天竜人に、いいやつはいるのでしょうか
結論から言うと、います。ミョスガルド聖です。もとは他の天竜人と同じ傲慢な人物でしたが、魚人島のオトヒメ王妃との出会いをきっかけに考えを改めました。
作中でもっとも嫌われている人種の中に、なぜこの人物だけが例外として置かれているのか。この記事ではその経緯を見ていきます。
この記事でわかること
- 天竜人がどういう人たちか
- ミョスガルド聖が変わったきっかけ
- 1人だけ例外を置いた意味(カイの読み)
天竜人とは何者か
天竜人は、約800年前に世界政府を創設した20人の王の末裔です。正式には「世界貴族」と呼ばれます。
その最高権力者が、5人の老人からなる五老星です。
世界政府の加盟組織である海軍本部も手が出せません。海軍大将どころか、一般人まで誰も逆らえない。逆らうことは死を意味します。
だから作中でいちばん嫌われています。
ミョスガルド聖も、最初はそちら側でした
ミョスガルド聖は聖地マリージョアに住む世界貴族です。ドンキホーテ・ドフラミンゴの一族の末裔にもあたります。
登場した当初は、他の天竜人と変わらない傲慢な人物として描かれました。
僕はこう読む
ミョスガルド聖が最初から善人でなかったことに、意味があると思います。
「実はいい人が混じっていた」ではなく「変わった」のです。この差は大きい。
もし最初から人格者だったら、天竜人という制度は変わらないまま、たまたま例外がいただけの話になります。
変わったということは、あの立場にいても考えを改める余地があるということです。
ワンピースは、生まれで決まる世界を疑う話をずっとしてきました。いちばん生まれに守られた人物が、自分で変わってみせる。この配置は偶然ではないと読みました。
変わったきっかけ
きっかけは魚人島の王妃オトヒメです。
オトヒメは、魚人と人間が共に暮らせる世界を目指していた人物です。天竜人に対しても、恐れずに向き合いました。
その姿勢が、ミョスガルド聖の中の何かを動かします。身分の差を理由にしない人間に、初めて会ったということだと思います。
そして、世界会議で動きます
のちの世界会議で、ミョスガルド聖は他の天竜人とは違う行動を取ります。
命の危険を伴う場面でも、自分の判断で動きました。身分の力ではなく、自分の意思で立っている姿です。
僕はこう読む
この人物がいることで、天竜人という制度の残酷さが、かえってはっきりします。
全員が悪人なら「そういう連中だ」で済みます。ところが1人でも変わる人間がいると、残りは「変わらないことを選んでいる」ことになる。
生まれのせいではなくなります。制度に守られているだけの人間が、自分の判断でそこに留まっている。
ミョスガルド聖の役目は、たぶんそこです。善人を1人置くためではなく、他の全員に言い訳をさせないためだと読みました。
まとめ|ミョスガルド聖をどう読むか
- 天竜人は約800年前に世界政府を作った20人の王の末裔
- 最高権力者は五老星。海軍本部でさえ逆らえない
- ミョスガルド聖も最初は傲慢な人物だった
- 魚人島の王妃オトヒメとの出会いで考えを改めた
- 例外を1人置くことで、他の全員の言い訳を消している(カイの読み)
「天竜人にもいいやつがいる」という話として読むと、少しもったいないと思います。いい人だったのではなく、途中で変わった人です。そこが見どころです。
——あなたはミョスガルド聖を、どう見ましたか。許せると思いますか、それとも遅すぎると思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
Q. 天竜人にいいやつはいますか
A. ミョスガルド聖がその1人です。ただし最初から善人だったわけではなく、途中で考えを改めました。
Q. ミョスガルド聖が変わったきっかけは何ですか
A. 魚人島の王妃オトヒメとの出会いです。身分の差を理由にせず向き合う姿勢に触れたことが理由です。
Q. 天竜人とは何者ですか
A. 約800年前に世界政府を創設した20人の王の末裔で、正式には世界貴族と呼ばれます。海軍本部でさえ逆らえません。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年8月18日
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