金城宗幸×ノ村優介「ブルーロック」217話より引用
前回のブルーロックは、ユーヴァースの馬狼照英が身に付けた能力が大爆発していました。
馬狼を気に入った指導者ストライカーであるマルク・スナッフィーは、ユーヴァースの新しい王として一緒に仕事をして行こうと勧誘。
しかし、プライドの高い馬狼には、スナッフィーの哲学が気に入りません。
彼は、スナッフィーの誘いを断ります。
己の力と未来を信じる馬狼に、今度はドン・ロレンツォが接近。
潔癖症の馬狼と行儀の悪いロレンツォの対比が、非常に面白過ぎました。
ロレンツォは、スナッフィーが王冠配達人としての野望を達成した後引退し、指導者の道へ進む為に後継者を探している事を教えます。
同時に、スナッフィーが自分の命を救い金歯を与えて希望をくれた大人だと暴露。
ロレンツォの過酷な昔話も強烈すぎました。
スナッフィーは、再び馬狼に仕事をしないかと懲りずに誘います。
馬狼は、スナッフィーやロレンツォの接触で考え方を改めます。
彼は、スナッフィーの提案に乗る対価として自分を世界の王に育てろと強調。
スナッフィーは快諾して、契約が成立しました。
ユーヴァースは、馬狼メインのチームと化す為に様々な戦術やトレーニングを実行。
馬狼は、スナッフィーから別メニューを与えられます。
それは、ゴールハンターとして活躍する事が必須。
今まで自分が撃ちたい時にシュートをするのではなく、相手の意識が及ばない瞬間にゴールを決める必要性を説明。
捕食者として鋭敏な感覚を養う為、スナッフィーは馬狼に認識させて行ったのです。
試合の中で、主人公・潔世一はユーヴァースの狙いに気づき危険度を警戒。
馬狼は、ユーバースを超連動で動かしてGKである臥牙丸吟の隙を見切ります。
そして、新必殺技である隠密殺撃蹴弾を炸裂させました。
臥牙丸も反応できずに、ボールはゴールネットに突き刺さります。
馬狼の新たなる王としての存在感がとても驚異的に感じました。
同点に追いつかれたバスタード・ミュンヘンは、反撃が出来るのか気になります。
馬狼達ユーヴァースの攻撃も、これで終わる気配がありません。
ゲームの流れが予測不能で、とても見逃せないです。
とても、面白い展開になって行きそうでしっかりと注目して行きましょう。
それでは、今回のブルーロック217話について語りたいと思います。
目次
『ブルーロック』217話!のネタバレ
それでは『ブルーロック』217話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
馬狼照英が持つ捕食者視界(プレデター・アイ)
ユーヴァースの馬狼照英の隠密殺撃蹴弾(ステルス・キルショット)が決まり、試合を観戦していた世界中の者達は歓喜しました。
バスタード・ミュンヘンの臥牙丸吟は、意表を突かれて呆然と立ち尽くします。
ユーヴァースは、同点に追いつきフィールドが騒然。
馬狼は、潔を見て仁王立ちしていました。
彼は、潔に向かって新生ヘタクソ呼ばわりして高圧的な態度を見せます。
潔は、何も返す言葉がありません。
心の中で、馬狼の攻撃が止められないと叫んでいたのです。
潔は、ユーヴァースが自分を潰すシミュレーションを計画。
ボールを奪い、速攻で決めるプレーを完成していたと理解しました。
潔は、ユーヴァースのチーム全体連動がアドリブでできないものだと感じます。
タイミングやアクションは、相当な訓練を重ねたと驚愕。
それは、守備でも無数のパターンがありチームで共有している結束力が強さの神髄だと見抜きます。
ただ、潔の中で疑問に思った点がずっと燻り続けていました。
それは、馬狼照英の隠密殺撃蹴弾だったのです。
何度考えても説明が出来ず納得がいかない潔。
臥牙丸が反応できない技が、タイミングをずらしたのかと思考を繰り返します。
やがて潔は、ある発見をしました。
それは、馬狼がずっと臥牙丸を視て反応できない瞬間を狙っていた事。
新しい眼の使い方が秘密だと解かったのです。
馬狼のシュート力は、超高確率でゴールを奪える精度。
それにGKを視野に入れたプレーは、獲物の隙を狙う要素があったのだとその全貌を見抜きます。
馬狼の新たに得た力は、シュートを決める事に特化した捕食者視界(プレデター・アイ)だと分析。
それは、自分の使用する眼と脳を酷使する超越視界(メタ・ビジョン)とは違う方向性だと気づいたのです。
