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【呪術廻戦】裏切り者は誰なのか?内通者はメカ丸、上層部側は191話で羂索に握られていた!

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呪術廻戦の裏切り者は誰なのか

結論から言うと、高専の内通者は79話で判明したメカ丸(与幸吉)です。上層部側のもう1人は名前が出ないまま、191話で羂索が保守派ごと握っていました。

呪術廻戦は2024年9月、第271話で完結しました。全30巻です。物語の中では、高専の情報を敵に流した内通者のほかにも、仲間や家族や呪術界そのものを裏切った人物が何人も出てきます。この記事では、完結までに描かれた裏切りを話数つきで一覧にし、疑われただけで裏切っていなかった人物も整理していきます。

この記事でわかること

  • 呪術廻戦の裏切り者の一覧と、それぞれが描かれた話数
  • 1人目の内通者メカ丸(与幸吉)が敵と結んだ縛りと、その最期
  • 2人目の内通者(上層部側)は誰だったのか
  • 冥冥や夜蛾正道、家入硝子は裏切っていたのか
  • 夏油傑の離反、脹相の寝返り、禪院扇の凶行
  • メカ丸が最後に残したものをどう見るか(カイの読み)

呪術廻戦の裏切り者一覧

まず、作中で実際に誰かを裏切った人物を話数つきで並べます。答えにあたる内通者の2行は、行の色を変えてあります。

人物 何を裏切ったか 話数
夏油傑 村の非術師112人を殺し、高専を離れて呪詛師になった 77〜78話(9巻)
メカ丸(与幸吉) 高専の情報を偽夏油と真人に流していた1人目の内通者 79話(9巻)で判明
上層部(保守派) 2人目の内通者がいた側。名前は最後まで出ず、羂索が保守派を掌握していた 191話(22巻)で判明
呪術総監部 渋谷事変のあと、五条悟の永久追放と夜蛾正道の死罪を通達した 137話(16巻)
禪院扇 五条の封印を解こうとする謀反人として、実の娘の真希と真依を斬った 148話(17巻)
宿儺 虎杖悠仁と結んだ縛りの合言葉を使い、伏黒恵の体に移った 212話(24巻)

反対に、敵の側から虎杖悠仁の側へ寝返ったのが脹相です。105話で存在しないはずの記憶が流れ込み、135話では羂索に攻撃を仕掛けています。味方から見れば頼もしい裏切りでした。

疑われたものの、裏切っていなかった人物もまとめておきます。

人物 疑われた理由と実際
冥冥 金で動くと公言する一級術師。91話で内通者の可能性が低いと見なされ、渋谷事変のあとはマレーシアへ逃れた(133話)
夜蛾正道 上層部から、五条と夏油を唆して渋谷事変を起こした罪で死罪とされた。実際はパンダを生んだ技術の秘密を狙われていた(147話)
乙骨憂太 虎杖の死刑執行役を引き受けた(137話)が、処刑したふりをして虎杖を助けていた(143話)
家入硝子 考察で内通者候補に挙がったが、最後まで高専の医師として味方を治し続けた

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2つの表を並べると、疑われた人より、疑う側だった上層部のほうがよほど裏切っていたことが見えてきます。
内通者探しの最初の問いは、生徒の中に敵がいるかどうかでした。
ところが答えは、生徒を裁く側の椅子に座っていた。呪術廻戦の裏切りは、上から腐っていく話として組まれていたのだと思っています。

1人目の内通者はメカ丸(与幸吉)

内通者の話が最初に出てくるのは、京都姉妹校交流会の直前、33話(4巻)です。五条悟は京都校の引率の庵歌姫に、高専に呪詛師か呪霊と通じている者がいると打ち明け、京都校の側を調べてほしいと頼みます。自分が内通者だったらどうするのかと聞き返した歌姫に、五条は歌姫では弱すぎて内通者は務まらないと返し、お茶をかけられていました。

調べた結果が明かされるのは79話(9巻)、2018年10月19日の場面です。歌姫は虎杖・伏黒・釘崎の3人に、呪詛師と通じているのは2人以上で、そのうち「1人は学長以上の上層部」だと伝えます。そちらには手が出せないので、上層部に情報を流しているもう1人を標的にする、という話でした。消去法で絞られた相手が、京都校2年の究極メカ丸こと与幸吉です。

