ラトラは組織(ユニオン)に敵対するUNDER(アンダー)のメンバーの1人として登場しました。
クールな見た目とは真逆で優しく慈愛に満ちたラトラはみんなに愛されるキャラクターです。
リップとは友達以上恋人未満?!
悲しき過去を背負ったラトラについてまとめてみました!
目次
【アンデッドアンラック】ラトラのプロフィール
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラはUNDER(アンダー)のメンバーの1人です。
何らかの否定者であることはわかっていますが、正式な能力名は現段階では不明です。
否定者になる前は有名な占い師として特集を組まれるほど活躍していました。
初登場時はフルネーム不明でしたが現在はラトラ=ミラーであることがわかっています。
組織(ユニオン)から奪った円卓の席ではⅦ席に座っています。
年齢も正確には明かされていませんがリップの1歳上です。
ラトラにはライラという双子の妹がいて、リップとは幼なじみです。
黒競売ブラックオークションでリップと一緒に初登場しました。
大型バイクや古代遺物を乗りこなすなど、男顔負けの運転技術を持っています。
【アンデッドアンラック】ラトラの特徴
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラの特徴と言えば美しい容姿です。
ラトラは身長170センチ程度と女性としては長身でスタイル抜群!
特に初登場時に身に纏っていたドレス姿ではラトラの美しいプロポーションが見られます。
普段からライダースーツやピッタリとしたジーパンなど、体のラインが強調される服を選ぶのも、彼女が美しいスタイルの持ち主だからでしょう。
ラトラが美しいのはプロポーションだけではありません。
黒髪を前下がりボブに切り揃え、猫のような大きな吊り目が大人の魅力を醸し出しています。
肌の色は小麦色で、健康的な女性でもあります。
もう一つのラトラの特徴を挙げるとすれば、リップの相棒役であることです。
常にリップと行動を共にし、側から離れません。
ラトラ=リップというくらい2人は一心同体なのです。
【アンデッドアンラック】ラトラの性格とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラは一途で慈愛に満ちた性格をしています。
幼なじみのリップのことを大切に思っていますが、妹・ライラの気持ちを考え、自分の気持ちには最後の最後まで蓋をしています。
その容姿からクールに見られがちですが、とても情に厚いのもラトラの持ち味です。
例えばユニオンの一員である風子は仲間とは言えませんが、クリードが風子に銃弾をつければ身を挺して守ろうとしていました。
その優しさからか、同じくUNDER所属のバニーからも「ラトラねーたま」と呼ばれ、慕われている様子がわかります。
黒競売ブラックオークションでは大胆なドレスにメイクも気合をいれるなど可愛くなりたいという乙女な部分も持ち合わせています。
なお、お酒を飲むと開放的になるのかリップに抱きつきキスを迫るシーンもありましたw
その後は桜の木にまでキスしていたので、酔うとキス魔になってしまうようですね!
自分のことより他人のことを思いやれる性格のラトラは組織を飛び越えてみんなに愛される女性なのです。
【アンデッドアンラック】ラトラの能力とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラは何らかの否定者であることは間違いないですが、公式には公表されていません。
ラトラの能力は大きく分けて2つに分類されます。
まず、1つ目はラトラが断言した言動は必ず外れる、というもの。
これはライラの手術時に初めて発動した能力で、それまで凄腕の占い師だったラトラの人生を狂わせました。
例えばリップに対して「絶対死ぬ」と言えば絶対に死なない、といった具合です。
2つ目は相手の攻撃の軌道を変えることができる、というもの。
これも1つ目の能力の応用なのかもしれませんが、別に言葉にしなくても攻撃をかわすことができるので、発動条件はまだ不明です。
初登場となったオークションの時には、リップを守るため、アンディの攻撃の軌道を見事に変えています。
ラトラの能力は攻撃に特化したものではなく、仲間をサポートする能力と言えそうです。
ただし、強力な能力ゆえに発動条件もあります。
それはラトラが意識をしない事象には効果がないということです。
不意をつかれたり、予想できない事にはラトラの能力は効果を発揮しません。
【アンデッドアンラック】ラトラの強さとは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラの強さは1人ではなく、誰かと共に戦うことで発揮されます。
使い方によっては相当強力なものといえます。
自分の言動が必ず外れるという能力ですが、使い道は幅広く、心臓の側を撃ち抜かれたはずのリップが死なずに済んだのもラトラが「こいつは今日、絶対に死なない」と言ったからに他なりません。
相手の攻撃の軌道を変えられる能力も、リップや風子の命を救いました。
ラトラ1人では敵を倒すことは難しいのですが、仲間と一緒なら非常に強力なサポートが可能なのです。
【アンデッドアンラック】ラトラの過去とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラには、生まれつき心臓が弱いライラという双子の妹がいました。
2人は瓜二つですが、性格は真逆。
勝ち気でガサツ(リップ談)なライラとおしとやかなライラ。
リップは2人の幼なじみだったのです。
心臓病のせいで長く生きられないと言われてしまったライラを救うため、ラトラとリップはそれぞれの道を歩んでいきます。
ラトラは占いを極め、的中率100%と呼ばれるまでに成長します。
リップも最年少の天才医師となり、ライラを救おうとしていました。
ラトラは占いで手術をするのにいい日を占ってあげました。
この日なら、きっと手術は成功する。
心からそう信じていました。
ところが手術当日…。
リップが手術した傷口からの出血が止まりません。
実はこの時、リップの不治が発動していたのです。
それもラトラの占いが当たらなくなったのと同時に。
ラトラの否定能力もこの時に発動したものと思われます。
