人気漫画はじめの一歩。
主人公である幕之内一歩のドランカー疑惑、敗戦、トレーナー転身や連載の打ち切り疑惑、今まで数々 貼った伏線の回収など様々な角度から見ていきたいと思います。
目次
【はじめの一歩】迷走開始はゲバラ戦の敗戦
元々パンチドランカーの疑いがあった一歩ですがゴンザレス戦とは全く違う敗戦になります。
曲者ゲドーに勝利し一歩にとって初めてのサウスポーという事を考慮しても腑に落ちません。
むしろ負ける要素のなかったゲバラにここまではっきりと負けたのがこの先にどう繋がって行くのかすら見えなくなりました。
【はじめの一歩】森川先生のコメントで露見した不仲
そこに浮上した打ち切り疑惑。
森川先生が巻末目次に載せた言葉
「やり返す
イコウフジカワ
覚えとけ」
騒然としましたがマガジン側は終了はしないとの発表なので別の事と予想しています。
麻雀ではとの噂もあります。
また情熱が冷めたとの噂ありましたが現在、はじめの一歩トーナメントも開催しているのでその心配はないように思います。
【はじめの一歩】パンチドランカーの伏線
そんなゴタゴタの間に引退をしますが改めて思えば色々と思いあたる疑惑があります。
インドネシア王者ウォーリー戦が終わった後、トレーナーのミゲルが鴨川に伝えた言葉。
「長所は短所、君達は不幸になる」
この時点で一歩の未来を予測しているかのようですしゴンザレス戦でも戦う一歩の姿を見る鴨川会長の頭に何度もよぎっていました。
ゴンザレス後、友人で漫画家の梅沢の手伝いをしますが線が真っ直ぐに書けなかったり、鷹村の一歩は弱くなったや壊れている発言など随所にみられます。
【はじめの一歩】ボクシングから離れた日常
引退した一歩は実家の釣り船屋を手伝います。
間柴の妹で恋人 久美も穏やかにいます。
母親は一歩はまたいつか冒険に出ると話ますが久美は絶対に反対だと言い張ります。
しかし、現役当時の一歩の爽快さがあまり感じられませんね。
【はじめの一歩】セコンドとしてジムに復帰
鴨川ジムのトレーナー篠田が一歩を訪ねます。
一歩にセコンドとしてリングに戻ってこないかとの誘いでした。
一歩は大きく揺らぎますが自分自信の答えを出しセコンドとして復活する事になります。
そして2人の高校生のトレーナーとなり最高のセコンド、最高のトレーナーになる事を目標にしてに鴨川ジムに復帰します。
【はじめの一歩】一歩と戦えなかった永遠のライバル
東洋太平洋フェザー級チャンピオン宮田一郎。
一歩とはジムで行われた入門テスト時のスパーリング相手であり一歩の目標の1人です。
当初よりライバル関係にありましたが実現しませんでした。
一歩の必殺技デンプシーロールの最大の天敵カウンターの名手です。
新人王時は宮田の敗退。
その後も何度か浮上しましたが機は熟したと思われ試合が内定した試合後に宮田の怪我。
延期と聞かされた一歩ですが父親の因縁をひきづっていた相手を優先し一歩に土下座して謝罪しました。
交わるようで交わらない2人の試合。
作中で最も見たいカードと認識しています。
【はじめの一歩】世界へ翔んだ浪速のロッキー
もう1人のライバルの千堂武士。
ゴンザレス戦を希望の千堂は単身メキシコに乗り込みます。
無敗のチャンピオン リカルド・マルチネス相手にスパーリングですがダウンを奪うほどに実力を身につけていました。
一歩とはまた違う威圧感があります。
千堂のが一歩の復帰に関わると思います。
一歩とのラバーマッチ含め期待したいですね。
【はじめの一歩】無意識に鍛え続ける一歩の未来は?
一歩は頭の中で冷静に見つめています。
何が出来て何が出来ていなかったのか。
ミット打ちでも会長に強くなっているのではないかと思わせるぐらいになっています。
セコンド、トレーナー視点でのボクシング。
青木村や板垣のトレーナー、セコンドとして研究する相手の短所と長所。
自分が復帰する為のボクシング。
リングに未練あっても復帰には致命的なパンチドランカー疑惑。
一歩は色々な葛藤を持ちながらも今はセコンドとして減量に付き合うなど真摯にその役目を全うしています。
人間としても成長していますからこの先はもしかしたら攻撃重視から守備も重視した周りに心配かけないスタイルになる事も考えられますね
まとめ
疑惑、引退、打ち切り疑惑と来ていますがまだまだ回収出来ていない伏線もあります。
幕之内一歩という真面目な好青年が一休みしてから違うスタイルでまたスタートするのか、それともこのまま引退していくのかも全く分からない展開です。
ただこのままだといじめられっ子から努力したけどパンチドランカーになってしまったという結末になってしまいます。
夢も希望もないまま終わってしまう訳はないと思っていますのできっと一歩には明るい未来があると考えます。
宮田、千堂、リカルドとまだまだ見たいカードの実現を期待したいですね。

⇒一歩をボクシングの世界へ引き込んだ鷹村とはどんな人物?世界・・
宮田に関して言えば、このまま一歩に拘ってもはやフェザー級にとどまれない体型のまま身を削って戦うより、いっそ適正と思われるライト級にまであげて間柴とのタイトル戦の方が興味あるまである。むろん「世界」の