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五つ葉のグリモワールの持ち主は誰か?
結論から言うと、いまの持ち主はアスタです。ただし元はエルフ族の長リヒトのものでした。四つ葉の持ち主が深い絶望に飲まれたとき、五つ葉が生まれます。
ブラッククローバーの世界では、15歳になると魔導書塔でグリモワール(魔導書)が授けられます。厚さも大きさも表紙も一人ずつ違い、その人の魔力と個性がそのまま形になります。この記事では、五つ葉の持ち主とその出自をはっきりさせたうえで、三つ葉・四つ葉・五つ葉の違いを一覧で整理します。
この記事でわかること
- 五つ葉の持ち主はアスタ。ただし元はエルフ族の長リヒトのものだったこと
- 五つ葉が生まれる条件(四つ葉の持ち主が絶望したとき)
- 三つ葉・四つ葉・五つ葉の違いと、他国の魔導書の一覧
- なぜクローバー王国にだけ種類があるのか(カイの読み)
五つ葉は、リヒトの絶望から生まれました
15歳になれば誰でも魔導書を授けられます。ところがアスタだけは、授けられないままでした。そこで自分が生まれつき魔力を持たない人間だと知り、夢を諦めかけます。
その絶望のさなか、ユノの言葉とともに現れたのが五つ葉の魔導書でした。四つ葉の魔導書の持ち主が深い絶望に飲まれたとき、五つ葉の魔導書が生まれます。
この五つ葉は、もともとエルフ族の長リヒトが持っていたものです。当時は初代魔法帝ルミエルと同じ四つ葉でした。ところが魔道具・燕紋を持ち出した王族の襲撃で、仲間もルミエルの妹も殺されます。そのとき絶望したリヒトの四つ葉が、五つ葉に変わりました。
ここは取り違えられやすいところです。のちに「リヒト」を名乗るパトリは、リヒトに憧れたエルフの少年で、長ではありません。パトリの魔導書も四つ葉のままでした。
この魔導書によって、アスタは魔力を無効化する「断魔の剣」を使えるようになりました。五つ葉には悪魔が棲んでいるとも言われています。
僕はこう読む
五つ葉が「絶望した四つ葉」だという設定が、この作品の芯だと思っています。
四つ葉は幸運の象徴です。とんでもない力と幸運が秘められていて、初代魔法帝も持っていた。つまり最も恵まれた者の持ち物です。
その恵まれた者が絶望したとき、はじめて五つ葉になる。そして受け取ったのは、魔力がゼロで何も恵まれていないアスタでした。
幸運を持っていた者の絶望が、何も持たない者の武器になる。ブラッククローバーという題名そのものが、この一点を指しているのだと読んでいます。
魔導書3種の一覧
クローバー王国の魔導書は、表紙の刻印で3種類に分かれます。
| 刻印 | 意味 | 主な持ち主 |
|---|---|---|
| 三つ葉 | クローバー王国の基本 | ほとんどの魔法騎士 |
| 四つ葉 | とんでもない力と幸運が秘められている | ユノ、初代魔法帝 |
| 五つ葉 | 悪魔が棲むとされる。四つ葉の持ち主の絶望から生まれる | アスタ。元はエルフ族の長リヒトのものです |
他国の魔導書には、それぞれ別の刻印があります。
| 国 | 刻印と特徴 |
|---|---|
| クローバー王国 | 三つ葉・四つ葉・五つ葉。種類があるのはここだけです |
| ダイヤモンド王国 | ダイヤモンドの刻印。魔導石を埋め込んだ戦士を作っています |
| ハート王国 | ハートの刻印。女王ロロペチカのものは特に大きい |
ダイヤモンド王国は資源が少なく財政も苦しい国で、クローバー王国から資源を奪おうとしています。子どもたちを戦わせ、生き残った一人に魔導石を埋め込んで最強の魔法戦士を作る方法をとっていました。マルスは額に魔法石が埋め込まれているため、魔導書がなくても魔法を使えます。さらにマルスの魔導書にはファナの魔導書の一部が移植されており、2種類の魔法を使えます。
ハート王国の女王ロロペチカの魔力は相当に強く、グリモワールもとても大きい。開くとハート王国の状況が映し出され、アスタが驚くほどの魔力を見せます。
そして、魔導書に種類があるのはクローバー王国だけのようです。なぜクローバー王国にだけ三つ葉・四つ葉・五つ葉の区別があるのか、その理由は明かされていません。
