【鬼滅の刃】胡蝶しのぶ、姉カナエの仇・童磨に挑む!珠世との共同研究が無限城編で功績を生む意外な結末とは!? | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶ、姉カナエの仇・童磨に挑む!珠世との共同研究が無限城編で功績を生む意外な結末とは!?

鬼滅の刃 胡蝶しのぶ 毒の剣士
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この記事を読むとわかること
  • 胡蝶しのぶは童磨に挑む
  • しのぶの毒は無効化される
  • しのぶは吸収後も意識生存

身体が小さく、鬼の頸が切れない分、毒を駆使して攻撃をするのを得意とする剣士・胡蝶しのぶ

傷ついた鬼殺隊士の治療を行う優しい顔を持つ反面、心の底には強い怒りを隠しているという二面性も魅力のひとつでもあり、女性キャラの中では特に人気が高いです。

無限城編では、姉の仇・童磨に遭遇し、ついに隠し持っていた怒りが爆発します

しかし一方でしのぶは冷静に童磨や無惨を倒す計画をたて、準備をしていたのでした。

今回は無限城でのしのぶの活躍と最期、そして功績について解説します。

 

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【鬼滅の刃】無限城編のあらすじ

産屋敷邸に鬼舞辻無惨が現れ、お館様と対峙した後、突如屋敷は爆破しました。

実はこれは、無惨の奇襲を受けたのではなく、お館様が自らをおとりにして、無惨をおびき寄せ、亡き者にしようと計画してのことでした。

爆発すなわち爆死も、無惨を倒すための作戦のひとつでした。

その後、胡蝶しのぶとの薬の共同研究者である珠世による無惨への薬の投与、鬼殺隊最強の男・悲鳴嶋さんとで無惨にとどめを刺す算段でしたが、無惨の必死の抵抗で、その場にいた者皆、鬼たちの根城となる無限城へ落とされてしまいました。

この時産屋敷家に集結していた柱や炭治郎たちは無限城の中で皆バラバラになりほうぼうに点在することとなりました。

無限城では、各自上弦の鬼達との戦いや無惨を倒すための総力戦での戦いが繰り広げられてくることとなります。

柱の一人・胡蝶しのぶはむせかえる血の匂いがする部屋にたどり着きました

そこでは数々の女性の死体とそれをむさぼり喰う鬼・童麿の姿がありました。

姉・カナエを殺した鬼の特徴に酷似した鬼…まさにこいつが姉の仇

おさえきれない怒りに耐えつつ、戦うしのぶでしたが、童磨に止めを刺すこと叶わず、童磨の体内に吸収されてしまいます

敗北?いえ違います。

本当の勝負はこれからです。

 

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【鬼滅の刃】無限城編は何巻?

無限城編の範囲についてはさまざまな意見がありますが、この記事においては、上弦の鬼や鬼舞辻無惨を倒すための戦いすべて(+最終話数編)を無限城編とします。

そのため無限城編は、「鬼滅の刃」単行本でいえば16巻の無惨が産屋敷邸に現れたところから最終回まで、という前提で解説いたします。

今回のテーマとなる胡蝶しのぶは16巻から17巻に登場します(童磨戦は19巻まで続きます)

 

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶと童磨の関係性とは?

童磨はかつて、胡蝶しのぶの姉・カナエを殺した鬼です

つまり、姉の仇となります。

姉のカナエはしのぶから見ると師匠ともいえる、大好きな姉。

その姉を殺した鬼となれば憎くないはずはありません。

殺すなら自分の手で殺してやりたい。

でも、頸が切れないしのぶは毒を使ってとどめを刺すことができないかを考えます。

そして1年以上かけて準備したしのぶの作戦が発動することとなります

 

