「アンデッドアンラック」の主人公であるアンディは、ある目標を持っていながら現在まで叶わないでいました。
そんな中、アンディの運命を大きく変えたのが「アンデッドアンラック」のもう1人の主人公の風子です。
今回は風子との出会いから変わっていくアンディの運命と過去を見ていきたいと思います。
目次
【アンデッドアンラック】アンディのプロフィール
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
アンディは年齢「分からん」体重「知らん」というプロフィールを持っている謎のキャラクターです。
この事からアンディの詳細は不明となっていますが、風子との出会いを経てから徐々に明らかになっていく事になります。
多言語話者で傭兵歴があり、理容師も経験しているなどとんでもないプロフィールがあるというのが、推測できます。
因みにアンディという名前は、出会った風子によりつけられています。
【アンデッドアンラック】アンディの特徴
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
アンディは悪人面で銀髪のオールバックに額に刺さったカード、筋骨隆々な筋肉質な身体が特徴です。
また、左胸には弾痕のような傷と「1865」の数字、左肩には「DEAD END」の入れ墨が入っているのも特徴的です。
「ユニオン」に加入した後は、全裸の状態からUMAクローゼスを憑依させ、無茶苦茶な注文で屈服させて着用させています。
【アンデッドアンラック】アンディの性格とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
「ユニオン」に加入したアンディですが、一言でいえば「粗暴」な性格をしています。
この性格はアンディの能力から来ていると思われ、その特性からか何事もまずは正面から突っ込んでいく直情的な感性を持っています。
その一方で、サッパリで理知的な一面と素直な一面も持ち合わせており、指摘されれば直ぐに謝るなど人の意見を素直に受け入れる様子を見せています。
また、数百年生きてきたからか、時折垣間見せる優しさと紳士的な態度はガサツとはいえない性格も見せています。
その他、「流行のものを楽しむ」というミーハーな一面もありご当地飲食物を楽しみにしているなど、死にたがっていながらも人生を謳歌している様子で、「いいね、最高だ」が口癖となっています。
【アンデッドアンラック】アンディの能力とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
アンディは自己対象強制発動型 の「UNDEAD-不死- 」の否定者です。
能力としては自分を死に近付けるありとあらゆるものを否定するもので、傷や欠損はもちろん、老いも死に近付く要素として否定されています。
そのためアンディの外見は20代半ば位で止まっています。
この能力からアンディは不死身の体で首が離れた状態で首から下を動かせたり、千切れた部位を高速で再生し、その勢いで素早く高い跳躍を可能にするなど多彩な技を持っています。
ですが「不死身」であるものの「不敗」ではない為に敗れる事もあり、アンディはその都度「弱点」を補えないかと模索している姿を見せています。
【アンデッドアンラック】アンディの武器とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
「UNDEAD-不死- 」の否定者のアンディが帯刀しているのは「UNBREAKABLE-不壊-」の否定者が制作した決して壊れない日本刀・不壊刀「倶利伽羅」です。
この刀は追手が使用していたものでしたが、追手の死後にアンディに刺さっていた事から、そのまま使用するようになっています。
この為に不壊刀「倶利伽羅」は無茶な死に方や体に刺しての抜刀術でも決して劣化しない事から、「不死」の能力と相性が非常に良い刀となっています。
アンディはUMAクローゼス(通称クロちゃん)を服従させ、「ユニオン」の開発したDBというバイクに跨る姿を見せています。
また、アンディの額に刺さった「リメンバー」はヴィクトルの記憶を閉じ込めており、抜くと記憶が蘇りヴィクトルの姿となります。
【アンデッドアンラック】アンディの強さとは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
不壊刀「倶利伽羅」を操るアンディは、UNDEAD-不死- の能力を使った様々な技を見せています。
千切れかけの部位を再生の力で押し出し放つ「部位弾」や腕の再生力で抜刀の速度を上げる「再生抜刀」、手首、足首から血を噴射する血廻など、常人ではあり得ないアンディ特有の強さを見せています。
また、その後、風子との出会いで自身の人生をやり直したアンディは更に強くなっており、戦勝の神ヴィクトルに劣らない実力を手に入れています。
その修行で習得したのが以下の技になります。
「再生滑走」
