30周年を迎えたはじめの一歩ですが幾多のボクサーが登場しました。
その中でも特に因縁が生まれ初戦、リターンマッチ、ラバーマッチとどれをとっとも熱戦間違いなしのライバルとの対決。
行われた結果と次があるならの展開を予想しつつ見ていきたいと思います。
目次
【はじめの一歩】幕之内一歩&宮田一郎
[宣伝です] 「はじめの一歩文庫版⑧」5/11本日発売です。8巻は宮田一郎のタイ修行編からA級トーナメント一歩vs冴木まで。
本屋さんで見かけたら、どうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/kRmXARx6d5— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) May 11, 2018
作中で最も見たいカードの一つです。
直接対決は一歩の入門テスト時のスパーリングでプロ並みの実力者の宮田に初心者の一歩のアッパーが顎先に当たり一歩のカウントアウトのKO勝ちでした。
当初は宮田が鴨川ジム金の卵でしたが一歩の出現により同じジムでは試合出来ないと宮田がジムを移る事になりそれ以来、決着を待ち続けています。
一歩はその後、新人王、A級優勝、日本タイトルと辿りつきます。
宮田は新人王準決勝で間柴に敗退しましたが海外武者修行へ行き帰国後は東洋太平洋タイトルを取りお互いがベルトを保持していました。
お互いのトレーナー鴨川会長と宮田の父は選手が最高の状態でとの思いがあり一度は機は熟したかと思われ内定しますがある理由で流れてしまいます。
戦力としては幕之内一歩はファイタースタイルでデンプシーロールを武器にKOを量産しまたそのスタイルから「風神」の異名を取ります。
一方の宮田は抜群のスピードから放たれるカウンターが凄まじい為に「雷神」の異名を持ちます。
宮田の才能はみな認めているのでそこまで行く努力を怠らなかった一歩の成長は素晴らしいの一言ですね。
その努力で手に入れた一歩の必殺技デンプシーロール最大の敵、カウンターの名手が宮田である事などから一歩の進化を含めてどう決着するのか全く予想出来ませんし宮田の減量の問題も気になります。
やはり1番見てみたいカードですね。
【はじめの一歩】幕之内一歩&千堂武士
浪速の虎 千堂武士 新人の頃から桁外れの攻撃力を武器にのしがってきました。
初の対戦は全日本新人王の決勝でした。
千堂の強さに圧倒される一歩でしたが強いっていうのを知りたい一歩の攻撃によりラウンド途中で気を失いそのままインターバルで棄権負けになります。
次の対戦は伊達返上後に日本タイトルを獲得した千堂の防衛戦です。
初戦同様に激しい打撃戦になります。
一歩に敗戦した後、ダッシュ力を磨き驚異的なふくらはぎを手に入れます。
一歩の試合でもベストバウトに入るくらいの技術や根性の応酬でしたが最後は一歩のフックが炸裂し千堂は敗れます。
一歩に連敗した千堂ですがその後も野獣の檻とも言われる殺気を身につけています。
単純なボクシング力では一歩より千堂の方が分がありますが千堂は相手の土俵で戦ってしまう事がありますのでそれが弱点かも知れません。
次戦では一歩に勝利したゴンザレスとの対戦します。
この試合次第では一歩とのラバーマッチも見えてくるような気がしますね。
【はじめの一歩】幕之内一歩&山田直道
一歩に出来た初めての後輩で通称ゲロ道と言われていました、命名は鷹村守。
そのゲロ道が引越し先の青森からハンマーナオとして一歩の前に現れます。
ジュニアウェルター級から減量しフェザー級まで落としてきています。
尊敬する一歩に認めてもらいたいと理由がありますがスキンヘッドに高圧的な態度は以前とはかけ離れていました。
試合は一歩に敗れますが一歩直伝のボディブローを武器に憧れの先輩に近づく為に強くなったのは立派です。
ライバルとして次の対戦はない可能性が高いですが一歩によって成長したゲロ道の今後も気になります。
弟子同士の試合は実現して貰いたいですね。
【はじめの一歩】青木勝&伊賀忍
バロン栗田が従える伊賀忍。
青木ははっきりとした実力がある中で痛ぶられ、大きなダメージを受けますが伊賀に雪辱を喫します。
伊賀はその後、死刑執行人 間柴に敗れます。
