「プエルトリコの悪童」マーカス・ロザリオがマネージャーの前で銃をぶっ放す狂気を見せる中、「日本の死神」間柴の部屋では一歩と久美が急接近しています。
電気を消した部屋で、花火の光を頼りに顔を近づけていく一歩と久美の2人。
ふと見た窓の外で一歩の視界に入ったのは久美の兄・間柴の姿です。
久美は間柴は合宿に出かけていて帰ってこないと言い、妄想による幻覚だと落ち着かせようとします。
これで一旦の落ち着きを見せた一歩ですが、次の花火が上がった時、今度は人数が増えていると言い出しパニックになってしまいました。
この状況に久美は電気をつけて深呼吸をしようと提案しました。
そこで2人が見たのは既に帰宅し、ちゃぶ台の前に座っている間柴でした。
間柴は食中毒で合宿が中止になった事と説明し、今の気分は「吐きそうだ」と口にします。
この状況に悪ノリしにきた鷹村達も驚く中、「何をしようとしていた」と聞かれる一歩。
「プエルトリコの悪童」に負けず劣らずの「日本の死神」間柴了。
不味い顔をしている一歩は果たして間柴に何と答えるのか、早速1421話を見てみたいと思います。
『はじめの一歩』1421話!のネタバレ
それでは『はじめの一歩』1421話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
2人のやり取り
間柴は世界戦へ向けての合宿が中止になり、自宅に帰ってきましたが、その自宅では久美と一歩がかなり距離を縮めていました。
その状況を目撃した間柴はパニックになる一歩に「何をしようとしていた」と問います。
それに「ナニを」とうっかり口走ってしまった一歩は、更にしどろもどろになります。
この一歩を見て深呼吸するようアドバイスを送る久美。
2人のやり取りを見ていた間柴は、何かを感じたのか「俺も落ち着いて話をする、手は上げないから怯える必要はない」と言います。
譲歩
怯える必要はないと言われた一歩は、嬉しそうに顔を上げますが間柴の顔を見ていたら、また怯えてしまいます。
これに手を上げそうになる間柴でしたが、久美の助言もあり落ち着いて話を切りだしました。
今、現場を抑えられたお前は八つ裂きにされてもおかしくないと言う間柴でしたが、「お前はまだ生きている、おかしいだろ?」と一歩に問いただします。
すると間柴は「ははっ」と口にする一歩に「譲歩」していると言います。
「譲歩」しているという間柴は、久美も大人になり、保護者として「お役御免」の自覚はあるが譲れない条件もあると言います。
その条件とは「オレより強い男だ」ということです。
そして、一歩は自身に勝った事のある男で、断腸の思いながら「兄」として話し合おうとしていると気持ちを明かします。
どこがいい
兄として話し合うという意外な展開になった中で、間柴は妹のどこが気に入っているんだと尋ねます。
この質問に高速でカウントする間柴。
一旦は時間切れになりますが仕切り直しでキレイ、可愛いと一歩は答えます。
この答えに外面だけじゃないかと怒る間柴は、「外見至上主義者め」と罵ります。
「一時的に知能が著しく低下している」と言い訳をする一歩に、じゃあ内面について久美が質問してみろと言い出しました。
久美は「私の好きな動物は何?」と質問します。
いつもワンポを可愛がっている久美を見ている一歩にとって、サービス問題でした。
カップルへの道
一方、邪魔しに来ていた鷹村達は何も起こらない為、板垣を残し撤収していました。
そんな中、サービス問題を出された一歩でしたが、ここでとんでもないミスを犯します。
何と勝手に「好きな」から「似合う」に変換し、「ネコ」と答えたのです。
間柴はこの答えに「帰れ」と口にしますが、久美は一歩に怒りながらも「お願いだから、邪魔しないで」と訴えます。
この言葉に口を閉ざす間柴でしたが、ここで一歩がそれは言い過ぎだと注意します。
その話の中で、「お兄さん」を連発する一歩に「お前にそう呼ばれる、筋合いはねえ」と怒鳴る間柴。
そして、遂に久美が「あー、もう」とキレて、ちゃぶ台をひっくり返してしまいました。
その反動で外で待っていた板垣の前に転がるコーヒーカップ。
「何か大事件」が発生していると気がつきます。
『はじめの一歩』ネタバレ1421-1422話のまとめ
急接近する久美と一歩でしたが、間柴の帰還により修羅場を迎えようとしていました。
ですが、その間柴も久美が大きくなった事もあり保護者としてお役御免という立場も分かっていました。
そして、久美を委ねる条件である「自分より強い男」にあてはまる一歩に兄として話し合いをしようとします。
それでもアタフタする姿を見せる一歩に強面を見せる間柴。
この2人のやり取りに久美はキレてしまいました。
まだまだ遠いカップルへの道、次週1422話で進展を見せるのか楽しみにしたいですね。