馬狼照英の決めた隠密殺撃蹴弾が熱すぎました。
世界中を沸かせる強烈なインパクトが大きかったです。
潔を見下す馬狼の態度が、王の風格が漂っていました。
ユーヴァースの組織連動が相当な練習量で築かれたものだと理解した潔。
守備や攻撃でも、チームで共有する鉄の様な結束力の強さに戦慄していました。
潔は、馬狼のスーパーショットについて考察。
それが、臥牙丸を反応させない様に展開していく視界を持っていたから可能だと気づきます。
自分とは真逆の使い方である捕食者視界が強さの秘密だと分析。
馬狼の力は、非常に厄介だと思いました。
潔がこれからユーヴァースにどう対処していくのか気になります。
さあ、話の続きに戻りましょう。
ミヒャエル・カイザーの操り人形、アレクシス・ネス
バスタード・ミュンヘンのアレクシス・ネスは、潔世一と馬狼照英のやり取りを見て内心面白くありません。
ネスは、悔しがり拳を力強く握ります。
自分はフィールドにいるが、何もできていないと何度も後悔。
次第に、顔色が暗くなりテンションが下がって行きます。
すると、ネスの頭を掴む選手がいました。
それは、ミヒャエル・カイザーだったのです。
カイザーは、ネスに向かってみっともないので狼狽えるなと指摘。
彼は、無表情のままネスに指示をします。
ユーヴァースは、要となるドン・ロレンツォを剥がして行けば勝利が確定すると説明。
それを聞いたネスは、次第に冷静さを取り戻します。
彼は、カイザーに向かってそれに従うと返事をしました。
自分が必ずロレンツォを抹殺すると、その背中を見続けていたのです。
一方、無言の潔世一に黒名蘭世が接近。
蘭世は、潔に向かってユーヴァースがヤバいと連呼していました。
彼は、率直にユーヴァースが戦術が何パターンあるのかと質問します。
潔は、不明でわからないがユーヴァースにこのまま呑み込まれれば試合終了だと理解していました。
それを聞いた蘭世は、とてもピンチだと青褪めます。
その背後から、雪宮剣優がやってきました。
雪宮は、潔に向かってユーヴァースを止める策をどう実行するのかと語り掛けてきます。
すると潔は、静かに笑います。
自分達の攻撃が完全に読まれていないから、まだチャンスがあると話して行きました。
そして、試合前の指導者ストライカーであるノエル・ノアの言葉を思い出せと言います。
個人決闘(デュエル)が、バスタード・ミュンヘンを勝利に導くカギとなると宣言。
潔の闘志は、全く衰えていなかったのです。
アレクシス・ネスの落ち着かない光景がとても意外です。
フィールドで満足なプレーが出来ず、自己嫌悪に陥っていました。
そこでネスを救ったのは、やはり敬愛するカイザーです。
頭を掴まれ狼狽えるなと指摘する所は、支配者の貫禄があり過ぎました。
冷静さを取り戻したネスは、カイザーの指示を理解。
ロレンツォを潰せば勝利できると見抜き、自分が必ず抹殺すると過激な返事をしました。
狂気めいたネスの表情や眼光が怖すぎです。
蘭世は、ユーヴァースの攻撃がヤバいと潔に弱音をぶちまけます。
潔は、ユーヴァースのパターンが何通りあるのか把握不可能だと指摘。
危機的な状況を理解した蘭世が青褪める所が面白過ぎました。
雪宮は、潔にユーヴァースを止める方法をどうするのか質問。
潔は、突破口がノアの言葉に全てあると笑います。
個人決闘で対処していく事が、勝利に近づくと強い確信がありました。
潔達バスタード・ミュンヘンのプレーは、ノアの指示を受け入れて優位に展開できるのか楽しみです。
ミヒャエル・カイザーとアレクシス・ネスの連携
フィールドでは、再び試合再開のホイッスルが鳴り響きます。
バスタード・ミュンヘンのアレクシス・ネスは、ボールをユーヴァースゴールまで運ぼうと画策。
彼は、心の中で攻撃方法を呟いて行きます。
攻撃が、自分とカイザーである程度形成が可能だと理解。
3分割・中盤(ミドル・サード)で展開して行けば、全く問題が無いと強い自信がありました。
ネスは、ユーヴァースの選手を寄せ付けずに素早くカイザーにパスを出しました。
ただ、ある問題がある事もわかっていたのです。
それは、ユーヴァースからゴールを決める為のエリアである3分割・前線(アタッキング・サード)。
ピッチを3分割にした場合、フィニッシュを決めるまでの形が重要だと見抜いていました。