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶVS童磨

無限城に落ちた後、胡蝶しのぶは血の匂いを頼りに鬼が複数の女性を喰っている部屋にたどり着きます。

中心にいるのは童磨

偶然にも、姉・カナエを殺した鬼に遭遇したのです。

カナエが息を引き取る前に聞いていた鬼の特徴・・・頭から血を被ったような姿、屈託なくにこやかに喋り、笑う。

対の扇を使う鬼…特徴がことごとくピッタリ。

まさに童磨です。

しのぶは童磨用に調合した毒を持ち、虫の呼吸で応戦するが、突きの技では鬼の頸は取れず、しかも注入した毒はいともあっさり童磨に分解されてしまいます

しかも、以前那多蜘蛛山の戦いで使った毒の情報も既に共有されていました。

氷の血気術と童磨の扇の攻撃で肺を切られ苦戦するしのぶ。

姉カナエの幻影に励まされつつも(ハッパをかけられ?が正確かもしれませんが)反撃を繰り返しますが、やがてしのぶは童磨に捉えられ、駆けつけてきたカナヲの目の前で童磨に吸収されてしまいました

 

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【鬼滅の刃】無限城編で胡蝶しのぶは死亡した?

胡蝶しのぶは無限城での童磨との戦いで死亡します

童磨に吸収された後、鎹烏(かすがいがらす)により、すぐに鬼殺隊内でしのぶの殉職が伝えられました。

が、実は吸収されたタイミングではまだしのぶは亡くなっていないと思われます。

というのは、鬼に吸収された場合、吸収した鬼(ここでは童磨ですね)の意識の中でしのぶの意識は生きているのではないでしょうか。

この後しのぶの意識は童磨と会話しています

しのぶと同様に、鬼に吸収された人がもう一人います。珠世です。

珠世はもう少し後の展開で、ですが、無惨に吸収されます。

その後、珠世と無惨は無惨の意識の中で会話をしていました。

おそらく、吸収された場合は、鬼の意識の中で意識のみ生きており、本体の鬼が死んだと同時に死ぬのでしょう。

つまり、しのぶが死亡したのは、童磨が死亡した時、と考えられます

しのぶがカナエや両親たちと一緒に死後の世界に旅立つシーンが描かれているのも、童磨が死んでからだったことからも、そのことがうかがえます。

 

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【鬼滅の刃】栗花落カナヲ/嘴平伊之助VS童磨

胡蝶しのぶが吸収された後、童磨はカナヲ、追ってやってきた伊之助との戦闘になります。

しのぶが吸収される直前に、カナヲに送ったサインのおかげで、童磨の血気術の粉凍りを吸わずに戦うことができていましたが、童磨が血気術・氷の御子を発動した後、氷の人形との対戦に苦戦します

そんななか、戦闘中にカナヲは伊之助に「あともう少し粘って!」とまるで時間稼ぎをするかのような声をかけ始めました

それにはどういう意味があるのか?

童磨は気にせず氷人形に戦闘を任せて離脱しようとしていましたが、しのぶとカナヲとの間で密かに交わしていた約束がここで果たされることになるのでしょうか。

 

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの狙いとは?

胡蝶しのぶは童磨に吸収されてしまうこととなりましたが、実はしのぶにとってはこれは予定通りのこと

先ほど、童磨に止めを刺す作戦のためにしのぶは1年以上かけて準備してきた、と書きましたが、これには協力者が必要でした。

なぜなら、この作戦はしのぶ自身が童磨に喰われることを前提とした作戦だったからです。

しのぶは1年以上前から藤の花を摂取し続け、自分の体内を毒で充満させました

その毒は鬼の致死量の約700倍に当たります。

また、しのぶは童磨が“女を喰うことに異常な執着を持っている”ことも把握していたので、“自分は喰われるであろう”という確信を持っていました。

そして自分が童磨に喰われた後、弱ったところをカナヲにとどめを刺してもらうよう、事前にカナヲに話していたのでした

カナヲが時間稼ぎをしていたのは、しのぶが仕込んでいた薬の効果が現れるのを待っていたと言うわけです。

そして作戦通り、童磨の体に異変が起こりました

 

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【鬼滅の刃】無限城編で童磨は死亡した?

