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ロアン美濃はAチームに上がれるのか?
結論から言うと、まだ上がれていません。ただし届いていない選手ではありません。武蔵野戦で決定機を作りながら、決めきれなかった一本が分かれ目でした。
ロアン美濃はエスペリオンユースの1年生FW、背番号34です。1学年上には兄のオジェック美濃がいます。
兄弟でエスペリオンからプロを目指している——それがこの選手の立ち位置です。
この記事でわかること
- ロアンと兄オジェックの、いまの差
- 武蔵野戦で何が起きたのか
- 夜練に2番目で手を挙げた場面の意味
- アシトにロングキックを教えた技術力
- Aチーム昇格の見込み
先に結論だけ
| ロアン美濃 | 兄・オジェック美濃 | |
|---|---|---|
| 学年 | 1年 | 2年(1学年上) |
| 背番号 | 34 | 17 |
| 所属 | Bチーム | Aチーム |
| ポジション | FW | FW |
| 持ち味 | 高い技術(アシトに指導するほど) | スピードとロングシュート |
| 出自 | ジュニアユースからの昇格組 | ジュニアユースからの昇格組 |
ロアン美濃のプロフィール
ロアン美濃はジュニアユースからの昇格組で、エスペリオンユース所属の1年生です。背番号は34番。
1学年上に兄のオジェック美濃が所属しており、兄弟そろってエスペリオンからプロを目指しています。
見た目からは黒人とのハーフと思われます。船橋学院戦で登場するトリポネとサミーの兄弟と対比する形でキャラクター設定されたのかもしれません。
僕はこう読む
この作品で「兄弟」が出てくるとき、たいてい片方が先に行っています。ロアンと兄も、船橋のトリポネとサミーも同じです。同じ環境で育ち、同じ競技をして、それでも差がつく。アオアシがユースを舞台に選んだ理由がここにあると思います。才能の話ではなく、同じ条件で並んだときに何が分かれるのかを描きたい作品だからです。
ポジションと、出場までの道のり
ロアン美濃はFWとしてエスペリオンで努力を続けています。
Bチームからまだ上がれていないため、最近の物語では出番が少なくなっています。ただしアシトたちがBチームにいた頃は、よく登場していました。
そのBチームでも、初期は苦しい時期が続きます。
アシトがFWをやっていた頃は、同じ1年生の橘総一朗、3年生の藤宮姫央とスリートップを組んでいたため、ロアンに出番はありませんでした。
状況が動いたのは、アシトがサイドバックにコンバートされたあとです。東京都リーグ第3節で、FWとしてスタメンに選ばれました。
ただし、この時期のエスペリオンBチームは絶不調でした。とくにFWの得点能力の低さが目立っており、ロアンも得点は取れていなかったようです。
夜練に、2番目で手を挙げた
ここが、この選手を語るうえで外せない場面だと思います。
絶好調の武蔵野蹴球団との対戦前、絶不調のエスペリオンは、一部の選手だけで練習後の夜練を行うことになりました。
中身は明確でした。エスペリオンが武蔵野に対して持つ唯一の利点である足元の技術を活かすため、相手陣地へロングボールを放り込むダイレクトプレーの反復練習です。武蔵野戦前の1週間は、通常練習でもこの戦術を徹底的に繰り返していました。
この夜練を提案したのは橘総一朗です。
ところが、彼はここまでのリーグ戦でまったく結果を出せていませんでした。同級生の黒田や朝利からは「現金だ」と反発されます。
流れを変えたのは、橘自身が自分の弱い部分と、武蔵野戦への不安を口にしたことでした。
それを聞いて、同じく自分の中に弱さを抱えていた竹島龍一が最初に参加を表明します。
そしてそれに触発されて、2番目に参加すると言ったのがロアン美濃でした。
僕はこう読む
1番目でも、みんなが動いてからでもなく、2番目というのが絶妙だと思います。最初に手を挙げるのは、場を作る側の役目です。3番目以降は流れに乗るだけになる。2番目は、まだ流れが無い状態で自分の意思を示す位置です。反発している同級生がいる空気の中で、ロアンはそこに立ちました。この選手が「まだ上がれていないだけ」だと思う根拠は、成績よりこの一場面にあります。
アシトにロングキックを教えている
もう一つ、技術面の手がかりがあります。
練習で基礎技術が圧倒的に劣っていたアシトに対して、ロアンがロングキックの蹴り方を教えているシーンが描かれています。
人に教えられるということは、自分の中で理屈が整理されているということです。ロアン美濃の技術も、かなり高いのではないかと思われます。
そして武蔵野戦はスタメン出場が決まっていた試合でした。夜練への参加も、指導する側に回っていたことも、気合の入り方の表れだと読めます。
武蔵野戦|決定機を、外しました
スタメンで臨んだ武蔵野蹴球団戦。試合前から、かなり緊張していたことが分かります。
「武蔵野戦に照準を絞る」という望コーチの発言に対して、心の中でこう思っていました。
絞った相手に負けたら、どうなるっていうんだ
かなり弱気な姿勢です。
