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【キングダム】将軍と大将軍は何が違うのか?王の命令なしで戦を起こせる権利。六大将軍の特権です!

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将軍と大将軍は何が違うのか

結論から言うと、六大将軍に与えられる「王の命令なしで戦争を行う権利」です。これが将軍には無く、大将軍にだけある特権になります。

この制度は昭王の時代に作られました。そして昭王の死後にいったん廃止され、政の代で「新六大将軍」として復活しています。

この記事でわかること

  • 大将軍にだけ与えられる権限の中身
  • 伍兵から大将軍までの階級一覧
  • 廉頗(れんぱ)が語った「大将軍になる条件」
  • 新六大将軍6人と、いま空いている席
  • 秦の将軍たちの顔ぶれ

大将軍だけが持つ権限

『キングダム』の秦国で名を売る武将は数多くいます。その中で将軍と大将軍を分けているのが、権限の大きさです。

将軍にもある程度の権限はあります。しかし大将軍には、それ以上のものが与えられます。

その中身が——王の命令を待たずに、自らの判断で戦争を始められるというものです。

ひとつの城を任される武将ではなく、その時々の判断そのものが優れていると認められた者だけが大将軍になる。だからこの権利が渡されます。

僕はこう読む

「王の命令なしで戦争できる」という特権が、どれだけ異常かを考えてみてください。
戦争は国の存亡を決める判断です。それを王を通さずに始めてよいと認めるということは、国を預けるのと同じです。
——だから六大将軍は6人しかいないのだと思います。
そして昭王の死後にいったん廃止されたのも当然でしょう。この権利は、王がその6人を心から信じていなければ成立しないからです。
政がこれを復活させたのは、中華統一という期限のある目標があるからです。王の許可を待っていては間に合わない。
大将軍とは強さの称号ではなく、王がどこまで手を離せるかの指標なのだと思います。

階級一覧──伍兵から大将軍まで

信が目指す大将軍までには、多くの階級があります。

伍兵 → 伍長 → 百人将 → 三百人将 → 千人将 → 三千人将 → 四千人将 → 五千人将 → 将軍 → 大将軍

例外はあるものの、基本は一つずつ階級を上げていく必要があります。

階級を上げる条件

ひとことで言えば「戦場における功績」です。

敵将の首はもちろん、戦場での存在感や貢献度、そしていかに勝ち続けるかが重要な要素になります。

廉頗が語った、大将軍になる条件

大将軍になるための明確な定義は、作中にありません。

そのなかで、趙国三大天の一人・廉頗がこう語っています。

「百の〝精神力〟 百の腕力 さらに百の知恵 あと百の経験 百の幸運っ…」

そして続けます。それらすべてを兼ね備えた趙国三大天と秦国六大将軍は、かつて正に完璧な時代を築き上げたと。

この言葉から分かるのは、大将軍にはすべてが揃っていなければならないということです。

これを聞いた信は「〝史上最強〟の天下の大将軍」になると言いました。

廉頗の答えは「無理だ」。ただし、一つだけ道があるとすればと前置きして、こう続けます。

「中華の統一じゃ」

そしてそれを達成するには、凄まじいほどの武の力と、それをふるう器が要る。さらに「血の大業の〝業〟を受け止める器を持つ王が出現せねばならん」と説明しました。

つまり——信が大将軍になれるかどうかには、秦国王・嬴政(えいせい)も大きく関わってくるということです。

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新六大将軍の6人と、空いている席

昭王の時代に戦争の自由を与えられた六大将軍が、嬴政の時代に「新六大将軍」として復活しました。どの将軍も中華全土に響き渡る強さを持つ武将ばかりです。

席 名前 人物
第一将 蒙武(もうぶ) 蒙驁(もうごう)の息子で蒙恬(もうてん)の父。中華でも最強クラスの武力。楚国の汗明を討ち取った。細かい作戦は苦手
第二将 騰 旧王騎軍の副官。王騎に「私に引けをとらない」と言わせた。ファルファルの剣技。武力と知力のバランスが高い
第三将 王翦(おうせん) 王家の当主で王賁の父。李牧と互角に渡り合う頭脳。旧六将・胡傷が「軍略の才だけで六将に割り込める逸材」と評した。自身が王になることを望む危うさもある
第四将 楊端和 山の民の王でありながら「大上造」の位を得た。複数の部族をまとめるカリスマ。個の力も山の民トップクラス
第五将 桓騎(戦死) 野盗上がりで「戦の天才」。無敗を誇り「首斬り桓騎」と呼ばれた。李牧の罠により戦死し、席は空いた
第六将 空席 政は6人目を選出していない

いま空いているのは2つです。第六将はもともと選ばれておらず、そこへ第五将・桓騎の戦死が重なりました。

桓騎が戦死した場面

桓騎の最期は単行本69巻、752話「聖地へ」から753話「最後尾」にかけて描かれます。

舞台は趙国の深部、宜安・肥下の戦いの最終局面。宿敵李牧の軍に追い詰められた桓騎は、無数の槍に体を貫かれながら、なお李牧の本陣へ向かって突き進みました。

ちなみに桓騎は、蒙驁に見出された一人です。口は悪いものの、慕っている様子を見せていました。

秦の主な将軍たち

中華統一を支える秦国の将軍は、故人も含めて次のとおりです。

名前 人物
李信 主人公。王騎の矛と麃公の盾を受け継ぐ。知略型ではなく麃公と同じ本能型として開花しつつある
王賁 王翦を父に持つ名家出身。槍の名手で「玉鳳隊」を率いる。クールでプライドが高いが鍛錬を怠らない
蒙恬 蒙驁の孫で蒙武の子。「楽華隊」を率いる。知力に長け、相手を出し抜き、自ら汚れ役も買って出る
壁 初期から登場し将軍に成り上がった。基本に忠実な戦術。昌文君が最も信頼する一人で、大将軍を夢見ている
蒙驁 「白老」。武将としては凡庸型ながら人を見る目は作中No.1。王翦と桓騎を副将に抜擢した。最後は蒙恬と李信に見守られて息を引き取る
張唐 蒙驁と並ぶ最古参で15歳から戦場に立つ。真面目な性格でリーダーシップのある、将軍らしい将軍。野盗上がりの桓騎をよく思っていなかったが、実力を知ると「秦一の武将になれ」と言い残した。函谷関の戦いで成恢を討った後に戦死

