「月刊コミックゼノン」で連載中の「終末のワルキューレは2018年より連載がはじまった大人気作品です。
1,000年に1度開かれる「人類存亡会議」で万物の創造主である神々は人類の進歩がみられず見放そうとした所、戦乙女から「超特別条項神VS人類最終闘争」を行いたいと言います。
そして、プライドを傷つけられた神達はこの戦いを了承し、天界が誇る最強神と戦乙女が率いる最強の人類「神殺しの13人」のタイマン勝負が始まります。
このタイマン勝負を提案した側の戦乙女(ワルキューレ)の1人であるフレックを見ていきたいと思います。
目次
【終末のワルキューレ】フレックの神話とは?
「終末のワルキューレ」でタイマン勝負を提案した戦乙女(ワルキューレ)では、13人の姉妹が自身の肉体を武器に変えるという能力を持ちます。
この戦乙女は北欧神話ヴァルキュリアから来ているとされています。
ヴァルキュリアは北欧神話に登場する半人半神の女騎士の事で日本では「ワルキューレ」の呼び名が一般的で、「戦乙女」と訳されています。
かつてから北欧の人々に信仰されている「女騎士」のルーツであり、様々な作品でも扱われています。
【終末のワルキューレ】フレックのプロフィール
https://twitter.com/coamix_sales/statuses/1618090744191025152
戦乙女(ワルキューレ)の13姉妹の十一女であるフレック。
名前に「武器をガチャつかせる者」という意味を持ちます。
ツインテールが特徴的でツンデレのような雰囲気を持つ可愛らしい姿が印象的です。
【終末のワルキューレ】フレックの性格とは?
戦乙女の13姉妹の十一女であるフレックですがその性格はハッキリと物が言える性格だと言えそうです。
実際にはブリュンヒルデの命で選ばれたパートナーの不服を申し立てるなどしています。
【終末のワルキューレ】フレックの能力(神器錬成)とは?
13姉妹の1人であるフレックの「神器錬成(ヴェルンド)」は手袋になります。
このフレックの神器錬成である手袋は触れた物が全て神器に変わるという最強の武器とされています。
この手袋は第四回戦で神ヘラクレスと戦う切り裂きジャックことジャック・ザ・リッパーが使用しました。
【終末のワルキューレ】フレックとジャック・ザ・リッパーの関係性とは?
最強の人類「神殺しの13人」の1人であるジャック・ザ・リッパーは19世紀の英国を震撼させた殺人犯で「霧の殺人鬼」や「切り裂きジャック」の異名を持ちます。
戦乙女の長姉のブリュンヒルデは「人類の中で一番キライなクソ中のクソのゲボカス野郎」と酷評していますが、その一方で神々も恐怖を覚えるジャックの持つ悪意や狂気を高く評価もしています。
ブリュンヒルデは当初からギリシャ神話のヘラクレスの対戦相手はジャック・ザ・リッパーと決めており、「神器錬成」には十一女のフレックを指名しました。
フレックはこの指名には不服で拒否の姿勢でしたが、突然現れたジャック・ザ・リッパーに無理やり神器錬成させられます。
【終末のワルキューレ】ジャック・ザ・リッパーVSヘラクレス
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— 終末のワルキューレ@第19巻&ジャック・ザ・リッパーの事件簿第2巻発売中!!!! (@record_ragnarok) July 14, 2020
タイマン勝負第四戦では十二の難業を突破し、神へ成り上がった闘神ヘラクレスと人類最悪の悪であるジャック・ザ・リッパーとの戦いになります。
この戦いは19世紀のロンドンの街を再現した闘技場となり、ジャックが意向を示したものになります。
これを慈悲深いヘラクレスは受諾した事で史上初の路上対決になります。
早速、戦いに入る2人ですが愚直に真っ直ぐ倒そうとするヘラクレスとは違い、ジャックは逃走を計ったり、小さな罠を貼っていきます。
ですがヘラクレスは「小細工では俺を倒せない」とジャックの仕掛けをくぐり抜け、棍棒で渾身の攻撃を見舞います。
その瞬間、ヘラクレスの腕が切り落とされます。
ジャックは巨大なハサミを神器に見せ、実は神器錬成は別に隠していました。
有利になったジャックはヘラクレスにトドメを刺そうとし、ヘラクレスは最後の力を振り絞って近距離戦を挑みます。
腕を失いながらも凄まじい戦闘力を見せるヘラクレスにジャックはさっきまでの余裕がなくなります。
そして、右腕を大きく振りかぶり『逝け』とつぶやくヘラクレス。
その時、ジャックは何とか意識を保ちヘラクレスの胸に腕を突き刺しました。
そして、ジャック「【Dear GOD】技の名をあなたに捧げます」と呟きヘラクレスの胸を突き破ります。
ジャックの神器は本当は手袋でまとった血を武器に変えていました。
この攻撃で勝敗はつき、ヘラクレス「俺はいつ、いかなる時も人間を愛している」と言い消滅します。
【終末のワルキューレ】フレックは死亡した?
戦いが終わりジャックの前には手袋が解けた事から姿を現したフレックがいます。
これに気づき「ご機嫌いかがですか」と尋ねるジャックに「あんたの方こそどうなのよ、神を殺した気分は?」と返すフレック。
「これは私がしらない感情です」とジャックは言い、それを聞いたフレックは「かわいそうな人ね」と言います。
そして、フレックは「シャワー浴びなきゃ」と去っていき、ジャックにも「医務室へいった方がいいわよ」と残し、闘技場を後にします。
まとめ
戦乙女13姉妹の11女であるフレック。
フレックの「神器錬成」は手袋になり、触れた物が全て神器になる最強の神器とも言われています。
このフレックの「神器錬成」に選ばれたのは19世紀の英国を恐怖のどん底に落とした「切り裂きジャック」ことジャック・ザ・リッパーです。
ワルキューレ長姉ブリュンヒルデ曰く「人類の中で一番キライなクソ中のクソのゲボカス野郎」と言っています。
ですが神々も恐怖を覚えるジャックの持つ悪意や狂気を高く評価しているとも言います。
このジャックが戦う神はヘラクレスです。
ヘラクレスは半人半神であり、慈悲深く努力を弛まない正義の神です。
一方、ジャックは悪でその構図は正義VS悪だと言えます。
そして、ブリュンヒルデは初めから闘神ヘラクレスの相手にはジャックを予定していたと言います。
フレックはこの悪である、ジャックと1つになるのは強烈な嫌悪感を示していましたが無理やり神器錬成させられてしまいます。
そして、始まった戦いでは真っ向から向かってくるヘラクレスにジャックは神器錬成の本当の力を隠し戦い、最後はヘラクレスの血さえも神器にし胸を突き破りました。
「それでも人間を愛する」とジャックに残し、消滅したヘラクレス。
神器が溶け姿を現したフレックに「こんな気持ちははじめて」と打ち明けるジャック。
これを見たフレックはジャックに「医務室に行った方がいいわよ」と残し、闘技場を後にしました。
史上最悪の殺人鬼「切り裂きジャック」ことジャック・ザ・リッパー。
ヘラクレスに敗れたあとその慈悲深さに変化を見せ、フレックもそのジャックの姿を見る事で初めの嫌悪感から若干の変化を見せました。
第3戦の佐々木小次郎に続き、神側から勝利を挙げた「切り裂きジャック」ことジャック・ザ・リッパー。
神と人類のタイマン13番勝負ですがまさかの再登板あるのかが気になります。
