文化祭編は、学外でダークな展開だったインターン編とは違い、高校生活を感じられる明る目の話でした。
バトル展開ではあまり目立たない生徒にも焦点が当たっており、中でも耳朗は中心的な役割を果たしていました。
A組以外の催しや舞台裏での出来事にも、興味深い描写があります。
今回は、そうした文化祭の基本情報や色々な出し物、裏で起こっていた事件についてまとめてみようと思います。
目次
【ヒロアカ】学園内だけで文化祭を開催
雄英文化祭は、ヒーロー科以外の普通科・サポート科・経営科が主体となる催しです。
オリンピックの代わりとまでいわれる雄英体育祭よりも規模が小さく、作中では外部から来る人間をほぼシャットアウトしていました。
これは、USJや林間合宿へのヴィラン襲撃や、爆豪の拉致などで雄英への批判が高まったためです。
普通科・サポート科・経営科の中には元々ヒーロー科に対して快く思っていない生徒もいたのですが、その不快感がヴィラン襲撃や文化祭の縮小で更に増大していました。
【ヒロアカ】1年A組はライブに決定!
輝け! MVヒーロー!
『僕のヒーローアカデミア』6期第23話(通算136話)「デクvsA組」MVヒーロー #ヒロアカMVP は…【雄英高校ヒーロー科1年A組】!
[A組全員][A組のみんな]といったワードが個々のキャラ以上、最多の票数を獲得。#ヒロアカMVP 史上初の結果に!投票ありがとうございました!#heroaca_a pic.twitter.com/K7LIOH7Yup
— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) March 12, 2023
デク達1年A組の生徒は、他科からの不満を感じとり、どういった催し物をすればいいのかと悩みます。
そしてバンドやダンスを通して、他の学科の生徒に元気を取り戻してもらおうと決めます。
芦戸は元から希望していましたが、轟が仮免補講から連想で提案すると一気に支持を集め、バンド&ダンスに決まりました。
バンドなら耳朗ということで、耳朗は楽器で生演奏してくれと強くお願いされます。
彼女は、自分のはただの趣味であると一度断りました。
しかし、上鳴や口田の言葉を聞いて頑張る気持ちが湧いてきて、ここまで言われて止めるのはロックじゃないと引き受けることにしました。
デクはダンス組で出演する予定でしたが、ミラーボールと化した青山が空中を移動するという演出のため、演出班に変わっています。
【ヒロアカ】1年B組の催し物は?
B組は、「ロミオとジュリエットとアズガバンの囚人~王の帰還~」という劇をしました。
見に来た観客からも「詰め込みすぎだ」と突っ込まれていましたね。
しかし、すごい勢いで展開していく、笑える催しだったようです。
【ヒロアカ】エリを文化祭にご招待
エリは治崎に利用されていたトラウマから、まだ立ち直っていませんでした。
デクはそんなエリちゃんを笑わせようと、学園祭に誘うことにします。
エリちゃんは助けてくれたミリオやデク達のことがもっと知りたいらしく、文化祭への誘いに興味を持ちます。
それにリンゴ飴の味を美味しそうにも想像するのでした。
【ヒロアカ】デクはフルカウル習得のため猛特訓!
デクは、オーバーホール戦で遠距離攻撃をされた時に何もできなかった事を悩んでいました。
しかしオールマイトに指摘されて、20%なら自分の攻撃の風圧で遠距離攻撃ができる状態になっていたと理解します。
それからオールマイトと共に特訓に励み、発目にサポートアイテムを作ってもらい、芦戸とのダンスの経験を積んだ後に、ジェントル・クリミナル戦で遠距離攻撃をものにしました。
ジェントルにデコピンで風圧を出す「デラウェアスマッシュ・エアフォース」を撃ち、体勢を崩したところに攻撃しています。
風圧の威力だけでなく、隙を作らせるための手段としても使用しています。
【ヒロアカ】発目明が発明したアイアンソールとは?