表紙のない魔導書と、1枚の紙
例外がもう一つあります。魔法帝ユリウス・ノヴァクロノの魔導書です。
リヒトとの戦いで、リヒトが自分の魔導書を気にしていることに気づいたユリウスは「あそこだよ」と場所を指しました。そこにあったのは、始まりのページも終わりのページもなく、表紙すらない魔導書です。リヒトもその形状に驚きました。
その後、パトリと戦ったユリウスは敗れて命を落とします。しかしエルフとの戦いが終わったあと、時間を封印する特殊な魔法によって、若返った姿で復活しました。ただし代償がありました。魔力を使い切ってしまったため、あの表紙すらなかった最強の魔導書が、1枚の紙切れになってしまったのです。
僕はこう読む
魔導書はマナでできていて、持ち主が死なない限り壊れないと説明されています。だからユリウスの魔導書が紙切れになったのは、壊れたのではなく持ち主のほうが作り変わったということです。
復活したユリウスは、若返った姿で戻ってきました。時間を封じて生き延びたぶん、積み上げてきた魔力を全部置いてきた。
魔導書は「その人の個性がそのまま現れる」もの。1枚の紙になったユリウスは、いまの自分の正確な姿を手に持っていることになります。惨めに見えて、実は一番正直な形なのだと思います。
まとめ|五つ葉の魔導書をどう読むか
五つ葉の持ち主はアスタです。ただし元の持ち主はエルフ族の長リヒトでした。
整理して並べます。
- 五つ葉は、四つ葉の持ち主が深い絶望に飲まれたときに生まれる
- クローバー王国の魔導書は三つ葉・四つ葉・五つ葉の3種。他国はダイヤ・ハートの刻印
- 種類があるのはクローバー王国だけで、その理由は明かされていない
- 魔導書はマナでできていて、持ち主が死なない限り壊れない
僕はこう読む
種類があるのがクローバー王国だけ、という一点を僕は気にしています。
ダイヤモンド王国は人を作り替えて強くし、ハート王国は魔力そのものが大きい。どちらも持ち主の側を鍛える国です。
クローバー王国だけが、授かる本のほうに差をつけています。15歳のその日に、三つ葉か四つ葉かが決まってしまう。
アスタが1冊も授からなかったところから始まるのは、その仕組みのいちばん外側だったからです。この国の格差の話が、魔導書の刻印に最初から書いてあったのだと思っています。
魔導書の刻印は、15歳のその日に決まります。これを個性がそのまま出ただけと読むか、クローバー王国だけが持ち物で人を分けていると読むかで、アスタの立ち位置が変わってきます。
——あなたは三つ葉・四つ葉・五つ葉という区別を、個性が出ただけだと思いますか。それとも、クローバー王国だけが持ち物で人を分けているのだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
五つ葉は元の持ち主がリヒトなので、アスタの手に渡るまでの経緯が入り組んでいます。
Q. 五つ葉のグリモワールの持ち主は誰ですか?
A. いまの持ち主はアスタです。ただし元はエルフ族の長リヒトのものでした。王族の襲撃で仲間を失ったリヒトが絶望したときに、四つ葉から五つ葉に変わりました。
Q. 四つ葉のグリモワールの持ち主は誰ですか?
A. ユノです。初代魔法帝も四つ葉を所持していたとされています。とんでもない力と幸運が秘められた魔導書で、特に魔力が高い者に授けられます。
Q. 魔導書は何歳でもらえるのですか?
A. 15歳です。魔導書塔という場所で授与されます。厚さも大きさもその人の魔力によって違い、表紙も持ち主のイメージによって変わります。
Q. 魔導書は壊れることがありますか?
A. 魔導書はマナでできているため、持ち主が死なない限り壊れたり消えたりすることはありません。ただし距離が離れると反応しなくなるようです。
元の持ち主はエルフ族の長リヒトでした。リチタの話も、ユノの正体も、魔法帝の復活も。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月20日


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