- 銀ちゃんの願いを叶える万事屋の結束
- お登勢さんが新八に伝言
- 次郎長親分が華麗に登場!
とうとう、「銀魂」の最終回が、やってきてしまいました。
今回の銀魂は、見開きのカラーページから始まっています。
そこには、主要キャラクターたちが、まるで、ここから去っていくように背中を見せ、遠ざかっていくような場面が描かれていました。
そのセンターには、振り返った「銀ちゃん」が…。
「また逢う日まで…」なんて、言わないで下さい!
もう、この時点で、涙が滲んでしまいました。
こんな調子で、「銀魂」の最終回を、読み終えることができるのでしょうか。
心配は、尽きません。
でも、みなさん、安心して下さい!
原作者は、他でもない「空知英秋先生」です!
きっと、クラスタすら驚くような、衝撃のラストが待っているはずです。
もしかすると、「終わる終わる詐欺」という結末も、あるかもしれませんよ。
早速、見ていきましょう!
目次
『銀魂』第698訓!のネタバレ
それでは『銀魂』第698訓!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
「万事屋」の願いをかなえる「万事屋」
【放送情報】明日は銀魂放送日! 通常より30分遅い放送です。荼吉尼・辰羅・夜兎の軍勢が迫りくる中、かぶき町は民衆の手で鼠一匹入れない要塞と化していた! 町を守ろうと屋根から投石器で対抗するお妙たち。 #銀魂 #gintama pic.twitter.com/jSNICEiVuH
— アニメ銀魂 (@gintamamovie) February 24, 2018
銀ちゃんがつないできた「万の絆」を辿り、続々と「かぶき町」のメンバーたちが、「万事屋」に集まってきました。
そこで、お妙さんは、新八に語りかけるのです。
あなたたちが、銀ちゃんの願いを叶える「万事屋」になるというのなら、自分たちが、「万事屋」の願いを叶える「万事屋」になり、もう1度、銀ちゃん、新八、神楽ちゃんをつないでみせると。
ここで、2度目の、涙腺崩壊です!
こういう時の「お妙さん」って、かっこ良いんですよね。
「彼女に任せておけば、全て、うまくいく。」と、いつも確信してしまいます。
お妙さんをはじめ、銀魂に登場する女性キャラクターたちは、みんな懐が深く、その上、心の強さも持ち合わせています。
だから、きらきらと輝いて見えるんですね。
こうして、銀ちゃん不在の万事屋に、お妙さん、九兵衛、さっちゃん、月詠たちを先頭に、全キャラクターが集合したのです。
私個人としては、「ハードボイルド同心」の「小銭形平次」の登場に、懐かしさを感じました。
彼が、万事屋のために、ちゃんとした手助けができるかどうかは、微妙なところですが、ハジがついているから、安心ですね。
「ハードボイルド」を語っているうちに、敵にやられないことを祈ります。
お登勢さんの想い
こんな風に、小銭形をはじめ、万事屋の前には、たくさんの懐かしいキャラクターたちが集まったのです。
その集団からは、「借りは返すぜ!」という、威勢の良い声も聞こえてきました。
この状況を見て、新八と神楽ちゃんは、驚きを隠しきれません。
お登勢さんも、「やれやれ。」と、あきれたように、つぶやきました。
しばらく見ないうちに、万事屋には、随分と従業員が増えたようだと語る、お登勢さん。
でも、これだけの人間がいるのなら、「アイツ(銀時)」の願いも「あんたら(万事屋)」の願いも、叶えられるかもしれないと、言葉を続けました。
そして、2つの風呂敷包みを、新八と神楽ちゃんに、差し出すのです。
1つは、銀ちゃんの願いを叶えるために必要なもの。
もう1つは、新八と神楽ちゃんに必要なもの。
そして、お登勢さんは、新八と神楽ちゃんに、銀ちゃんへの伝言を頼むのです。
「さっさと家賃払えってさ。」
このやり取りからもわかるように、お登勢さんが、新八や神楽ちゃんを、心から信頼しているのが伝わってきますよね。
この2人だったら、必ず、「銀ちゃん」と「万事屋」を守ることができる。
そして、銀ちゃんは、必ず帰ってくる。
そう信じているからこそ、こんな風に、「いっておいで。」って、見送れるのだと思います。
「次郎長親分」登場!
