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【呪術廻戦】伏黒津美紀は何者か?正体は受肉した万で、恵の体の宿儺に敗れ25巻219話で死亡!

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伏黒津美紀は何者か

結論から言うと、伏黒津美紀は伏黒恵の1つ年上の義姉です。目覚めたときには平安の術師・万が受肉していて、25巻219話で宿儺に敗れ、体ごと亡くなりました。

呪術廻戦は2024年9月、第271話で完結しました。全30巻です。津美紀は恵が呪術師になった理由そのものの人で、物語の大半を病室のベッドで眠ったまま過ごします。渋谷事変のあとに目を覚まし、恵は姉を死滅回游から抜けさせるために戦いますが、その体の中身は、もう津美紀ではありませんでした。この記事では、恵との関係と母親のこと、寝たきりになった本当の原因、万の正体が明かされる場面、219話の最期と270話の墓参り、声優の早見沙織さんまでを、話数とアニメの回もあわせて見ていきます。

この記事でわかること

  • 伏黒津美紀のプロフィール(年齢・家族・声優・初登場)
  • 恵と義理の姉弟になった経緯と、母親が蒸発した時期
  • 寝たきりの原因が八十八橋ではなく羂索だった理由
  • 正体が万と明かされる24巻211話〜212話の流れ
  • 25巻219話の最期と、30巻270話の墓参り
  • 早見沙織さんは恵の母親役ではなく津美紀役(カイの読みつき)

伏黒津美紀のプロフィールを表で見る

読みは「ふしぐろ つみき」です。術式も呪力も持たない、ふつうの女の子として描かれています。恵が中学生のころ喧嘩ばかりしていたのを叱り、呪術師になる運命に反発していた弟を、家族としていちばん近くで見ていた人です。

項目 伏黒津美紀
何者か 伏黒恵の1つ年上の義姉。のちに平安の術師・万の器にされた
恵との関係 血はつながっていない。津美紀の母と恵の父・伏黒甚爾の再婚でできた姉弟
年齢 恵の1つ上。誕生日は明かされていない
母親 名前は出てこない。津美紀が小学2年のときに蒸発した
寝たきりの原因 死滅回游の泳者にするための羂索のマーキング
生死 25巻219話で、万ごと宿儺に倒されて死亡
アニメの声優 早見沙織
初登場 2巻9話の恵の回想/アニメ第5話「呪胎戴天-弐-」

年齢の数字は作中に出てきません。恵は2002年12月22日生まれで、津美紀はその1つ上です。物語が動く2018年には、高校生の年ごろにあたります。

恵とはどういう関係か|父の再婚でできた義理の姉弟

恵の実の母は、恵が生まれて間もなく亡くなりました。父の伏黒甚爾はそのあと津美紀の母と再婚し、恵と津美紀は姉弟になります。ところが甚爾は家に戻らなくなり、津美紀が小学2年、恵が小学1年のときに、津美紀の母も姿を消しました。

それからの2人は、子どもだけで暮らしていました。9巻79話で五条悟が小学生の恵に会いに来たとき、恵は父とは何年も会っていない、津美紀の母も少し前から帰っていないと答えています。五条は、恵が将来呪術師になることと引き換えに、高専から2人の暮らしを支える話をまとめました。津美紀自身は、弟が呪術師になる約束をしていることを知らされていません。

津美紀の母がなぜいなくなったのかは、作中で最後まで語られません。行き先も、その後どうなったかも出てこない人です。

中学に上がった恵は、周りから見れば喧嘩ばかりしていました。津美紀はそのたびに恵を叱り、紙パックの飲み物を投げつけたこともあります。怒るときはちゃんと怒る、ふつうの姉でした。

誰かを呪う暇があったら|津美紀の名台詞と恵の信念

津美紀が初めて出てくるのは、2巻9話です。宿儺に体を奪われた虎杖悠仁を前に、恵は病室で眠る姉のことを思い出します。その回想で津美紀が笑いながら言うのが、次の言葉でした。

