- アシトが司馬のカラクリを理解した
- 司馬の視る概念が違うと実感
- アシトが司馬のようになりたいと叫ぶ
明日はトップの最終節。
しかし練習は異例の紅白戦です。
引退試合は無しと公言する司馬にとって、これが花道の引退試合では?
サポーターの心境は穏やかではありません。
しかも相手の1軍は栗林がチームを仕切ります。
レギュラー組のレベルアップを目の当たりするアシト。
本当は栗林のプレーを追っていきたいところですが、今日の相手は違います。
司馬の一挙手一投足に集中するだけです。
アシトは司馬の頭部の揺れを察知すると即ダッシュ。
鋭いキラーパスを3日間で一番キレイにトラップします。
司馬のレベルにとって、視るという概念がそもそも異なることを理解したアシト。
この反応に司馬はスゴイと感心します。
『アオアシ』302話のネタバレ
18:25〜 ON AIR
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TVアニメ #アオアシ
第14話「たかがサッカー」
放送まであと3時間!!
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それではアオアシ第302話『その、象徴』の要点をまとめてみました。
練習参加3日目で最高の反応をするアシト。
単なる偶然か、それとも本当に司馬のカラクリを理解したのか。
今回はその答え合わせになります。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので、参考にしてみてください。
奥深さ
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司馬のパスをキレイに受けたアシトに驚く金子記者。
SBのアシトがゴール前までボールを一気に運んでいきます。
やはり司馬の世界では、視るという概念が違うことを繰り返し認識するアシト。
しかしレギュラー組の戻りも早いです。
アシトは視野を生かして、マイナス方向に緩い浮き球をパスします。
そこに待っていたのは遊馬でした。
このボールを左足でシュートを放つも、ボールはバーを直撃。
ボールが浮いてゴールはなりませんでした。
ユース生によるベストパフォーマンスに沸き上がるサポーター。
まるで司馬と以心伝心だと杏里を揺さぶるほど、金子の興奮は収まりません。
その様子を冷静に観察する司馬。
アシトは深く一呼吸すると、この3日間で身に染みたことを振り返ります。
司馬のプレーは一つ一つが奥深く、ヒヨッコの自分には想像が及びません。
パスからのメッセージ、体の動きにポジショニング、何もかもが深いのです。
その「凄み」の正体とは、言葉にすれば“時間の蓄積”だとアシトは感じます。
「視る」ことの意味合い
📺 NHK Eテレにて 📺
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TVアニメ #アオアシ
第13話「転」
放送スタート
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ぜひ最後までご覧ください⚽https://t.co/RKMrMLTy6a pic.twitter.com/pdKXhD3FAS— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) July 2, 2022
試合が再開します。
流す紅白戦とはいえ、ベストメンバーの不甲斐ないプレーはサポーターも許しません。
ドリブルする司馬を凝視するアシト。
司馬のプレーとは90分間だけのものではありません。
膨大な時間と経験による人生そのものの蓄積です。
司馬の凄みを理解したアシトは、司馬のパスをまたもやトラップ。
出口が前を防ごうとすると、再び中央の司馬にリターンします。
2人のキレイなパスワークを見て、サポーターの歓声も上がります。
後方で司馬を確認するアシトは自問自答します。
司馬は確かに視ていました。
しかし、膨大な経験を蓄積した司馬にとっては、視るという概念が違うのです。
今のアシトのポジションを司馬は視ていません。
司馬はそのプレーに至る、はるか前から視ていたのです。
生き字引
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TVアニメ #アオアシ
第13話「転」
放送まであと2時間!!