こうして、お登勢さんが、銀ちゃんへの伝言を伝えた瞬間、スナックお登勢の前に、たくさんの砲弾が撃ち込まれました。
「銀ちゃん」と「万事屋」を助けるために集まっていたメンバーたちは、なんとか砲弾を避けることができました。
ですが、安心したのも束の間で、通りの向こうから、たくさんの信徒たちが、押し寄せてきたのです。
そう言えば、今回からなのでしょうか。
教団の名前が、「星亡教」に変わっていました。
スナックお登勢の前に集まった「星亡教」の信徒たちは、自分たち以外の者たちを、全員排除しようとしますが、そこに、また、新たな人物が現れるのです。
この人物も、懐かしいですね。
万事屋の屋根の上にいたのは、次郎長親分です。
次郎長親分の隣には、「平子」もいました。
次郎長親分は、華麗に屋根から飛び降りると、教団の信徒たちを、一瞬のうちに倒してしまいます。
そして、「やくざ」と「なんでも屋」は、さして変わりはないと言い放った、次郎長親分は、「いくぜ、てめェたァァァァ!!」と号令をかけます。
それを待っていたかのように、平子、西郷、敏木斎、ヘドロが戦いに加わりました。
そこに、さらに、柳生四天王たちが続きます。
銀ちゃんと肩を並べるくらいに、腕の立つメンバーを相手にしなければいけない信徒たちには、同情してしまいますね。
このような反撃にあい、信徒たちは、驚きを隠しきれません。
「この連中は、一体…。」と問いかける信徒たちに、スナックお登勢から出てきた新八と神楽ちゃんが答えます。
「万事屋です。」と。
歩み続けて見つけたもの
そこからは、新八や神楽ちゃんを始め、スナックお登勢にいたメンバーたちも、信徒たちとの戦いに加わりました。
もう、向かう所敵なしです。
華麗で躍動的な戦闘シーンに、感動してしまいました。
それにしても、みんな強い。
信徒たちは、敵にする相手を、完全に間違えましたね。
信徒たちとの戦いが続く中、いつの間にか、新八の隣には、次郎長親分の姿がありました。
そして、新八に、「いきな。」と伝えるのです。
新八や神楽ちゃん、そして「銀ちゃん」の帰る場所である「万事屋」は、自分たちの手で護っておくと話す次郎長親分。
「だから、さっさと帰ってこいって伝えときな。」
ぶっきらぼうにそう言うと、次郎長親分は、平子や西郷さんと共に、戦いの最前線へと向かって行ったのです。
その言葉を聞いて、新八は、今は遠くにいる「銀ちゃん」へと語りかけるのです。
「銀さん、見ていますか。」
銀ちゃんを想いながら、新八は、尚も、心の中で語り続けます。
それまで当り前だった日常が消え去り、ある日、銀ちゃんは、万事屋からいなくなってしまいました。
その後も、立ち止まることなく、必死に歩みを続けてきた新八と神楽ちゃんでしたが、前に進んでいるという実感を得ることはできませんでした。
けれど、「かぶき町」のみんなは、そんな2人のことを、ずっと、待っていてくれたのです。
みんな一緒に!
