- 早川アキは未来の悪魔に殺される予言を受けた
- パワーはデンジを助けるために自己犠牲で消滅した
- 姫野はアキを守るために全てを捧げて死亡した
『チェンソーマン』は「引くほど人が死に過ぎている」と言われているほど死亡シーンの多い作品。
第1部終了時点で名前が出ているキャラクターで生存しているのは、デンジ、岸辺、コベニ、円、吉田ヒロフミくらいで、作中に登場したキャラは悉く死んでいると言っても過言ではありません。
なので死亡したキャラクターは数知れませんが、今回はその中でも衝撃的だった死亡をピックアップ!
早川アキ、パワー、姫野、マキマというメインキャラクターの死亡シーンについてまとめていきます!
目次
【チェンソーマン】なぜこんなにもキャラが死んでいくのか?
今週のチェンソーマンは、登場キャラがもれなく驚く衝撃の展開🚗💨 pic.twitter.com/Ns3eD8QJBV
— チェンソーマン情報アカウント (@Chainsawman_inf) February 10, 2020
『チェンソーマン』は悪魔が当たり前に存在する世界。
悪魔は人知を超えた怪物であり戦闘能力も生命力も人間より高いため、基本的に人間の力は敵いません。
その中で悪魔の脅威と戦うのがデビルハンターですが、戦うにも悪魔と契約しその力を借りるのが基本であり、契約には血肉や寿命という何かしらの対価を払う必要があります。
しかも悪魔というのは人間の恐怖・嫌悪から生まれる存在。
人が何かに恐怖心を抱いている限り、悪魔の脅威は強大であり続けるのです。
また、悪魔の中でも力の上下はあり、弱いものが強いものに無慈悲に殺されることも多々あります。
そういった関係性を踏まえ『チェンソーマン』は、無惨な死を無慈悲に描くことで世界の在り方をリアルに伝えていると言えます。
ただし「週刊少年ジャンプ」作品ということもあり、その過激な描写はあまりにショッキングなものとなりました。
【チェンソーマン】最悪な死に方をすると予言された早川アキ!やはり死亡?
早川アキは公安退魔特異4課所属のデビルハンターで、デンジとパワーの保護者代わりとなっていた人物。
悪魔対して強い復讐心を持っている一方で面倒見がよく情に厚い常識人であることから、ファンから多大な支持を得ていた“もう一人の主人公”とも言える人気キャラクターです。
しかし早川アキは、第32話で未来の悪魔と契約する際に「オマエは最悪な死に方をする」と予言されていました。
さらに73話には、同じく未来の悪魔に「キミとパワーはデンジにグチャグチャに殺される」と宣告されたのです。
早川アキは予言通りデンジに殺された
未来の悪魔に死の宣告を受けた早川アキは、マキマに「どんな悪魔とどんな契約でもします。俺に力を貸してください」と相談しました。
自分の死はすでに受け止めていましたが、家族同然となっていたパワーやデンジには生きて幸せになって欲しいと願っていたからです。
その結果早川アキは、マキマの支配の能力によって銃の悪魔と戦うために利用されてしまい、そこで死亡してしまったのでした。
しかしさらに最悪なのはこの先。
早川アキの死体が銃の悪魔に乗っ取られ、銃の魔人となってデンジの前に現れたのです。
デンジは必死にアキを正気に戻そうと呼びかけますがもはや届かず…銃の魔人となってしまった早川アキはそのままデンジに殺されることになりました。
未来の悪魔の言っていた「最悪な死に方」とは“デンジにとって”の意味だったのです。
【チェンソーマン】パワーは一度復活するもまたもや死亡?
パワーは公安退魔4課所属のデビルハンターで、血の悪魔の魔人。
デンジのバディかつ同居人で、可愛い見た目と奔放で無茶苦茶ながらも憎めない性格により、作中屈指の人気を誇っている愛されキャラクターです。
パワーは2度死亡しています。
1度目はマキマによって死亡
第81話、パワーはマキマに呼び出され自宅を訪問しました。
しかしマキマはデンジにドアを開けさせた途端、目の前でパワーを「ぱん」!
一瞬にしてパワーは上半身を消し飛ばされ死亡してしまったのです。
2度目はデンジを助け消滅
しかしパワーは以前デンジに自身の血を飲ませていたことから、デンジの血としてデンジの中で生きていました。
そして第90話、ポチタにデンジを助けてくれと請われ、血の悪魔として復活します。
パワーはマキマの圧倒的な力を前に屈服しかけますが、初めてできた友達であるデンジを死なせたくないという気持ちからマキマに逆らいデンジを救うことを決意。
命からがらデンジを逃し、自身の残りの血を全て与えてデンジを復活させました。
パワーはいずれ血の悪魔を見つけてパワーに戻してくれとデンジと契約し消滅したのでした。
【チェンソーマン】主要キャラとして最初に死亡してしまった姫野!