与幸吉は天与呪縛によって、生まれつき右腕と腰から下の感覚がなく、月明かりにも肌を焼かれる体でした。その代わりに、日本中に傀儡を置いて動かせるほどの広い術式範囲と、大きな呪力を持っています。

偽夏油と結んでいた縛りは2つです。

  • 高専の情報を渡す見返りに、真人の無為転変で体を治してもらう
  • 京都校の人間には手を出さない

交流会を花御たちが襲い、京都校の生徒も危険にさらされたことで、与幸吉は約束が破られたと考え、内通をやめると告げます。真人に体を治させた直後、17年ぶんの呪力をためた巨大な傀儡「究極メカ丸 絶対形態」で真人と偽夏油に挑みました。

80話から82話(10巻)にかけての戦いで、与幸吉は簡易領域を使って真人の領域展開をしのぎ、一度は真人を貫きます。それでも最後は操縦席に入り込んだ真人に討たれ、82話で命を落としました。三輪霞と会う約束は、果たされないままでした。

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与幸吉が敵に求めたのは、力でもお金でもなく、仲間の前に自分の足で立つことでした。
そして縛りの2つ目に、京都校の人間には手を出さないと書き込んでいる。
裏切った理由と裏切りをやめた理由が、同じ仲間だったところに、この内通者だけが嫌われきれない理由があると思っています。

メカ丸は死んだあとも高専の味方として動いた

与幸吉は、自分が死ぬ場合にも備えていました。五条悟が封印されたら動き出す小さな傀儡を、3か所に置いていたのです。

91話(11巻)、渋谷で五条が獄門疆に封じられた直後、ミニメカ丸は虎杖の耳元で封印を知らせます。3体のうち1体を冥冥の班に預けたのは、内通者である可能性がいちばん低いと見たからでした。ミニメカ丸は虎杖に地上へ戻って封印を広めるよう頼み、自分の呪力が尽きるまで術師たちを導きます。

かつては全部ひっくり返ってもかまわないと思っていたけれど、いまは違う。ミニメカ丸はそう語って、冥冥と虎杖に命をかけてほしいと頼みました。内通者として始まった与幸吉の出番は、高専の側の案内役として終わっています。

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2人目の内通者は誰だったのか

79話で歌姫が口にした上層部の内通者について、完結まで特定の1人の名前が明かされることはありませんでした。考察では夜蛾正道、家入硝子、狗巻棘、伊地知潔高、楽巌寺嘉伸などの名前が挙がりましたが、どれも作中で内通者として描かれてはいません。

その代わりに描かれたのが、上層部そのものが敵の手の内にあったという事実です。流れを話数で追うと、次のようになります。

  • 137話(16巻)……総監部が、夏油傑の再度の死刑、五条悟の永久追放と封印を解く行為の罪、夜蛾正道の死罪、虎杖悠仁の死刑執行を通達する
  • 147話(17巻)……夜蛾正道が、上層部の命を受けた楽巌寺学長に討たれる
  • 191話(22巻)……加茂憲紀が本家で羂索と出くわす。羂索は加茂家の25代当主に収まり、夏油と虎杖の処刑を命じた保守派を先に消して、保守派を丸ごと握っていた
  • 223話(25巻)……新宿決戦の前、古い総監部の面々はすでに殺されていて、五条は生き残った楽巌寺が上に立つほうがいいと話す

191話の場面で、加茂憲紀は楽巌寺を頼り、上層部に通達を取り下げさせようとしていました。しかし羂索はその動きを読み切り、先回りして手を打っていました。羂索は明治の術師・加茂憲倫として加茂家に名を残した人物でもあり、保守派を支える加茂家の側から上層部に入り込めたことになります。

そして261話(29巻)の回想では、五条悟が上層部のいる部屋の前で、中の者を殺すと生徒たちに告げる場面が描かれました。2人目の内通者を名指しする場面は無く、上層部という椅子ごと片付けられて物語は終わっています。

