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インペルダウンは誰が作ったのか
結論から言うと、インペルダウンを誰が作ったのかは作中で明かされていません。描かれているのは、世界政府が凪の帯の海底に置いた最大の監獄だということです。
海の底にあれほど大きな塔を建て、海王類がうようよする凪の帯で工事をした。そう考えると「誰が、どうやって」が気になるのは当然です。ただ、ここまでの本編では建てた人物も時期も語られていません。この記事では、作中で分かっていることと、読者のあいだで言われている説を分けて整理します。
この記事でわかること
- インペルダウンについて作中で分かっていること
- LEVEL1から6と、隠れたLEVEL5.5の中身
- 100年以上前に囚人が掘った抜け道の話
- 「誰が作ったか」をめぐる読者の説
インペルダウンについて作中で分かっていること
建てた人物は分からなくても、場所や仕組みはかなり細かく描かれています。まずは確かな事実だけを表に並べます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 持ち主 | 世界政府。凶悪な海賊や犯罪者を入れる世界一の海底大監獄 |
| 場所 | 凪の帯(カームベルト)の海中。周りの海には巨大な海王類が泳ぎ、海上は軍艦が見張る |
| 行き方 | 「正義の門」が開いたときに生まれるタライ海流に乗る |
| 牢 | 海楼石でできていて、能力者は力を使えない |
| 初めて名前が出た回 | 364話(ナミが口にする)。本格的な登場は525話、アニメ422話 |
| 誰が建てたか | 作中では明かされていない |
世界政府の持ち物であることははっきりしています。エニエス・ロビー、マリンフォードと並ぶ政府の拠点の一つで、三つは正義の門でつながっています。ただ、「政府が作らせた」のか「もともとあった建物を政府が使っている」のかは、どちらとも描かれていません。
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これだけ細かく中を見せておいて、建てた者だけは語らない。
エニエス・ロビーもマリンフォードも、成り立ちはほとんど描かれていません。
政府の建物は「いつからあるか」を伏せておく決まりなのかもしれないと思っています。
監獄の署員のうち、ルフィの侵入で顔が知られたのが牢番長のサルデスです。コウモリの羽と角の付いた帽子の小柄な署員で、青いゴリラの看守ブルゴリを率い、530話でLEVEL3の飢餓地獄に落ちたルフィたちの前に現れました。名前を「猿です」と聞き違えるルフィに、そのたび言い直すやり取りが続きます。2年後は背が大きく伸び、身長は218センチとされています。
LEVEL1から6と、隠れたLEVEL5.5
インペルダウンは、海の底に向かって階が下りていく作りです。罪が重く危険な囚人ほど、深い階へ送られます。
| 階 | 呼び名 | 中身 |
|---|---|---|
| LEVEL1 | 紅蓮地獄 | 刃物のような葉の木「剣樹」の森 |
| LEVEL2 | 猛獣地獄 | 凶暴な怪物が放し飼い |
| LEVEL3 | 飢餓地獄 | 水も食べ物もほとんど与えられない |
| LEVEL4 | 焦熱地獄 | 煮えたぎる血の池。署長室や看守室もこの階 |
| LEVEL5 | 極寒地獄 | 雪と氷の階。軍隊ウルフが放たれている |
| LEVEL5.5 | ニューカマーランド | 囚人が隠れて暮らす秘密の空間。看守は知らなかった |
| LEVEL6 | 無限地獄 | 存在そのものを伏せた階。終身刑や死刑の大物が入る |
各階には紅蓮地獄・猛獣地獄・飢餓地獄・焦熱地獄・極寒地獄と、地獄の名前が付いています。建物そのものが「この世の地獄」として設計されたと見れば、目的ははっきりしています。逃げられないこと、そして入ったら二度と出てこられないと恐れられることです。
建てた者より先に分かった「掘った者」
建設者は不明のままですが、インペルダウンの中にあとから空間を作った人物なら分かっています。革命軍のモーリーです。
単行本91巻のSBSで、100年以上前に囚人だったモーリーが、穴を掘る悪魔の実の力で脱獄し、そのときLEVEL5とLEVEL6のあいだにトンネルを掘っていたと明かされました。この空間を、のちにイワンコフがニューカマーランドに作り変えています。看守たちは、囚人が急に消えることを「鬼の袖引き」と呼んで恐れていました。
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脱獄不可能と言われた監獄に、100年以上も抜け穴が開いていた。
しかもそれを知らなかったのは、守る側だけでした。
「鉄壁」は建物の強さではなく、誰も知らないことで保たれていたのだと思っています。
脱獄の歴史と、署長の交代
インペルダウンの「鉄壁」が破られた回数は、数えるほどしかありません。22年前の金獅子のシキが、長いあいだ唯一の脱獄者でした。鎖につながれた自分の両脚を切り落として逃げています。