こんな風に、新八が心境を語り続けている一方、屋根の上では、さっちゃんと月詠が、信徒たちと戦っていました。
その戦闘中、さっちゃんと月詠は、背後から攻撃を受けそうになります。
気付くのが遅れた2人でしたが、次の瞬間、その信徒たちが、次々に倒されていったのです。
さっちゃんと月詠を助けたのは、「全蔵」と「信女」でした。
それにしても、空知先生が描く「戦闘シーン」は、本当に、かっこ良いです。
キャラクターたちが、みんな、生き生きとしています。
みんな、ずっと、この時を待っていたんですね。
銀ちゃんや万事屋のために戦える、「この時」を。
その後も、戦闘を続ける信女。
そして、彼女が持っている無線は、懐かしい声で、神楽ちゃんの名前を呼んだのです。
その相手は、以前、お友達になった「そよ姫」でした。。
ここで、「そよちゃん」登場です!
二年前のあの時、取り戻せなかったもの。
それを、今度こそ取り戻すために、そよちゃんが、道を切り拓きます。
そうです。
みんな帰ってきたのです。
「とっつぁん」と「真選組」
そして、「とっつぁん」も、忘れてはいけません。
「こっからは、オジサンのターンだぜ。」という決め台詞と共に、戦艦から爆撃を始める「とっつぁん」。
「江戸を護ってきたのが誰なのか思い知らせてやる。」というとっつぁんに、「少なくとも、アンタじゃない」とつっこむ近藤さん。
近藤さんの言うとおりですね。
とっつぁんが、爆撃を命令したら、見境がありません。
最悪の場合、江戸が全て灰になってしまうでしょう。
「そん時ゃ、またやり直すさ。」
この、とっつぁんの台詞も、かっこ良かったです。
こんなことでは、自分たちも江戸も、決して消えはしないという、とっつぁんの強い想いが見えました。
それに、例え、江戸が攻撃を受け、大きなダメージを負ったとしても、かぶき町のメンバーなら、何度だってやり直すことでしょう。
そして、とっつぁんは、「手加減をするな!」と、真選組にも命を下しました。
「真選組」の、本領発揮です!
「彼らはみんな、忘れていませんでした。あの日常(ころ)を。アナタを。」
「星海坊主」と「神威」
新八の心境が語られる中、今度は、教団の小型宇宙船が攻め込んできました。
新八は、彼らの攻撃に巻き込まれた神楽ちゃんを守るように、地面に伏せるのですが、そこに、教団の銃口が向けられてしまいます。
でも、次の瞬間、その小型宇宙船は、落下物によって、瞬時に爆発してしまうのです。
驚く新八と神楽ちゃんの視線の先には、傘をさした人物が2人。
通りを挟み、ビルの屋上に対峙していたのは、「星海坊主」と「神威」でした。
神楽ちゃんと同じように、神威も、幼くなっていたのには驚きました。
神楽ちゃんに、あの技を教えたのは、神威だったようです。
先週、ハタ皇子が必死につかんでいた宇宙船を破壊したのも、神威で間違いないでしょう。
やっぱり、神威も、妹想いの、優しい「お兄ちゃん」なんですね。
「だから、僕等は、みんなと一緒に前へ踏み出そうと思います。」
謎の「テニプリ」!?
新八の言葉が続く中、現場にはヘリコプターが現れ、花野アナの生中継が始まりました。
そして屋上には、また、新たな人影が!
「江戸のみんなァァ!!この声が届いてますカンブリア宮殿!!」
みんなのアイドル、「お通ちゃん」です。
お通ちゃんも、この戦いに参加するようですね。
その方法とは、応援ソングを歌うこと。
お通ちゃんのトーク中、屋上からは、ひらひらと、何かが舞い落ちてきました。
それは、ハートに「通」という文字の書かれた、「はちまき」。
その「はちまき」を、新八が、しっかりと地上で受け取りました。
そして、お通親衛隊隊長として、はちまきを額に結びます。
「あの時言えなかった言葉も、伝えられなかった思いも、全部ひっさげて僕は前に進みます。銀さん、あなたの元へ。」
そして、ここで、お通ちゃんの歌もスタート。
伴奏が奏でられ、彼女の第一声は…。
「テニプリっていいな~~~~~。」
でした。
えっ!?
