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羅門の正体は何者なのか
結論から言うと、羅門(ルォメン)は猫猫の養父で、薬の師匠です。元は後宮の医官で、猫猫の実父・羅漢から見ると叔父にあたります。
花街で薬屋を営み、猫猫から「おやじどの」と呼ばれている老人です。白い髪を後ろで束ね、片足を引きずって歩きます。穏やかで欲がなく、それでいて東洋と西洋の医術のどちらにも通じています。この記事では、羅門の正体と一族のつながり、足が不自由になった理由、そして後宮へ戻るまでを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 羅門の立場と、猫猫・羅漢とのつながり
- 片膝の骨を抜かれて後宮を追放された理由
- 羅門は死亡したのか
- アニメ40話で後宮の医局へ戻った経緯
- 猫猫に外科の医術を教えなかった理由(カイの読み)
先に結論だけ
羅門について聞かれることを、表にまとめます。いちばん多い「何者か」の答えは、猫猫の養父で元後宮医官です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 猫猫の養父で薬の師。元は後宮の医官(宦官) |
| 名前と読み | 漢羅門(かん るぉめん)。作中ではルォメン |
| 羅漢との関係 | 叔父。猫猫から見ると大叔父(祖父の弟) |
| 足が悪い理由 | 肉刑で片膝の骨を抜かれ、後宮を追放されたため |
| 死亡したか | していない。後宮の医官に戻っている |
| 後宮へ戻る回 | アニメ第40話「巣食う悪意」(2期16話) |
| 声優 | 家中宏さん |
猫猫の養父で、羅漢の叔父
羅門は、軍師・羅漢と同じ「羅の一族」の生まれです。家を継いだのは兄のほうで、羅門は医術の道へ進みました。その兄の子が羅漢なので、羅漢にとって羅門は叔父です。
猫猫の実の父は羅漢、実の母は緑青館の妓女・鳳仙です。ところが猫猫を引き取って育てたのは、花街で薬屋をしていた羅門でした。血のつながりで言えば、猫猫にとって羅門は祖父の弟、つまり大叔父にあたります。
羅漢は生まれつき人の顔が見分けられず、周りの顔が碁石や象棋の駒に見えています。「顔を駒に当てはめて覚えればいい」と教えたのが羅門でした。人の言うことを聞かない羅漢が、羅門の言葉だけは聞きます。
僕はこう読む
羅門は、羅の一族の中で「人を見分ける方法」を渡す係だったと思っています。
顔の見えない羅漢には、駒に置きかえる方法を。
毒に夢中な猫猫には、何が薬で何が毒かを。
自分は表に立たず、相手が生きやすくなる道具だけを置いていく人です。
足が不自由なのは、肉刑で追放されたから(ネタバレ注意)
ここから先は、物語の後半で明かされる事実に触れます。
若いころの羅門は「羅門の字をまねれば科挙に受かる」と言われたほどの秀才で、西方へ留学して医術を学びました。その腕を買われ、女帝の命で宦官にされ、後宮の医官になります。ところが東宮の赤子が亡くなった責任を負わされ、肉刑で片膝の骨を抜かれて追放されました。
羅門自身に落ち度はありません。重なった出産と、その後に起きた赤子の取り替えの陰で、罪だけが羅門に回ってきた形です。この追放で一族の力は落ち、甥の羅漢も3年ほど都を離れることになりました。
羅門が後宮にいたころは、薬草を育て、毒の入ったおしろいを使わないよう注意書きを配っていました。追放のあと、その仕事は止まり、毒のおしろいがまた後宮に広がっていきます。
僕はこう読む
物語の冒頭で猫猫が毒おしろいに気づく場面は、羅門の追放とつながっています。
羅門が配っていた注意書きが消えたから、同じ毒がまた後宮に戻ってきた。
物語の始まりそのものが、羅門のいなくなった後宮の姿だったと読んでいます。
猫猫は知らないうちに、養父がやり残した仕事の続きをしていたのだと思います。
羅門は死亡したのか