足を何周にも捻り、その再生力で移動する技。
「紅渦弾」
捻った腕を振り投げて飛ばす、特殊な部位弾。
「死閃・死刃・死道 」
ヴィクトルの使用技の模倣。
「血刃纏」
今までの再生抜刀に加えて、刀に付着した血を硬化させる剣技。
「紅火山弾」
紅蓮弾のさらなる上位技。
「血死闘法」
手足を捻り、肘から血を噴射して威力と速度を底上げした近接戦闘術でぶっつけ本番のアンディらしい技。
「橈骨骨杭」
前腕の橈骨を肘側に脱臼させ、肘が歪んだ反動で骨を打ち出す技。
「再生抜刀 背骨鞘 大紅蓮三日月」
刀を背骨に縦に刺し、そのまま縦振りで斬撃を放つ最速の一振りである大技。
「死影」
ただの等身大のかさぶた。
「死重奏」
体を骨・皮・血・肉の4つに分解して魂を乗せ操作する技。
「不運弾」
これまで自爆特攻でしか発動できなかった風子の不運とのコンビネーション技。
「銀繊月」
魂を刀に乗せて相手を斬る技。
アンディは「人は魂で生きている」 「そういう世界だと俺は信じる!」 という言葉と共にかなりの成長と強さを手に入れているのが分かります。
【アンデッドアンラック】アンディの目的とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
アンディの目的は、「最高の死」を迎える事です。
これは自身が「UNDEAD-不死- 」の為に、永い生から抜け出そうとしているからです。
そして、その中で出会ったのが風子で、アンディは風子が否定者だと分かると共に「ユニオン」に加入しています。
この事から分かる通りアンディは、永い生から抜け出そうと「最高の死」を目指す、生き生きとした不死者だというのが分かります。
また、余談ですが同じ「不死」のゾンビと同じだというのが嫌いで「同じにすんな」と否定しています。
【アンデッドアンラック】アンディと風子の関係性とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
「UNDEAD-不死- 」のアンディが、出会ったのが、「UNLUCK-不運-」の否定者である出雲風子でした。
風子は自らの能力に嫌気がさし、自殺しようとしていました。
この時、風子の「UNLUCK-不運-」が自身を殺してくれると確信したのがアンディです。
そして、この後、風子も自殺をするのを諦めアンディと行動を共にする事になります。
風子は後々、アンディにとっては居なくなっては困る存在となっていきます。
因みに風子はアンディをよく観察しており、以下の事をメモしています。
- 「FUKO′S ZOMBIE MEMO!!」
- 「背中に刀」
- いつも(刀を)背中に刺してる 痛そう
- 「額に刺さったカード」
- (アンディの)記憶を封じてるカード 痛そう
- 「指などが出血」
- 噛み千切って指をブシャって飛ばせる痛そう
- 「左肩に入れ墨」タトゥー 後で意味をききたい
- 「左胸に弾痕」
- 再生するのにいつも残ってるキズあと 痛そう
- 「ズボン」ちゃんと履いててほしい 困る
【アンデッドアンラック】アンディの過去とは?
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
「UNDEAD-不死- 」のアンディですが、「俺はガキの頃の記憶が、ほとんどない」と幼少期の記憶を持ってなく、自分が何者なのか今も分かってはいません。
明らかになっているのは、アンディの中に封じられた存在がオリジナルで、アンディはその後生み出された人格であるという事です。
この為、額のカードを引き抜くとフラッシュバックが生じます。
また、アンディとしての最も古い記憶は「1865年4月15日ワシントンD.C.」で50年前にジーナに捕らえられ「ユニオン」に10年間拘束・拷問されていました。
その後、40年前に脱走し、消息は絶たれていましたが、不死である為たくさんの経験をしており、美容師時代や傭兵時代があった事が判明しています。
他、一年間日本に滞在し「UNDER」の友才から指南を受け月光流の「免許皆伝」居合盈月を習得しているのも分かっています。
この為、現在アンディは自身が不死の運命を辿っている理由を知っていく事になります。
まとめ
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アンデッドアンラック/©戸塚慶文
「アンデッドアンラック」の主人公アンディは風子と出会い「最高の死」を目指す「UNDEAD-不死- 」の否定者です。
アンディはこの能力から、まさに無茶苦茶な性格をしていそうな感じですが理知的な一面や優しさも持ち合わせており、風子をドギマギさせています。
風子の影響で徐々に考え方も変わり、強さの成長を見せているアンディ。
アンディの過去だけでなく、風子との関係もどんな風になっていくのか楽しみにしたいですね。
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