交錯していきます。
また、海賊房太郎が杉元を敵視しながら白石に後を託すなど見応えもありました。
この先のアシリパは一体どんな考えになっていくのか、楽しみですね。
- ウイルクが持っていた金貨の秘密
- アシリパがアイヌを救う決意
- 金貨の模様が示す民族の団結
- 鶴見中尉のアイヌ観の変化
- 海賊房太郎の最後の使命
- 黄金の価値を否定するアイヌの思想
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