「テニプリ」って???
「いや、よくねェだろォォォ!!」
歌が終わる頃に、つっこみを入れたのは、我らが銀ちゃんです。
この「テニプリ」の曲が流れている最中、ずっと、銀ちゃんたちは、信徒たちと戦っていました。
それも、とってもシリアスなシーンだったんですよ。
銀ちゃんがつっこむのも、無理はありません。
なぜか、「テニプリの最終回」みたいな感じになってしまったのですから。
正確には、テニプリを読者に贈り届ける「許斐先生」の心を歌った名曲なのだと、桂は、銀ちゃんに言いました。
テニプリは、「戦っている全ての侍に贈る歌」だったはず。
それが、どこで道を間違ってしまったのでしょうか。
最終回の向こう側へ!
走る銀さん、桂、そして高杉…
『銀魂 THE FINAL』新規場面写真も解禁!
総選挙で選ばれたエピソードを含め、どのシーンがシールになるのか!?
お楽しみに!!▼名エピソード総選挙の結果はこちら▼https://t.co/mKbOjA7aEi#銀魂ザファイナル pic.twitter.com/VrUzCJajjd
— アニメ銀魂 (@gintamamovie) November 27, 2020
「テニプリ」の歌に疑問を抱きつつ、ようやくターミナルまで辿り着いた銀ちゃん・桂・高杉。
みんなが追い求めてきたものが、目の前にあるとはいえ、これから、様々な困難が待ち受けているだろうと、桂は言いました。
そんな彼らが、今、1番恐れているのは…
「ページ数が足りん!」ということ。
空知先生、最終回に向けてテンションが上がり過ぎてしまったのでしょうね。
最終回まで、後5回というあたりから、私も、心配していました。
懐かしい登場人物に会えるのは嬉しいのですが、ネタを詰め込みすぎて、完全に収集がつかなくなっているように感じました。
この状況を打開するために、桂が考え出した案というのが、バックに歌を流し、「テニプリ最終回風」にごまかすことだったそうです。
桂も、後5回で終わるのなんて無理だと言ったそうです。
でも、「銀魂」の最終回は、「ZIP!」でも、ニュースとして取り上げられてしまいました。
「もう、ひきさがれんではないか!」
地面に突っ伏し、拳を叩きつけながら悔しがる桂に背を向け、銀ちゃんと高杉は、歩き出します。
「どうするつもりだ!」と詰め寄る桂に、銀ちゃんは答えます。
「終わるどころか、自分たちは、まだ、何も始っていない。」
桂は、「俺達の戦いはこれからEND。」という手段があったことを、とても喜びました。
そうです!!!
最終回程度では、銀ちゃんを止めることはできないのです。
「ゆこう、最終回(おわり)のむこう側へ。」
そして、ラストの1ページは、もちろん銀ちゃんのアップで締めくくられました。
「俺達の戦いは、ジャンプGIGAからだァァ!!」
「やっぱり、終われなかったァァァ!!」
!!!!!
やったーーーーー!!!
「終わる終わる詐欺」、万歳!!!
さすが、空知先生です!!!
『銀魂』ネタバレ第698訓のまとめ
ということで、「銀魂」は、終わりませんでした!
連載の最後には、空知先生のコメントが載せられていたのですが、ここでは、詳細を伏せたいと思います。
気になる方は、ジャンプ本誌か、単行本をご覧下さいね。
このコメントは、一見の価値有り!
思わず笑ってしまう内容ですよ。
それでは、また、「銀魂」の「ネタバレブログ」でお会いしましょうね。
- 銀ちゃんの願いが叶う瞬間
- お登勢さんの信頼が光る
- 次郎長親分が華麗に登場
- 戦いに参加する懐かしい面々
- 銀魂は終わらないという結末
- 空知先生のコメントが笑える
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