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【アンデッドアンラック】久能明を…誰も知らない?もう一人のヒーロー!久能明の行動が未来を変える!?

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久能明は『アンデッドアンラック』の中で最も存在感のないキャラクター。

恐らく読者でもこの名前を憶えている人は少ないのかもしれません。

しかし風子やアンディがこの物語のヒーローだとすれば、久能は全てを懸けて彼らを導いた裏ヒーローとも言える存在でした。

それでは物語のキーマンであり、もう1人のヒーローとも言える久能明について徹底的に解説していきます!

 

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【アンデッドアンラック】久能明のプロフィール

久能明は『不明』の否定者

ただしユニオンでもアンダーでもありません。

その正体は、作中に登場する人気漫画『君に伝われ』の作者・安野雲

趣味は漫画を描いたり読んだりで、特技は早描きです。

安野雲として登場したのは第38話ですが、久能明の名が登場し、久能明の真実が描かれたのは第47話のことでした。

1972年に小学生だったので、年齢は50代後半くらいではないかと思われます。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の特徴

久能明は腰まで伸びた黒髪と長いまつ毛で中性的なビジュアルをしています

安野雲(関係性は後述します)と同じジャージとサンダルを着用していますが、久能は胸に名札がありません

また若々しい安野雲に比べて、久能はほうれい線があり年齢を感じられます。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の性格とは?

久能明は常に前を向き、目標を定めて迷いなく進んでいくとてもとても強い人物です。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の能力とは?

久能明の能力は不明(UNKNOWN)

これは自己対象強制発動型の能力で、常に言動行動及びそれで起こった外的変化が自分以外の生物に感知されないというものです。

久能の姿は誰にも見えず、久能の言葉は誰にも届かず、久能がどれだけ触れても気づいてもらえず、そこにいるという気配すら感知されず、たとえどんなことをしようが久能が行った物事は誰にも認識されることがありません。

この世から存在が無くなったようなもので、ひたすらに孤独で悲しい能力です。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の武器とは?

久能明は小学生時代に拾った「Gライナー」という古代遺物(アーティファクト)を使用しています

GライナーはGペン(漫画やイラストを描くために使うペン)型の道具で、描いたものを何でも具現化できるという効果を持っています

何でもというのは自分でデザインしたものから実在するものまで、大鎌や小型戦闘機などの物体からアンディの腕やUMAオータムの爪といった生物(一部だけでも可)まで本当に何でもです。

しかも小型戦闘機なら飛行能力、組織の証なら通信機能、アンディの腕なら不死の能力、UMAオータムの爪なら対象を本にする能力まで、本物の性能をそのまま再現。

神が創ったとされる古代遺物ですら、それが持つ特性ごと再現することが出来ます。

漫画家であり早描きを特技とする久能だからこそ、ここまでGライナーの効果を引き出せたと言えるでしょう。

また久能は「魂の口径(ソウルキャリバー)」という古代遺物も所持しています

これは人から魂を抜き取り物に封じ込めることができるという効果があるもので、ある目的のために自力で探し出しました。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の強さとは?

久能明自身は「不明」の能力により他者に干渉できないため、戦闘描写はありません

ただしGライナー使用でいかようにも出来そうですね。

 

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【アンデッドアンラック】「君に伝われ」とは?

久能明を語るに外せないのが、安野雲として執筆した代表作「君に伝われ」です。

「君に伝われ」は全101巻という少女漫画界最長刊行記録を持つ安野雲の最高傑作あり、SF長編少女漫画の金字塔

物語開始の20年前に第1話目を投稿&本誌に特別掲載され、大人気で即連載になりました。

風子の「人生のバイブル」であり、『アンデッドアンラック』の第1話1コマ目は風子が「君に伝われ」を読むシーンから始まっています。

そしてこの作品は「この世界の過去とこの先の未来が、ある古代遺物によって描かれている可能性がある」として組織(ユニオン)に注目され、調査されることになりました

実際に久能はGライナーで原稿を描いており、そこから風子&アンディと出会うに至りました。

 

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【アンデッドアンラック】久能明と安野雲の関係性とは?

安野雲は「君に伝われ」を執筆した久能明のペンネーム。

しかし作中では久能明と安野雲はやや見た目の異なる人物として登場します。

そのからくりは、安野雲は久能明がGライナーで描き生み出した、自身の分身と言える存在だからです。

久能明は他者に認識されない「不明」の否定者。

そのためどうせ認識されないだろうと思って適当に安野雲(UNKNOWN)と名乗って漫画を投稿したところ、思いがけず世に認識してもらえることに気づきました。

「久能明」として認識されなければOKという理の抜け穴に気づいたのです。

そこで久能はGライナーの能力を引き出して「安野雲」というもう1人の自分を具現化したのでした。

安野雲は久能が手に入れた他者とのコミュニケーションツールということですね。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の過去とは?