「誰かを呪う暇があったら 大切な人のことを考えていたいの」

アニメでは第5話「呪胎戴天-弐-」の場面です。恵は津美紀を、疑いの余地がない善人と見ていました。その善人が理由もなく呪われて眠り続けていることが、恵に「不平等に人を助ける」という考え方を選ばせます。少しでも多くの善人が報われるように、自分は選んで人を助ける、という信念です。

京都校の東堂葵に好みの女性を聞かれた場面でも、恵は津美紀の言葉を思い出し、揺るがない人間性があればそれ以上は求めないと答えています。恵が人を見るときの物差しは、ずっと津美紀の形をしていました。

僕はこう読む

誰かを呪う暇があったら、と言える人が、この作品でいちばん長く呪われ続けます。
しかも津美紀は、自分が何に呪われているのかを一度も知らないまま眠っています。
呪いの世界に一歩も入っていない人が、呪いの世界の中心に置かれている。
9話で先にこの台詞を聞かせておいたのは、あとで奪われるものの重さを、読者に先に量らせておくためだったと思っています。

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なぜ寝たきりになったのか|本当の原因は羂索の印

津美紀が倒れたのは、恵が中学3年に上がってすぐのことです。原因のわからない呪いで眠ったまま目を覚まさなくなり、同じ症状の人が全国にいました。

手がかりが出てくるのが、7巻55話から始まる起首雷同編です。埼玉県で呪霊による不審死が続き、被害者たちは恵や津美紀と同じ中学の卒業生でした。調べると、津美紀も以前、同級生たちと心霊スポットの八十八橋へ肝試しに行っていたことが分かります。恵は姉の呪いを解けるかもしれないと考え、八十八橋の特級呪霊を自分の手で祓いました。

それでも津美紀は目を覚ましませんでした。八十八橋の呪いは、別の呪いと重なっていただけだったのです。アニメでは第22話「起首雷同」と第23話「起首雷同-弐-」にあたります。

本当の原因が分かるのは、渋谷事変の終わりです。16巻136話で羂索は、死滅回游の泳者にするため、あらかじめ千人ほどの非術師に印を付けていたと明かします。寝たきりになったのは、その印を付けられたときに羂索の呪力に当てられたためでした。羂索が遠くから術式をかけ直すと、津美紀はおよそ1年7か月ぶりに目を覚まします。アニメでは2期の最終話、第47話「渋谷事変 閉門」(2023年12月28日放送)の場面です。

正体は万|いつから津美紀ではなかったのか

羂索が泳者に選んだ非術師には、2つの型がありました。もともと術式を持っていて、脳を術師の形に作り変えられた人。そして呪物を取り込まされ、過去の術師に体を明け渡す器にされた人です。目を覚ました津美紀はそれまでと同じように話し、同じように弟を気づかったので、恵たちは前者だと思い込んでいました。

実際は後者でした。目を覚ました136話の時点で、津美紀の体にはもう平安時代の術師・万が入っていました。受肉した術師は器の記憶を読めます。万は津美紀の記憶をたどりながら、津美紀のふりを続けていました。死滅回游に入る前、病室に見舞いに来た恵が、仲間と一緒に必ずなんとかすると話しかけた相手も、中身は万です。

100点を受け取り、ルールを書き換える(24巻211話)

恵たちの作戦は、津美紀を東京第1結界に入れ、恵が集めた100点を渡して、泳者が抜けられるルールを足すことでした。高専の作戦どおり、津美紀は結界に入り、恵と虎杖の前に現れます。ところが100点を受け取った津美紀が管理役のコガネに告げたのは、結界の出入りを自由にするという、まったく別のルールでした。

あなたのお姉さんよ|正体を明かす(24巻212話)

お前は誰だと詰め寄る恵に、津美紀の顔をした万は、笑いながらこう返します。

「あなたのお姉さんよ!! 伏黒恵!!」

そのあと万は、自分が千年前の術師で、津美紀の体に受肉していたことを明かしました。100点をただでもらえるから高専側の作戦に乗っていただけ、戦う場所と相手は自分で選びたい、と言い、虎杖の中にいる宿儺に気づくと、構築術式で作った虫の羽を広げて飛び去ります。