しのぶとカナヲの作戦通り、童磨の頸の切断に成功、倒すことができます

童磨が戦闘を離脱しようとしていた頃、突然童磨の顔が溶け始めました。

しのぶの毒が効いてきたようです。

このチャンスにカナヲと伊之助は童磨の頸の切断を試みました。

ふたりは童磨の決死の反撃にも耐え、見事に頸を落とすことができました。

童磨の死に際にしのぶと童磨の意識下での会話は鬼滅の刃の名シーンの1つです。

これまでどんな感情もわからなかった童磨がしのぶに対してドキドキすると言い始めました。

これが恋なのか頬を赤らめながら話しますが、当然ながらしのぶに見事に振られます

しのぶの最期の言葉は「とっととくたばれクソ野郎」

読者の溜飲が下がったシーンでもあるかもしれませんね。

 

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶと珠世の共同研究とは?

毒使いの胡蝶しのぶと、鬼を人間に戻す薬を研究していた珠世との共同研究でできた薬は、無残を治すための特効薬…だけではなかったようです。

サラッと読むとつい見落としがちになるのですが、実はしのぶの体内に仕込んでいた致死量700倍の猛毒も珠世さんの協力のもと、作られた毒だったとのこと

毒が全身に廻る感覚がわからないようにつくられたようで、摂取した鬼本人も毒を摂取した自覚がなく、全身に回りきるまで気づくことができませんでした。

他にも禰豆子を人間に戻す薬や、無惨の毒を解毒する血清など、この二人の共同研究は無限城戦および無惨戦にはなくてはならないものだったと言えます。

 

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【鬼滅の刃】無限城編の結末

童磨討伐後、黒死牟も討伐され、その後は生存しているメンバー皆、無惨戦にもつれこみます。

珠世が無惨に仕込んだ薬が効き始め、弱り始めてきたところに鬼殺隊のメンバーの痣の発現や透き通る世界への到達、赫刀の出現によりパワーアップ。

さらに夜明けが来て無惨を陽光にさらすことで無惨を討伐することができました

しかし瀕死だった炭治郎が無惨によって太陽を克服した鬼にされてしまいました。

そこで登場したのが、しのぶと珠世の薬で人間に戻ることができた禰豆子です

禰豆子をはじめ、仲間たちみんなが必死で炭治郎に正気に戻るよう呼びかけたことにより、炭治郎は無事人間に戻ることができました

 

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【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの存在が無ければ鬼殺隊は負けていた?

もうこれは、胡蝶しのぶの存在がなければ、鬼殺隊の勝利はなかったと言っても過言ではないでしょう

厳密にいえばしのぶと珠世の存在がなければ、というところでしょうか。

この戦いは力勝負だけでは勝利できなかったといえます。

それは無惨戦においても、童磨戦も、ひょっとしたら黒死牟戦もそうかもしれません。

「相手を弱らせる」という作戦があったおかげで勝つことができたと言えるのではないでしょうか

さらに彼女たちが作った薬の中には、無惨戦の最中に猫の茶々丸が持ってきた血清もありました。

血清のおかげで実弥や蜜璃、善逸たちが戦線復帰できました。

戦闘における側面支援の重要さをここでも感じることができます

 

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まとめ

戦闘はただ強い者に対して、側がもっと強くないといけないわけではありません。

力でかなわなければ、頭脳で勝負です。

頭脳戦を駆使して、側を弱らせればいいのです

しのぶと珠世はその、頭脳戦の勝利を勝ち取ったと言えるのではないでしょうか

この二人を知れば知るほど、戦いは真正面からの力技だけではないということがわかります。

「鬼滅の刃」を読んでいると、弱いものは弱いなりの戦い方があること、戦闘の側面支援の大切さを感じることができます

「いろんな得意技の人がいて、力を合わせることができる」

そんなことも読み取れるので、つい「じーん」ときてしまいます。

この記事のまとめ
  • 胡蝶しのぶは姉の仇を討つ
  • しのぶは毒を仕込む作戦
  • 童磨との戦いで吸収される
  • しのぶの意識は童磨の中で生存
  • カナヲとの連携で童磨を討つ
  • しのぶの存在が勝利を導く
あいり
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⇒珠世の死の真実!無限城で無惨を追い詰めた彼女の意外な最後と・・

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