- 坂本辰馬が地球に帰還した
- 近藤さんが宇宙船を危機に陥れた
- バブルス王女の決意が感動的だった
前回の銀魂は、近藤さんとゴリラたちが、「大暴走」するストーリーでした。
「思い込みが激しく、勘違いが止まらない。」というのは、近藤さんの魅力の1つなのですが、ここに、ゴリラたちが加わると、さらに、ややこしい展開になってしまうんですね。
バーナナの船内で、次々に、窮地へと追い込まれてしまう近藤さん。
今回こそは、「近藤さんの願いが叶ってほしいなぁ。」と思います。
一方、地球では、桂による、九曜を消滅させるための計画が、進んでいました。
今回は、ついに、「あの人」が登場しますよ!
「あの人」って、誰なのか、みなさんは、わかりましたか。
答えを考えてみて下さいね。
それでは、早速、ストーリーを見ていきましょう。
目次
『銀魂』第695訓!のネタバレ
それでは『銀魂』第695訓!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
かけがえのない存在
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万事屋を再結成させるため土方は江戸を離れて銀時を探し、沖田は新政府で暗躍。そして局長近藤は..⁉︎
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— アニメ銀魂 (@gintamamovie) January 20, 2021
バナナ型の宇宙船、「猩猩星母艦 馬那々(しょうじょうせいぼかん バーナナ)」の操舵室では、一頭のゴリラが暴れていました。
それは、バブルス王女の息子「ジュニア」です。
ジュニアは、近藤さんのパンツをつかみ、近藤さんを振り回し続けていました。
それによって、近藤さんの周りに群がっていたゴリラたちは、次々に吹き飛ばされてしまいます。
ジュニアに振り回されながらも、必死に、破れそうなパンツを守る近藤さん。
回転しながら、ゴリラたちにぶつかり続けるなんて、これは、絶対に痛いですよね。
このシーンの近藤さんは、とてもかわいそうでした。
そんな近藤さんを心配しつつも、バブルス王女は、ゴリラたちの妨害が止まった好機を逃しませんでした。
バブルス王女は、今のうちに、バーナナを地球に着陸させるよう、操縦しているゴリラに命令します。
でもバーナナを操縦しているゴリラは、地球で起こっている大きなエネルギー反応に、危機感を覚えていました。
「何かが起こっている今、地球に近付くことは、危険すぎる。」
と止めるゴリラに、バブルス王女は、
「身分も故郷も私はいらない…。」
と、言い放ちます。
家族と共に暮らすため、地球に行きたいのだと。
この台詞、良いですよね。感動しました。
自分の持っているものを、全て捨て去ることになったとしても、一緒にいたい。
バブルス王女は、こんなにも強く、オスゴリラのことを想っていたんですね。
でも、感動したのも束の間。
彼女の強い決意が感じられた、まさにその時、突然、操舵室内に大きな音が響き渡ったのです。
恐怖の「バラ売りモード」!
「ドン!」
大きな音と共に、操縦桿に突っ込んできたのは、近藤さんでした。
どうやら、ジュニアに振り回された挙げ句、投げ飛ばされてしまったようです。
頭から、操縦桿に突っ込んだ近藤さん…。
これも、とっても痛そうです。
踏んだり蹴ったりの近藤さんですが、この後、彼には、さらに悲劇が待ち受けていたのです。
近藤さんの頭上で聞こえた、「ピッ」という電子音とともに、バーナナの船内に、警報音が鳴り響きました。
そして、「緊急バラ売りモード」が解除され、「バラ売りモード」に移ってしまった、宇宙船バーナナ。
この「バラ売りモード」とは、甚大なダメージを受けた区画を分離して破壊するためのシステムだそうです。
近藤さんは、この「バラ売りモード」のスイッチを、押してしまったようですね。
ここで、分離、破棄されることになったのは、「2区画」。
近藤さんやバブルス王女が乗っている宇宙船が、いずれ操縦不能となり、破棄されることになってしまったのです。
どうやら近藤さんは、不可抗力とはいえ、宇宙船の運命を決めるほどの、重要なスイッチを押してしまったようです。
もともと、4本のバナナがくっついた姿をしていた、宇宙船バーナナ。
その連結していた4本のバナナが、「バラ売りモード」によって、一本ずつ、分離し始めたのです。
さて、どうなる、近藤さん…。
帰ってきた「あの男」!
一方、地球の上空に浮かんでいた「九曜」には、さらに上空から、無数の砲撃が降り注いでいました。
バリアを展開し、迎撃の用意をする教団幹部たちは、ここでようやく、桂が考えた計画の真意を知ったのです。
つまり、地上からの攻撃は、九曜の注意を地球に集中させ、上空の守りを手薄にさせるための「フェイク」。
桂が編み出した、策略だったのです。
その間も、九曜の上空では砲撃が続いていました。
そして、九曜に「砲撃」という光の雨が降り注ぐ中、近付いてきたのは、たくさんの宇宙船でした。
それは、懐かしの船影…。
そして、聞こえてきたのは、懐かしの土佐弁…。
そうです!
