- 女王の正体は顔がない怪物
- ソンジュが女王の弟だった
- エマとレイが動けなくなる恐怖
前回、ドンやムジカ達が城下の混乱に対処する中、城内ではシスロが女王の攻撃からノーマンを庇い負傷。
シスロの足を食った女王は異形に変貌していきます。
さらに周囲のものを手当たり次第食らう女王。
その末に、これまで食われた者達の顔で覆われた巨体の中から、羽化するかのようにのっぺらぼうの女王が復活しました!
続く今回、女王と相対するエマ達。
ザジが一撃で倒され、窮地に陥ります。
そんなエマ達を救ったのは、知らせを受け駆けつけたソンジュとムジカでした!
逃げ続けた700年に決着をつけるべく、女王に終わりにしましょうと告げるムジカ。
局面は女王VSソンジュの戦いへ!
そしてソンジュが女王の弟だという衝撃の事実も明らかになり……!?
ということで、ムジカ&ソンジュと女王に注目して、156話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』156話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』156話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
顔のない女王の脅威
無数の犠牲者達の顔に覆われた巨体がひび割れ、その中から足音を鳴らし現れた女王。
「あれは何だ」
それは顔がない異様な姿。
エマはかつて、“七つの壁”への手がかりを探すために潜入した鬼の寺で見た、顔がないミイラのようなものを思い出します。
虫が羽化するかのように、女王が復活したのか?
そう考えるレイはしかし、そのあまりにも異様な姿に本当に女王なのかと疑念を持ちます。
そしてうれしや、と話し始める女王。
目を覚ましたら目の前にグレイス=フィールド第3プラントの特上が揃っていたと。
「あやつの言う通りお前達は皆生きていた」
さらに、都や臣下達、自らへの攻撃も全て赦そう、と続ける女王。
ラムダの食用児もグレイス=フィールドの脱走者も自分の手に戻ると、余裕の態度で告げます!
不気味に変貌を遂げた女王ですが、意識はしっかりとあるようです。
また、エマ達が生きていると女王に言ったというあやつとは誰なのか、気になります。
女王、ザジに一撃!
🎉㊗️本日2月2日はザジのバースデー!🎉
お誕生日おめでとう!🎂ザジの名場面を振り返りつつ
誕生日を一緒にお祝いしましょう‼️🐯#HAPPYBIRTHDAYザジ #約ネバ pic.twitter.com/kNcrBacNvg— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) February 2, 2023
「皆妾が食らうのだ」
スゥと女王が手を動かした次の瞬間。
女王は一瞬でザジを捕らえていました!
その顔にはいつの間にか無数の口が!
ノーマンが叫び、エマは銃を構えます!
ザジも瞬時に女王の手から逃れ、攻撃に移ります。
女王を頭から両断するザジ。
しかし真っ二つになった女王の頭部には、脳や核らしきものは何もありません。
困惑するザジに、恐るべき速度で再生した女王の手刀が襲いかかります!
首を打たれ、吹き飛ばされるザジ。
ノーマンが駆け寄りますが、ザジは完全に意識を失ってしまっているようです。
高笑いする女王に、再び銃を向けるエマ。
レイも銃を構えますが、女王は2人を番号で呼び、撃つか?
と煽ります。
一方、ノーマンはザジを一撃で戦闘不能にした女王に衝撃を受けていました。
ギーラン達をぶつけた消耗も完全に回復し、頭部を割ってもダメージはなく、さらには頭部の中には脳すらない。
「顔がない目がない核もない?だとすれば一体どうしたら――――」
真っ二つにされた直後、何事もなかったかのように平然とザジに手刀を繰り出した姿が、復活した女王の規格外の強さを感じさせました!
絶望感は増すばかりで、ノーマンが焦るのも無理はないです。
動けなくなるエマとレイ
それでもレイは、女王が自分やエマを判別し番号で呼んだことから、見えている、目も核もないとは限らないと考えます。
エマも落ち着け、と自分に言い聞かせ、核が動いたり隠れていたり、位置が他と違うなど、様々な可能性を考えます。
レウウィスとの戦いを思い出し、銃はおそらく効かないと思いつつも、何かヒントを得ようと立ち向かうエマとレイ。
しかし次の瞬間、ザワっと女王の姿が揺らいだかと思うと、2人の動きが封じられてしまいました!
2人を襲う得体の知れない恐怖。
「やばい 動けねぇ」
動け動けと必死に言い聞かせるも動けず、ついにエマを捕らえようとする女王の手。
ノーマンが手を伸ばし、2人の名前を叫びます!