姫野はデンジの先輩のデビルハンターで、早川アキの元バディ。
明るく気さくな性格で、デンジやアキとの関係性からその人柄が掘り下げられていたため、主要キャラのひとりとして人気を博していました。
そのため彼女の死は、あまりにも切ない最期とともに読者に大きな衝撃を与えました。
姫野は早川アキを守るために死亡
第25話、すでに瀕死だった姫野はサムライソードにやられたアキを見て、契約していた幽霊の悪魔に自身の全てを捧げその力を引き出しました。
デビルハンターの中にあっても泣く事のできるアキに好意を寄せていた姫野は、アキの生存を何よりも願っていたのです。
幽霊の悪魔はサムライソードを圧倒しますが、力の行使により姫野の体はどんどん失われていきます。
そして最後はアキに「私が死んだときに泣いて欲しいから死なないで」と言い残し、沢渡のヘビの悪魔に幽霊の悪魔が捕食されたことで肉体ごと消滅しました。
【チェンソーマン】ラスボス的存在だったマキマも死亡!?
マキマは公安退魔特異4課のリーダーであり、内閣官房長官直属のデビルハンター。
デンジを公安にスカウトした人物で、デンジがとにかく愛を寄せる本作のヒロインです。
しかしその正体は内閣総理大臣と契約した支配の悪魔であり、チェンソーマンの力でより良い世界を作るためにデンジを利用していた黒幕と言える存在でした。
マキマは内閣総理大臣との契約により、自身への攻撃を適当な国民の病気や事故に変換することで実質不死身となっていたため、もはや誰にも殺すことは出来ないと思われました。
マキマはデンジに食べられ死亡
第96話、チェンソーマンに圧勝しその心臓を手にしたマキマでしたが、何故か倒したはずのデンジに襲撃されチェンソーで斬りつけられてしまいます。
実はマキマが戦っていたチェンソーマンは、心臓からもぎ取ったポチタがデンジに擬態していたものでした。
マキマは他者を匂いで識別しますが興味のある者以外の匂いは覚えないため、そのカラクリに気づけなかったのです。(デンジ自体には興味がなかった)
しかもダメージを与えたチェンソーはパワーの血で作ったものであり、マキマはすぐに再生することが出来ません。
そうしてマキマは敗北し、そのまま斬り刻まれてしまいました。
しかしマキマは不死身…再生が遅いとはいえ少しずつ国民を犠牲にしながら復活しようとしていました。
そこでデンジが考えたのが、マキマを食べること!
マキマを“攻撃”ではなく“愛情で”食べることにより、不死身の能力を封じたというわけです。
様々な形に調理され「マキマさんってこんな味かぁ」と淡々と食される光景はあまりにも異様でしたが、デンジの思惑通りマキマが復活することはありませんでした。
【チェンソーマン】銃の悪魔によって一般人も大勢死亡!
アンケートの結果、圧倒的獲得票数で「マキマが勝つ」との予想結果に。
これほどまでに禍々しいフォルムの悪魔ですら、マキマの前では4%も勝つと思ってもらえないとは・・・#チェンソーマン#マキマ#銃の悪魔 pic.twitter.com/LLa9rFblVa— チェンソーマン情報アカウント (@Chainsawman_inf) June 28, 2020
主要キャラの死亡とは違った意味で衝撃だったのが第75~76話で描かれた一般人の死亡シーンです。
アメリカが蘇らせた銃の悪魔がマキマに向けて侵攻する際、日本に上陸するや否や無関係の国民を大量殺戮。
衝撃的だったのはその演出で、銃の悪魔の恐ろしい姿とその脅威を背景に、銃の悪魔の能力とそれにより死亡した国民の名前が淡々と記されていったのです。
ド派手な演出よりもリアルで恐怖感を煽る、とてもショッキングな死亡シーンとなりました。
まとめ
『チェンソーマン』はメインキャラクターであっても容赦なく死亡していきます。
その無慈悲さがあるからこそ、逆にキャラクターひとりひとりがどのような人物でありどのような背景があるのかをより考えさせられてしまうところが『チェンソーマン』の魅力の一つではないでしょうか。
情が湧いたキャラクターが突然死ぬかもしれませんし、今出て来たキャラクターが次のコマには死ぬかもしれません。
また、第2部に向けてパワーやマキマの復活も予想されています。
全く先が読めないこそ、登場するキャラクター全員に注目してください!
- デンジやニャーコも死亡して衝撃
- 早川アキはデンジに殺された
- パワーは2度死亡し復活
- 姫野はアキを守るために死亡
- マキマはデンジに食べられ死亡
- 銃の悪魔が一般人を大量殺戮
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