それを崩したのが、エースを助けに来たルフィです。バギーやイワンコフたちと組んで大量の囚人を連れ出し、同じころ黒ひげはLEVEL6の囚人を解き放って仲間に加えました。看守長だったシリュウも、このとき黒ひげ側に寝返っています。
2年後には体制が変わりました。扉絵連載で、署長はハンニャバルに代わり、マゼランは副署長になったことが描かれています。その後、ドレスローザで捕まったドフラミンゴがLEVEL6に送られ、エッグヘッド編ではベガパンクの配信を囚人たちが監獄の電伝虫で聞いていました。
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LEVEL6には、政府にとって都合の悪いことを知る者が集められています。
ドフラミンゴもその一人で、マリージョアの秘密を握ったまま閉じ込められました。
ここは罪人の牢であると同時に、口封じの倉庫でもあると読んでいます。
「誰が作ったか」をめぐる読者の説
建てた者が語られていないぶん、読者のあいだではいくつかの説が出ています。どれも作中で確かめられたものではありません。
| 説 | 根拠とされること | 引っかかるところ |
|---|---|---|
| 魚人族が建てた | 海の中で長く働けるから | 政府と魚人族の関係を考えると、手を貸す理由が描かれていない |
| ルナーリア族が関わった | かつて赤い土の大陸の上に住み、「神」と呼ばれていたとされる種族だから(1022・1033話) | ルナーリア族とインペルダウンを結び付ける描写は作中に無い |
| 空白の100年より前の技術 | 海底にこれほどの建物を作る技術は、今の世界より進んでいるように見える | 建物がいつからあるのか、作中に時期の手がかりが無い |
| 能力者を閉じ込めるための設計 | 海の底と海楼石は、能力者の弱点そのもの | 目的の説明にはなるが、建てた者の答えにはならない |
三つめは「なぜ海の底なのか」にはよく合っています。能力者は海に嫌われ、海楼石の牢では力が出せません。能力者にとって最も逃げにくい場所を選んだと考えると、凪の帯の海底という立地にも筋が通ります。
まとめ|インペルダウンを作った者はまだ明かされていない
インペルダウンを誰が作ったのかは、作中で明かされていません。分かっているのは、世界政府が凪の帯の海底に置いた最大の監獄で、正義の門を通らなければたどり着けないということです。
- 世界政府の大監獄で、場所は凪の帯の海中
- LEVEL1から6まであり、深い階ほど危険な囚人が入る
- LEVEL5.5は、100年以上前にモーリーが掘った空間(SBS91巻)
- 22年前のシキが長く唯一の脱獄者で、頂上戦争の前後にルフィと黒ひげが崩した
- 2年後は署長ハンニャバル、副署長マゼランの体制
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空白の100年の真実が少しずつ明かされている今、古い建物の出自が語られる余地は残っています。
海底に塔を建てる技術が、どの時代のものだったのか。
インペルダウンの出自は、世界の歴史と一緒に明かされると読んでいます。
建てた者が分からないまま、インペルダウンは少なくとも100年以上前から監獄として使われてきました。いつ、どの時代の技術で海の底に建てられたのかが分かれば、政府が何を閉じ込めたかったのかも見えてくるはずです。
——あなたは、インペルダウンは世界政府が自分で建てたものだと思いますか。それとも、もっと古い時代から海の底にあったものを政府が使っていると思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
インペルダウンについて、よく聞かれることを置いておきます。
Q. インペルダウンは誰が作ったのですか
A. 作中では明かされていません。世界政府が持つ大監獄だということだけが描かれています。
Q. インペルダウンはどこにありますか
A. 凪の帯(カームベルト)の海中です。正義の門が開いたときのタライ海流に乗って行きます。
Q. インペルダウンは何階までありますか
A. LEVEL1からLEVEL6までです。LEVEL5と6のあいだに、囚人が隠れて暮らすLEVEL5.5(ニューカマーランド)があります。
Q. ニューカマーランドを作ったのは誰ですか
A. 空間を掘ったのは100年以上前の囚人モーリーで、それをイワンコフがニューカマーランドに作り変えました。
Q. いまのインペルダウンの署長は誰ですか
A. ハンニャバルです。2年のあいだに署長になり、マゼランは副署長になりました。
Q. インペルダウンが初めて登場したのは何話ですか
A. 名前が初めて出たのは364話で、本格的に登場したのは525話(アニメ422話)です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月2日


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