デクは上記遠距離攻撃を射てるようになりましたが、それを達成できたのは発目製作のグローブの貢献も大きいです。
そのサポートアイテムは、風圧に指向性を持たせる改良が行われており、打撃を放つ感じで攻撃できるといいます。
作中ではデコピンで飛ばしていましたが、将来的にはシューズのサポートアイテム・アイアンソールにも同じ改良がなされる予定です。
今のところデコピンで打つだけですが出久は応用力に秀でているので、これから別の使い方を考案するかもしれません。
【ヒロアカ】ジェントルとラブラバが文化祭に侵入
ジェントル・クリミナルは自らを義賊と称し、社会規範を守らない者達に鉄槌を下す活動をしています。
そうした活動を動画にして投稿しているのですが、5年も活動しているのに動画再生数は低く、ヴィランの中でもバカにされるような存在です。
雄英高校を狙う直前に投稿した短い動画は、評価が0で評価しないが785でした。
ラブラバはジェントルの協力者です。
ヴィラン連合やステインなどの有名ヴィランに対して、「いんしつでくらーい!!」「嫌な感じ!!」と文句を言うほど、ジェントルに心酔しています。
2人は、危機意識を高めるために雄英高校に侵入する計画を立てました。
そして文化祭当日、ジェントルとラブラバは雄英高校に侵入を試みるも、デクと鉢合わせてしまい激戦を繰り広げます。
【ヒロアカ】ジェントルとデクが激突した結末は?
デクとジェントルとの戦いは、これまでに遭遇したヴィランとのものとは違って、両者とも通行人に被害を出さないようなものでした。
ジェントルはラブラバの個性で強化され、侵入まで後一歩というところまでいきましたが、結局デクに阻止されて逮捕されます。
ジェントルとラブラバは自分達は義賊と主張している通り、好き勝手に暴れまわるのではなく企業の腐敗や学校の危機意識の低さなどを正そうとしていました。
それはジェントルが元ヒーロー志望者で、夢を叶えられなかったことから始めた活動だからです。
無個性だったデクにもその気持ちがわかる分、誰よりも戦い辛かったと言っています。
【ヒロアカ】波動ねじれも参加したミスコンの結果は?
文化祭ではミスコンも行われ、前年度は3年サポート化の絢爛崎美々美がグランプリで、BIG3の波動ねじれが準グランプリでした。
作中ではCMに出たため人気を集めつつある拳藤も参加し、上記2人と共にグランプリ有力候補とされていました。
本番では、拳藤が演舞をして強さと美しさで勝負し、絢爛崎は絢爛豪華な戦車で絢爛豪華さをアピールしています。
ねじれは去年相手の土俵で戦い敗北したことを省みて、今年は純粋無垢な舞いで挑み優勝しました。
【ヒロアカ】ミリオに笑顔をみせたエリ
【#ヒロアカ 特別映像が来た!】
『僕のヒーローアカデミア』TVアニメ4期名シーンの貴重な線撮映像×本編映像 比較ムービー②を解禁!第86話「垂れ流せ! 文化祭!」
雄英文化祭ヒーロー科1-Aステージ「Hero too」、エリちゃんの笑顔#heroaca_a #ボンズ pic.twitter.com/k8MxDahti8— 僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式 (@heroaca_anime) May 12, 2020
デクはエリにダンスを見に来てと約束していましたが、ダンスの途中で演出班に移動することになりました。
ただし、短い間とはいえ途中まではダンスをするので、エリちゃんとの約束は守っています。
エリちゃんもデクが協力した演出に大喜びしていましたから、大成功したといっていいでしょう。
その表情にエリのことを心配していたミリオも大泣きしており、ようやく治崎の影響から解放されました。
エリは、これ以降も時おり落ち込むこともありますが、文化祭後は随分前向きになっています。
まとめ
この記事では文化祭について解説してみました。
雄英高校の文化祭は、普通科やサポート科や経営科が主役となる行事でした。
デク達のクラスはバンド&ダンスで、普通科やサポート科や経営科の生徒にたまった不満を解消しようとし、見事多くの不満を取り除いています。
それにデクはエリを文化祭に招待し、塞ぎこみ勝ちだったエリに笑顔を取り戻させました。
また、ヒーローの夢を諦めたジェントルと協力者のラブラバは、雄英高校に侵入しようと試みましたが、デクがそれを阻止しました。
エリが笑顔を取り戻し、耳朗が初めて中心となった描写があり、他科との和解が出来ました。
ジェントルが雄英高校に侵入しようとしたものの、その他は概ね大成功だったといえるでしょう。
文化祭編は、心暖まる展開でしたね。

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