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2人目の名前が出なかったのは、描き忘れではないと思っています。
羂索が加茂家の当主に座った時点で、上層部の誰が内通者かを探す意味がなくなりました。
1人を裏切り者と呼べるうちは、組織はまだ味方の側にある。名前を出さないことで、上層部がまるごと向こう側にあったことを見せた。191話はそういう回だと読んでいます。

冥冥は裏切ったのか

冥冥は、お金の味方だと言い切る一級術師です。フリーで動き、報酬しだいで誰にでも手を貸す姿勢から、読者のあいだでは内通者ではないかと疑われていました。

作中の答えは、裏切っていない、です。91話でミニメカ丸は、冥冥の班を内通者の可能性がいちばん低い班と見て、傀儡を預けていました。渋谷事変では冥冥自身も明治神宮前駅の班を率い、102話では特級の疱瘡神を祓っています。

ただ、渋谷事変のあとの冥冥は日本を離れます。133話(15巻)ではマレーシアのクアラルンプールにいて、偽夏油に殺されかけて弟の憂憂の術式で逃げてきたと電話で話しています。日本の株と東京の不動産はすぐに売るよう勧めていて、呪術界の味方というより自分の損得で動く人物であることは最後まで変わりません。

それでも冥冥は日本に戻り、261話の回想では、乙骨憂太が五条の体を使う作戦の会議に加わって、起こりうる結末を3つに分けて示しています。高専を裏切ったのではなく、逃げるべきときに逃げ、戻るべきときに戻ったというのが冥冥の描かれ方です。

夏油傑はなぜ高専を裏切ったのか

最初に高専を離れた術師は夏油傑です。五条悟と並ぶ特級術師で、学生時代は呪術は弱い者を守るためにあると考えていました。

その考えが揺らぎはじめたのは、星漿体の天内理子を守る任務の失敗からです。呪霊を祓っては取り込む日々の中で、守る相手である非術師への疑いが積もっていきました。

77話(9巻)、任務で訪れた村で、夏油は檻に閉じ込められ傷だらけにされた双子の少女を見つけます。村人たちは少女たちを化け物と呼び、夏油は呪霊を放って村の非術師112人を殺し、姿を消しました。さらに自分の両親にも手をかけています。

78話では、夏油を問い詰めた五条と、夏油が正面から向き合います。夏油は非術師を消して術師だけの世界を作ると告げ、2人の道はここで分かれました。0巻の百鬼夜行で乙骨憂太を襲った夏油は乙骨と祈本里香に敗れ、最後は五条の手で命を落とします。その遺体を使って動いていたのが、偽夏油こと羂索でした。

脹相はなぜ羂索を裏切ったのか

脹相は、呪胎九相図の1番です。明治の術師・加茂憲倫が、呪霊の子を孕む体質の女性に九度身ごもらせ、九度堕ろさせてできた胎児が呪胎九相図でした。脹相は、はじめ偽夏油と真人の側に付いていました。

渋谷事変で、弟の壊相と血塗の仇である虎杖悠仁を追い詰めた脹相は、とどめの直前に手を止めます。105話(12巻)、虎杖と弟たちが仲良く過ごす、存在しないはずの記憶が流れ込んだからです。

やがて脹相は、偽夏油の中身が加茂憲倫であり、自分たち兄弟の父親だと気づきます。虎杖も同じ父を持つ弟だと受け止め、135話(16巻)では虎杖を守るため羂索に攻撃を仕掛けました。脹相の裏切りは、羂索から見れば寝返り、虎杖から見れば兄が来てくれた瞬間でした。

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夏油と脹相は、裏切った方向が正反対です。
夏油は守るべき非術師を捨てて外へ出ていき、脹相は敵の側から弟のいる内へ戻ってきました。
どちらも、自分が家族だと思った相手のほうへ動いたという点では同じだと思っています。夏油にとっての家族は、双子の少女たちと呪詛師の仲間でした。

死滅回遊で起きた身内の裏切り

死滅回遊が始まったあとは、呪術界の身内どうしの裏切りが続きます。

137話(16巻)の通達で、乙骨憂太は虎杖悠仁の死刑執行役に任命されます。上層部の信頼を得て指示を受けた乙骨は、140話で虎杖の前に現れ、刀を向けました。ところが143話(17巻)で、乙骨が処刑したふりをして虎杖を生かしていたことが分かります。上層部から見れば、これも裏切りでした。

