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ピエールは、死亡したのでしょうか
結論から言うと、死亡していません。エネルの電撃を受けて重傷を負い戦線を離脱しますが、2年後編ではガン・フォールとともにアッパーヤードで元気にしています。
死亡説が出るのは、離脱した場面で描写が切れるからです。この記事では、どこで重傷を負い、その後どこに描かれているのかを話数で押さえたうえで、ピエールの正体まで見ていきます。
この記事でわかること
- ピエールとガン・フォールが死亡していないこと
- 死亡説が出た場面(エネルの電撃)
- 2年後編でどこに描かれているか
- ピエールの正体は馬ではなく天点鳥であること
- ウマウマの実を食べた理由
死亡説が出たのは、エネルの電撃を受けた場面です
ピエールとガン・フォールは、空島編の後半まで戦い続けています。
エネルの配下である四神官の一人・サトリの弟を倒し、エネルのサバイバルでも最後まで生き残っていました。
ところがそこでエネルの電撃攻撃を受け、重傷を負って戦線を離脱します。二人まとめて画面から消えるかたちになりました。
ここが死亡説の出どころです。最後まで残っていた相手が電撃で倒れ、そのまま出てこない。死んだと受け取るほうが自然な引き方でした。
2年後編に、二人とも描かれています
答えは2年後編にあります。
ルフィに敗れたエネルの政権が崩壊したあと、空島にはスカイピアの住人とシャンディアの住人による国家が作られました。シャンディアとは和解しています。
そしてガン・フォールはアッパーヤードで「かぼちゃ」の栽培を始めています。ノーランドとカルガラの友情の証であるあのかぼちゃです。シャンディアの酋長と、カボチャの特産品について話し合う姿が描かれました。
その後ろにいるのが、相棒ピエールとパガヤです。二人はカボチャジュースで乾杯しています。
つまりピエールもガン・フォールも生きていて、戦いの終わった空島で暮らしているということです。
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この2年後の一コマが、空島編の答えそのものだと思っています。
ガン・フォールは神の座を取り戻して威張るのではなく、かぼちゃを植えました。ノーランドとカルガラが果たせなかった約束の証を、400年越しに畑にしている。
そして後ろでピエールとパガヤがジュースで乾杯している。戦って勝った話ではなく、耕せるようになった話として閉じています。
ここを見ずに離脱の場面で止まると、死亡説になる。もったいない切れ方だと思います。
ピエールの正体は馬ではなく、天点鳥です
ここも誤解されやすいところです。
ピエールは馬に見えますが、種族は天点鳥(テンテンドリ)。空島に生息するとても珍しい鳥です。頭と尻尾以外に紫色の水玉模様があり、知能がとても高く、人間語は話せませんが人の言葉を理解できます。
そして悪魔の実の能力者です。食べたのはゾオン系の「ウマウマの実」。この実によって、馬に変身できるようになりました。
作中で動物が悪魔の実を食べて能力を得た例は、ピエールと麦わら一味のチョッパーだけという珍しいパターンです。
なぜ、鳥なのに馬になる実を食べたのか
鳥のままでも空は飛べます。それでも馬になる実を食べたのには理由がありそうです。
鳥の状態でも人を乗せて移動はできますが、乗せたまま戦うには限界があります。馬に変身すれば強靭な肉体が手に入り、人を乗せたままの移動も、噛みつきや後ろ足の蹴りによる攻撃もできます。
実際、ピエールの強さは敵にダメージを与えることではなく、ガン・フォールを乗せて支えることにあります。
なお、ペガサスのような大きな翼は、実の名が「ペガサスの実」ではないことから、もともと天点鳥が持っていた翼が影響したものと考えられます。
僕はこう読む
ピエールが実を食べた理由は、飛べるようになるためではなく、乗せられるようになるためだったと思っています。
もともと空は飛べたのです。足りなかったのは「主を背負って戦う体」でした。
神の座を追われたガン・フォールの隣で、自分に力が無いことを悔やんだ鳥が、戦うためではなく運ぶために能力者になった。この選び方に、この相棒の性格が出ていると思います。
主のガン・フォールは、元スカイピアの神です
ガン・フォールの正体は、かつてのスカイピアの神です。エネルとその配下に神の地位を追われ、空の騎士として活動していました。
ルフィたちの前に現れたときは、西洋風の鎧をまとってピエールに乗り、「空島は危険だ」「危機が迫った時はいつでも呼びなさい」と言って笛を渡していきます。
スカイピアの人々を愛し、エネルのような悪人は絶対に許さない性格です。そしてピエールも同じで、主が悪人と見なした相手には噛みついて裁きを与えます。ガン・フォールを悪く言う者にも同じです。