僕はこう読む

万の言葉は、嘘と本当が半分ずつになっているのがいちばん残酷です。
体は確かに姉のもので、声も姉のものです。
「お姉さんよ」は、恵がいちばん聞きたかった言葉を、いちばん聞きたくない相手が口にした一言でした。
恵が崩れたのは正体を知ったからではなく、姉の声でからかわれたからだと僕は読んでいます。

恵が崩れたその一瞬を、宿儺は待っていました。宿儺は、以前に虎杖と結んでいた縛り「契闊」を使って1分だけ虎杖の体の主導権を奪い、呪物にした自分の指を恵に飲み込ませます。宿儺の器は、この212話で虎杖から恵へ移りました。

津美紀に受肉した万とは

万は平安時代、会津の出の術師です。燃費の悪い構築術式を、虫の体の仕組みを取り入れた鎧で補い、藤原家直属の征伐部隊「五虚将」を返り討ちにして、藤原家に取り立てられました。千年前に一度見ただけの宿儺に一方的な好意を抱き、宿儺の孤独を自分だけのものにしたいと考えて、羂索の誘いに乗って呪物になっています。

  • 術式 … 構築術式。特別な呪具を除けば、認識できる物質はほぼ何でも作れる
  • 戦い方 … 虫の鎧と、呪力を通すかぎり自在に動く液体金属
  • 奥の手 … 完全な球体「真球」
  • 領域展開 … 三重疾苦(しっくしっくしっく)。真球を必中にする

同じ構築術式を使うのが禪院真依です。一日に弾丸一発を作るのがやっとだった真依に対して、万は真球のような、ふつうは作れないものまで作ってみせます。

伏黒津美紀は死亡したのか|25巻219話で宿儺に倒される

死亡しています。恵の体を奪った宿儺は、万を殺しに仙台結界へ向かいました。狙いは万そのものではありません。恵の体と術式で姉を殺させ、恵の魂を完全に沈めることでした。

仙台結界で待っていた万は、自分が勝ったら宿儺と結婚するという縛りを結ばせて戦いに入ります。虫の鎧、液体金属、そして領域展開の三重疾苦まで、持てるものを全部出しました。宿儺は恵の十種影法術だけで相手をし、調伏していた魔虚羅を呼び出して万の領域を破り、万を倒します。

息を引き取る前、万は縛りで命と引き換えに、宿儺が千年前に使っていた呪具「神武解」を作り、宿儺に贈りました。津美紀は万の器だったので、万が死んだ時点で津美紀の体も死にました。25巻219話です。姉を自分の体で殺させられた恵の魂は、ここで闇の底に沈みます。

僕はこう読む

恵が呪術師になったのは津美紀のためで、宿儺が恵を沈めるのに選んだのも津美紀でした。
始まりの理由と、折れる理由が同じ人です。
宿儺は恵の急所を、恵よりも正確に知っていたことになります。
津美紀の死が戦いの最中ではなく、戦いのための道具として描かれたところに、この作品のいちばん冷たい手つきを感じます。

津美紀の最後はどうなったのか|30巻270話の墓参り

新宿での決戦で、虎杖が宿儺を祓い、恵は自分の体を取り戻しました。津美紀の最後の場面は、そのあとの30巻270話です。

津美紀の遺体を整えて埋葬したのは、高専の医師・家入硝子でした。恵は家入と一緒に津美紀の墓を訪れ、姉のために手を尽くしてくれたことに礼を言います。墓参りを終えた家入は、帰り際に手元の煙草を全部捨てました。

津美紀が生き返る場面はありません。最終話まで、津美紀は墓の中の人として描かれて終わります。その次の話で、恵は虎杖、釘崎野薔薇と3人で、呪いの被害にあった人を助ける任務に出ていきます。

声優は早見沙織|演じているのは恵の母ではなく津美紀

アニメで津美紀を演じているのは早見沙織さんです。第1期の第5話から、第2期、第3期『死滅回游 前編』まで続けて担当しています。早見沙織さんが演じているのは、恵の母親ではなく義姉の津美紀です。恵の実の母を演じているのは名塚佳織さんです。