ついに、「坂本辰馬」が、地球の空に帰ってきたのです!
坂本さん、久しぶりの登場ですね。
銀ちゃんと桂は、驚いた表情をしていましたが、私は、坂本さんに会えると信じていましたよ。
ここで、かっこ良く登場するのが、男、「坂本辰馬」です。
相変わらず、台詞も決まってて、かっこ良いです!
そして、坂本さんの後ろには、ちゃんと、陸奥もいました。
また、この2人のツーショットを見ることができて、感激です。
でも、坂本さんは、どうして地球に帰ってきたのでしょうか。
「快援隊」と「紫雀」
桂は、突然現れた坂本さんに、どうして地球にやってきたのかを尋ねます。
その答えを待つ間、桂は、「紫雀」が関わっていることを突き止めました。
紫雀は、桂と一緒に九曜を撃沈させる計画を遂行していた人物。
あの、ハチャメチャな「ハタ皇子」の、お兄ちゃんです。
紫雀は、この計画に賛同する国を探し回っていましたが、結局、仲間を見つけることはできませんでした。
そして、その道中、おかしなやつに捕まってしまったのだと、桂に報告しました。
「おかしな奴」って、坂本さん…ですよね。
確かに、坂本さんは、おかしな人ですが、良い所も、たくさんあるんですよ。
紫雀の話を聞いた坂本さんは、「助けを求めるなら、他国よりも何よりも、まず友達だろう。」と言ったそうです。
そして、こう続けました。
「だから、金を貸してくれ。」
これには、笑ってしまいました。
その後の、「金の事は、心配いらないから、ありったけの弾丸をぶち込んでやれェェ!!」というセリフも、坂本さんらしいです。
以前、快援隊は、組織のリーダーである坂本さんが、仮想通貨に手を出してしまったことで、破産。
資金繰りに困った陸奥は、とうとう、闇取引まで請け負ってしまいましたね。
お金の無い快援隊ですが、紫雀からの資金援助があれば、「怖いものなし」といったところでしょうか。
お金が欲しい「快援隊」と、九曜を滅する力が欲しい「紫雀」。
双方の利害が一致したため、こうして、九曜を攻撃するまでに至ったのです。
九曜を攻撃しながら、坂本さんは、銀ちゃん、桂、高杉に語りかけます。
「お前達の尻をぬぐえるのは、俺しかおるまいよ。」
坂本さん!ほんと、かっこ良いです!
「こんな面白そうな事をするのに、なんで、俺を呼ばないんじゃ。いつだって助けに来るのに、水臭いぜよ。」という、坂本さんの心の声が聞こえてくるようでした。
坂本さんの言葉を聞きながら、彼の身を案じる銀ちゃんたち。
そして、ターミナルへと向かう銀ちゃんたちの目の前で、九曜が、坂本さんたちに向って、攻撃を始めたのです。
「快援隊」と「近藤さん」
九曜は、宇宙船の周囲にバリアをはりながら、坂本さんたちを攻撃し始めました。
陸奥は、こちらの攻撃が、九曜にとどいていないことを坂本さんに報告します。
坂本さんは、全ての攻撃を止めさせ、仲間たちに、九曜を包囲し、その動きを封じるよう命令しました。
「なぜ、突然、攻撃をやめたのだろうか。」
九曜の船内には、焦りと不安の色が見えました。
それとは正反対に、不敵に笑う、坂本さん。
坂本さんには、何か、とんでもない策がありそうです。
ここで、ストーリーは10分前に遡ります。
一刻も早く地球に到着するため、航行を急ぐ快援隊に、突然、救難信号が届きました。
快援隊のモニターに映し出されたのは、近藤さんです。
映像と音声が乱れているため、途切れ途切れに言葉を続ける近藤さんでしたが、次第に、音声は日本語ではなく、「ウホウホ」という、ゴリラ語だけになっていきました。
何を言っているのか理解できない坂本さんたちは、「下等生物翻訳機能」を使うことにしました。
近藤さんは、「ウホウホ」と、必死に助けを求めていました。
このままでは、宇宙船ごと地球に落下してしまうから、その前に、自分たちを助けだして欲しいと訴える近藤さん。
「どうか、無事に地球に帰らせて欲しい。」
というのが、近藤さんの1番の願いでした。
ですが、悲しいことに、ここでも、近藤さんの言葉は、正しく坂本さんに伝わりませんでした。
下等生物翻訳機能によって翻訳された、近藤さんの「ウホ」の意味は、近藤さんの願いとは正反対のものだったのです。
(訳:落下中の宇宙船を九曜に衝突させ、撃沈してみせるから、どうか、この命を、地球を守るために使わせてほしい。)
この切り札があったために、坂本さんは、勝利を確信していたようですね。
帰ってきた「近藤さん」!