148話(17巻)では、禪院家の上層が、伏黒恵・真希・真依を五条の封印を解こうとする謀反人として消すと決めます。呪具を取りに来た真希を待っていたのは、実の父の禪院扇でした。扇は真依を斬って倒し、真希も斬り伏せます。

家を守るために娘を手にかけた扇と、その命令を出した禪院家は、このあと真希ひとりに潰されることになります。

宿儺は虎杖との縛りを破ったのか

虎杖悠仁は一度宿儺に心臓を抜かれて死に、宿儺と縛りを結んで生き返っています。宿儺が合言葉「契闊」を唱えたら1分間体を明け渡すこと、そして縛りのことを忘れることが条件でした。1分のあいだ誰も殺さず傷つけない、という約束も含まれています。

この縛りが使われたのは212話(24巻)です。宿儺は契闊を唱えて虎杖の体を奪い、その1分で伏黒恵の体へ移りました。誰も傷つけないという条件は守ったまま、自分の指を伏黒に呑ませて受肉しています。

縛りを破ったわけではなく、縛りの文面の中で最大の裏切りをやってのけた、というのが宿儺の描かれ方です。

まとめ

呪術廻戦の内通者は、79話で判明したメカ丸(与幸吉)と、名前の出ないまま羂索に握られていた上層部の側でした。

話数でたどると、決め手は次の5つです。

  • 33話、五条悟が庵歌姫に内通者の調査を頼んだ
  • 79話、内通者は2人以上で、1人は学長以上の上層部と判明。もう1人がメカ丸だった
  • 82話、メカ丸は真人に敗れて死亡。91話で遺した傀儡が五条の封印を知らせた
  • 191話、羂索が加茂家当主となり、上層部の保守派を握っていたと判明
  • 冥冥・夜蛾正道・家入硝子は、疑われたが裏切っていなかった

僕はこう読む

裏切り者を並べて最後に残るのは、メカ丸が死んだあとまで働いたことです。
内通者として敵に渡した情報は、渋谷で五条を封じる役に立ちました。
その封印を真っ先に味方へ知らせたのも、同じ与幸吉でした。裏切りの帳尻を自分で合わせにいった唯一の人物だと思っています。

メカ丸を仲間を売った内通者と見るか、最後に仲間へ戻ってきた術師と見るかで、渋谷事変の始まりはずいぶん違って見えます。

——あなたはメカ丸(与幸吉)を、許されない裏切り者だと思いますか。それとも最後に仲間を選んだ術師だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

呪術廻戦の裏切り者について特によく聞かれるのは、2人目の内通者と、冥冥が裏切ったのかどうかです。

Q. 呪術廻戦の内通者が判明するのは何話ですか。
A. 79話(9巻)です。庵歌姫が虎杖たちに、内通者は2人以上いて1人は学長以上の上層部だと伝え、もう1人の標的として京都校のメカ丸(与幸吉)が突き止められました。

Q. 2人目の内通者は誰ですか。
A. 完結まで個人の名前は明かされていません。191話で、羂索が加茂家の当主となり、上層部の保守派を丸ごと握っていたことが分かります。上層部の古い面々は、新宿決戦の前までに殺されています。

Q. 冥冥は裏切り者ですか。
A. 裏切っていません。91話でミニメカ丸は冥冥の班を内通者の可能性が低い班と見ています。渋谷事変のあとは133話でマレーシアに逃れていましたが、のちに日本へ戻り、新宿決戦の作戦会議にも加わっています。

Q. 夜蛾正道は内通者だったのですか。
A. 内通者ではありません。上層部は137話で、五条と夏油を唆して渋谷事変を起こしたとして夜蛾に死罪を言い渡しましたが、狙いはパンダを生んだ呪骸の技術でした。夜蛾は147話で楽巌寺学長に討たれています。

Q. メカ丸はなぜ内通者になったのですか。
A. 天与呪縛で不自由だった体を、真人の無為転変で治してもらうためです。京都校の人間には手を出さないという縛りも結んでいましたが、交流会の襲撃でそれが破られたと考え、内通をやめました。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日

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