早見沙織さんは東京都出身の声優です。幼いころから母親の影響で吹き替えの洋画を見て育ち、2004年、中学1年生のときに日本ナレーション演技研究所のジュニアクラスに入りました。そこで講師のならはしみきさんに教わっています。2007年、テレビアニメ『桃華月憚』の川壁桃花役でデビューしました。

歌手としては、2015年に自身が主演したアニメ『赤髪の白雪姫』のオープニング曲「やさしい希望」でデビューしています。2016年には第10回声優アワードで助演女優賞を受けました。いちばん広く知られている役は、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶでしょう。

  • 東のエデン … 森美咲
  • バクマン。 … 亜豆美保
  • 俺の妹がこんなに可愛いわけがない … 新垣あやせ
  • 神のみぞ知るセカイ … ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム
  • RDG レッドデータガール … 鈴原泉水子
  • 赤髪の白雪姫 … 白雪
  • 魔入りました!入間くん … アザゼル・アメリ
  • ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020年) … レオナ
  • 鬼滅の刃 … 胡蝶しのぶ

アニメの第3期『死滅回游 前編』は2026年1月から3月にかけて放送され、第59話「仙台結界」で終わりました。津美紀が結界に入り、万が正体を明かす24巻211話〜212話は、そこより先の話です。

まとめ

伏黒津美紀は、伏黒恵の1つ年上の義姉です。羂索の呪いで眠り続けたあと、目覚めたときには万が受肉していて、25巻219話で恵の体を奪った宿儺に倒されました。

押さえておきたいのは次の5つです。

  • 津美紀の母と伏黒甚爾の再婚でできた、血のつながらない姉弟
  • 津美紀が小学2年のとき母も蒸発し、2人だけで暮らした
  • 寝たきりの原因は八十八橋ではなく、死滅回游のための羂索の印
  • 24巻212話で中身が平安の術師・万だと分かり、宿儺は恵に移った
  • 25巻219話で宿儺に倒されて死亡し、30巻270話で恵が墓を訪れる

僕はこう読む

津美紀は、作中でほとんど自分の足で歩いていません。
ベッドで眠っているか、万に体を使われているかのどちらかです。
それでも恵の行動のほとんどに、津美紀の言葉が入っています。
自分では一度も戦わずに、主人公の一人を最後まで動かした人だと思っています。

万に体を渡した時点で津美紀は終わっていたと見るか、219話で体が死ぬまで津美紀はまだそこにいたと見るかで、恵が沈んだ理由の重さがずいぶん違って見えます。

——あなたは伏黒津美紀の最期を、万に受肉された136話だと思いますか。それとも宿儺に倒された219話だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

伏黒津美紀について特によく聞かれるのは、万になったのがいつなのかと、早見沙織さんが誰の声なのかです。

Q. 伏黒津美紀は何話で死亡しますか。
A. 25巻219話です。津美紀に受肉していた万が、恵の体を奪った宿儺に仙台結界で倒され、器だった津美紀の体も一緒に死にました。

Q. 津美紀はいつから万だったのですか。
A. 渋谷事変の終わり、16巻136話で目を覚ました時点で、体にはもう万が受肉していました。そのあとは津美紀の記憶を使って本人のふりを続け、24巻211話でルールを書き換えて、212話で正体を明かします。

Q. 津美紀と恵は本当の姉弟ですか。
A. 血はつながっていません。津美紀の母と、恵の父の伏黒甚爾が再婚してできた義理の姉弟で、津美紀が1つ年上です。

Q. 津美紀の母親はどうなったのですか。
A. 津美紀が小学2年のときに、子ども2人を残して姿を消しました。その理由や行き先は、作中で最後まで語られていません。

Q. 早見沙織さんは伏黒恵の母親役ですか。
A. いいえ、早見沙織さんが演じているのは義姉の伏黒津美紀です。恵の実の母は、名塚佳織さんが演じています。

Q. 天使の正体は津美紀だったのですか。
A. 違います。死滅回游で話題になった天使は、来栖華に受肉した術師でした。津美紀の体に入っていたのは、宿儺に執着する万です。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日

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