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2度のパスを受けたアシトの考えを肯定する司馬。
ここ一番のボールを出す瞬間は、パスをする相手に目線は送りません。
ほんの少しの仕草で十分なのです。
まずは間接視野でボンヤリと敵味方の位置などを把握。
次に過去の経験から同様のシチュエーションが、司馬の脳内に展開されていきます。
最後は数秒前に視たアシトの映像と繋ぎ合わせると、最善手が浮かんできます。
蹴る瞬間に方向を視なくてもパスを出す、司馬の秘密がここにありました。
今度は中に入って司馬のパスを受けるアシト。
ユースまでの感覚では、やはり蹴る瞬間は対象を視ていました。
もちろん味方に意図が伝わりますが、同時に敵にも察知されます。
敵味方の両方が分からないところで視ること。
司馬の視るとは、膨大な情報量と経験にあってのプレーです。
一流の中の一流が為せる業でした。
化け物だと思いつつ、アシトは司馬のようになりたいと叫びます。
アシトの指標
⚽ HAPPY BIRTHDAY ⚽
本日「7月3日」誕生日のキャラクターは…
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青井葦人
cv.大鈴功起
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自力で答えに辿り着いたアシトを素晴らしいと称えるガルージャ監督。
一方で注意も必要です。
司馬のプレーは大ベテランだからという、単純なものではありません。
むしろ逆でした。
蓄積したものが瞬時にアウトプットされる、日本人離れした脳の構造をしていたのです。
脳の瞬発力にハッとする杏里。
アシトが司令塔向きだと、以前引き合いに出したシャビの実験には続きがありました。
多くの日本人選手は思考を司る「前頭前野」をフル活動します。
しかしシャビは違いました。
直感を司る「大脳基底核」が試合中に異常なほど活動していたのです。
シャビは考えるのではなく、直感の選手だったのです。
バルセロナの下部組織であるカンテラ。
そこから既に考えるサッカーのカリキュラムが始まり、幼少のころから幾多の場面が蓄積されていきます。
数多くのサンプルである記憶の中から、プレーをしながら直感で選び、実行する。
欧州のトップリーグの選手たちは、考えたその先を進んでいたのです。
ピッチを走るアシトには花の姿が浮かびます。
セレクションの昼食時に、考え続けるようアドバイスした花。
色々なことが考え無しで出来た時こそ、自分のものになった瞬間だと話します。
頑張れとアシトに声援を送りながら、花は笑顔であの名言を送りました。
司馬明考こそが、まさに「考える葦」だとアシトは実感します。
『アオアシ』302-303話のネタバレのまとめ
┏━━━━━━━━
TVアニメ『アオアシ』
第2クールエンディングテーマ
神はサイコロを振らない/「カラー・リリィの恋文」
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花の名言にシャビの実験など、様々な懐かしいエピソードが挿入された今回のお話。
怒涛の展開はまるで物語のクライマックスのようです。
アシトの急成長ぶりはトップチームでも健在でした。
細かいセリフ回しで注目するのは、ガルージャのアシト評です。
当初は福田の秘蔵っ子ということで“ラッキーボーイ”呼ばわりでしたが、今回は“ミラクルボーイ”に変わっていました。
司馬のカラクリは、前の前の前のフィールドを把握する間接視野にはじまり、過去のデータあら最善手を打ち出す処理能力。
さながら将棋の世界です。
かつてユースBチームで素晴らしいプレーをしながらも、当時のアシトを感性の選手だと否定した伊達。
今回は「直感」という言葉が頻繁に使用されましたが、感性とは次元が違うと解釈すべきでしょう。
感性→思考→直感
レベル的にはこんな流れでしょうか。
ここまでのストーリー展開を考えて、連載の初期で花に「考える葦」を伏線でさせていたとしたら、制作サイドは物凄い構成力だと感心します。
シュートを外れた遊馬も残念でしたが、ゴールへの期待も高まります。
最後は余談ですが、司馬の名前についてです。
元々歴史ものに興味がある小林先生。
司馬の由来は「三国志演義」の司馬懿(しばい)からと推測しますが、今回判明したのは下の名前が「明考」でした。
漢字をひっくり返すと「考明」で、音読みすると「こうめい」。
あぁ、諸葛孔明ね。
やはり司馬懿のライバルとして孔明は外せないと思ったのか。
それとも「パリピ孔明」にインスパイアされたのか。
独特の髪型といい、司馬の謎が深まるばかりです。
- アシトが司馬のカラクリを理解した
- 司馬のプレーは時間の蓄積から
- アシトが成長を実感する瞬間
- 直感を重視する選手の思考法
- ガルージャ監督がアシトを称賛
- 司馬の名前の由来が明らかに
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