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信はいま何人将なのか
結論から言うと、信はもう「何人将」ではなく将軍です。59巻642話の論功行賞で将軍に上がり、嬴政から「李」の姓を授かりました。
いま率いているのは、812話の再編で生まれた飛信隊です。信の本隊4万と羌瘣の軍2万を合わせて、6万の軍になりました。その先にある新六大将軍の席は、桓騎の戦死、騰が844話で剣を置いたこと、はじめから空いていた第六将で、3つが空いています。
この記事でわかること
- 信の現在の階級と、率いている兵の数
- 百人将から将軍まで、何巻でどの武功で上がったか
- 新六大将軍の顔ぶれと、空いている3つの席
- 旧六大将軍は誰だったのか
- 廉頗が語った大将軍の条件
- 昇格がいつも誰かの死のあとに来る理由(カイの読み)
信の現在の階級は将軍、飛信隊は6万
信は鄴攻めのあと、59巻642話の論功行賞で将軍になりました。鄴の攻略と、朱海平原で武神・龐煖を討ったことが決め手です。同じ場面で、下僕の出で姓を持たなかった信に「李」の姓が与えられています。
将軍になった時点の兵は1万5000でした。そのあと番吾の戦いをはさみ、韓の攻略に向かう前の812話で、飛信隊は大きく組み直されます。副長の渕さんと楚水が五千将、崇原が三千将、尾平・澤圭・中鉄が三百将に就きました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| いまの階級 | 将軍(59巻642話で昇格) |
| 率いる兵 | 飛信隊6万(信の本隊4万+羌瘣軍2万) |
| 将軍になった時点 | 1万5000 |
| 姓 | 李(将軍昇格と同時に授かる) |
| 六大将軍 | まだ任命されていない |
いまの連載は、2026年9月17日発売の週刊ヤングジャンプに載った888話まで進み、秦が趙を攻めています。ここまで、信が大将軍や六大将軍に任じられる場面は描かれていません。
百人将から将軍まで、昇格には必ず武功がある
信の階級は、勝手に上がったことが一度もありません。上がる条件は戦場での武功だけで、年功でも血筋でもない。下僕の出の信がこの速さで上がれたのは、そのためです。
| 階級 | 巻 | そのときの武功 |
|---|---|---|
| 百人将 | 蛇甘平原のあと | 初陣で縛虎申隊として魏軍の丘を奪う(宮元を討ったのは縛虎申)。伍長を飛ばしての昇格 |
| 三百人将 | 馬陽のあと | 王騎の下で飛信隊として戦い、王騎の死を見届けた |
| 千人将 | 22巻 | 山陽で臨時の千人将に抜擢され、輪虎を討つ |
| 三千人将 | 33巻 | 合従軍。蕞で秦の民を守り、龐煖を退けた |
| 五千人将 | 38巻 | 著雍で魏火龍七師の霊凰を討つ |
| 将軍 | 59巻642話 | 鄴の攻略と龐煖の討ち取り。「李」の姓を授かる |
階級の順番は、伍兵・伍長・百人将・三百人将・千人将・三千人将・五千人将・将軍・大将軍と続きます。信はこの並びの伍長を飛ばしました。蛇甘平原の武功が、伍の範囲で収まる大きさではなかったからです。
僕はこう読む
昇格の並べ方に、この作品の性格が出ていると思っています。
信の位が上がる回は、たいてい誰かが死んだ直後です。
王騎が死んで三百人将、山陽では千人将たちが討たれて臨時の千人将。
空いた席に押し込まれる形でしか上がっていません。
下僕から始まった主人公が、それでも実力で穴を埋め続けている話だと読んでいます。
新六大将軍は誰か、空いているのは3つの席
六大将軍は、秦の昭王の時代に作られた制度です。選ばれた6人には、王の許しを待たずに戦を起こせる権限が与えられていました。嬴政はこの制度を「新六大将軍」として復活させ、62巻671話で5人を任じています。
| 席 | 人物 | いま |
|---|---|---|
| 第一将 | 蒙武 | 生存。蒙恬の父 |
| 第二将 | 騰 | 844話で六大将軍を退き、空席(生存。王騎軍の副官だった) |
| 第三将 | 王翦 | 生存。王賁の父 |
| 第四将 | 楊端和 | 生存。山の民の王 |
| 第五将 | 桓騎 | 69巻で戦死し、空席 |
| 第六将 | なし | 任命のときから空席 |
桓騎は宜安・肥下の戦いで李牧の罠にはまり、69巻752話から753話にかけて討たれました。第二将の騰は、韓を滅ぼしたあと844話で六大将軍を退き、剣を置きました。第六将は任命の儀の時点で、嬴政があえて空けた席です。信はまだ、3つのどの席にも座っていません。
旧六大将軍は誰だったのか