ネスは、それを実行する為にある覚悟を決めていたのです。
それは、カイザーのゴールを決める為に何でもやるという強い気持ちでした。
すると、カイザーの前にドン・ロレンツォが接近。
ロレンツォは、カイザーに向かって1on1で戦うかと挑発してきました。
カイザーは、表情を変えずロレンツォに向かって発言。
自分は、2on1で攻撃して行くとロレンツォをクソ金歯呼ばわりします。
ロレンツォは、その方向で行くのかと全く動揺していません。
カイザーの背後からネスが猛ダッシュしてきました。
カイザーは、ネスにボールをパスするプレーを見せます。
即座に、ネスは背中をロレンツォに押し当てて動きを制止。
その脇をカイザーが素早く抜けて行きます。
ネスの軽いボールタッチが、カイザーに向かって放たれます。
ネスが見せたのは、壁&浮球ワンツー(ブロックアンドロブ)でした。
ロレンツォは、それを見て不気味な笑いを浮かべます。
彼は、ネスの絶妙なテクニックに関心。
ネスが成長したと、1人で歓喜していたのです。
ネスは、無表情でロレンツォに言います。
自分は、カイザーの盾だと宣言。
ネスの打ち上げたボールは、カイザーの足下に到達しようとしていました。
試合が再開されてネスは、積極的に攻撃を展開して行きます。
全てはカイザーの為と、強い覚悟で挑むネスの忠誠心が強すぎです。
攻撃の中盤を2人で築けると、信頼と自信に満ち溢れていました。
ただ、アタッキング・サードを抑える事が重要だと理解。
カイザーがゴールを決める為に、何でもやるというネスの気迫がビリビリ伝わりました。
しかし、カイザーの前にロレンツォが立ち塞がります。
ロレンツォは、厭らしい笑いと挑発が不快感満載です。
カイザーは、ネスと一緒に勝負すると宣言。
ネスの身体を使ってロレンツォをブロックするスーパープレーが炸裂しました。
鮮やかで繊細なネスにしか出来ない技は、無駄がないです。
ロレンツォは、ネスの成長ぶりを喜んでいたのが印象的です。
このままの勢いでネスとカイザーの連携が見事に成功するのか、注目して見ましょう。
バスタード・ミュンヘンのピンチを救う潔世一
ユーヴァースのドン・ロレンツォは、いきなり笑いました。
バスタード・ミュンヘンのミヒャエル・カイザーとアレクシス・ネスのプレーは、もうパターン化されているので見抜いていると宣言します。
次の瞬間、上空に浮き上がったボールに飛び上がる選手がいました。
それは、ユーヴァースのDFである蟻生十兵衛だったのです。
十兵衛は、自分が撃墜すると咆哮。
高い身長を活かして、ヘディングでボールを叩き落としたのです。
五十嵐栗夢と氷織羊は、バスタード・ミュンヘンのベンチからそれを見ていて驚きます。
カイザー達の連携も見抜いていたのかと、栗夢は嘆きました。
隣に居た羊は、様々な想定をしたトレーニングの膨大さとユーヴァースの恐ろしさを知り冷や汗を掻いていたのです。
十兵衛は、ハエ叩きする事が自分の担当だと呟きます。
カイザーは、ネスに向かって叫びます。
ルーズボールを即座に確保しろと指示。
ネスは、猛ダッシュしてボールへ向かって行きます。
すると、ドン・ロレンツォが壁となりネスをブロックして近づかせません。
ロレンツォは、ボールを頂くと笑顔を見せます。
羊は、ロレンツォにボールを拾われたらユーヴァースの攻撃スイッチが入ると恐怖していました。
再び怒涛の反撃が開始されると危惧。
でも、次の瞬間にロレンツォの前にある選手がやってきてボールをカットしました。
それは、潔世一だったのです。
潔は、ボールを獲るポイントがここだろとロレンツォに向かって言いました。
ロレンツォは、潔の事を見て年俸5,000万円がきたと残念がります。
ネスは、潔が現れた目の前の光景を信じられません。
潔は、バスタード・ミュンヘンに迫る危機を阻止する事に成功したのです。
ドン・ロレンツォは、カイザー達の連携がもうパターンとなっていると見抜いていました。
十兵衛がボールをハエ叩きして、カイザー達の攻撃を阻止。
相変わらずオシャレで、優雅にプレーを見せる十兵衛が面白過ぎます。
栗夢と羊は、ユーヴァースの様々な対処方法に動揺していました。
ネスは、カイザーの指示に従いこぼれ球を確保しようとアクションを開始。
でも、今度は逆にロレンツォの壁を受けて制止してしまいました。
羊は、ロレンツォにボールが渡ればノンストップの連携攻撃がまた始まると恐怖。
