- ソーマが鈴木に敗北した衝撃
- 鈴木の特製ソースが圧倒的美味
- えりなの姫抱っこに驚愕!
前回は合併号なので1週の空白がありました。
待ちに待った?鈴木センセーこと朝陽の料理はソーマと同じロースカツ定食。
今週号の欄外に書かれていますが“底知れぬ男、鈴木。その実力は!?”
食戟のソーマ275話のネタバレ
第275話「そっちの方が面白ぇ」の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
えりなはまだ寝込んだままです。
異次元のロースカツ定食
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ソーマは自らのフレーズ「おあがりよ」をパクられ、料理のメニューまでトレースされたことに文句を言います。
鈴木にしてみれば、自ら振るったナイフがたまたまソーマと同じメニューになった、それだけの事と気にも留めません。
それよりも自信たっぷりに
「異次元の美味のロースカツ定食だ」
と表現します。
と同時にソーマの料理は“ロースカツの域を出ていない”とも。
審査員の田所よりも早く食しようとするソーマ。
揚げたてのカリカリとした音のカツを口に運びます・・・!
そのころ総帥室を出た堂島シェフ。
城一郎の身を案じつつ何やら騒がしい外野に気が付きます。
「第一席が負けたって! 料理勝負でぶっ飛ばされたらしいぞ!!」
耳を疑うその言葉。
第一席屈辱の敗北
鈴木とソーマの対決した調理室に急ぐ堂島。
そこで彼が目にした驚くべき光景。
そこにはポリ容器に頭から突っ込んで倒れているソーマ!
堂島「どうしてこうなった!!」
そりゃそうです。
学園最強の第一席が映画『犬上家の一族』よろしく足だけ突き出した姿を見れば誰でもそう言いたくなります。
傍にいた田所はへたり込んだまま鈴木の皿に震えています。
ここでようやく起き上がるソーマ。
思い出す鈴木のロースカツの衝撃。
食感や風味は軽いけれど白ソースの味が広がった瞬間に襲ってくる“濃厚な美味さの圧力”。
美味すぎて体が言うこと聞かなくなるそのソースは『ソース・シャンティー』。
生クリームを泡立てたホイップ、刻んだらっきょうとその汁、さらに刻んだハーブ類を混ぜ合わせて、少量の調味料で整えた特製ソースです。
揚げ物は軽くという先入観のソーマの甘さを指摘しつつ、まろやかでどっしりとしたコクも味わう工夫を鈴木はこう言います。
「作るなら絶対にそっちの方が面白ぇ・・・!!」
その言葉に反応するソーマですが皿の“圧”に耐えられず陥落。
田所は予想通りというか前回の黒ギャルブチ揚げが吹き飛ばされるほどのリアクション。
モチーフは北風と太陽ですね。
やはり“黒”ギャルはソーマの黒星=敗北の布石でしたか。
どうやら勝敗は決したようです。
ソーマも異次元の美味さを認めつつも、皿に対する膨大な経験値が無ければ絶対作れない、と流石に鈴木の正体に疑問を持ちます。
その鈴木。
勝利条件でゲットしたソーマの包丁を見て下位互換にすぎないとあっさりキャンセル。
この時ソーマは鈴木の包丁が父である城一郎のものと気付きます。
鈴木は残る生徒二人を“第一席”“第十席”と呼び、もう用済みとばかりに早々に立ち去ろうとします。
この辺りは城一郎と対戦終了後すぐ日本へ出発した朝陽の行動にそっくりです。
もっともこのコマの後に“幸平”と苗字で語りかけたのがやや中途半端な印象。
そんな鈴木の気遣いも不要とばかりに何とか執念で立ち上がったソーマ。
“もう一度勝負しろ”と迫りますが体力は既に限界。
気を失って男らしく?前のめりで倒れ込んでしまいました。
囚われの眠り姫
Q. 3月23日は~?
A.🎊えりな様のお誕生日~🎉
薙切家の御令嬢で神の舌の持ち主💡
遠月十傑第十席から高校2年生にして学園の総帥に…‼
これからのえりな様の活躍にこうご期待✨<March 23rd>
Happy Birthday Erina-sama~💕
Many well-wishes to our queen👑#shokugeki_anime pic.twitter.com/c21wjBr40Q— 『食戟のソーマ』TVアニメ公式 (@shokugeki_anime) March 23, 2021
医務室に向かう廊下で二人の男から告白を受けたえりなが目を覚まします。
何と女子憧れのお姫様ダッコです。
鈴木は優しく語りかけます。
鈴木「お目覚めかな お嬢様」
事態が呑み込めずキョトンとするえりな。
調理室では倒れたソーマを必死に起こそうとする田所。
肝心のソーマはまだ気を失ったままの白目状態で今週は終わります。
次回は予告にある通り医務室での朝陽の告白?が中心に話が進みそうです。
食戟のソーマ275話のネタバレのまとめ
恐るべき鈴木の実力。
まず鈴木がロースカツ定食を選んだ理由ですが、マンガ的な演出としては“同じ料理で実力差を見せつける”ほかに、鈴木の台詞「たまたま」という言葉に“同じ師匠だから同じ発想で同じ料理になった”という伏線的な意味合いもあったと思います。
また、堂島シェフが鈴木を見た時の反応からして、城一郎と親友でありながらも鈴木の正体までは知らされていなかったようです。
そこまでして城一郎は鈴木を「息子同然」として扱ったのか?
そろそろ誰かと連絡ぐらいは取ってほしいものです。
周りも心配しているのだから。
でその城一郎ですが、ネタバレ271話にて0-5で朝陽に敗北したシーンを思い出してください。
この時は厨房を背にしゃがみ込んで何の反応もありませんでした。
もし、城一郎が朝陽の料理を食してソーマと同じリクアションをしたとすれば、実はよろけて後ろ向きで倒れた際に厨房に後頭部を強打して気を失っていた、ということは考えられないでしょうか?
なるほどマクフリー医師も大丈夫かと心配したくなります。
つまり連絡がないのは、入院中もしくは意識不明で連絡ができない、という可能性も提案してみます。
冗談だろうと思いつつこのマンガならばありそうな展開なので。
さて次回。
初戦は予想通り完敗ともいえるソーマ。
しかし、途中の描写ではカツの揚げ方などは両者同じくらいと田所が感想していることから、実は惜しいところもありそうです。
とはいえ、経験値の差は圧倒的に不足しています。
一朝一夕ではどうにもならないこの差を一体何で埋めるのか。
それがリベンジマッチでの勝利への鍵となりそうです。
- ソーマが鈴木に敗北する
- 鈴木のロースカツが異次元
- ソース・シャンティーの衝撃
- ソーマの誇りが奪われる
- えりなが目を覚ますシーン
- 次回は医務室での告白へ
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