Gライナーとの出会いと「不明」の発現

久能明は母子家庭で育った、母と漫画が好きな少年でした。

いつか自分が描いた本を母に読んでもらいたいという夢を持っていた明少年ですが、帰宅途中に拾った「Gライナー」によって大きく人生を変えることになります。

実はこのGライナーには、UMAインフォメーションの捕獲課題の報酬だったと思われる「現存する古代遺物に過去未来の情報を一度だけ付与する」が付けられていたのです

拾った瞬間に、明少年の脳内にこのループにおける過去未来の全てが流れ込んできました。

しかし同時に明少年は「不明」の否定者となってしまいます。

何故ならこのGライナーに込められた情報の流出を防ぐため、神が「不明」を付与していたから

明少年は突如頭に流れ込んできた一大スペクタクルに感動し急いで母に伝えようとしましたが、存在が認知されなくなってしまい、目の前にいるのに行方不明とされてしまったのでした。

 

安野雲で世界と繋がる

息子を失い悲しみに暮れる母の前で悲しみに暮れていた久能でしたが、母の「笑顔で生きていますように。大好きな漫画が描けていますように」という願いを受け動き出します。

久能はペンから流れ込んできた風子やアンディの姿を心の支えとして運命を受け入れ、まずは漫画を一本描くことにしました。

それが「君に伝われ」です。

安野雲として投稿したそれは思いがけず世間に認知され、久能は世界と繋がれたことに涙を流したのでした。

 

「君に伝われ」に思いを込める

ある日久能は本物のアンディの姿を目にし、ペンを拾った時に見た記憶が現実のものだと知りました。

久能は自分の知っている未来がバッドエンドだったため、何とか皆に伝えなければと考えます。

そこで久能は「君に伝われ」に未来の情報を描き込めることにしました

ただし久能は否定者たちの成長を妨げないよう、敢えて「ビリーの裏切り」「四季UMAの攻略」「アンディの過去」の情報を伏せ、風子とアンディの接触を待っていました。

 

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【アンデッドアンラック】久能明の目的とは?

久能明は安野雲を具現化して風子とアンディに接触。

2人を待っていたのはバッドエンドの未来を変えるためであり、この日のために久能は全てを懸けて以下の目的を自身に課していました

アンディ&風子の強化とヴィクトルとの和解

→2人の成長を促すため、オータムの爪を具現化してアンディを本に変え、古代遺物「魂の口径」によって風子の魂をその本に封じ込めアンディの過去とヴィクトルの存在に触れさせました。

不可視ショーンによる風子暗殺の阻止

→風子がショーンに殺されたことがバッドエンドへの分岐点となったため、安野雲として介入して風子を守りきりました。

リップの身体を戻す

→UMAオータムを捕獲するには、少年の姿になっていたリップの身体を戻す必要があるため、久能は古代遺物「ライフ・イズ・ストレンジ」を具現化・使用してリップを15歳分成長させました。

※「ライフ・イズ・ストレンジ」は他者の年齢を操作できる古代遺物で、操作した10倍の年齢が使用者に降りかかります。

 

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【アンデッドアンラック】久能明は死亡した?

「ライフ・イズ・ストレンジ」を使用した代償で安野雲は消滅

久能明自身は生存していましたが、しかし未来を変えた代償か「Gライナー」も砕けてしまい、久能は二度と安野雲を描くことが出来なくなってしまいました

他者と接触する方法が無くなり、また独りになってしまったのです。

しかしヒーローたちを導いた安野雲という存在はアンディたちの記憶に残ることになったので、久能はもう孤独ではありませんでした

そしてラグナロク(最終戦争)の時も久能は皆と同じ場所にいました。

戦いに参加することは出来ませんでしたが、次は勝利の物語が描けることを願って最後まで見届けたのでした。

 

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まとめ

久能明は「不明」の否定者となり、過去未来の情報を知るという唯一無二の重要な役目を背負わされながらも誰からも認識されなくなるという孤独の人生を歩むことになりました。

否定者は皆その能力により殆どの人物が悲惨な体験をしてきたわけですが、久能の人生は桁違いにハードだと思います。

それでも前を向き、神が創るクソゲーの穴を見つけ、全てをかけて風子たちを導いた姿が本当にかっこいい!

久能明の魅力は一言では言い表せませんが、ジュイスの言葉を借りると「その勇気と生き様に心から敬意を表する」です。

ぜひ裏ヒーローたる久能明の人生を知り、彼のことを覚えていてください!

 

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