不治とラトラの否定能力が発動したせいで、ライラは命を落としてしまいます。
深い絶望と後悔に苛まれたラトラは、リップと共に新しい世界に行けるという古代遺物(アーク)を求め、戦う道を選ぶ事になります。
【アンデッドアンラック】ラトラの目的とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラの目的はジュイスが所有する「アーク」を手に入れ、もう一度ループをやり直すことです。
やり直した世界でライラを救うことがラトラの目的の一つです。
でも、ラトラには別の真の目的があると思えてなりません。
それはリップの願いを叶える事です。
リップはライラを甦らせるために何もかもを捨てる覚悟で臨んでいます。
それは一途に愛する人のためです。
ラトラにとっての愛する人はリップであり、リップの願いを叶えることこそラトラの目的に見えます。
もちろん、ライラを救いたいという思いにも嘘はないでしょうが。
「いつだって私を巻き込んでくれない」
ラトラはアンディとの対決に1人で挑んだリップにそう言いました。
ラトラはリップのために命をかける覚悟があるのです。
ラトラは自分が死んでもリップがアークでライラを救えたら、リップが笑ってくれたら…それでいいと思っているのです…。
自己犠牲が過ぎるような気がしますが、その生き方はラトラの慈愛あふれる性格そのものと言えますよね。
【アンデッドアンラック】ラトラとリップの関係性とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラとリップの関係性は”友達以上恋人未満”です。
これはラトラが自ら語った関係性で、この時のラトラはとても切ない表情を浮かべていました。
ラトラはリップを大切に想っていますが、リップの心にはライラがいることを知っているからでしょう。
どうにもならないとわかっていてもリップから離れることができないのです。
なお、リップはライラが亡くなる前にプロポーズをしています。
ラトラはそれを木の影から涙ながらに見守っていました。
この時のラトラは、妹の幸せを願う心と自分の恋心への複雑な気持ちが入り混じっていたことでしょう。
死んでしまった妹には勝てませんよね…。
ラトラはそのことをよく知っているのです。
だから、ラトラは一貫してリップに対して深く踏み込むことはありませんでした。
ただ、一方のリップは「命をかけて守りたい奴が2人いる」と発言しています。
これはラトラとライラのことを指しているものと思われます。
リップにとってラトラは自分の命より大切な存在なのです。
それが恋かどうかはわかりませんが…。
ラトラがリップに自分の想いを打ち明けるのは本当に最後の最後でした。
アークをかけたアンディとの対決の際、ラトラはこんな発言を残しています。
「アンタが好きな人のために命をかけて良いのなら、私の命くらいかけさせて」
好きな人のために命をかける…。
この瞬間、リップはラトラの想いをようやく受け止め、抱きしめました。
でも、リップはライラへの一途な想いを消すことができません。
リップとラトラ・ライラの関係はループした先でどう変わっていくのでしょうか?
【アンデッドアンラック】ラトラは死亡した?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラはリップを守るため、アンディの頭にメスを刺し、回復を遅らせた上で叫びました。
「アンタには100%当てられない」
ラトラが言った言葉は100%外れます。
つまり、100%当たるという事になるのです。
リップはラトラの否定能力に抗えません。
アンディにメスを刺しているラトラごと「走刃脚ブレードランナー」で貫通させました。
リップの目からは涙が溢れました。
アンディは重症を負い、ラトラの狙い通り動きが止まります。
リップはラトラを抱きかかえました。
しかし、アンディにも譲れないものがあります。
ラトラが自分の命を犠牲にしてまで止めたアンディでしたが、再び復活…。
リップとの激しい攻撃の末、アンディの勝利が確実なものとなった時、アンディはラトラとリップを隣に並べてくれました。
ラトラは最後の力を振り絞り、ループに臨むアンディにライラが死んだ日や病院を伝えました。
自分たちが果たせなかった”ライラを救う”ことを成し遂げてくれると信じて。
「ラトラがずっといてくれた…」
リップがそう言い残して死亡すると、ラトラはその唇にそっとキスをしました。
「ずっとかっこよかったよ」
リップの後を追うように、ラトラもここで死亡したものと思われます。
その後迎えたラグナロクにラトラの姿はありません。
新しいループでは笑顔のラトラに会いたいですね…!
まとめ
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
ラトラはUNDER(アンダー)のメンバーの1人として登場しました。
何の否定者なのかは現段階では不明ですが、自分の言動を100%否定し、敵の攻撃の軌道を逸らすことができます。
ラトラは170センチの身長に抜群のスタイルを誇る美女です。
リップとは幼なじみですが、密かに想いを寄せています。
ラトラには双子の妹・ライラがいました。
ライラは生まれつき心臓が弱く、10年も生きられないと言われていました。
ラトラはライラのために占いを極め、医師になったリップと共にライラを救うための手術に挑みましたが…その手術中にリップの不治が発動し、ラトラにも否定能力が発動してしまいます。
結果、ライラを失い、ラトラは深い絶望に突き落とされてしまいます。
ラトラはリップにアークの存在を伝え、ライラを救うために共に戦う道を選びました。
ラトラはアークを手に入れる為、ついにアンディと対決するリップを追い、参戦します。
ラトラは命懸けでアンディを押さえ込もうとしますが、不死であるアンディは強すぎました。
後一歩及ばず、願いをアンディに託したラトラはリップを見送った後に静かに死亡しました。
次のループではライラが救われることを願うばかりです。
ただラトラとライラが揃う事になりますので、リップは悩んでしまうかもw
何にしても、心優しいラトラが幸せになれるループを実現して欲しいものですね!
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