羅門は死亡していません。片足が不自由で杖をつき、年も取っているため心配されることが多い人物ですが、後宮に戻ってからも医官として働いています。
「羅門 死亡」と調べられるのは、体の弱さと、運の悪さが何度も描かれるからだと思います。猫猫自身が、羅門の唯一の欠点は運がないことだと言っています。
後宮へ戻るのはアニメ40話
羅門がふたたび後宮に入るのは、アニメ第40話「巣食う悪意」(第2期16話・2025年4月25日放送)です。逆子の疑いがある玉葉妃の出産を助けるため、猫猫の推薦で後宮の医局に呼ばれました。
いざとなれば腹を切って子を取り出す手術ができる医官は、羅門しかいませんでした。医局に来た羅門は、すぐにいまの後宮の問題点をまとめ、女官たちに字を教える手習所の準備を進めます。追放された場所に戻ったのに、怒りや恨みを見せないところが、羅門らしさです。
その後、羅門は臨時ではなく宮中の医官として残ります。花街の薬屋は、別の人物が引き継ぎました。
僕はこう読む
戻ってきた羅門が真っ先にやったのが、字を教える準備だったことに引っかかりました。
追放の前に、毒おしろいの注意書きを書道の手本にして女官に字を教えていた人です。
字が読めれば、毒を避けられる。
羅門にとって医術と教育は同じ仕事で、何年たっても順番が変わっていないのだと読んでいます。
猫猫に外科の医術を教えなかった理由
羅門は猫猫に薬の知識を教えましたが、西方で学んだ外科の医術は教えませんでした。死体にも触らせていません。
人の体には薬の材料になるものがあります。それを知った猫猫なら、墓を掘り返しかねない。羅門はそう考えて、外科から遠ざけました。猫猫の好奇心の強さを、いちばんよく知っていたのが羅門です。
羅門の声優は家中宏さん
アニメで羅門を演じているのは家中宏さんです。穏やかで、少し頼りなく聞こえる話し方が、欲のない羅門の人柄に合っています。
まとめ
羅門は猫猫の養父で薬の師匠、そして羅漢の叔父にあたる元後宮医官です。
押さえておきたい点を並べます。
- 読みはルォメン。猫猫からは「おやじどの」と呼ばれる
- 羅漢の叔父で、猫猫から見ると大叔父
- 東宮の死の責任を負わされ、片膝の骨を抜かれて追放された
- 死亡はしていない
- アニメ第40話で、玉葉妃の出産のために後宮の医局へ戻った
- 声優は家中宏さん
僕はこう読む
猫猫が皮肉屋なのに人を見捨てないのは、羅門に育てられたからだと思っています。
理不尽な罰を受けても恨まず、呼ばれればまた人を助けに行く。
その背中を毎日見ていた子が、後宮で毒を見つけて回っているように見えます。
羅門の人生を「運のない人」と見るか、「何を奪われても仕事を続けた人」と見るかで、猫猫という主人公の見え方もずいぶん違ってきます。
——あなたは羅門を、運に見放された人だと思いますか。それとも、奪われても折れなかった人だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
羅門は読み方と、羅漢との続き柄でつまずく人が多い人物です。短く答えておきます。
Q. 羅門の読み方は何ですか。
A. ルォメンです。姓を入れた名前は漢羅門(かん るぉめん)です。
Q. 羅門と羅漢はどういう関係ですか。
A. 羅門は羅漢の叔父です。羅漢の父の弟にあたります。
Q. 羅門はなぜ後宮を追放されたのですか。
A. 東宮の赤子が亡くなった責任を負わされ、肉刑で片膝の骨を抜かれて追放されました。羅門自身に落ち度はありません。
Q. 羅門が後宮に戻るのは何話ですか。
A. アニメ第40話「巣食う悪意」(第2期16話)です。玉葉妃の出産を助けるために呼ばれました。
養父の次は実の両親へ。羅漢の顔が見えない理由、母・鳳仙の最期、一族の相関図へ進めます。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月26日


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