昭王の時代の六大将軍は、白起・王騎・王齕・胡傷・司馬錯・摎の6人です。物語が始まった時点で生きていたのは王騎だけで、その王騎も馬陽で龐煖と李牧に討たれました。信が王騎の矛を受け継いでいるのは、この最後の六大将軍から直接託されたからです。
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第六将を空けたまま5人で走らせたのが、うまいと思っています。
読者は誰の席かを知ったうえで、埋まる日を待たされている。
そこへ桓騎の死と、844話で剣を置いた騰で、席がさらに2つ空きました。
信の前に、空席が3つ並んでいる状態です。
王賁も蒙恬も将軍になったいま、3つの席は同期の3人に向けて開いていると読んでいます。
廉頗が語った大将軍の条件
大将軍に、はっきりした定義はありません。作中でいちばん具体的に語ったのが、趙の三大天だった廉頗です。
「百の〝精神力〟 百の腕力 さらに百の知恵 あと百の経験 百の幸運っ…」。廉頗はこれらをすべて備えた者が大将軍だと言い、さらに「血の大業の〝業〟を受け止める器を持つ王が出現せねばならん」と続けます。本人の資質だけでは足りず、仕える王の側にも条件がある、ということです。
信にとって、その王が嬴政です。中華統一という大業を背負う王の下で、信は武功を積んでいます。廉頗の言う条件が揃うのは、統一が見えたときなのかもしれません。
アニメで信が将軍になるのは何話か
アニメでは、信の将軍昇格はまだ描かれていません。第6シリーズは2025年10月から12月まで全13話が放送され、鄴攻略編の途中までを描きました。最終回のあとに続編の制作が発表され、描かれるのは楊端和と犬戎王ロゾの橑陽の戦いだと告知されています。論功行賞の59巻は、その先になります。
僕はこう読む
「李」の姓をもらった場面が、いちばん大きな昇格だと思っています。
階級は数字ですが、姓は身分そのものです。
下僕には姓がありません。名前しか持っていませんでした。
将軍になった日に、信は位と一緒に出自を書き換えられた。
そこから「李信」という、史実に残る名前が始まっていると読んでいます。
まとめ
信の現在の階級は将軍です。59巻642話で昇格し、812話の再編で飛信隊は6万の軍になりました。
押さえておきたい点を並べます。
- いまは将軍。鄴の攻略と龐煖の討ち取りで昇格し、「李」の姓を授かった
- 飛信隊は信の本隊4万と羌瘣軍2万で6万
- 千人将は23巻243話(22巻で臨時)、三千人将は33巻、五千人将は38巻、将軍は59巻
- 新六大将軍は62巻671話で5人が任命された
- 桓騎の戦死で第五将、844話で騰が退いて第二将が空き、第六将と合わせて3席が空席
- 信はまだ六大将軍に任命されていない
僕はこう読む
検索で「信 現在の位」と打つ人が多いのが、この作品らしいと思っています。
強さではなく、位を確かめに来ている。
キングダムは最初に「天下の大将軍になる」と宣言して始まりました。
読者は主人公の強さではなく、宣言からの距離を測っています。
階級は、その距離を数字で見せるために置かれた仕組みだと読んでいます。
残る問いは、信が空いた席に座って六大将軍に任命されるのが、中華統一の前なのか後なのかです。
——あなたは、信が六大将軍に任命されるのは中華統一の前だと思いますか。それとも統一のあとだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
「何人将」という階級の話と、将軍になった信の話が混ざりやすいところです。順に置いておきます。
Q. 信の現在の階級は何ですか。
A. 将軍です。59巻642話の論功行賞で昇格し、あわせて「李」の姓を授かりました。
Q. 信は何人の兵を率いていますか。
A. 812話の再編で、信の本隊4万と羌瘣軍2万を合わせた6万の飛信隊になりました。将軍になった時点では1万5000でした。
Q. 信は六大将軍になりましたか。
A. まだです。第二将の騰は844話で六大将軍を退き、第五将の桓騎は戦死し、第六将ははじめから空席です。いま空いている席は3つです。
Q. 新六大将軍が任命されたのは何話ですか。
A. 62巻671話です。蒙武・騰・王翦・楊端和・桓騎の5人が任じられました。
Q. なぜ伍長を飛ばしているのですか。
A. 初陣の蛇甘平原の戦いで魏の将を討った武功が大きかったためです。伍長を経ずに百人将へ上がりました。
Q. 大将軍になる条件は何ですか。
A. 明確な定義はありません。廉頗は精神力・腕力・知恵・経験・幸運のすべてを備えることに加え、大業を受け止める王の存在も条件に挙げています。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月25日


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