間一髪の所阻止したのは、やはり主人公・潔世一でした。
潔の反撃が開始され、反撃が上手く出来るのか期待したいです。
潔世一と同類の視界を持つ選手、二子一揮
バスタード・ミュンヘンの潔世一は、手応えを感じていました。
超越視界(メタ・ビジョン)を使用して、ドン・ロレンツォの動きが視え届いたと喜びます。
これから自分の個人決闘(デュエル)を展開し、ユーヴァースからゴールを決めるアクションが出来ると強い自信が湧き上がります。
潔は、超越視界でここまでのプレーを全て見抜いていました。
アレクシス・ネスのブロックから、蟻生十兵衛のヘッドブロックの動きを理解。
そこから生まれるボールロストの選択肢は、当然予見できていたと心の中で呟きます。
潔は、ある確信がありました。
無数のパターンを持つユーバースは、団体技が格上で有利。
しかし、流れや動きの中で相手の隙や綻びを見つける個人技は負けないと感じていたのです。
潔は、自分の超越視界がこの局面なら上だと攻撃を始めようとします。
次の瞬間、潔から勢いよくボールを奪う者が現れました。
潔は、突然の出来事に反応できません。
それは、二子一揮でした。
二子の必死の形相が、潔の脳裏に焼き付きます。
二子と潔は、身体がぶつかり接触。
2人は、フィールドに倒れ込みます。
ベンチにいた五十嵐栗夢は、二子のプレーがどう見てもファウルだろうと猛抗議。
ボールは、エリアから外れてしまいます。
倒れた潔は、立ち上がりながら考えていました。
二子が自分の動きを止めた事がありえないと動揺。
自分が超越視界で見せたプレーは、ユーヴァースにとって想定外の行動だったと自信があったのです。
二子も立ち上がりながら、潔に向かって話しかけます。
彼は、潔が良い眼と脳を持っていると荒い息を吐きながら説明。
自分も同類だと宣言したのです。
二子の眼が怪しく光り、潔をひたすら見つめていました。
潔は、それを見てある事に気づきます。
それは、二子も自分と同じ超越視界の持ち主なのかと疑い始めたのです。
潔世一にとって、フィールドを支配しようとする同じ能力者の存在が信じられません。
二子一揮の能力が、潔を無力化しようと動き出したのです。
潔は、超越視界で全てを見抜いていました。
ネスの動きからルーズボールが発生。
それが、ロレンツォに行き渡るポイントを狙えば良いと理解していたのです。
個人決闘に持ち込むのならこちらが有利だと確信がありました。
そんな潔は、反撃しようとした矢先に二子に阻止されてしまいます。
潔は、二子に止められた事を受け入れられません。
しかも、二子の眼が自分と同じ超越視界を使えるのかと驚愕します。
二子が同じ能力者だったら、潔にとっては強敵過ぎます。
よりハードで過酷な戦いや展開が待ち受けていそうで、とても面白くなってきました。
次回の話がどうなるのか、とても期待したいです。
『ブルーロック』ネタバレ217-218話のまとめ
今回のブルーロック217話も熱い内容でした。
馬狼の隠密殺撃蹴弾は、世界中を沸かせます。
潔世一は、馬狼の能力が驚異的だと認識。
臥牙丸吟も反応できない程で、ゴールを決める事に特化した捕食者視界の恐ろしさを肌で感じました。
ネスは、焦りや苛立ちを見せながらもカイザーの忠誠心を行動で見せます。
テクニカルなプレーと連携を駆使して、カイザーのゴールアシストに専念。
でも、十兵衛のハエ叩きやロレンツォにパターン化を見破られていました。
このままユーヴァースの反撃がスタートするかと思いましたが、潔が見事に阻止。
予見してユーヴァースも対処できない状況を見抜き、ロレンツォからボールをカットしました。
個人決闘なら分があると判断した潔は、攻撃を展開して行こうとします。
金城宗幸×ノ村優介「ブルーロック」217話より引用
しかし、それを邪魔する二子一揮が登場。
彼は、自分が潔と同類だと宣言。
同じ超越視界を持つ者通しのぶつかり合いが、見たくない様でとても興味深いです。
バスタード・ミュンヘンとユーヴァースの戦いは、さらに激化して行きそうな予感がします。
潔は、難敵ユーヴァースを打ち破る事が出来るのか気になります。
早く続きが読みたいです。
それでは、また、次の話でお会いしましょう。

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