敗れたとはいえ日本タイトルを保持したままですので青木のターゲットには変わりません。
その青木は伊賀戦後は好調を維持しています。
次に伊賀と対戦する時、青木の新必殺が出るのか?間柴に敗れた伊賀、バロン栗田はまだトレーナーとして残っているのかも気にして見ていきたいですね。
【はじめの一歩】板垣学&今井京介
高校時代からのライバルで今まで5度の対戦があります。
プロになってからはクロノスと言われる程に成長した板垣、自信満々で迎えた一歩返上後の日本タイトル決定戦で今井に粉砕されます。
王者になり自信に拍車のかかった今井。
6度目となると板垣の更なる成長が期待されます。
【はじめの一歩】鷹村守&ブライアン・ホーク
世界の鷹と日本の鷹の対決。
初戦は大接戦で何とか鷹村が勝利しましたが2度目となるとホークがボクシングをするのかがキーワードになりそうですね。
元々の才能は抜群みたいなんで喧嘩屋ではなくボクサーになれば第1戦とはまた違う展開で楽しみではありますね。
鷹村はホークのライバルのイーグルに勝利していますので順調に成長していってますね。
ホーク戦では鷹村初のキレる人外の姿がありました。
このキレたモードは減量と会長への暴力があったにせよ熊をも倒す本能が働いていますね。
【はじめの一歩】宮田一郎&ランディーボーイJr
ボクシングを始めるきっかけになった父。
その父のアゴを割り引退に追い込んだのはランディ・ボーイです。
宮田はその面影を試合中に見てしまい一歩の試合を断ってでも挑みます。
相手はランディ・ボーイ・Jrです。
珍しい両利きのボクサーで阿修羅の異名があります。
宮田の父は宮田が不利と見て自分に重ねます。
しかし宮田はその上をいきます。
ジュニアに追い詰められますが最後の力を残し1発のカウンターに賭けます。
もう少しでKO負けという攻撃を受けますがその刹那、最高のカウンターが決まります。
そのカウンターは父が放つ筈だったカウンターで宮田自身が証明したかった父のカウンターでした。
幼少の頃より目指していたカウンター、そして父と宮田の悪夢を吹き飛ばす瞬間です。
ジュニアの存在で一歩戦は消滅しましたが宮田にとっては2段3段飛びで成長しました。
宮田はモチベーションMAXならほぼ負ける事はないボクサーだと思われます。
後は相手次第ですね。
【はじめの一歩】鴨川源二&猫田銀八
拳闘家と呼ばれる時代のライバル。
勇気と根性を武器にする鴨川源二と野生の勘を頼りに肉を切らせて骨を断つが信条の猫田。
鴨川からは3勝2敗、猫田からも3勝2敗と互いに良いあっている程実力は拮抗しています。
避ける事には天才な猫田ですが攻撃を重視するスタイルが災いし米兵との対戦でパンチドランカーを発症します。
その仇を討つ為に鴨川は鉄拳を習得しますので戦うばかりではなくお互いの拳闘家としての意地と実力を認めている事で成長しているようです。
今現在も前述の勝敗の勘定で大喧嘩になる際はプロである青木に見えなかったと言わせる程なので当時の実力はかなりあったと思われます。
【はじめの一歩】鴨川源二&浜団吉
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芸術的と言われるボクシングで飛燕の使い手。
アゴが弱く大きなダメージはなかったようですが米兵との試合の際は鴨川、猫田に団吉だから問題ないと言わせるくらいの実力の持ち主。
引退後、お互いの愛弟子同士が対戦します。
鴨川ゆずりの根性と勇気の一歩、団吉の飛燕の継承者 真田。
飛燕の前に手が出ない一歩でしたが最後は強打と根性で競り勝ちました。
団吉は世界的にも有名なトレーナーになってますが鴨川も相談したり白い牙ヴォルグを紹介するなどしていますので猫田同様に認め合いトレーナーとしても切磋琢磨しているようにみえます。
まとめ
やはり見てみたいのは幕之内一歩対宮田一郎の一戦ですね。
お互いが意識して技術はもちろん精神的にも成長していっているのが分かります。
目標である宮田戦に向けて一歩が更なる成長をしていく姿に期待したいですね。
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