試合が始まると、開始直後はエスペリオンのダイレクトサッカーがハマります。エスペリオンの時間帯で試合が進んでいきました。
そしてロアンにも、活躍の場面が訪れます。
一緒に夜練をしていた竹島からのロングボールに抜け出しました。試合開始早々の橘のシュートに続く、2度目のチャンスです。
結果は——ボールはゴールのわずか上を通過。
シュートを外したあと、ロアンは地面を叩くほど悔しがっています。この試合にかける思いは、並々ならないものだったのでしょう。
その後は、これといった見せ場がありませんでした。橘が取ったチーム4点目のアシストこそしていますが、勝敗がほぼ確定してからのゴールなので、あまり描かれていません。
トータルでは、本人的に確実に消化不良の試合だったと思われます。
あの一本が、兄との差になりました
ここが残酷なところです。
この試合で活躍したアシト、冨樫、黒田、大友がAチーム昇格を決めています。
つまり——ロアンがあの決定機を決めていれば、兄のオジェックと一緒にAチームで活動できていたかもしれないということになります。
兄オジェックは背番号17、AチームのFWです。スピードとロングシュートを持ち味とする選手で、同じジュニアユースからの昇格組。
同じ道を通ってきた兄弟が、ゴールの数十センチで分かれた。
僕はこう読む
アオアシがすごいのは、ロアンを「実力不足だから落ちた」と描かなかったところだと思います。夜練に2番目で参加し、アシトに技術を教え、スタメンを掴み、決定機に抜け出した。やるべきことは全部やっています。それでも枠の上を越えた。この競技はそういうもので、努力の量とAチームの席は直結しません。兄が先にいるという設定は、そこを見せるために置かれているのだと思います。
Aチーム昇格の見込み
エスペリオンユースの1年生FWには、圧倒的な実力を持つ本木遊馬や、後々Aチームで大活躍する橘総一朗がいます。
そのため、ロアン美濃の活躍シーンはあまり描かれてきませんでした。
ただし、来シーズン2年生になれば、確実にBチームの中心FWであることは間違いないと思われます。そこで活躍してAチームへ昇格すれば——兄オジェックとの共演が描かれることも、十分にあり得ます。
そしてアオアシでは、今まで活躍が描かれていなかった選手が急にピックアップされることが多々あります。ロアン美濃の出番も、待つ価値があると思います。
まとめ
ロアン美濃はまだAチームに上がれていません。ただし、届いていない選手ではありません。
いまの立ち位置を並べます。
- エスペリオンユース1年、背番号34のFW。いまはBチーム
- 兄のオジェック美濃は背番号17でAチーム
- 夜練に2番目で参加を表明した。反発の空気の中での意思表示
- アシトにロングキックの蹴り方を教えている
- 武蔵野戦で決定機を外した。この試合で活躍した4人がAチームへ昇格
僕はこう読む
2番目というのが絶妙だと思います。
最初に手を挙げるのは、場を作る側の役目です。3番目以降は流れに乗るだけになる。
2番目は、まだ流れが無い状態で自分の意思を示す位置でした。
この作品で兄弟が出てくるとき、たいてい片方が先に行っています。同じ環境で育ち、同じ競技をして、それでも差がつく。あの外した一本を実力の差と読むか、たまたま今回はそうだっただけと読むかで、来年のロアンの見え方が変わってきます。
——あなたは武蔵野戦でロアンが外した一本を、兄との実力差だと思いますか。それとも、たまたま今回はそうだっただけだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ロアン美濃は兄オジェックと混同されやすく、立ち位置も分かりにくいところです。背番号34から確認しておきます。
Q. ロアン美濃の背番号は何番ですか?
A. エスペリオンユースで34番です。兄のオジェック美濃は17番でAチームに所属しています。
Q. ロアン美濃のポジションはどこですか?
A. FWです。ジュニアユースからの昇格組で、現在はBチームに所属しています。
Q. ロアン美濃と兄オジェックの関係は?
A. ロアンが1年生、オジェックが1学年上です。兄弟そろってエスペリオンからプロを目指しています。
Q. 武蔵野戦でロアン美濃は活躍しましたか?
A. スタメン出場し、竹島のロングボールに抜け出して決定機を作りましたが、ボールはゴールのわずか上を通過しました。橘の4点目をアシストしていますが、勝敗が決した後の得点です。
Q. ロアン美濃はAチームに上がれますか?
A. まだ上がれていません。武蔵野戦で活躍したアシトたち4人が昇格しており、あの決定機が分かれ目でした。2年生になればBチームの中心FWになると見られます。
Q. ロアン美濃の技術は高いのですか?
A. 高いと思われます。基礎技術が劣っていたアシトに、ロングキックの蹴り方を教えている場面があります。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。 → 運営者情報
最終更新:2026年9月6日


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