過去の戦いの経験を生かそうとしたエマ達ですが、女王に阻まれてしまいました。
尋常ではない恐怖のためか、それとも女王の特殊な能力なのかは分かりませんが、動きを封じられてしまうとなるとかなり厄介ですね。
ムジカとソンジュ到着!
女王がエマに迫り、いよいよ絶体絶命というその時、いくつもの槍が飛来し、女王を貫きました!
ハッとするエマ達。
槍の出どころは上、壁に開いた穴でした。
そこにいたのはソンジュとムジカ。
待たせたな、というソンジュの言葉に安堵するエマ達。
前回エマが発信器を押したことで、2人が駆けつけてくれました!
エマ達の元に降り立つ2人。
無事かと気遣うムジカに、エマ達が感謝を伝えます。
続けて城下は粗方大丈夫と、邪血を渡し、後を民衆達に託してきたことを告げるムジカ。
ソンジュもドン達には抜け道を教えた、じき王都から出られる、とエマ達を安心させます。
ドン達もエマ達を心配し、ムジカとソンジュを送り出してくれたようです。
改めてありがとう、と感極まるエマ。
確かにこの場面、絶体絶命だっただけにムジカとソンジュの到着がかなり頼もしかったです。
さらにノーマンにもニコっと会釈するムジカ。
ノーマンは驚きを隠せない様子。
状況的に自分達を殺せと命じた相手だということは分かるだろうと思いますが、相変わらずムジカの優しさは健在ですね。
ソンジュは女王の弟!?
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.6 ムジカ/ソンジュ】
鬼社会から離れて旅をする、人間を食べない鬼達。偶然出会ったGFハウスの脱獄者らを助け、彼らに世界の知識や狩りを教えた。この時間は、のちの鬼社会を一変させる契機に。王都襲撃の際にはエマたちに協力し、女王レグラヴァリマと対峙する。 pic.twitter.com/vx6IxS8YLW— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) July 27, 2020
あとはこいつ、と言い、女王と向き合うソンジュ。
その間にも女王は自らに刺さった槍を抜き、身体を再生させていきます。
その姿に、内実ともに化物に成り果てたか、とソンジュ。
エマ達に、今の女王とは和平はおろか交渉すら見込めないと告げます。
それを受けて少し考え、五摂家の全滅をエマに確認するムジカ。
そして交渉するならイヴェルク公かプポ卿辺りだった、間に合わなかったのね、と察します。
一方の女王はソンジュに語りかけます。
人間に肩入れとはどういう風の吹き回しだと。
それでも女王は、邪血の始末と脱走者の奪還に1日で片がつく、吉日だ、と余裕の態度を崩しません。
対して、俺達もあんたとケリをつけに来た、と応じるソンジュ。
王都へ向かうと決意した時から、ムジカ達にはその覚悟ができていたようです。
700年充分に逃げ回った、と、ムジカは思い切って女王に告げます!
「終わりにしましょう」
ムジカの脳裏には、700年前の飢え苦しむ民衆や、王・五摂家に皆殺しされ食われた仲間の記憶が甦ります。
そしてそんなムジカの前に立ち、女王に向け槍を構えるソンジュ。
「女王 あんたは今日ここで俺が殺す」
エマ達が固唾をのんで見つめる中、対する女王が浮かべたのは不敵な笑み。
「殺す?お前が?私を?」
次の瞬間、女王は爪を掲げ、衝撃の言葉で応じます!
「げに愚かな弟よ」
ソンジュが女王の弟だと明かされたところで、156話の内容はここまでとなりました!
ということは、ソンジュはレウウィスとも兄弟ということになるんでしょうか。
確かに仮面の雰囲気はどことなく似ているようにも思えます。
これまでに少しずつ見せてきたソンジュの底知れない強さも、王族だとすれば納得です。
王族であるソンジュがなぜ邪血のムジカと仲間になったのか、その過去も気になるところですね。
『約束のネバーランド』ネタバレ156-157話のまとめ
ザジを一撃で戦闘不能にした、顔がない女王の脅威。
動きを封じられたエマ達と、それを助けて合流したムジカ・ソンジュ、そして明かされた衝撃の事実。
ソンジュが女王の弟だということも驚きましたが、同時に女王の凄まじい再生速度や圧倒的な強さも印象的な156話でした!
続きは女王VSソンジュ、王族同士の戦いとなっていきそうです。
未知数のソンジュの全力も明らかになるんじゃないでしょうか。
再び対女王戦が始まろうとする中、次の展開もますます気になります!
- 女王は顔のない異常な姿です
- ソンジュが女王の弟で驚愕
- ムジカとソンジュがエマを救う
- 女王の再生能力が恐怖を与える
- エマとレイが動けなくなる危機
- 王族同士の壮絶な戦いが開幕
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