ここで、近藤さんの悲痛な叫びが、バーナナの船内に、こだましました。
「ウホォォォォォォ!!」(訳:いや助けてくれって言ってんじゃんん!!)
これも悲しいことに、翻訳機によると、「くらえェェェェェ、ファイナルゴリラクラッーシュ!!」という、決め台詞になってしまいました。
それとともに、九曜に激突した、バーナナ。
!!!
攻撃、できちゃいましたね。
九曜のバリアは、砲弾を退けることはできても、バーナナには効かないということなのでしょうか。
最強のバナナですね。
バーナナが激突した九曜は、その衝撃で、ターミナルの天辺に激突。
その後、九曜がターミナルに激突した衝撃で、バーナナは九曜から弾かれ、江戸の街に落下しました。
墜落したバーナナの上には、無事だったジュニアの姿がありました。
そして、バーナナの船内から近藤さんを引っ張り出し、今度は、髪の毛をつかんで振り回し始めました。
「パパ~~~~~!!」とはしゃぐジュニアに、バブルスママは、近藤さんが、ジュニアのパパではないことを告げるのです。
近藤さんは、パパではないけれど、自分たちを守ってくれた大切な恩人。
ゴリラの中のゴリラ、「キングオブゴリラ」なのだと。
いやいや、バブルス王女。近藤さんは、ゴリラではありませんよ。
ゴリラに似ている、人間です!!!
ジュニアに振り回され、また、頭から宇宙船にめり込む近藤さん。
近藤さんの雄姿と、自分の姿を比べたオスゴリラは、反省の言葉を口にしていました。
そして、その隣では、バブルス王女が、近藤さんとの日々を思い出していたのです。
「あの日常」を取り戻すために
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— 銀魂ぴーあーる (@GINTAMA_PR) May 28, 2020
以前は、バブルス王女から近藤さんを取り戻すために、銀ちゃんたちが力を尽くしました。
だからこそ、今度は、近藤さんが、みんなを取り返す番なのだと。
そう言いながら、バブルス王女が差し出したのは、バナナ模様の風呂敷に包まれ、丁寧に畳まれた近藤さんの制服でした。
バブルス王女の言葉を聞き、宇宙船から頭を引っこ抜いた近藤さんの横顔は、さっきまでとは違い、既に「真選組局長」、そのものでした。
坂本さんは、空の守りを自分たちに任せ、後の始末をつけるよう、銀ちゃんたちに告げました。
坂本さんは、2年前の戦いが、「あの日常(ひ)」を取り戻すためのものであったことを思い出していました。
そのために、みんなは、命を賭けたのです。
そのはずだったのに、戦が終わっても、江戸に「あの日常(ひ)」は戻ってきませんでした。
「わしが戦う理由は、それだけで足りる。」
銀ちゃんたちの戦いが終わっていないというのなら、自分たちの戦いも終わりはしないのだと。
一方、土方さんたち真選組の隊士たちは、墜落したバーナナを目指していました。
彼らが、ようやく、バーナナの近くに辿り着いた時、懐かしい人影が爆煙の中に浮かびました。
それは、隊士服を纏い、帯刀した近藤さんです。
近藤さんは、頭を掻きながら、何から話せば良いかわからないと、土方さんたちに歩み寄りました。
そして、こんな時に役立つ、便利な言葉を教わったのだと。
「うほっ!!」
これに土方さんたちも「うほォォォォォ!!」と、応えます。
ここで、みなさんは気付きましたか。
「うほ」が、平仮名で表記されているんです。
近藤さんや、土方さんたちにとって、「うほ」は「うほ」でしかありません。
他の意味を持たない「うほ」という表記が、真選組全員の安堵感を表しているようで、とても感動しました。
おかえりなさい!近藤さん!
『銀魂』ネタバレ第695訓のまとめ
ようやく近藤さんが地球に帰ってきましたね。
九曜との決着も、そろそろでしょうか。
次回も、楽しみにしていて下さいね。
これで、いよいよ最終回まで、あと3回になってしまいました。
前回のジャンプで、突然、最終回までのカウントダウンが発表されてしまった「銀魂」。
私たちにとっては、「晴天の霹靂」です。
映画も、アプリも、絶好調だったはずなのに、どうして終わってしまうのでしょう。
ネットでも、悲痛な書き込みやブログが、たくさん見られました。
私も、銀魂の最終回についてだけは、このブログに書きたくなかったのですが、ここまできてしまっては、仕方ないのかもしれません。
それでも、やっぱり、これが「終わる終わる詐欺」であって欲しい!
そう、私は願っています。
いつまでも、いつまでも、銀ちゃんたちと一緒にいたい!
それが、私たち「クラスタ」の1番の願いです。
- 近藤さんがバーナナ船で苦労する
- バブルス王女の強い決意
- 坂本辰馬が地球に帰還
- 近藤さんの悲痛な叫び
- うほっの意味が変わる瞬間
- 銀魂の最終回カウントダウン
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