旧六大将軍と、麃公

  • 王騎……信が目指す「天下の大将軍」に最も近い存在。趙国三大天・龐煖との一騎打ちに敗れて死亡。死の間際、信に自らの矛を継がせた
  • 摎……昭王の娘であり王騎の許嫁。龐煖との戦いに敗れて命を落とす
  • 麃公……作戦より「直感」と「戦の流れ」を重んじる大将軍。地位や名誉に興味がなく、戦場に生きることを信条とした。龐煖に敗れて死亡し、信に自らの盾を託した

信は大将軍になれるのか

信は戦争孤児で、下僕として働いていました。同じ立場だったのが漂で、二人は大将軍になることを夢見ていました。

秦国家臣・昌文君に見初められた漂は王宮に仕えます。将軍への第一歩に見えましたが、その正体は国王・嬴政の影武者でした。

成蟜が起こした反乱に巻き込まれた漂は、命を落とす寸前に信のもとを訪れ、後を託します。

こうして信は嬴政を助け、将軍への道を歩み始めました。

  • 伍兵として参加した初陣で武功を挙げ、いきなり百人将に抜擢
  • 旧六大将軍王騎に弟子入りし、矛を託される
  • 趙国龐煖を一騎打ちで討ち取る
  • 趙国鄴を攻めた際には右軍の大将代理を務め、攻略後に「李」の姓を授かる
  • その後、ライバルの王賁・蒙恬とともに将軍へ昇格

現在の飛信隊は構成員一万人。副将・羌瘣が率いる羌瘣隊を合わせると一万五千人の大部隊になっています。

王騎の矛と麃公の盾を受け継いだ李信が、大将軍にかなり近づいているのは間違いありません。理由は、中華統一を目指す王・嬴政と思いが一致しているからです。

そしていま六大将軍の席は2つ空いています。

僕はこう読む

席が2つ空いたままなのは、作者が信のために取っておいているから——ではないと思っています。
廉頗は大将軍の条件に「経験」を入れました。信に唯一足りないのがそこです。
王騎からは矛を、麃公からは盾を受け取りました。どちらも持ち主が死ぬときに渡されたものです。
——つまり信は、大将軍が死んでいく過程そのものを経験として積まされているのだと思います。
桓騎の戦死で席が空いたことも、同じ列に並んでいるはずです。席は褒美ではなく、誰かがいなくなった跡なのですから。

まとめ

将軍と大将軍の違いは、王の命令なしで戦争を行う権利があるかどうかです。

その一点を軸に、階級と現状を並べます。

  • 階級は 伍兵→伍長→百人将→三百人将→千人将→三千人将→四千人将→五千人将→将軍→大将軍
  • 六大将軍は昭王の時代に作られ、その死後に廃止された
  • 嬴政の代で新六大将軍として復活
  • 第一将 蒙武/第二将 騰/第三将 王翦/第四将 楊端和
  • 第五将だった桓騎は69巻752〜753話で戦死。空席は2つ

僕はこう読む

「王の命令なしで戦争できる」という特権が、どれだけ異常かを考えてみてください。
戦争は国の存亡を決める判断です。それを王を通さずに始めてよいと認めるのは、国を預けるのと同じです。
だから六大将軍は6人しかいないのだと思います。

廉頗は大将軍の条件に経験を入れました。信に唯一足りないのがそこです。空いている2つの席を信のために取ってあると読むか、まだ誰も条件を満たしていないだけと読むかで、この先の見え方が変わってきます。

——あなたは大将軍の空席2つを、信のために取ってあるのだと思いますか。それとも、まだ誰も条件を満たしていないだけだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

将軍と大将軍は階級の並びが長く、六大将軍の顔ぶれも入れ替わっています。よく聞かれるところを押さえておきます。

Q. 将軍と大将軍は何が違うのですか
A. 大将軍には「王の命令なしで戦争を行う権利」が与えられます。これが将軍との決定的な違いです。

Q. 六大将軍とは何ですか
A. 昭王の時代に作られた役職です。昭王の死後に廃止され、嬴政の代で新六大将軍として復活しました。

Q. いま新六大将軍は何人いますか
A. 蒙武・騰・王翦・楊端和の4人です。第五将の桓騎が戦死し、第六将はもともと空席なので、2つ空いています。

Q. 桓騎はいつ死んだのですか
A. 単行本69巻、752話「聖地へ」から753話「最後尾」にかけてです。宜安・肥下の戦いで李牧の軍に追い詰められました。

Q. 大将軍になる条件は決まっていますか
A. 明確な定義はありません。廉頗は「百の精神力・腕力・知恵・経験・幸運」をすべて兼ね備えることだと語りました。

Q. 信は将軍になりましたか
A. なりました。鄴攻略で「李」の姓を授かり、その後ライバルの王賁・蒙恬とともに将軍へ昇格しています。

この記事の続きに

王の命令なしで戦を起こせます。信はいま何人将かも、将軍になる日も、階級一覧も。

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最終更新:2026年9月5日

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