空島編での二人の活躍を並べておきます。
- 238話「天国の門」で初登場
- 上陸手前でシャンディアのワイパーの襲撃から麦わら一味を助ける
- エネルの怒りに触れたニコスと父パガヤを裁きの危機から救う
- 四神官サトリの弟を倒し、エネルのサバイバルで最後まで生き残る
- エネルの電撃で重傷を負い、戦線を離脱
ピエールのプロフィールと声優
誕生日は10月8日、好物は人参。鳴き声は「ヒヒーン」ではなく「ピエー」です。ガン・フォールが「我が名は空の騎士!ガン・フォール」「そして、相棒ピエール」と名乗ったとき、人間語が話せないピエールは「ピエー」と鳴いて自己紹介していました。
アニメで声を当てているのは粗忽屋 西神戸店。麦わら一味のレギュラー陣が別名義で演じるときの名前で、西神戸店の中身はゾロ役の中井和哉さんです。中井さんの出身が神戸市であることに由来します。
中井さんは粗忽屋名義で、クンフージュゴン、ジゴロウ、サルデス、偽サンジ、ランドルフの鶴のホーミーズなども演じています。
まとめ|ピエールの死亡説をどう読むか
ピエールは死亡していません。ガン・フォールも同じです。
決め手だけ並べます。
- 死亡説の出どころはエネルの電撃で重傷を負い戦線離脱した場面
- 2年後編で、アッパーヤードのガン・フォールの後ろにピエールとパガヤがいる
- ガン・フォールはかぼちゃの栽培を始めており、二人はカボチャジュースで乾杯している
- ピエールの正体は馬ではなく天点鳥。ウマウマの実で馬に変身できる
- 動物が悪魔の実を食べた例はピエールとチョッパーだけ
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ピエールに死亡説が付きまとうのは、この相棒が最後まで「乗せる側」だったからだと思っています。
倒れる場面はガン・フォールと一緒、離脱する場面も一緒。単独で描かれる決着が無いので、生死の確認だけが宙に浮きます。
だからこそ2年後のあの一コマが効きます。乾杯している相手がガン・フォールではなくパガヤなのも良くて、主から離れて自分の時間を過ごしていることが分かります。
そのうえで、まだ分かっていない点があります。ピエールとガン・フォールがどう出会い、どうやって相棒になったのかは作中で描かれていません。天点鳥は空島にしかいない貴重な動物なので、神だった頃のガン・フォールのもとにいたのではないか——という推測はできますが、確かめようがありません。
——あなたはピエールがウマウマの実を食べた理由を、戦うためだったと思いますか。それとも主を運ぶためだったと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
天点鳥という珍しい種族であることと、2年後編の再登場がコマの端であることが重なって、生死が宙に浮いたままになりがちです。細かい点を拾っておきます。
Q. ピエールは死亡したのですか
A. していません。エネルの電撃で重傷を負って戦線を離脱しますが、2年後編ではアッパーヤードでガン・フォールとともに描かれています。
Q. ガン・フォールは死亡したのですか
A. こちらも死亡していません。エネル政権の崩壊後、スカイピアとシャンディアによる国家で神に返り咲き、アッパーヤードでかぼちゃの栽培を始めています。
Q. ピエールの正体は何ですか
A. 馬ではなく、空島に生息する天点鳥(テンテンドリ)です。知能が高く、人間語は話せませんが人の言葉を理解できます。
Q. ピエールはなぜ馬になれるのですか
A. ゾオン系の悪魔の実「ウマウマの実」を食べたためです。動物が悪魔の実を食べた例は、作中ではピエールとチョッパーだけになります。
Q. ピエールの声優は誰ですか
A. 粗忽屋 西神戸店です。麦わら一味のレギュラーが別名義で演じるときの名前で、中身はゾロ役の中井和哉さんになります。
2年後にもいます。エネルの行方、ラキのカフェ、空島編の巻と話数も置きました。
エネルの行方エネルは現在どこにいるのか?月で軍団を手に入れたその後が描かれていた!電撃を放ったエネルのいまの居場所です。
ラキの生死ラキは死亡したのか?生きています。エネルに倒されましたが、2年後はカフェ経営中!同じ電撃で倒れたラキも生きています。
空島編の範囲空島編は何巻・何話?24〜32巻、218〜302話でエネルと黄金の鐘を描いた長編!空島編は何巻・何話まで続いたのでしょうか?
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月8日


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